理学療法士を辞めたいと思う時。1番の理由は人間関係。

理学療法士を辞めたいと思う時。1番の理由は人間関係。
理学療法士になったものの理学療法士の適性や人間関係や理想と現実とのギャップなどで理学療法士を辞めたくなる瞬間は必ずきます。

国家資格である理学療法士という医療職には資格が必要になるので気軽に理学療法士になることができません。

膨大な時間とお金を使い、国家試験に通り、晴れて理学療法士という仕事に就くことができます。

理学療法士の仕事を高校の職場見学で体験することはできませんし、高校時代はスポーツで怪我などをしない限りリハビリとは無縁の生活を送るはずです。

学校の実習中に仕事の疑似体験はできますが、実習は学校に入学した後なので理学療法士が嫌だと思っても進路変更することは難しくなるでしょう。

しかも、実習では理学療法士の魅力の1/10以下しか分からず、患者さんの評価ばかりでほとんど理学療法を提供させてもらえず、気軽に患者さんと話すことすらできません。

また、実習のほとんどは見学なので、只々つまらなかった記憶しかありません。
私は現在5年目の理学療法士ですが、理学療法士の良さに気付いたのはごく最近です。

それぐらい理学療法士の仕事をして月日が経たないと理学療法士の仕事の良さは分かりません。

話しが少しそれましたが、簡単に理学療法士の仕事が疑似体験できない以上、理学療法士になってから理学療法士を辞めたいと思ったとしても膨大なお金や時間がかかっているので一般職のように「じゃ辞めます」では済まされません。

今まで費やしたすべてがムダになります。

私は何度か理学療法士を辞めたいと思ったことがありますが、友達や家族と相談し、なんとか今も続けられています。

一時期本当に精神状態が悪くなり、真夜中に母に電話したぐらいです。

理学療法士が辞めたいと思う理由は何でしょうか?

そして解決策はあるのでしょうか?

それをここでは説明していきます。
泣くねこ

もう理学療法士てやっていく自信がない・・・

目次

理学療法士を辞めたいと思う理由ランキング

1位 人間関係

人間関係で落ち込む理学療法士の女性
理学療法士を辞めたいと思う一番の理由は、人間関係ではないでしょうか。

私が理学療法士を辞めたいと思ったきっかけは、上司の傲慢さにありました。

当時の私の上司は、どれだけ間違っていることであろうと自分の考えが絶対であり、強引に自分の論理で相手を貶める口達者な人でした。

立場上相手は上司なので、反抗することもできず、日々ストレスが溜まります。

上司と話すときは表面上は笑顔でいても、「この人は本当に信用できない」と心の中では思っていました。

人間関係が悪いと本当に毎日が辛いです。
直接話さなくても顔を見なければいけないので、それだけでストレスになります。

さらに、職場の雰囲気が悪いと1日中職場の人間と喋らない&喋りかけられないわけですから、周りが楽しそうに話しているのに自分だけ一人なわけですからかなりの孤独感を味わいます。

職場での孤独感は何ものにもかえがたい一番の精神不安を招く原因となります。

私は実際に孤独感を味わい、何度も早退をし、精神が最高にまで悪化したときには事務長案件にまで発展したことがあります。

そのとき、どれだけ仕事を辞めたいと思ったか分かりません。

私の場合は、40代と転職活動をするにも後がなかったので、抗不安薬を飲んでなんとか持ちこたえました。

理学療法士の人間関係は上司、同僚、後輩だけでなく同じ職場の他部署の職員または患者様がいます。

まさに人間関係のストレスが溜まりやすい職業といえるでしょう。

本当に人間関係の悪化より仕事を辞めたいと思う理由はありません。
しょんぼりねこ

もう誰も信用できない・・・

2位 給料の低さ

財布の中身が空っぽの理学療法士
理学療法士は理学療法士になるための苦労と時間と学費に見合わないほど給料が低いです。

もし私が人生をやり直せるとしたら、絶対に理学療法士にはならないとは言いませんが、上位10%に入れるように最初から最大限の努力をします。

もし高校生の学生に理学療法士になりたいという人がいたら、まともに生活ができないので理学療法士になりたい気持ちが本気でないならば、「理学療法士になるのはやめとけ」と言います。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。
昇給がほとんどなく、最大年収を迎える50代でも年収が461万円です。
※参照元:平均年収.jp

