お金の使い方がわからない!お金で幸せになる考え方

お金の使い方がわからない! お金で幸せになる考え方
高収入であっても生活に苦しんでいる人がいる中で、低収入でも幸せにしている人もいます。

この違いはなんでしょうか?

私は『お金の使い方』にあると思います。

本当に必要なところにお金を使い、必要でないところでは妥協してお金を使わない。

この分別があるからこそ、上手にお金を使いこなせます。

欲しいモノを手に入れるためには、それ以外のモノは捨てなくてはいけないのです。

イソップに良い寓話があります。

「菓子瓶の中に入っている菓子を取ろうとして手を入れ、手一杯にお菓子を握りしめてしまうと、手が細い口から出ない」というお話です。

お金の使い方がわからないあなたがしていることはそうゆうことです。

他のすべてを捨てるからこそ確実に一つあなたの宝物を手に入れることができます。

欲張れば、すべてを失うこともありますが、欲張らなければ確実に1つだけは手に入れることができます。

たった1つのあなたの宝物を手に入れるために、お金の使い方を学びましょう。
目次

お金を稼ぐ人ではなく、「使い方」が上手な人が幸せになる

お金の使い方のイメージ
誰もがお金を増やすことばかり考えていますが、お金の使い方について考える人はいないように感じます。


どれだけお金を増やしたとしても、お金を使うことでしか幸せを感じられないとしたら永遠にお金を稼ぎ続けなければいけません。

しかも、ドーパミン的幸福つまりは「お金を得る、欲しいモノを手に入れる」時に得られる幸福は、「もっと欲しい」と思ってしまう幸福です。

ドーパミン的幸福は依存症になりやすく、やめられず、いつまでも渇望感をもたらします。

つまりは、どれだけお金を稼いで欲しいモノを手に入れたとしても、いつまでも満足することはありません。



お金は幸せになるための目的ではなく、手段です。

お金の使い方を学ぶことで、暴走しやすいドーパミン的欲求つまりは「欲望」をコントロールできるようになります。

お金の使い方が分からない人が上手にお金を使う方法 8選

最も効果的なお金の使い方は「自己投資」

学び直しのイメージ
私は31歳のときに読書を始めました。

彼女に振られて立ち直れずいたところ母から「本でも読んでみたら?」と言われたことがきっかけです。

藁にもすがる思いで本を読んでみましたが、新しい価値観を手に入れるたびに心が軽くなったのを覚えています。

不安や悩む人は自分の価値観を絶対のモノと思ってしまい、自分の価値観の中の思考のループから抜け出せなくなっています。

読書は私を失恋から立ち直るための1つの治療薬として大いに役に立ちました。
失恋から立ち直った後も本を読み続けましたが、私が楽に生きられるようになったのも読書のおかげです。


読書の良いところは、自分が絶対に思いつかないような価値観を教えてくれるところです。

新しい価値観に出会うことで、自分の人生を比較して考えるきっかけになります。

決して答えが見つかるわけではありませんが、自分の人生をより良い方向に導く道しるべにはなっています。
読書は安価で手に入りやすく、実用書を読めばすぐに役に立つものも多いです。

つまりは効果がはっきりと分かりやすいです。

副業の本を読めば、会社の昇給に期待することなく、お金を増やすことができます。

私はこのブログを始めて1年以上になりますが、ブログのおかげで月5桁以上の収益を得ることが出来ています。

少し副業やブログ関係の本を読むだけで、月5桁以上です。

もちろん、毎日の作業時間など本を読む以外にも努力は必要ですが、本を読んでいなければ収入を増やすことができていなかったわけです。

このように読書という自己投資は費用対効果が高い、素晴らしい投資先だと思います。

読書習慣がまだ身についていない方は下記の記事を参考にしてみてください。
また、副業に興味のある方は下記の記事を参考にしてみてください。副業の最初の一冊に良い本も紹介しています。

