昇給しない会社で頑張らないといけないのか?

昇給しない会社で頑張らないといけないのか?
しょんぼりねこ

昇給しない会社で頑張らないといけないのでしょうか・・・

税金や社会保障費ばかり増え、昇給がほとんどない世の中、給料は上がるところが手取りは減る一方です。

少子高齢化で給料が上がりそうな明るいニュースがまったくないばかりか円安による影響で物価高にまでなってきました。

よって、お金の価値が下がり買えるものがどんどん減ってきています。

私の職業である理学療法士という職業も医療保険や介護保険の点数で給料が決まってしまうため、現状では給料が変わることはまずありません。

まさに医療職ではありますが、昇給しない会社に勤めています。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。
『昇給しない会社で頑張らないといけないのか?』の質問に対して、結論だけ述べれば
のんねこ

昇給がない会社ではどれだけ頑張っても、給料は上がらないので、
頑張っても無駄です。

仕事を頑張っていた時期があり結構会社に貢献したつもりでしたが、人間関係で揉め事を起こしてしまった私はあっさり首を切られました。

会社なんて頑張っても所詮そんなもんです。社員は代えのきく駒程度にしか思っていません。

仕事ができるかできないかよりも、いかに上司に気に入られるかどうかで職場の立ち位置も変わってしまいます。(それでも給料は変わりませんが)

愛社精神を持てと言われることもありますが、私としては会社に依存するほど怖いものはないと思っています。

これからの時代は、会社に属するというよりも個人の力で食っていく時代です。

起業しなくても、私がしているブログやYoutubeなどでお金を簡単に稼げるようになりました。

会社も社員もお互いに必要としているから契約しているわけで、必要がなくなればあっさりと関係を断った方が健全な付き合いができます。

私たち自身も個人の能力を上げて、会社に能力を買ってもらうという認識の方がやる気が出ます。

これからは会社に対する認識を変えていき、個人で稼ぐ力を身に付けていくことが肝要です。

昇給しない会社でどうやって仕事をしていったらいいのかその考えをご紹介していきます。
目次

一般的に昇給はあるものなのか?

昇給のイメージ
厚生労働省の令和3年賃金引上げ等の実態に関する調査によると、社員数100名以上で定期昇給制度がない会社の割合は、一般職では16.9%です。
制度はあるものの、昇給を中止または延期した会社も合わせると、23.9%です。

因みに私の職種である医療職では、定期昇給制度がない会社の割合は19.5%でした。
制度はあるものの、昇給を中止または延期した医療、福祉関係の企業では23.9%です。

これを多いとみるか少ないとみるかは皆さん次第ですが、少なくとも私の会社では昇給制度はあるものの昇給額が壊滅的に少ないです。

昇給額は令和3年度の調査では、企業規模別でみると以下の通りです。
  • 5,000 人 以 上・・・5,202円
  • 1,000 ~ 4,999人・・・4,937円
  • 300 ~ 999人・・・4,753円
  • 100 ~ 299人・・・4,112円
  • 医療,福祉・・・2,855円
私の会社では1年で一回の昇給で額は800円ほどですが、平均的な医療、福祉の昇給額にも及びません。

10年勤めても昇給額が8,000円ではモチベーションを保つのが難しいというか絶望すら覚えます。

昇給しない会社で頑張ることに意味はあるのか?

頑張っても昇給がなくてつらい
ビジネスマン
先ほど紹介しましたが、私は理学療法士という医療職をしています。
医療職というのは、一生勉強しないといけない職業でもあります。

ある意味、頑張りが強要されている職種ですが、昇給はまったくありません。

理由は、先ほどお話しした通り医療保険や介護保険の点数で私たちの給料が決められているからです。

ベテランの理学療法士がリハビリしても、新米の理学療法士がリハビリしても介護保険の点数は変わりません。

新米の理学療法士でも資格さえ持っていれば国からもらえる金額は一定なので給料に差をつけにくいのです。

それでも新人の頃は、患者さんに貢献したいと思いと周りに認められたいという思いで必死で勉強しました。
朝5時に起きて仕事行くまで勉強。帰った後も、2時間勉強。

休みの日も体力が続く限り勉強していました。

確かに勉強しただけ患者さんは良くなります。しかし、私たちにも生活があります。
患者さんのためという綺麗ごとだけでは、食ってはいけません。

おまけに2年間必死になって勉強してきましたが、特に周りに認められるということもなく、むしろ上司からは自分のリハビリとは違う手法でやっていたので、嫌がられていました。