給料が低くても生きていくことはできますが、行動にあらゆる制限が生まれます。

住む場所も食べる物も着る物も車も子供の人数も教育などもすべて2,3ランク下のものになります。

人の欲は言い始めたらきりがないですが、ある程度余裕のある生活を求めるものです
女性が希望する相手の理想の年収は、500~700万円が 32・8%ともっとも多く、全体の72%が400万円以上を希望しています。
結婚滅亡~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~
婚活はほとんどの女性が男性に求める年収は400万円以上で、土俵にすら立つことができません。

私は経歴があまりにも悪く、年収の高いところに転職することや他の職に転職することは半ば諦めているので、年収をこれ以上上げることが難しい状態です。

そのため、現在42歳ですが結婚や子供を諦め、独身のままです。
また、一般職と違い、理学療法士は頑張ったところで昇給することがありません。

要するに勉強してもしなくても給料は一定のままなので、当然の帰結として勉強にお金を掛けないことが一番お得をする理学療法士としての人生戦略になってしまいます。

したがって、私が見てきた理学療法士のほとんどがやる気がなく、勉強をしている様子も全くありませんでした。

PTOTSTネットの掲示板を見ていると、給料の低さに嘆き、他職種に転職するひともちらほらみられるようです。

仕事の価値をお金に重点をおいている人にとっては人は一番理学療法士を辞めたい理由になると思われます。

3位 仕事が多い&残業がある

理学療法をする男性
一時期妊娠や体調不良でリハビリスタッフが極端に少なくなったことがありました。

当然、リハビリ単位数が1日の枠に収まるうちは会社は臨時に雇ったりしてくれません。

仕事が倍の量になり、当然書類業務が時間内に終わらないので残業していたことがありました。

残業といってもサービス残業で、それでも終わらないので朝の7時に出勤したりと本当に地獄でした。

時間外でお金をだしてくれるならまだやる気も出ますが、上司に相談しても「しょうがない」というだけです。

上司は定時に帰り、「ふざけるな」と思いましたが、立場が弱いのでどうしようもないです。

私と同じように激務で辞めたいと思う人も多いのではないでしょうか。
怠惰ねこ

燃え尽きました・・・

仕事量や残業の有無は職場によって大きく変わります。

病院やクリニックなどはリハビリの単位数が多いので、仕事量が多く、業務時間内に仕事が終わらないことが多々あります。

私の友達は1日の単位数が21単位あるため、実質7時間ずっとリハビリしています。

残りの時間でカルテなどの書類業務をこなさなければいけないので、はっきり言って激務です。

私が現在働いている老健は1日の単位数が多くても12単位ほどなどでかなり楽に働け、残業などはほぼありません。

4位 仕事内容が面白くない

デイサービスで運動するシニアと理学療法士
私たち理学療法士の中で1番人気があるのが回復期です。

なぜなら、一番一人の患者さんに対する単位数が多くリハビリできる時間が長いため、治療効果がだしやすいからです。

老健などでは回復させるというよりも能力を維持させたり、環境を整えて日常生活を過ごせるようにするリハビリが多く、治療しているという実感が沸きません。

したがって、働く場所によっては仕事内容がつまらなく感じてしまってもしょうがないと思います。

老健の理学療法士の仕事を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
他にも急性期ならばリスク管理が主でやれることはほぼROMのみとポジショニング、デイケアなども時間が短く回数も少ないので能力の維持が目的になります。

人は変化があるからこそ楽しさを感じるので、患者さんの身体能力を維持させるのも大切なことではありますが、リハビリの面白みに欠けてしまってもしょうがないと思います。

また、新しい知識を取り入れずに同じリハビリばかりしていては仕事につまらなさを感じてしまっても当然といえます。

臨床思考過程を繰り返して、患者さんが回復していく過程を見るから楽しいのであり、ただの筋トレをしていたら患者さんが良くなったでは楽しくありませんし、そもそも理学療法士じゃなくてもできます。

あくまで私たち理学療法士が専門職としての仕事をするからこそ面白みが生まれてくるのです。

仕事内容が面白くないという前に、自分が仕事を面白くする努力を続けているのか考える必要があるでしょう。

5位 成長できない

高齢者を歩行訓練する理学療法士
理学療法士としての成長は、環境に左右させるところが多いのが事実です。

楽な職場で働いていれば、もちろん成長することはありません。

楽な職場でなくても、優秀な先輩方がいなければ教えてもらえる人がいないので成長することはありません。

環境が良くても、自分から学ぼうと思わなければこれもまた成長できません。

成長したいと思っていないのならいいですが、向上心が高い人にとっては職場環境は自分を成長させるための一つの要因ではあります。

といっても、今の仕事に真摯に取り組んでいない人はどこの職場に行っても結局一緒です。

成長できないと人生がつまらなく感じてしまうので理学療法士を辞めたい要因になってしまってもしょうがないと思いますが、そもそも今の職場で全力を出し切っているのでしょうか?

