理学療法士の転職で失敗しないために。経歴最悪での転職活動。

理学療法士の転職で失敗しないために。経歴最悪での転職活動。
のんねこ
理学療法士
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。

22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金を大切に使うためにミニマムに生きることにしました。

失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、ミニマリストになることで人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
悩みねこ

40代理学療法士ですが、そろそろ転職を考えています。
転職活動は難しいでしょうか?

ここでは私の転職の体験談をお伝えして、少しでも皆様の参考になればなと思います。

私の経歴・職歴は最悪です。

転職するまでの私の経歴・職歴は、大学中退後10年以上のフリーター生活、途中で医学部再受験を目指すも成績が上がらず諦めて方向転換し、理学療法士になるべく33歳で大学進学、その後37歳で老健に初就職をはたし、職務経験3年という最悪なものです。

こんな経歴・職歴が最悪の私ですが、なんとか40歳で無事転職することができました。

転職したといっても、年収は変わらず前と同じままです。

私の当時の転職の際の希望は、40代となり体力が低下してくることは分かっていたので、年間休日120日以上、残業なし、リハビリの1日の単位数が少ない、実家から通えるところでした。

転職した職場は私の希望のすべてを満たしていたので、年収に不満はあるものの転職には成功したと思っています。

転職活動で大切なことは、自分の中で就職の希望条件の優先順位を決めておくことです。

理学療法士の転職で失敗する人は、人生設計をしておらず自分が一番何を優先させたいのか分かってない人です。

転職活動となると誰もが年収を上げることが一番の目的になると思いますが、『自分が理学療法士として働く理由は何なのか』を問わないといけません。

自分が何をしたいのかはっきりと分かっていないまま、転職しても結局転職先の職場でも同じように不平不満を言うようになります。

理学療法士の給料が平均年収より低いこと、昇給があまりないことはもう分かりきっていることですから、そこに不平不満を言っても仕方ありません。

理学療法士という職種で昇給や高い年収を求めるのはもはや間違いです。
それを踏まえた上で自分の人生設計をどうしていくのかを考えることの方が大切だと思います。

いつまでも変えられないものに囚われず、自分が変えられるものに力を注ぎましょう。

みなさんが理学療法士の転職活動で失敗しないように、私なりに転職活動で学んだことをご紹介します。
目次

理学療法士の転職で失敗しないための職場の選び方

転職先で悩む理学療法士の男性
死ぬときは地位も名誉も関係なしや。あの世には何も持って行かれへん。どんな活躍してきたか、どう生きてきたかに関係なく、人間いつか必ず死ぬの。せやったら眉間にシワ寄せて、仕事で自己実現しないとあかんとか、人生を充実させないと、とか考え過ぎずに、目の前の仕事をたんたんとこなしながら気楽に生きていったらええと私は思うけどなぁ。
不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方
人生のほとんどが仕事と言っていいほど、20代で働き始めてから仕事に費やす時間は長いです。

現在の定年退職は65歳が主流ですが、このまま高齢化が進めば、定年が70歳になることも現実となり、そうなると大学を卒業する22歳から70歳まで働き続けることになり、45年は働き続ける人生になります。

若い頃はチャレンジ精神が旺盛で、勉強にもやる気があり、仕事に燃えている時期ではありますが、年数が経てばたつほど、仕事にも慣れ、「理学療法士という仕事はこんなもんか」という諦めにも似たような感情が沸くようになります。

さらに若い頃は体力が有り余っているので1日20単位以上あってもリハビリをこなせるかもしれませんが、歳を取れば取るほど、体力仕事であるリハビリが辛くなってきます。

そうなると若い頃の転職ならば、自分の気力と体力が続く限りチャレンジしていけばいいでしょうが、30代後半以降の転職活動は自分の気力と体力と相談しながら職場を選んでいかなければいけません。

30代後半以降の転職活動で失敗しない職場の選び方として、長く勤められる心地の良い職場、体力があまりいらない単位数の少ない職場、年間休日が多い職場、残業なしの職場で働いた方が気楽に働けます。