昔の手法にこだわり、それが絶対だと思っていたので、教えてる以上立場がなかったのだと思います。

頑張っているのに嫌われるという、悪循環。最後は会社からも認められず、上司との軋轢のため、解雇に近い形で退職しました。

努力していれば必ず報われるのは、漫画やアニメだけの話です。

子供たちに夢を見せ、誰もが努力さえすれば夢を叶えられる幻想を抱かせます。
そしてできなければ、努力が足りないからと糾弾します。

自分のことを守ってくれない会社で頑張ってどうするのでしょうか。

結局は、すべては自己責任で簡単に解雇されます。会社の自己都合でしかないのです。

そもそも私たちは生まれた時からすべて決まってしまう「無理ゲーな社会」で生きています。

現代の物差しで自分を測ると、劣等感しか生まれません。
※「無理ゲー社会」については下記の本を参考にしてください。
しかし、考え方1つで今の世の中に適応していくことができます。

頑張りすぎるという選択肢は捨てましょう。

仕事なんて適当でいいのです。頑張るというのは心の余裕がなくなってしまうため、むしろ仕事ができなくなってしまいます。

皆さんも必死に頑張りすぎたけれど、肩の力が入りすぎて失敗した経験はないでしょうか?

最高のパフォーマンスをだすにはある程度リラックスしている必要があります。
結局仕事ができる人は心に余裕がある人です。心に余裕がなければ、同僚と余計な軋轢が生まれますし、周りが見えていないため、何をやっても生きません。

100%の力でやることが、100%の結果がだせるわけではないのです。

心の中は「テキトーに頑張ろう」ぐらいが最高の結果を出せると私は信じています。

頑張ったけれど、報われなかった10年間

医学部再受験

医学部再受験を失敗して心が壊れた男性
私は20代後半で医学部再受験を志しました。
しかし、見事撃沈しました。

フリーターだったので、焦っていたこともあり、ひたすら勉強頑張りました。

歩くときもお風呂に入っている時も寝る時間(6時間睡眠)以外は、すべて勉強の時間にあてました。

頑張って勉強した期間は5年です。

頑張っても頑張っても、成績は上がらず、2022年の1月15日に東大事件がありましたが、気持ちがよく分かります。

本当にどれだけ効率化させ頑張っても、成績は上がらないですよ。努力かどうとかの問題ではありません。

もしここで、「努力が足りない」とか言われていたら心が完全に壊れていたかもしれません。

結局は遺伝的な才能があることを最近知りました。

このことを知っていたらもう少し早く医学部再受験を諦めることができたと思います。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。
医学部再受験のお話は以下の記事に詳しく解説しています。

大学生活

必死に勉強をする女性
医学部再受験が失敗に終わった私は、ランクを下げて理学療法士になるべく某大学に進学しました。

もう少し早く見切りをつけ、ランクを落としていれば1年早く進学できていたと思います。

学校の勉強

大学生活中は、医療系の大学は普通の大学と違って常に1限から5限まであり、授業が終わるのが17時50分でした。

終わった後は、周りの若い子に追いつくために帰った後も復習のため勉強。

これだけ頑張っても、再試になることが多かったです。当然ですよね。歳はもう33歳です。

4年次は授業、就活、卒論、国試と忙しい毎日でした。

特に国試は事典みたいな厚さの過去問をひたすら解く必要があり、朝から晩までひたすら勉強していました。

ほとんど勉強していない同級生が普通の私以上の点数をたたきだし、若さや才能の差を呪いました。

読書三昧

在学中は、少しでも教養人なろうと読書も頑張りました。
大して面白くない本でも古典だからという理由で読んでいました。

やたら教養人に古典は読め!という人が多いですが、私はそう思いません。

一番に古典は本当につまらないです。

嫌々読んでいるので記憶にもまったく残りません。

二番目に今の世の中では役に立たないことが圧倒的に多いです。

古典を読んで頑固おやじで生きてきましたが、むしろ他者と軋轢を生むことが多く、なんで読んでいたのかさっぱり分かりません。
ただ「古典を読んでいる自分がかっこいい」と思っていただけだと思います。