知識として職場で学ぶことが出来なくても、独学で勉強をする方法があります。

私はどちらかと言えば独学で勉強し、知識を身に付け、日々成長を感じることができています。

成長するために一番大切なことは『一流を目指す覚悟』だけで、それがない限りはどこの職場に行っても成長することはありません。

6位 職場の将来が不安

デイサービス、デイケア、放課後等デイサービスなどの中小企業が増えてきたため、そういったところに就職される理学療法士も多いのではないでしょうか?

介護保険が変わるたびに、介護報酬が変えられ、そのたびに経営が大変になっている職場も多いでしょう。

収益が悪い以外にも介護職員の人員不足などの問題もあり、廃業のニュースもちらほら聞くので自分の職場は大丈夫かどうしても考えてしまいます。

職場の規模が小さいために自分が定年まで勤められるのが心配になるとも当然と言えます。

20代や30代などの若いうちはいいですが、40代50代と歳を取れば取るほど、転職に不利になるため、転職するなら早めにと考えている方もいらっしゃるでしょう。

理学療法士が働ける職場が増えたことは好ましいことですが、これから先は理学療法士が余る時代になってくるので、どうしても恒例の理学療法士の需要が下がります。

今の職場を辞めて定年まで勤められるところに移りたいと思うことは当然といえます。

理学療法士を辞めたいと思ったときの解決策

信用できない人とは距離を取る

屋上で泣く理学療法士
信用できない相手ならば、『距離を取る』ことをお勧めします。

成人した大人が何を言われようとも性格は変わりません。

それならば、「信用できない相手」と認識した上で接すればいいのです。

表面上は笑顔で最低限の会話さえしていれば、仕事は進みます。

プライベートなどの込み入った話は全くする必要はありません。

私は相手によって距離を測るごとによって人間関係に関しては悩みがなくなりました。

人はどうしても相性があるのです。相性が悪いからと転職していてはきりがありません。

転職は最後の手段として、まず『距離を取る』ことから始めてみてください。
他人さんには近づけば近づくほど、同じだけストレスも生まれるからね。
家族だけは別物と言う人もいるかもしれんけど、結局は同じことよ。近づき過ぎないことがコツやないかな。人付き合いのストレスを減らしたければ、他人さんじゃなく、孤独と仲良くすることや。
不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方
そして、もう1つ人間関係についてアドバイスするならば、他人への感謝を忘れないことです。

自分の仕事を手伝ってくれたこと、間違っていることをしたときに指導してくれたこと、いつも明るくて話しているだけで元気をくれたことなど人からもらっているモノが思いのほかたくさんあります。

そういった行為を「ありがとう」も言わず当然のことをして受け取ってしまえば、傲慢になり、自己中心的な考えに陥りやすいので余計に人間関係が上手くいかず自分が苦しむ羽目になります。