理学療法士という職種はどれだけ勉強や資格などで研鑽も重ねたとしても、単位数の単価が上がらない限り稼げる金額には上限があるのですから、医療保険や介護保険下では給料が上がるはずありません。

たとえ転職して年収が上がったとしても必ず不平不満は生まれます。

そもそも100%満足できる職場なんてものは存在せず、結局自分の心の持ちようの問題だと思われます。

冒頭の引用にもあるように、仕事で自己実現しないといけないとか、人生を充実させないいけないとか考えずに、「つまらない」「退屈だ」と思っても仕事とはそうゆうものですから、淡々と仕事をこなすしかありません。

大抵転職しても上手くいかないという人は、職場に対して期待しすぎているところにあります。

所詮雇われの身でお金を貰っている以上、会社の言われる通りに働くしかないのです。

したがって、転職する際のポイントは、就職の希望条件の優先順位を決めて、1番大切な条件だけは絶対に譲らないことです。

私は40代となり気力と体力が低下すると分かっていたので、残業がない、年間休日が多い、疲れない楽な職場が転職の第一希望でした。

年収は変わりませんでしたが、年収は副業でいくらでもカバーできるので概ね満足しています。

理学療法士専門の転職エージェントには登録しよう!

理学療法士専門の転職エージェントの若い女性
私は、PTOTSTワーカーとPTOT人材バンクに登録していました。

私は転職エージェントには登録しておいてよかったと思っています。

一番気になるのはお金でしょうが、お金は無料、一切かかりません。

「では転職エージェントはどこからお金を貰っているの?」と気になるところですが、就職先になる職場から転職エージェントは報酬をもらっています。

大体相場としては推定年収の30~35%を報酬を貰っています。私たちの年収が400万なら、120万もらっていることになります。

転職エージェントに登録すべき理由としては、
転職エージェントに登録すべき理由
  1. 初めての転職活動で不安なとき、色々とアドバイスしてくれる
  2. 転職先の条件をいえば、条件にあったところを探してくれる
  3. 履歴書の書き方や面接対策も相談できる
  4. 面接会場についてきてくれる(場合もある)
  5. 相談できる人がいるのは精神的にラク
  6. 自分一人では見つけられない求人情報を提供してくれる
が挙げられます。

転職活動で友人や家族に相談することにあまり意味がありません。

なぜなら、彼らには転職の経験がない人が多いからです。憶測で話すのであまり参考になりません。

転職エージェントは転職のプロなので優良な情報をたくさん持っています。

転職活動が心配なときに、親身になって話を聞いてくれるので気が楽になります。(逆に転職エージェントに追い詰められることもあります・・・)

しかし、転職エージェントにも特色があり、良い面ばかりではありません。

PTOTSTワーカーはしつこい

転職エージェントにおいつめられる若い女性としつこい転職エージェント
PTOTSTワーカーの特徴
  • LINEや電話がしつこい(通話は嫌だといっても、電話してくる)
  • 精神不安定のときも、しつこく求人情報を送ってくる
  • 自分のペースで転職活動ができない
PTOTSTワーカーは上記に書いた通り、ラインや電話がしつこく、結構無理に求人を押し付けてきます。

初めての転職活動で不安であっても、「同時に2,3つの求人に応募しましょう。」と平気で言ってきます。

それが転職では普通なのかもしれませんが、私は初めてだったので1つ1つゆっくり面接を受けたい気持ちがありました。

今思えば、同時にたくさん面接を受けてもらえば、早く就職先が決まる可能性が高くなり、そうすれば手間をかけずにPTOTSTワーカーの収益となるので無理にでも進めてくるのだなと思いました。