読書が習慣化しない人は古典などの難しく、全く面白くない本を読んでいる可能性があります。

エリートや経営者が古典を勧めるのは、読書家で大量の本を読み、本を読むことに慣れているから古典を読んでも苦痛に感じないのです。

読書初心者がいきなり古典から読むと必ず挫折します。

読書を習慣化させるコツは下記の記事を参考にしてみてください。

ITの勉強

私はテクノロジー系が大好きです。
当時は人工知能にハマっていました。

人工知能の本を読むのは楽しかったのですが、人工知能のプログラミングはそんなに楽しくない。

けれど、当時は「将来はリハビリ×テクノロジーで活躍したい!」と何の構想もなく、勉強していました。

今となっては完全ムダな勉強でした。

最近、両学長の動画をみて何がだめだったのか納得しました。
要するに、私は人工知能のプログラミング学習に投資していたのではなく、浪費していたのです。

投資というのは、『お金が戻ってくるリターンの構想ができているもの』を指し、私には人工知能の勉強で収入を得る構想がなく、漠然とやっていたのがすべての原因でした。

今あなたが一生懸命に勉強していることは、お金が戻ってくる構想ができているでしょうか?

マネタイズできなければ、今すぐその浪費はやめましょう。

奨学金という名の借金

奨学金の額をみて驚く男性
大学に通う際に奨学金を借りている人は多いのではないでしょうか。

日本学生支援機構の「令和2年度 学生生活調査」によると実際には半分ぐらいの人が借りているみたいです。

私も大学に通う際に奨学金を借りましたが、第1種と第2種の両方で500万近い借金を背負ってしまいました。

毎月の返済額は2万7千円ほどです。

奨学金の返済額を引いた手取りは17万ほどで、一時期それで一人暮らしをしてたこともあります。

なんとか頑張って10万の貯金をしていました。
といっても、かなり我慢をする生活になるためまったくお勧めできません。

昇給がない会社にいて奨学金があると、手取りが極端に減ってしまいまさに地獄を見る羽目になります。

昇給が年に5千円でもあれば、5年間で奨学金の返済をカバーすることができます。

しかし、なければずっと毎月2万7千円分の我慢を強いられることになります。
現状をなんとか変えようと、私は奨学金の返済の分を補うため副業でブログをはじめました。

ブログを始めて早1年以上ですが、なんとか奨学金の分はカバーすることができています。

昇給しない会社での人生の生き方

空を見上げるビジネスウーマン
ただ勉強だけに費やした10年間。

いつかしあわせな時間がやってくると思って、ひたすら耐えた10年間。

10年間ただ苦しいだけの毎日でした。

結局、頑張り方を間違えると自分が思うような人生は巡ってきません。

どれだけ会社に滅私奉公で働こうが昇給しない会社で認められるなんてことはありません。

昇給しない会社は単純に儲かっていないから、職員の給料を上げれないのです。

昇給しない会社に勤めている以上割り切って、人生のスタイルを変えるしかありません。

昇給しない会社に勤めている人の場合、転職することを考えると思いますが、厚生労働省の「2019 年(令和元年)雇用動向調査結果」によると、2019年1年間の転職者のうち、前職より年収が上がった人は34.2%、下がった人は35.9%、変わらなかった人は27.9%となっています。(参照元:Create転職)

つまりは転職者の内6割は現状維持か下がったということになります。

因みに私も転職をしましたが、給料は上がらずに昇給ももちろんありません。

結局理学療法士という業界が国におんぶ抱っこな状態である以上、給料が上がらないのは当然の帰結ということになります。

ではどう人生の舵をきっていったらいいのでしょうか?

自分にとっての幸せとは何かを考える

ソファーでのんびりコーヒーを飲む女性
自分が何を求め、どう生きて、どう死んでいきたいのかしっかりと考えたことはあるでしょうか?

