理学療法士が辛いと思うことランキング 原因と解決策

理学療法士が辛いと思うことランキング 原因と解決策
理学療法士になって現在は4年目です。

比較的仕事がラクな老人保健施設で勤めていますが、それでも仕事が辛いと思う時があります。

理学療法士の仕事が1番辛いと思うのは仕事内容というよりは『人間関係』です。(今は改善されています)

理学療法士の人間関係は広く、職場の人間だけでなく患者様とのコミュニケーションも考えないといけません。

転職する理由でも、大抵上位に『人間関係』がランクインしますが、私が転職した理由も『人間関係の悪化』でした。

人それぞれ理学療法士が辛いと思う原因は違うと思いますが、適切に対処することで改善することもできます。

私の場合は、転職することで概ね改善することができました。

少しでもこの記事が皆様の悩みを解決し、解決策になれば幸いです。
目次

理学療法士が辛いと思うことランキング

1位 人間関係

職場の人間関係で悩む女性
最初に紹介しましたが、理学療法士で1番辛いことは「人間関係」です。

では人間関係の何が辛いのでしょうか?

私の中では、上司、同期、先輩、患者の順に人間関係で苦労しました。

自分の考えがすべて正しい上司

私が勤めていた職場では、社会的に間違っていることが横行していました。

詳しくは話すことができませんが、決してしてはいけないことです。

私はそれについて何度か上司に問いただしましたが、勝手な自己都合の論理で説明されました。

要するに目の前に鹿がいたとしても、上司が馬と言えば馬なのです。

私は決して真面目な人間ではありませんが、お金を貰っている以上その分の仕事はしっかりするべきでしょう。

そんな当たり前のことですらできていない職場でした。

そのことで何度か衝突し、上司との折り合いが悪くなりました。

ライバルにもなり妬みの対象となる同期

同期といえば、お互い同じ立場なのでむしろ励みになるのではないかと思われるかもしれません。

しかし、同じ時期に入ったからこそ仕事ができる出来ないで差がでてきます。

仕事ができ、人当たりが良かった同期は私よりも優遇されていました。

ただの妬みでしかないですが、同じような理由で職場でストレスを溜めている人もいるのではないでしょうか。

リハビリをほとんどしない先輩

私の先輩は病気持ちだったので、そのせいでリハビリせず休んでても許される立場でした。

先輩がリハビリをしない分はもちろん自分たちに回ってきます。

しかもそれで先輩だから自分達よりも給料が高いわけです。

まだお礼を言えばかわいい方ですが、何かをしてあげてもお礼も言わない先輩でした。

我儘な患者

ほぼ9割の患者さんは人それぞれ個性はありますが、可愛らしい老人です。

しかし、中にはいきなりぶちぎれる人、我儘を言う人、自分の都合で振り回す人がいます。

優しく真摯に接していれば分かってくれるはずと思っているとバカを見るのはあなたです。

この歳になって人が変わることはまずありません。

そうゆうもんだと思って付き合っていく必要があります。

また、リハビリ拒否の人にかまうと時間と労力を大量に失うことになります。

どれだけ説得しようと本人はやりたくないのです。親に説得されて勉強したことがないように、私たちに説得されてリハビリしてくれるのは本の稀です。

2位 給料が上がらない

給料が上がらず悩む女性
理学療法士は給料は上がりません。

詳しくは下記の記事に書いたので詳しいことは割愛します。
私は手取りで20万あるかないかです。

年収にすれば350万ほどでかなり我慢を強いられる生活をしています。

ある程度歳を取れば結婚が視野に入ってくると思います。

私は現在独身ですが、マッチングアプリで調べるとほとんど年収400万以上を求めています。

2018年内閣府の実施した「少子化社会対策に関する意識調査」によれば、女性が希望する相手の理想の年収は500~700万円が32.8%ともっとも多く、全体の72%が400万以上を希望しているそうです。参照元:結婚滅亡