間違えてはいけないは、PTOTSTワーカーは慈善活動をしているわけではなくあくまで営利組織であり、私たちの将来のことなんてどうでもいいのです。

転職エージェントのビジネスモデルは、少しでも早く年収が高いところに就職してもらえれば、収益は最大化しますから、早く決めさせようとするのは当然といえます。

とても真摯になってくれるので、「ついつい申し訳ないから早く決めないとな」という気分になってきますが、そんなことは気にしなくていいです。

また、転職エージェントは自分たちが持っている求人情報しか紹介してきません。

会社によっては、転職エージェントに払うお金がなく転職エージェントを嫌っているところもいくつかあります。

そういったところは当然除外され、あたかも全く募集がないかのように扱われます。

今働いている職場がまさにそうなのですが、私は転職エージェントを通さずに直接電話をして就職に結びつけることができました。

あとで事務長に聞くと「転職エージェントから電話がかかってきたが、断った」とのこと。

転職エージェントからは、「募集していませんでした」と聞かされていました。

彼らは平気で嘘をつきます。あまり信用しないようにしましょう。

彼らの「少しだけ電話できませんか?」は少しではない

仕事中であろうとなんであろうと、「仕事が終わった後に少しでもいいので電話できませんか?」とうざいぐらいLINEがきます。

仕事終わりで疲れているので嫌だったのですが、仕方なく電話にでると少しと言いながら30分以上も電話越しに求人を勧めてきます。

結局、一番最初の男性の担当は変えてもらい、女性の担当に変わってもらいましたが、結局PTOTSTワーカーの方針が「しつこく電話する」なのでしょう。

担当が変わっても、しつこいLINEと電話は変わりませんでした。

PTOT人材バンクは紳士的だが、面倒見はよくない

紳士的な転職エージェント
PTOT人材バンクの特徴
  1. ラインや電話はPTOTSTワーカーよりは控えめ
  2. 礼儀正しく、無理強いしてこないが面倒見はよくない
  3. 自分のペースで転職活動しやすい
PTOT人材バンクは、自分のペースで転職活動ができますが、あまり面倒見はよくありません。

あまり転職に意欲的でないのが伝わるとそれに比例して、PTOT人材バンクもあまり協力的でなくなってきます。

最終的に、求人先にまだ募集しているか確認の電話を入れてもらうのに3,4日掛かったりと急いで探している時はお勧めできない転職エージェントです。

自分が主体となり、必要最低限の協力で十分と思ってる人にはPTOT人材バンクの方がお勧めできます。

「一人で転職活動を進めるのは無理だ」と思ってる人にはPTOTSTワーカーの方が合っているでしょう。

PTOTSTワーカーとPTOT人材バンクどちらがいい?

どっちがいいのか悩む女性
両方の転職エージェントにはそれぞれメリットデメリットがありますが、個人的にはPTOTSTワーカーでよかったと思っています。

しつこいということは別の言い方をすれば面倒見が良いので、最後まで真摯になってアドバイスしてくれます。

PTOT人材バンクは最後の方はほとんど連絡してこなくなりました。

両方登録すればいいと思うかもしれませんが、両方登録すると田舎の方ではほぼ100%求人先がダブります。
2つの転職エージェントから1つのところに2回電話することになるので、あまり良い印象を面接先に与えません。

なるべく1つの転職エージェントで進めましょう。
⇒PTOTSTワーカーについて詳しく知りたい方
PT・OT・ST WORKER

求人を探す=応募に近い

求人に応募する理学療法士の女性
転職活動中に驚いたことがありました。

転職エージェントを利用すると、『求人を探す=応募』になってしまうことです。

なぜこんなことが起こるのかというと、転職エージェントが直接求人先に私の情報を伝えるので、求人先からは「ぜひ会ってみたいです」となるわけです。

したがって、転職エージェントから求人を探してもらうと勝手に「〇〇病院の人事の方がのんねこさんに会いたいといってくれています」と言ってきて、悩む暇もなくそこに応募するかしないか選択を迫られます。