欲望をコントロールする

浪費をしてしまう女性
喜びや幸福は徐々に色あせ、そのあとに喪失感や渇望が残される。これも進化の適応で、欲望が満たされて満足してしまっては、(なにもしなくなるので)「利己的な遺伝子」のコピーを後世に残すことができない。わたしたちはドーパミン(報酬系の学習) によって、ひたすら新しい欲望を追い求めるように「設計」されている。
スピリチュアルズ 「わたし」の謎
欲望は生存に欠かせないモノですが、どれだけ欲望を叶えようと結局は喪失感や渇望が残るように私たちは設計されています。

これらのことを合理的に考えるならば、欲望を叶えたところでまた新しい欲望が生まれるから欲望を叶えることには意味がないということになってしまいます。

どれだけ美味しいモノを食べようが、どれだけ刺激のある経験をしようが、結局は慣れてしまい、「もっともっと」と求めるならばキリがありません。

そうなると欲望をコントロールするしかないのですが、『人間は欲望を求めるものであり、欲望を叶えたところで渇望感が生まれる』と分かっていれば、ある程度理性のある行動ができるはずです。

私がここで一番お勧めしたい欲望が知識欲です。

知識が増えれば増えるほど人生は生きやすくなりますし、仕事にもその知識を生かすことができ、専門性も増します。

本を一冊、専門書を一冊ならばそれほどお金もかかりません。

どうせ欲望を叶えたところで足りないと思うのだったら、知識が足りないと思った方が人生を豊かに暮らせるはずです。

「物」ではなく「経験」を買う

経験を積むためにあちこち旅をする若い女性
「物を買うよりも、経験を買った方が、幸福度は長続きしやすい」という研究結果がでています。

物は誰でも持つことができますが、「情報」「知識」「体験」「経験」は大きな価値があります。

twitterで有名な「プロ奢レイヤー」さんがいますが、彼はプロの奢られる人です。

意味不明な肩書ですが、彼の経験や人柄が面白いから奢ってまで会ってみたいと思うみたいです。

彼の体験や経験は聞いていてとても面白い。

退学後、奨学金が20万円ほど余っていたことから、ヨーロッパにほぼ無一文で赴き、3ヶ月ほど放浪した。

チェコ共和国のプラハではナイフを持った薬物中毒者に襲われ、また無名の雪山に「気分で」登山したあげく遭難して生死の危機に陥り、さらにオーストリアのウィーン中央駅では難民たちとゴミを漁って生活するなど、さまざまな経験を得た。金銭に乏しかったためヒッチハイクで移動し、たまたま到達した田舎町で出会った女性と「2週間くらいのノリで」結婚した(のちに離婚)

wikipedia
twitterで人気があり、フォロワーを集めている理由は彼のこういった体験や経験があるからでしょう。

そして、彼は読書家でもあり、それだけに終わらず、noteで月額698円で配信もしています。

お金まで払って読みたいと思う理由は、彼の情報、知識、経験、体験が人の心に刺さるからです。

下記の記事はそんなプロ奢レイヤーさんの著書を紹介しています。興味があればぜひ読んでみてください。
読書だけでなく、経験や体験などの自己投資があなたをオンリーワンとし、あなたの魅力を引き出してくれます。

モノを買っても人生が変わることはないでしょうが、経験や体験は人生観が変わる可能性が大いにあります。

少なくとも私はiPhoneの最新版を買っても何も変わりませんでしたが、登山を始めたことで運動習慣が付き、自分の専門分野である理学療法についてもっと勉強しようとする気になりました。
遊びの中で色々な経験や体験をしてみましょう!