仕事があるというのは当たり前のことではありません。働いてやっているのではなく、働かせてもらっているのです。

そもそもあなたを一人前に育ててくれた人は誰なのかしっかりと考えていくべきでしょう。

現代人は特に恩を忘れやすいので要注意です。

人間関係が上手くいかない人は、自分に原因があることを忘れてはいけません。


何よりも職場での人間関係はあくまで仕事上であると割り切りましょう。

友達関係でもないので変に深入りする必要はありません。

自己主張して職場の人間関係で争うことよりもくだらないことはありませんから、淡々と仕事をこなす術を身に付けていきましょう。

給料の低さは副業でカバーする

副業をする理学療法士の女性
理学療法士が年収を上げる方法は転職することがメジャーでしょう。

転職すればもちろん給料が上がることはありますが、仕事をしてみない限りは仕事量や人間関係は分かりません。

給料は高いけれど、激務で残業が多いなんてこともありえるわけです。

『転職ガチャ』という言葉がありますが、本当にその通りでまさに転職は運次第です。

居心地のよいところから給料が安いからの転職すると、どうしても前の職場と比較してしまうので不平不満がでやすく精神をすり減らします。

転職ガチャなどせず、現在の職場環境が給料以外良いのなら副業をお勧めします。

私は副業としてブログをしていますが、副業をすればするほど収入が上がります。

しかし、上り幅が指数関数的なので最初は副業をしても時給10円なんてこともありえます。

私はブログを始めて一年以上ですが、収入は月5桁ほどです。

1年の昇給で月1万の上り幅は理学療法士には滅多にないわけですから、十分おいしいといえます。

理学療法士で副業を考えている方はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

私も最初はまったく分からない状態から始めました。ブログはそこまで知識がなくても簡単に始めることができます。
私は年間休日が多く、残業がない、出来るだけ仕事以外の時間を確保できる職場を選び、空いた時間で副業をすることで人生の充実度を上げています。

理学療法士だけの知識だけで生きていける世の中でもありません。

少なくとも私はブログと読書を掛け合わせることで、収入と理学療法士以外の知識の向上を目指しています。

年間休日が多く、残業がない職場の探し方は下記の記事を参考にしてください。

転職したところで問題は解決しない

転職を考える理学療法士の男性
現在の環境に不満があって、その不満を解消させるため、または逃避で結婚や転職をしても、絶対に上手くいかないということです。
生命の理念Ⅰ
仕事を変えたことが本人の転機になるためには、本人にその時点で仕事を変えてもいい素養がなければなりません。会社が嫌だから辞める、仕事が出来ないから辞める、というだけでは転機にも何にもならないのです。この素養ということがわかりにくいかもしれませんが、今の仕事が面白くて会社を辞めたくないという状態であれば、自分は会社を辞めてもいい素養があると判断していいでしょう。会社は、自分が辞めたくない時に何かを決意して辞めることが転機を摑む要点です。辞めたくないときに辞めれば、辞めることが転機となって伸びる可能性があるのです。
生命の理念Ⅰ
人間関係も年収の問題も仕事の多さもすべて解決してくれそうに思えるのが転職ですが、そういった転職は上手くいきません。

そもそも、いくら転職を続けたからと言って、100%満足できる職場はありません。

結局、どこに行っても一緒なんやなあ。100%満足できる環境はないんです。

だから大事なのは、「今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるのか」を中心に考えることやと思います。

心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
現在の職場に不満を抱えた場合、さっさと転職したくなる気持ちはすごく分かります。

しかし、仕事を変えるということは自分自身の中に『貫き通す』自分を失うことになります。

合理的に考えれば転職した方が手っ取り早いのでしょうが、『約束を守る』『仕事を続ける』『信念を貫き通す』など自分が決めたことを簡単に破っていては、継続できない自分を創り上げてしまいます。

仕事いうのはやめたい理由などはいくらでも生まれてきます。

そのたびに職場を変えていてはキリがありません。何度も言いますが100%満足できる職場などそもそも存在しません。

転職というのは、仕事を全力をしていれば自ずと転機がやってきて転職することになります。

職場の人達からは惜しまれますし、自分自身も仕事が楽しいので会社を辞めたくないと思いますが、次のステップにいくためには仕方がないと割り切れるはずです。

転職を考えるならば、自分の信念に反しない自然な形の転職を目指しましょう。

勉強をしないと理学療法士の仕事の面白さは永遠に分からない

高齢者のリハビリをする理学療法士
理学療法士を5年ほどさせていただいていますが、私なりの理学療法士の仕事を続ける結論として、『理学療法士の仕事の面白さは勉強をすることによってはじめて気付くことができる』と言いきれます。

私自身も理学療法士の給料の低さに嘆き、「金銭的にも時間的にも勉強しないことが一番お得なんだ」と割り切った時期がありましたが、毎日の仕事が退屈で、何度理学療法士を辞めたいと思ったか分かりません。

しかし、今では勉強をして知識が増えることで、リハビリの評価能力が上がりや治療技術の向上がみられ、実際に患者さんが良くなる様子を見るととても勉強することが楽しくなってきました。