要するに年収400万未満の理学療法士の男性はスタート地点にも立てないわけです。

また、2022年7月現在では手取りは全く上がらず、物価だけ上がり続けています。

さらに苦しい生活を余儀なくされますが、国の税金で賄われている以上給料が上がることはまずないでしょう。
結婚できない&しないソロで生きていく人たちの人生の指南書になる貴重な本です。

家族がいる幸せの形からソロでの幸せの形を模索してる人にはとても参考になるでしょう。

3位 体力仕事である

患者さんをマッサージをする理学療法士
リハビリというのは、頭と体をフルに使うのでとても疲れます。

1単位20分ですが、それが1日に15~20単位あるわけです。

私の友達は病院勤めですが、21単位あり1日の内の7時間リハビリをしていると言っていました。

理学療法士は若い人が多いため、体力仕事で辛いというのは上がってこないかもしれませんが、40歳を越えれば急な体力の衰えを感じざるを得ません。(私は現在41歳)

前の職場ではお昼休憩すらほとんどなく、体を休める暇もなく仕事をしていました。

今は転職をして1日10~12単位ぐらいの職場で働いているので、とても体が楽です。

リハビリという仕事は美容院などと同じく1時間で稼げる金額が決まってしまう職業です。

介護報酬や診療報酬で働いているので1時間の単価も決まってしまい、1日に稼げるお金を増やすには単純にリハビリの数を増やすしか方法がないのです。

したがって、経営者の立場から考えれば、「とにかくたくさんリハビリをしろ!」ということになりますが、いつまでも若い頃のように20単位もリハビリができるでしょうか?

4位 理学療法士の仕事がつまらない

仕事がつまらない理学療法士
私は大学に通っている時は、理学療法の勉強にまったく魅力を感じず嫌で嫌でしょうがなかったです。

新人の最初の頃もまったくやる気が出ず、給料分だけ働けばいいと思っていました。

高齢者を相手にしているとまったくと言っていいほど、治療効果はでません。

治療効果がでないと、自分がやってる行為がただの詐欺行為になってしまいモチベーションは下がる一方でした。

中には身体的には特に問題なく、認知症が理由で入所される人がいます。

リハビリ内容もただ運動させるだけなので、何の面白みもないことが多いです。
(認知症の方はほとんど指示が通らないので、複雑なことをやらせるのは無理があります)

5位 理学療法士のニーズ&患者のニーズ&家族のニーズがみんな違う

患者さんに説明する理学療法士
理学療法士は、リハビリすなわり機能回復やADLとしてできることを増やすことが仕事です。

患者は、良くなって家に帰りたい人、もう年だから疲れることはしたくないと思ってる人、リハビリなんていいからとにかく家に帰りたがってる人と様々です。

家族は、自宅に戻ってきてほしいと思ってる人は1割ほどいますが、家族の主な要望は、リハビリなんていいから「とにかく預かってくれ」と言われる家族が圧倒的に多いです。

そもそもリハビリなんて必要ない人が圧倒的に多く、家族のニーズを考えれば、特養などのリハビリのない施設のほうが合っています。

特養には入れないから仕方なく、特養に入れるまでとりあえず老健に入れるという形が最近増えてきています。

中途半端にリハビリをして回復しても結局介護が必要となれば、家族さんとしては面倒と感じてしまいます。

高齢者ともなれば、病前に戻れることは稀であり、さらに身体能力は衰え、認知機能もどんどん下がっていきます。

現在の高齢化社会では、理学療法士があまり必要とされていないというのが本音でしょう。

自分が必要とされていないと思うのは正直かなり辛いです。

理学療法士が辛くてやめたくなったら?

勉強することでリハビリの良さを感じる

リハビリをする理学療法士
そもそもリハビリが好きでなく理学療法士自体に苦痛を感じるようならば、一度下記の記事を参考にしてみてください。
本当にリハビリという仕事が嫌いなのでしょうか?