何をしていいのか分からないという方はとりあえずお金のかからない下記の遊びをしてみてください。

お金を稼ぐことから抜け出す

財布の中身を確認する浪費家の女性
お金の使い方が下手だと、お金をさらに稼ぐ必要があります。


最近では、ホリエモンの「好きなことをしてお金を稼ぐ」が流行りですが、そこそこ好きぐらいではお金を稼げるようなコンテンツを作ることは難しいです。


Youtubeを見ていれば分かりますが、趣味活動の動画を撮って、編集して、動画を投稿して「楽しいのだろうか?」と思ってしまいます。

再生数が伸びればまだマシですが、ほとんどの動画は再生数が伸びず、ただストレスだけたまることになりかねません。

それならば、そこそこお金を稼いで、趣味活動はお金を稼ごうなんて考えずに思いっきり楽しんだ方が人生豊かになれます。

そう思った理由は、このブログで「お金を稼ごう稼ごう」と躍起になっていたからです。

収益が思った以上に伸びず、嫌気を指すことも度々あり、全然ブログを楽しめなかったことがあります。


上を見ればきりがないですが、ブログで10万、30万と稼いでいる人たちを見ていると、「今の収益では全然足りない」「もっと稼がなければいけない」と思うようになりました。

「ブログを書いて楽しい」が目的ではなく、「ブログで稼ぐ」が目的になると全然ブログ活動を楽しむことができなくなります。

趣味で稼げれるようになる人がいますが、ごく一部だということを認識すべきです。


大切なのは、「趣味を楽しむ」ことであって、決して「お金を稼ぐ」ことを目的にしてはいけません。

後からお金がついてくるぐらいが丁度いいのです。

本業で生きていくためのお金が稼げているのですから、足るを知り、身の丈に合った生活をして、趣味活動は趣味活動で存分に楽しみましょう!

お金で買えるのは、「幸福」ではなく「安心」

ソファーの前に座りながら安心して暮らす家族
お金持ちになっても幸福になれないというのは誰もが分かるでしょう。

お金があれば、不自由なく欲しいものも買えるし、やりたいこともやれます。

一見、お金があれば幸せになれるように感じますが、「お金」で得られるものは「安心」です。

幸せには段階があります。

1段階目にやすらぎ、安心、健康といったセロトニン的幸福があります。

2段階目に人とのつながりによるオキシトシン幸福があります。

3段階目に先ほど紹介した達成感や所有欲であるドーパミン的幸福があります。

詳しくは知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
健康や安心という土台があり、その上に人との繋がりという家があるからこそ、人は次の幸福であるドーパミン的幸福を得ることができます。

お金(ドーパミン的幸福)を得るために、睡眠を削って、休養も削って、病気で倒れた場合幸せといえるでしょうか?


しかし、確かにお金の安心効果は絶大です。

私は1度会社から解雇されているのでよく分かります。

その時は、貯金が150万あったので不安ではありましたが、1年は安心して暮らしていけるだけのお金がありました。

親ならば助けてくれるかもしれませんが、普通ならば誰も助けてはくれません。

私なら友達から頼まれても断ります。

自分のことを自分で管理できないような人は自分の人生に責任を持てていないと思うからです。

それに、お金の貸し借りは必ず返す返さないでもめます。そんなことに巻き込まれることはまっぴらごめんです。

そう考えると、お金は1番頼りになる最後のセーフティーネットです。

自分が必要なモノにお金を使う

歩きながらショッピングを楽しむ若い女性
私は最近買い物で失敗してしまったことがあります。

登山用にモバイルバッテリーを買ったのですが、今すぐに使うモノでもないのにセールだからと買ってしまったからです。

結局今はまったく使わずに放置されています。


最近ではセールや何%還元がとても多いです。

こういったものを見ると安いから今買わないと損をするといって、自分にあまり必要ないものまで買い物してしまいます。

あなたにとって必要なモノとは買ったときに使用頻度が高いモノです。
先ほどのモバイルバッテリーの話だと、使用頻度がかなり低いのにも関わず買ってしまったので失敗しました。

そして、1番下手なお金の使い方は浪費です。

企業はあらゆる手を使って、みなさんにいらないモノまで買い物させようとします。


Youtubeを見てるうちにインフルエンサーの紹介でほしいと思ってしまったことはないでしょうか?