もちろん断ると応募を断ったことになるので相手方にいい印象を与えず、もう一度検討したいと思ったときに不利になります。

みなさんにとっては、複数の求人先を検討をした上で条件がいいところに応募したい気持ちがあると思いますが、それが転職エージェントを利用すると難しくなります。

「応募して面接に受かってしまうと、一週間以内に返事をしないといけませんよね?」と転職エージェントに聞くと、「もちろんそうです」と答えてきます。

当たり前ですが、複数の求人先を検討する場合、同時進行しないと同じタイミングで返事をすることが難しくなります。

働きたい転職先が1つに決まっているならいいですが、どういった求人があるのかまったく分からない状態だと、転職エージェントに誘導されることになります。

転職エージェントは、私たちのことを商品でしか見ていませんから、少しでも早く商品が売れてほしい(面接に受かって採用されてほしい)のです。

転職エージェントに主導権を握られないようにしましょう。

自分一人では見つけられない求人情報を提供してくれる

理学療法士の求人を案内する女性
転職エージェントの悪いところばかり紹介してしまいましたが、転職エージェントはやはり登録すべきです。

最大の理由は『自分一人では見つけられない求人情報を提供してくれる』ところです。

一人で膨大な求人情報探すにはやはり限界があります。

転職エージェントから情報を貰うと、「こんな近くでこんなに良い条件のところもあったんだ」と知ることができます。

「自分が探した求人情報」と「自分が探した求人情報+転職エージェントの求人情報」どちらがいいかといえば明らかに後者でしょう。

転職エージェントから情報をもらうと割り切れば、登録しておいて損はありません。

他にも、転職活動はエネルギーが必要なため、誰かしら悩みなどを話せる相手がいた方が精神的にラクになる場合もあります。

転職エージェントは商売ですから、真摯に話は聞いてくれます。

といっても、あくまで私たちのことを商品としてしか扱っていないので丸めこめられないように注意は必要です。

理学療法士が転職をする際の注意点

働きながら転職活動をしない

転職先を探す理学療法士の男性
理学療法士の転職活動は、働きながら探すのが基本です。

なぜなら、無職期間を作ると保険や年金の手続きがめんどくさいことと精神的に収入がはいってこないのは良くないことが挙げられます。

しかし、私の転職活動の理由は人間関係の悪化によるものだったので精神的に疲れ切っていました。

とてもじゃありませんが、働きながら転職活動をする気力が湧かず、転職エージェントには登録していましたが、転職活動はしていませんでした。

ほとんどの方が転職活動をしようとする場合、人間関係が原因で職場が合わず辞める人が多いのではないでしょうか?

私のように人間関係の悪化や職場で上手くいかず精神的に疲れている人には一度職場を辞めてから転職活動することをお勧めします。

仕事を辞めてからの方が収入面で不安はあるものの、精神的に回復してからゆっくり転職活動することができます。

精神的に不安定な状態で転職先を決めると、正常な判断ができずブラック企業だったとしても就職してしまう可能性が高くなります。

今では無理をして在職中に転職活動をしなくて本当によかったと思っています。

転職活動にはとてつもないエネルギーが必要です。精神が弱り切った状態ではとてもじゃありませんが転職活動がさらにストレスになってしまい余計に病んでしまいます。

といっても、『年収を高くしたい!』『もっと違う職場で技量を上げたい!』という前向きな転職活動の方は働きながら転職活動することをお勧めします。

最終的には自分で面接先に直接電話する

面接先に電話する女性
転職エージェントを利用しろと言っておいて、ふざけるなという話ですが、自分でも探して行きたい場所があったら、直接電話すべきです。

先ほども説明しましたが、転職エージェントは就職先になる職場から推定年収の30~35%の報酬をもらっています。

さて、あなたが採用する立場にあるとしたら転職エージェント経由で電話してきた応募者と直接電話してきた応募者どちらを採用したいですか?

