ひっそり暮らしたい。欲しいのは穏やかな暮らし。

ひっそり暮らしたい。欲しいのは穏やかな暮らし。
ひっそり暮らしたい。

人間関係が苦手な私にとっては、望むべき暮らし方です。

私はどうしても人がいるところが苦手で、わいわい騒ぐよりは一人の時間が好きな人間です。

社会的なつながりが大切なのは分かっていますが、その社会的なつながりで苦しむことが多いのも事実。
それならば最初から1人という選択肢でもいいのではないかと思っています。

また、贅沢な暮らしや成功、模範的な人生の在り方(結婚⇒子育て⇒孫に囲まれながら死んでいく)ことは望んでおらず、ただ穏やかに豊かに暮らせれば十分と思っています。

十分たくさんのモノが手に入るようになったのに、私たちの暮らしはなぜこれほどまでに停滞し、毎日不安に押しつぶされそうになっているのでしょう。

必要なのはモノではなく、ひっそり暮らす方法なのではないかと思うようになりました。

誰かにもたれかかることなく自分一人の足で立ち、ひっそり暮らす。

そんな方法を紹介できたらと思います。
目次

孤独は悪いことか?

黄昏の公園散歩の考え事する若い女性の横顔
 最初に・・・孤独は悪いことでしょうか?

 科学的には孤独は健康に悪いようです。
アメリカ・ブリガムヤング大学の148の研究、30万人以上のデータ尾を対象とした分析によると、「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」という結果を発表しました。

この結果より、孤独は「喫煙(1日15本)」と同等、「過度の飲酒」の2倍、「運動不足」や「肥満」の3倍健康に悪いといえます。

 孤独の人は、そうでない人と比べて、死亡率が1.3~2.8倍、心疾患が1.3倍、アルツハイマー型認知症のリスクが2.1倍、認知機能の衰えが20%アップ、うつ病2.7倍、自殺念慮が3.9倍とメンタルに対して甚大な影響を及ぼします。

ここまでみれば、孤独は悪い。ひっそり暮らすことは諦めて人と繋がろうという結論になります。

しかし、私としては人間関係でストレスを溜めたり、うつ病になったりとメンタルに対して負の影響を及ぼしました。

独りの時間が好きで、静かに自分の好きなことをしていることに幸せを感じています。

私の中の繋がりは職場などの必要最低限で距離感をもった付き合い方で十分です。

統計学の怖さは、出た結果がすべての人にあてはまるかのように結論づけてしまうところです。
上の結果に当てはまらない人もいたはずです。

孤独は悪いとされる風潮にありますが、ひっそり暮らすためには一人で過ごす時間が必須です。
ゆったりねこ

一人でゆっくり過ごすのが心地よい時間♪

暮らしを小さくする

ソファのヘリに座る女性
正月、GW、紅葉、クリスマスなどイベントの季節は大抵どこにいっても混みます。
そんな時にお出かけすると楽しむというより、疲れませんか?

暮らしを小さくするには、たくさんの取捨選択が必要です。

日本のクリスマスはただのイベントとして楽しまれていますが、クリスマスはただの平日という考えがあってもいいのではないでしょうか。
無理にクリスマスをしなければいけない、一人でクリスマスを過ごしてはいけない、プレゼントをしないといけないと思いすぎです。

初詣もわざわざ人混みになりやすい1~3日に行く必要はなく、3が日過ぎてからゆっくり参拝してもいいのではないでしょうか。
私は地元の氏神さんはまったく混んでいないので、メジャーなところにはいかずに、地元で済ませています。

GWはなぜかみなさん遠出されますが、なぜわざわざ1年の中で1番混むGWに出掛ける必要があるのでしょうか?

それならば、何でもない土日に出掛けた方がGWよりは渋滞に巻き込まれず人混みでストレスを溜める必要もないでしょう。

人と違うことに引け目を感じることなく、自分が納得できる、心が満たされる選択をしたほうが自分らしく生きられます。

SNSをやめる

sns断ち
twitterやインスタなどのSNSは少なからず人との繋がりを作ります。

私がtwitterをやっていた頃は、隙間時間があればtwitterを開き、情報収集やツイートする内容を考えていました。

常に脳に情報が入っていたため、精神的に余裕がなかったり、また「いいね」がないと落ち着かない日々を過ごしていました。

そんなことがあり、twitterの繋がりで安心感を得ることはできないことに気づき思い切ってやめました。

詳しくは下記の記事に書いています。
ひっそり暮らすために一番大切なことは、空白の時間です。

何もしない時間。ぼーと空を眺める時間。のんびり散歩する時間。ゆっくりご飯を味わって食べる時間。

あなたには落ち着ける時間がありますか?