誰もが幸せな人生を求めているでしょうが、ではあなたにとっての幸せとは何でしょうか。

漠然と何も考えずに頑張っていた私は会社から解雇され転職活動をしているときに、「今の自分にとって幸せとは何だろう」と考えました。

私の幸せは、
  1. 毎日が穏やかで安心した生活であること
  2. 自分が望む必要最低限の暮らしをすること
  3. 仕事が楽しいゆったりとした職場で働けること(定時上がり、休日多めの職場)
  4. 好きな時に好きなことをすること
  5. 人生後悔しないように一生懸命に仕事をすること
  6. お金を稼げる副業に力を注ぐこと
  7. 出来る限り多くのことを経験すること
よく考えたら、幸せになるためにはそこそこの努力で十分なことに気付きました。

といっても、③は転職しないと難しいとは思います。

実は③を叶える意味では、転職先は定時上りの土日祝日休み、夏季休暇、正月休暇なので私にとって転職活動は成功だったといえます。

今頑張りすぎている人は、自分にとって幸せとは何かをしっかり考えた方がいいです。

昔の私みたいにただ目の前のことをやみくもに頑張っていませんか?

私の現状の仕事のスタイルは、生活を効率化することで本業の勉強をそれなりにこなしつつ適当に働き、副業に力を入れています。

必要最低限に欲しいモノはもちろんありますし、それなりにゆとりある生活をしたいのでこのまま副業に力を入れて収入を増やしていきます。

収入が途絶えるかもしれないという恐れを抱くような人生は送りたくありませんし、人生の最後まで誰にも迷惑を掛けずに一人の力で生きていきたいものです。

ゆったりと働ける職場を探す

パソコンとスマホを使うビジネスウーマン
幸せになる方法は自分にとって幸せとは何かを考えるだけで良かったのです。

私は、理学療法士では今後給料は上がらないと分かったので、職場は定時で帰ることができ、休日が多く、過ごしやすいゆったりとした職場を選びました。

もし、この記事を読んでいる方が理学療法士でしたら下記の記事を参考にしてみてください。
意外とゆったりと働ける職場は見つかります。
給料は多くないですが、自分が好きなように仕事ができゆったりと働けているので満足しています。

自分に実力がなく、給料アップが望める会社に転職できないのならば、私と同じようにワークライフバランスを目指してゆったりと仕事できる職場を探してみてください。

私は本業の収入は年収360万ほどとかなり低いので、ランニングコストを抑えて、なるべくお金のかからないことで夢中になれるものを探しました。
ゆったりとした職場で働くということは年収は期待できないということなので、ランニングコストは抑えた上で自分の幸せを考えていく必要があります。

趣味が副業と言える状態になると副業を楽しむことができ収入もアップするので、出来る限りその状態に持っていきましょう。

仕事は楽しんだ方がよい

楽しそうに仕事をするビジネスマン
人生において仕事の時間の比重は多く、ほぼ半分は仕事に占められています。

そう考えるといくら趣味活動で充実していようが仕事でストレスがたまれば、人生の充実度は下がってしまいます。

仕事は先ほどご説明した通り適当でいいと思いますが、仕事を楽しくする必要はあります。

会社のためではなく、自分のために仕事を楽しくするのです。

仕事を楽しくする方法は『変化を作ること』です。

仕事が楽しくないのはマンネリ化してしまうからです。毎日同じことを繰り返していれば誰でも飽きがきます。

私は自分の仕事がマンネリ化しないために、ある程度毎日勉強するようにしています。

私の場合は理学療法士という専門職であるため、勉強すればそれだけ技術が上がります。

そうすればリハビリに変化がおき、患者さんがよくなることが多くなります。

皆さんの場合でも、自分の仕事に関係する読書をすることによって今の仕事に変化を起こすことができるはずです。

仕事を楽しいと思ったことがない人は下記の記事を参考にしてみてください。

人生は一生懸命になれるモノがないと後悔する

颯爽と歩くキャリアウーマン
何度も言ってきたことですが、昇給しない会社でいくら頑張っても昇給はしないので意味はありません。

しかし、だからといって一生懸命に生きない生き方はいつか自分の人生に後悔を抱いてしまいます。

人生の価値基準をお金だけでなく、人生を生き切ったかどうかを価値に置くと人生が生きやすくなります。

もちろんお金も大事なので副業をお勧めしているわけですが、一生懸命に生きるという生き方はとても人として美しく、自分を納得させ、自分が自分の存在価値を認めてくれるようになります。