私なら絶対後者です。なぜなら、採用しても転職エージェントにお金を払う必要がないからです。

私が現在働いている職場は、一度転職エージェント経由でお願いして断られています。(2か月後にもう一度自分で申し込みました)
事務長からはっきり「転職エージェントに払うお金がないから断った」と後で言われました。

大きい病院ならともかく、中小企業の施設や病院には転職エージェントに払うお金がありません。

直接電話した方が面接に受かる確率がかなり高くなります。

「転職活動に自信がある。面接対策も完璧だ!」という方はそもそも転職エージェントに登録しない方がいいです。

しかし、大抵の方は転職活動に不安をもっているでしょう。

不安を少しでも和らげるために転職エージェントに利用されるのではなく、逆に利用するのです。

最終的に転職エージェントを経由しなかったので、転職エージェントには一銭のお金も入っていません。

多少申し訳ないなという気持ちもわくでしょうが、それは無視していきましょう。

それぐらいの気持ちがないと転職エージェントにいいようにされます。

転職活動はこれから先の自分の人生がかかっています。

少しでも良い転職先を獲得できるよう利用できるものは利用するスタンスでいくべきだと私は思います。
転職エージェント会社はハローワークの求人情報を読み取って、自分たちのサイトに転載しています。
独自で求人情報を持っているわけではありません。

転職活動に自信がないのなら転職エージェントに頼るのも手ですが、ハローワークの求人を見て、自分で電話することが一番面接に受かる確率が高くなります。

転職の理由で本当のことを言いすぎない

面接のことで悩む若い女性
私が転職した主な理由は「人間関係の悪化」です。
上司との相性が悪く、信頼のおけない人物でした。

明らかに間違っていることをしていても、自分の論理で正しさをアピールしてくるような人でした。
上司が鹿と言えば、目の前に馬がいても鹿になるのです。

しかし、それを面接官に言ったとしても、よく思われるわけがありません。
「1度上司との折り合いが悪く」と話してしまいましたが、明らかに反応が悪かったです。

それ以降は、別の理由で転職の理由を話しました。
面接では完全に嘘はよくないですが、言わなくてもいいことまで正直に話す必要はありません。

本音に嘘を混ぜてそれっぽく繕いましょう。

15分という短い時間で判断される以上、好印象も持ってもらえるようにするべきです。

転職する前に本当に転職が必要なのか考えよう!

転職するか悩む理学療法士男性
理学療法士が転職をしたいと思う理由は、年収面もあるでしょうが、ほとんどが人間関係の悪化で今の職場で働きたくない場合が多いのではないでしょうか。

「年収を上げたい」「もっと勉強できる職場で働きたい」「今まで回復期だったから訪問リハビリをやってみたい」という前向きの転職ならば全然いいのですが、嫌な人がいるから今の職場を辞めたいという後ろ向きの転職は決してうまくいきません。
結局、どこに行っても行っても一緒なんやなあ。100%満足できる環境はないんです。
だから大事なのは、「今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるのか」中心に考えることやと思います。
心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
少なくとも私は転職した頃は人間関係もよくストレスフリーで働いていましたが、同じ場所に長い年月働いているとお互いに気に食わないところが目立つようになってきます。

最初は我慢するのですが、ストレスが溜まってくるとお互い衝突してしまい喧嘩になることも多々あります。

結局は、自分を満足していくれる職場なんていうものは存在せず、与えられた職場で上手く距離感を取ってやっていくしかありません。

人間関係がよほど悪化し、改善不可能までになっている場合は転職した方がいいでしょうが、そうでないならば自分の意識を変えていくしかありません。

理学療法士が面接で聞かれることは大したことない

理学療法士の面接を受ける女性
私は転職エージェント経由で3回。自分で電話して2回。計5回の面接を受けました。

転職エージェント経由の面接の勝率は1勝2敗。自分で電話しての勝率は1勝1敗でした。

面接で聞かれたことは
面接で聞かれること
  • 志望動機
  • どうして貴社を受けたのか
  • 理学療法士を目指した動機
  • 今までの経験
  • 前の職場をどうしてやめたのか
などなど、お決まりのことばかりです。