結局、理学療法士の仕事をつまらなくさせていたのは、マンネリ化であって、同じリハビリしか提供できなかったことに原因がありました。

知識が増えれば、そのたびにリハビリの仕方が変わるので、マンネリ化することはありません。

最近では、有名な理学療法士の先生方の動画を安い値段で見ることができるようになったので、本当に良い時代に生まれたなと思わずにはいられません。

わざわざ何万円もお金と時間をかけてセミナーに行かなくても、隙間時間に勉強できるのですから、気軽に勉強できます。

私の今の人生戦略は、給料は副業でカバーしつつ、勉強を続けることで本業である理学療法士の仕事も大いに楽しむという方向にシフトしています。

理学療法士として仕事を続けるならば、これが今の世の中の一番の最適解ではないでしょうか。

仕事内容がつまらない、成長できない場合は全力で仕事をしよう

自分を成長させるために挑戦する理学療法士
目の前にある仕事に命がけで体当たりする以外、道は開けません。「仕事に手ごたえを感じない」「仕事の価値がどうだ」と言っている人は、全員、屁理屈を言っているだけです。
成功に価値は無い!
何度も同じ話をするようですが、理学療法士の成長が環境に左右させることは確かですが、そもそも今の職場で全力で取り組めているのか考える必要があります。

というのは、結局どこの職場で働こうが環境のせいにしている人は伸びしろが決まっているからです。

人はすぐ慣れます。環境を変えて周りから刺激を受けてもすぐに慣れてしまい、また環境が悪い、刺激がないから勉強できないと言い始めます。

結局どこに行っても同じなのです。
いま与えられた仕事を全力でやる。そうすれば、運命に組み込まれている才能が反応します。その才能が、自分の中から運命を引き出してくれます。 アルバイトでも何でも、死に物狂いでやる。ただひたすらに一生懸命やった人間だけが、運命である仕事に行き着けるのです。
成功に価値は無い!
成長したいというのは本人の意思であり、周りに左右されるものではありません。

成長できない人は、厳しい言い方ですが、所詮その程度の人間なのです。

特に最近の傾向では楽に成長したいと思っているかもしれませんが、楽に働いて成長なんてありえません。

他の人が乗り越えれない壁を乗り越え、苦労を味わってこそ、一角の人物になれるのです。

理学療法士の上位10%というのはそういった人たちの集まりです。

成長できないと嘆く前に、それだけの努力をしているのか自分に問いただしてみてください。

理学療法士を辞めて、他の職種に転職は可能か?

面接を受ける理学療法士の女性達
そもそも理学療法士を続けたくないと思ってる人も何人かはいると思います。

膨大な時間とお金をかけた後で、理学療法士を辞めるという選択肢はかなり勇気がいる行為です。

私の友人で、大学在学中に理学療法士としては進まず、コンサルタント会社に就職した人がいます。

コンサルタント会社は、多種多様な人材を集めているので、医療系の大学を卒業している彼を必要としたのでしょう。

在学中ならば彼のようにスタートラインが一緒なので、他職種にいくことも可能かもしれませんが、まったく医療と関係のない職種に転職するのは無謀だと思っています。

理由としてはそれ相応の経験が求められるからです。

PTやOTは全くと言っていいほど、他職種で働く場合経験が生かされません。

詳しくは、PTOTSTネットの掲示板をみるのが一番参考になるのではないかと思います。
⇒【作業療法士】 他業種への転職を考えられた方はおられますか?

理学療法士を辞めたいと思う前に

理学療法士を辞めたい男性
仕事をしていれば、『理学療法士を辞めたい』と思う時があるのは、ほぼ全員が感じていることではないでしょうか。

働いていれば良いこともあれば、悪いこともあります。

天秤が悪い方に傾きすぎると理学療法士を辞めたいという気持ちが強くなります。

私は人間関係が原因で解雇になり、結局は転職という形を取ることになりました。

私が人間関係をこじらせたのは自身が幼かったのが原因だと今では思っています。

転職して最初は上手くいってたとしても結局自分の考えが自己中心的だと他人と軋轢を生みどこにいっても上手くいきません。

今のあなたがあるのは色々な人に支えられ助けられてきたことを忘れないようにしましょう。

自己中心的な信念を持つのではなく、他者の役に立つことを人生の基本軸におけば人生を間違えることはありません。

理学療法士を辞めたいと思う前に『自己中心的な考えに陥っていないか』を考えることが必要です。

他人を変えるのではなく、結局自分が変わらなければどこにいっても同じことで悩みます。

自分を変えたいと本気で願うならば私は読書をお勧めします。

私の人生が大きく変わったのは読書をして自分の中に軸ができたからです。

興味のある方は下記の記事を一度読んでみてください。
理学療法士を辞める前に、今一度理学療法士のやりがいについて考えてみることも大切です。
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