セールで失敗しない買い方

買い物・ショッピングする女性
ひっそり暮らすにはムダな買い物を減らす必要があります。

Amazonではブラックマンデーや初売りなどセールを開催していることが多いです。

Amazonでなくても、色々なお店でセールをしています。その時に、「なんでこんなもの買ってしまったのだろう・・・」と後悔することはありませんか?

私もkindle本のセールがあるとついつい安いからと買ってしまいます。
結局、セールで買ったきり積読することが多いです。これらは完全にムダな浪費ですね。

この浪費をやめる手があります。
それは、割引やポイントがない時でもその商品を買うかどうか自分自身に問いかけることです。

この他にも浪費をやめる方法は、企業の戦略を知ることです。

企業は私たちに買わせようと消費者心理をうまいことついてきます。例えば、「3000円以上で送料無料」を見ると、損するからと3000円まで買い物をしてしまいます。皆さんの中にも心当たりある人がいるのではないでしょうか?

詳しくはこちらの記事にまとめてあります。ぜひ参考にしてください。

どうしても買いたくなった時は?

マルかバツか、どちらか考える女性
衝動的にモノが欲しくなる時があります。
その時に効果的なのが、それと同じ金額の「好きなモノ」と比較すること。

美容に1万円かかるようなら、1万円分の旅行に行くことができます。

1万円分の旅行に行けるなら、1000円の本が10冊買えます。

ここで我慢すれば他のモノが買えると思うと意外と冷静になれます。

また、1万円を手に入れるために何時間働ないといけないでしょうか?

若い頃のバイトの時給は800円でしたが、ラーメン1杯はバイト1時間分です。
そう思うと私は、ここでお金を使うと働く時間が増えるなと思い、無駄な買い物が減ります。

買ったモノが自分の人生にどれだけ恵みをもたらしてくれるか考えることも大切です。
お気に入りのマグカップを買えば、たとえ高くても毎日コーヒーを飲むときに嬉しい気持ちになれます。

自宅を旅先にする

おしゃれ部屋
皆さんが旅行に行って泊まるのは綺麗なおしゃれな部屋で一晩を過ごすためだと思います。

それを自宅で再現したらどうでしょう?
自宅にいるとき、二つの顔があります。あなたの部屋のオーナーとしての自分、その部屋に招待されもてなしてもらう自分。

オーナーとして部屋をお客さん(自分)に喜んでもらうために部屋を整えて洗練されたアイテムを揃え、最大限のおもてなしをします。
この部屋をコーディネートする時間が意外に楽しかったりします。

ニトリや無印などの部屋のモデルケースをみると、こんな部屋に住んでみたいと思うことはないでしょうか。

自分を100%満足させられるのは、自分だけです。
お気に入りのBGMを聴きながら、自分が食べたいものを自分のタイミングで誰にも邪魔されずゆっくり味わえます。

理想の部屋を作れば、わざわざお金をかけて旅行に行かなくても自宅で十分楽しめます。

この世の中は無理ゲー社会

ソファで落ち込む女性
私がそもそも『ひっそり暮らしたい』と思うようになったのはこの世の中は無理ゲー社会だと思ったからです。
橘玲さんの著作に「無理ゲー社会」があります。

この世の中は能力の高いモノ、社会的地位の高いモノに好待遇の世界です。
逆を言えば、能力の低い人が、努力をどれだけしたところで「能力の限界値」が必ず来ます。

能力に限界があるということは、学歴・仕事・結婚で成功するのはほんの一握りだけです。

学歴が低ければ、年収の高い仕事にはつけません。年収が低ければ、結婚は難しいでしょう。

私たち凡人、一般人が幸せになるためには人生のモデルケースから外れて、お金のかかる生活から、お金のかからない生活にシフトするしかありません。

自分の幸せを求めて『ひっそり暮らしたい』と思うのはそうゆう理由です。

下記の記事は先ほど紹介した「無理ゲー社会」について説明しています。

ひっそり暮らすために必要なこと

カウンターで温かい飲み物を飲む笑顔の女性
既成の価値観が苦手です。
人それぞれ、欲しいものは違うはず。

人との繋がりが大切なのは分かります。
けれど、それを強制されると生きづらさを感じてしまいます。

ひっそり暮らして、ひっそり死んでいく。
何のために生きているのか?そんなものは何もありません。

なんとなく生きているだけです。
それでいいじゃないですか。

ひっそり暮らすことは、孤独や利己的なものではなく、他人と自分、社会と自分の心地よい距離感を保って暮らすことだと思っています。

さらに、ひっそり暮らす方法を知りたい方はなちさんの本が参考になります。
ひっそり暮らすためには色々とやめる必要がでてきます。

やめることで時間の空白ができ、心にゆとりが生まれます。

そうすることで、はじめて『ひっそり暮らす』ことができるようになります。
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