この時にはドーパミンが出ているので、購買意欲が一番高い時です。


本当に欲しいのか見極めるために1週間は期間を置くことをお勧めします。

1週間も置けば冷静になれます。衝動買いが1番よくありません。

ムダな買い物を失くしたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

必ず上限を決めておく

上限を決めて買い物をするイメージ
私は読書が大好きなのですが、上限を決めておかないと際限なく本を買ってしまいます。

したがって、一か月5,000円までと上限を決めて本を買っています。

このお金の使い方の良いところは、モノを選ぶのにものすごく慎重になるということです。

そして、使う上限を決めているので使いすぎることもありません。

皆さんも趣味のことに関すると際限なく買いすぎてしまうでしょうが、どこかで上限を決めないといつまでたっても貯金ができません。

貯金をすると大いに毎日の生活に安心感をもたらせてくれます。

無職になると収入が0になり支出だけが増えますが、皆さんは何か月、収入が0でも生活ができるでしょうか?

最低でも1年は生活できる貯金があると安心して暮らすことができます。

貯金をするためにも買い物の上限を決めておきましょう。

手間暇をかける

キッチンで料理する夫婦
最近では時短アイテムが流行っています。

ドラム式洗濯乾燥機、ルンバ、自動コーヒーメーカー、食洗器など枚挙にいとまがありません。

忙しくて家事をする暇がない人にはいいでしょうが、1日の内で暇を持て余しているような人に時短アイテムは必要なのでしょうか?

時短アイテムはそれなりにお金がかかり、集めれば集めるほど生活は楽にしてくれますが、買い替えサイクルがあるため、財布には厳しくなります。

私は手間暇かけた方が人間らしくゆったりと生きられると思っています。

毎日が退屈で暇つぶしに動画や漫画やテレビを観てる人は自分でやることを作ってみてください。

コーヒーをゆったりと淹れる時間、新しい料理にチャレンジする時間、部屋を綺麗にする時間、ゆったりと散歩する時間などは意外と心を豊かにしてくれます。

手間暇かけて、家族と一緒に料理をする時間はとても有意義な時間だと思います。

人生において暇より苦痛なものはありません。人はやることがあるから、余計なことを考えずに、淡々と時間を過ごすことができます。

私は高齢者施設で働いているので分かりますが、役割を失った高齢者は本当に惨めなものでただ壁をずーっと見ているだけの生活です。

何にもできないからと役割を奪ってしまった高齢者はとてもじゃありませんが、自分らしく生きているとはいえません。

何かやることがあるというのは実は幸せなことなのです。

時短アイテムに任せるのではなく、自分で手間暇かけてやっていきましょう。

お金の使い方がわからない人は、要不要を見極める!

外で遊ぶ仲の良い3人の家族
人の欲望は恐ろしいモノで、いくら学んでも失敗してしまうことはいくらでもあります。

欲しいモノがあれば、頭が分かっていても買ってしまうこともあります。

しかし、最初に話した通り、何かを得るためには何かを捨てる必要があります。

そして、『足るを知る』ことを学ばなければ永遠にお金で苦しむことになります。

どこかで歯止めをかけないと、欲がさらに欲を呼び際限なく欲しい欲しいと言うようになってしまいます。

マスコミの影響で幸せな生活の模範が提示され、そのように生活しないと不幸であるというイメージを作り上げてしまっています。

最近ではSNSで幸せな生活を投稿することが流行っており、自分だけ惨めな気持ちにされられることも多くなってきました。

自分の意志で行動を選択しているのではなく、他人に左右されていると知ってからは私はtwitterをやめています。
あなたにとって本当に大切なモノは何でしょうか?


この世に本当に必要なモノは少ないです。

それを教えてくれる極限のミニマリスト中野善壽さんの著作『ぜんぶ、すてれば』の記事です。
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