私は本物の理学療法士の技術を見てから、一気に理学療法の面白さに気付くことができました。

学校の勉強は申し訳ないですが正直言ってゴミです。忘れましょう。

あんなものは理学療法ではありません。

仕事の面白さに気付いているかどうかで、仕事の辛さは変わってきます。

私は勉強するようになってから、多少なりとも理学療法士の仕事が楽しくなりました。

すべてというわけではありませんが、積極的に面白そうな患者さんを選ぶようにしています。

やはり自分のリハビリ技術で患者さんが良くなっていく姿を見ることはとてもやりがいを感じます。

転職をする

転職をする理学療法士
上位3つを解決する根本的な方法は転職することです。

しかし、同時に3つとも解決することは転職しても難しいでしょう。

ある程度妥協しなければ、転職先が決まりません。

私の場合は、「人間関係」は入ってみないことには分からないので視野には入れず、田舎だったので「給料」も諦め、比較的に仕事が楽なところで選びました。

定時帰り、年間休日120日以上、1日の単位数が少ない職場です。

転職して半年経ちますが、人間関係はついて回るものですね。

現在は良好とは言えますが、やはり自分とは関係なくても人間関係のトラブルに巻き込まれます。

したがって、人間関係のトラブルはどこにでもあるものだという認識の方が正しいでしょう。

転職について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
また、今の職場では理学療法士はあまり必要とされていない、やりがいが見つけられない場合も転職は有効でしょう。

転職先は比較的若い患者の多いクリニックや接骨院や自費リハをお勧めします。

病院の回復期も圧倒的に高齢者が多く、若い患者はほとんどいません。

私の場合は求めるものがやりがいよりも、仕事のラクさだったので、理学療法士としてのやりがいは少なくても概ね老健で満足しています。

給料の低さは副業でカバーする

副業をする男性理学療法士
給料の低さを昇給に期待していくら勉強しても給料が変わることはありません。

勉強していない理学療法士と頑張ってセミナーに参加し勉強している理学療法士と給料が同じことに理不尽に感じるかもしれませんが、そういった世の中なので初めから割り切ってしまうことが大切です。

そうなれば、理学療法士が収入を増やそうと考えた場合、転職する以外には副業するしかありません。

私は理学療法士をやりながら副業していますが1年程度副業してきて現在(2022.9)は月5桁は収入があります

副業の良いところはうまくいけば、短期間で収入が増えるところです。

理学療法士にお勧めする副業は下記の記事で紹介しています。ぜひやり方も含め参考にしてみてください。

淡々と仕事をする

淡々と仕事をする理学療法士
人間関係のトラブルはついて回るものだと説明しました。

しかし、出来る限り穏やかに仕事をしたいものです。

お勧めの解決策は、人間関係に距離を取り、仕事は仕事だと割り切りましょう。

仕事仲間と仲良くしようと思うと、どうしても感情が生まれます。

好きの愛情の裏返しは嫌いです。

一つ行動を間違えば、今まで良好な関係が続いていてもあっという間に嫌われることになります。

かといって、一緒にいる時間が長ければ自然と仲良くなってしまうものです。

したがって、自分の考えに固執しがちなめんどくさい人とは必ず距離を取るようにしましょう。

長年付き合っていればどのようなひとか大体分かると思います。

人によって距離感を変え、出来る限り淡々と仕事をしましょう。

仕事に余計な感情は禁物です。

理学療法士は辛いことも多いが、楽しいこともある

腕のリハビリをする高齢者女性と理学療法士
職場の人間関係だけは、どれだけ処世術を学ぼうとどうにもならないものはなりません。

その人たちから自分から離れるしかないのです。

転職することはエネルギーや勇気が必要でとても疲れます。

今は転職して7カ月目ですが、転職して本当に良かったと思っています。

ただ、転職しても人間関係が必ずしも改善するわけではないことを覚えといてください。

実家から通えていることもあり、収入は増えずとも支出を抑えることで給料の面もある程度解決できました。

理学療法士の悲観的な部分ばかり書いてきましたが、理学療法士にももちろん楽しいと思える瞬間はたくさんあります。

患者さんがリハビリで良くなったり、一緒に楽しくお喋りしたり、レクリエーションを通じてみんなでワイワイするのも楽しい時間です。

一度きりの人生です。

同じ仕事ならばどうせなら楽しく仕事しましょう。

職場を変えれない人は一度理学療法士のやりがいについて考えてみるのも一つの手です。
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