自己肯定感が上がらない人は自分の今の姿を心の中では「情けない」と思ってしまっているからでしょう。

限界を超えてまで頑張る必要はありません。

ただ、一生懸命に生きましょう。この辺のニュアンスが難しいところですが、一生懸命に生きようという心がけが人生を良いモノにしてくれます。

お金を稼げる副業に力を注ぐ

副業をする若い女性
副業は完全に自分にとって好きなことを好きな時間だけしているのでまったく苦になりません。

副業なので儲からなくてもしょうがないかと心に余裕を持ってすることができています。


副業の素晴らしいところは、本業とは違い、時間をかければかけるほどスキルが上がり収益も上がる可能性があるということです。

本業と副業の大きな違いは、本業は働いただけ決まったお金がもらえますが、副業は時給が安定せず、上がることもあれば下がることも十分ありえるということです。

よくYoutuberが全盛期の1/10まで収益が下がったと報道されることがありますが、まさに収益が安定しないところが副業の最大のデメリットといえます。

したがって、本業と副業の両輪が安定した生活のまま年収を上げるための一番の解決策であると言えます。


副業で個人の力で食べていける力をつけることは、会社への依存心を少なくし、さらに生活の基盤が安定するので、精神的な余裕をもたらしてくれます。

人間関係でもそうですが、何かに依存するというのは自分自身を失わせるので決して賢い生き方ではありません。
現代人は人間として不自由な人生を「幸福」だと洗脳されている。だから「家畜化」していると私は言っているのです。頼っているわけですよ、他者に。自分が独立自尊でなければ、いつでも誰かに頼っていなければならない。国に頼り、会社に頼り、家庭にも頼っている。頼るために、表面上の平和だけは保とうとして努力しているのです。それを幸福だと思い込まされている。
超葉隠論
『独立自尊』で生きる生き方をすることが自負心を持つことに繋がります。

特に40代50代は転職も厳しい年代になるので、会社への依存度が高くなってしまいます。

本業が副業で副業が本業という認識の方が、精神的に自立した生活を送れます。

目指すべきは副業収入>本業収入です。

頑張っても昇給しない私と同じような会社にいる方は、副業を考えてみてもいいのではないでしょうか?

副業を頑張ってみたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
自分で積極的に自分の人生を設計していくことが幸せに近づくためのコツです。

昇給しない会社では『ひっそり暮らす』のも一つの手

家で猫を抱っこする日本人女性
昇給しない会社で勤めるということは、結婚や子供は諦める必要もでてくると思います。

共働きならばもちろん可能ではありますが、贅沢はできず我慢できる生活を強いられるでしょう。

私はお金がなくても自分が好きなことで生きていく生き方として、『ひっそり暮らす』のがいいのではないかと思っています。

世の中の風潮ではお金を使わせようとして私たちの欲望を上手く搔き立ててきます。

お金を使わなければ幸せを得られないような人生ならばどれだけお金があっても足りません。
成功も幸せも、際限というものがありません。求めれば求めるほど、もっと欲しくなる。きりがないの
です。どんなにお金を持っていても、どんなに物があっても、どんなに人がうらやむほど幸せであっても、人は決して満足感を感じません。欲しがれば欲しがるほど、まだ足りない、まだ足りないと思う「欲望の堂々めぐり」が起こっているからです。
成功に価値は無い!
どれだけお金があっても求めれば求めるほど際限なく人は欲しくなるものです。これではきりがありません。

それならば、世間の波に飲まれず、ひっそりと生きていった方が楽なのです。

また、世間では「繋がり」を求める風潮ですが、私は無理に人間関係を求めない方がお互いの距離感で快適に過ごせると思っています。

「孤独死」という言葉が世間では浸透してきたため、一人の独居生活が如何にも悪者扱いにされています。

しかし、私は老人保健施設に勤めているためしっかりと現実を知っています。

今の世の中では介護が必要となれば、家族には厄介扱いされ、介護施設に預けられるのが当たり前です。

皆さまが思い描いているように家族が最後まで面倒をみてくれるような綺麗な世界はどこにもありません。
最終的に介護施設に行くことが分かっているならば、一人でひっそり暮らしていってもいいのではないでしょうか。

みんなといれば幸せになれるというのは勝手に埋め込まれた価値観です。

今の時代はネットのおかげで多種多様な時代になりました。

自分の好きな生き方でいくらでも生きていっていいのです。一人が好きならば、一人でひっそり生きていきましょう。

「ひっそりな暮らし」については下記の記事を参考にしてください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次