急募の募集には、志望動機などを全部無視して、労働条件といつから勤務できるかだけ聞かれることが多いです。

こういったところは、理学療法士が足りていないので、誰でもいいからすぐに来てほしいのです。

補充の募集の場合は、色々質問される印象です。

面接で落ちる理由としては私の体感としては、
面接で落ちる理由
  • 経験年数の少なさ
  • 病院勤務だったか(リスク管理ができているかどうか)
  • 訪問リハビリの経験があるか
  • 年齢(上司が年下のなる可能性が高いから)
特に理学療法士は30代の管理職が多いため、40代は忌避される傾向にあります。

年齢と経験年数で面接にもたどり着けないところもいくつかありました。

私がフリーターをしていたなど黒歴史に近い部分はほとんど触れられないことが多かったです。

資格持ちの強みと言っていいでしょう。こんなに経歴が悪く、40代で転職できる理学療法士は私にとっては取ってよかったと思える資格です。

理学療法士の転職で失敗しないようにしよう!

頑張って転職活動をする理学療法士の男性
理学療法士の転職活動は、一般の会社に比べたら資格があるので楽だと思います。

何回でも述べていますが、ここまで経歴が悪く、40代であっても2勝3敗で転職できるというのはとても恵まれていると思います。

これから転職活動される理学療法士の皆様は私のような経歴最悪でも転職できているので安心して転職活動をしてもらいたいと思います。

ついでながら、私は離職してから転職するのに一か月かかりました。実家から通える自分の条件にあったところが中々見つからなかったのが原因です。

必ず転職エージェントから提示される求人だけでなく、ハローワークでも求人を探しましょう。
転職エージェントは初めから転職エージェントを断っている会社の情報は求人に提示しないことがあります。

意外に自分で探してみたら、自分の探している条件のところがあったというケースがあります。
私もそのケースでした。自分でハローワークで求人を探してから、たった三日で就職先が決まりました。

自分の人生です。あまり転職エージェントに頼りすぎずに自分の力で転職を乗り切りましょう。

理学療法士を続けるか悩んでいる方へ

理学療法士は安定した職業だと割り切る

理学療法士を辞めるか悩んでいる男性
理学療法士で転職を考えている方の中には理学療法士を辞めて別の職種に転職しようと考えている方もいらっしゃると思います。

理学療法士が今後給料が上がることは見込めませんし、仕事自体に魅力を感じていないのならば、膨大なお金と時間を費やして得た資格ではありますが、人生一度きりということを考えた場合、他の職種に転職することも視野に入ってくるでしょう。

理学療法士という職種は、給料は低いものの、残業は他の職種に比べて少ないですし、医療系の資格であるので公務員並みに安定した職業です。

しかも、努力してもしなくても安定した給料は入ってきますし、職場を変えれば、楽をしようと思えばいくらでも楽ができます。

他の職種に転職が上手くいったとしても、変わった職場でまた不平不満が生まれると思われるので、単純に年収の低さが原因で転職を考えているならば、副業をした方がローリスクで収入が増えます。

「医療人として生涯勉強は必要だ!」という人ももちろんいますが、価値観は人それぞれですし、それを真に受けて生涯にかけて勉強をし続けたけれど、年収がまったく上がらなかったら「何のために今まで頑張ってきたのだろう」と後悔することになると思います。

人は労力に対して対価を求める生き物ですから、それを無視して生きていくことはできません。

あくまで私個人の考えですが、自分の人生に後悔しないためには、自分を心から納得させる必要があります。

私は無駄なことはしたくないと思っているので、今後も理学療法士としての仕事はそこそこ頑張って、副業に精を出して頑張っていくつもりです。

理学療法士のリアルな転職情報を調べてみる

他にも転職する上で大切なことが情報収集です。

人生の間に何度転職しても許される社会であれば、トライ&エラーで転職をし続ければいいと思いますが、転職を続ければ場合によっては職歴に傷がついてしまいます。

転職して数か月で転職を繰り返しているような人は、何かしら問題があると思われても仕方ありません。

かといって、気に入らない職場に居続けるのも苦痛ですから、転職への確実性を上げるためには情報収集が必須になると思われます。

転職する際の参考になるサイトとして、月太郎さんの『unwavering pt』が詳しいので、ぜひ参考にしてみてください。
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