大学を中退して後悔したこと。その後の人生がボロボロに・・・

大学を中退して後悔したこと。その後の人生がボロボロに・・・
悩みねこ

大学中退するか悩んでいます。
大学を中退すると、どんなことで後悔しますか?

こんなお悩みを解決します。

私は大学を2年次に一度留年した後3年次に大学を中退しました。

理由は3つあります。
大学を中退した理由
  1. 大学の勉強が楽しくなくて、まったく身が入らなかったこと
  2. 将来何をしたいのか分からなくなってたこと
  3. 社会にでるのが怖かったこと
私は高校卒業後、某私立大学の情報通信工学科というプログラミングを勉強する学科に入りました。

パソコンが好きでプログラミングに憧れて入ったのですが、実際にプログラミングをやってみると全然楽しくありませんでした。

毎日大学でオンラインゲームをひたすらやってすごし、まったく勉強しなかったため、単位が取れず進級は難しいところまでいきました。

その後、結局は留年し、1学年年下と周りがまったく知らない人ばかりなので、ますます勉強に身が入らなくなりました。
友達とも学年が違うため会うこともほとんどなくなりました。

授業にまったく行かなくなり、親に相談もせず、大学を中退しました。

大学を中退する理由は人それぞれ違うでしょうが、私と同じようにやる気が出ず、このまま大学に通うべきか悩んでいる方は多いと思います。

大学に入ってみると「思ったのと違った」と思うことは私だけでなく皆さんにもあるのではないでしょうか。

大学に通い続けたとしても、興味の持てない科目を勉強することはかなりの苦痛です。

ただ、大学が嫌だろうかなんだろうか途中で大学を中退すると以下の理由で必ず後悔します。
私が大学中退して後悔したこと
  • 親に600万近く支払わせたことが本当に申し訳なかった
  • 大学中退というレッテルがつき、劣等感を抱くようになった
  • 先が見えず、やめてそのままフリーターになってしまった
  • 就職が難しくなり、余計に社会にでるのが怖くなった
  • 大学にいっていた時間がまったくのムダになってしまった
  • 周りの目が厳しくなった
  • 自分だけでなく家族も地獄をみるようになった
  • 面接時には大学中退時の理由を聞かれる
  • 最終学歴は高校卒であるため、雇用条件が悪くなる
  • 何も行動ができなくなる
大学を中退してしまったあとでは、後悔しても遅いです。

大学を中退をすることは今後の人生を大きく左右し、ほぼ悪い方向に傾きます。

ホリエモンやマーク・ザッカーバーグなどの天才は同じように大学を中退していますが、彼らは別にやりたいことがあって中退しており、前向きの大学中退であるため、私のように大学中退がマイナス要因にはなりません。

ほとんどの大学中退者に待っているのは、無職かフリーターか派遣社員で一生安月給で働く人生です。

大学というのは今後の人生を全て決めてしまう場所といっても過言ではありません。

選択肢を間違えないように大学中退をしたらどう後悔するのか知っておくことは大切です。

では順を追って大学を中退して後悔したことを説明していきます。
目次

大学を中退して後悔したこと 11選

親に600万近く支払わせたことが本当に申し訳なかった

親に申し訳なく感じる大学を中退した女性
まったく勉強していなかった私は、2年次に一度留年して3年次まで大学に通いました。
したがって、大学には一応4年在籍しています。

私立だったので、一年間の学費は130万x4=520万円で入学金を合わせると600万円ほど学費を払っていたと思います。

さらに交通費、寮費、教科書代、食事代などを合わせると1,000万円近いお金をドブに捨ててしまったことになります。

親に怒られた記憶はないですが、本当に申し訳なくて情けなかったです。

社会人になって働くようになり、この1,000万円と数字の重みがよく分かるようになりました。

これだけ稼ぐのがどれだけ大変か。私の現在の年収だとこれだけのお金を貯めるのに10年間はかかります・・・。
泣くねこ

今でも申し訳ないと思ってます。本当にごめんなさい。

そして、1,000万円かけて手に入れたものが大学中退というマイナスのレッテルです。

このレッテルは今でもついて回ります。

大学中退というレッテルがつき、劣等感を抱くようになった

劣等感を抱いている大学を中退した男性
努力ができない、自分で決めた大学を卒業できないとその後の人生が何でも中途半端になりました。

劣等感を抱くと何に対しても自信が持てなくなり、挙動不審で自分で考えて行動することが難しくなります。

しかも、一度劣等感を抱くと何十年たっても劣等感を抱いたままです。

このせいもあり、面接に行くのがとても怖く、臆病になり、面接に行ってもロクに喋れないまたは面接自体から逃げるようになりました。

今ではちゃんと大学を卒業し、理学療法士という国家資格を取り、就職もできているので劣等感は大分少なりました。
※32歳で医療系の大学にもう一度入り直しました
しかし、自分で行動し何かを達成できないと一生劣等感を抱くことになります。

自己肯定感というのは他者から認められて初めて生まれるものです。
周囲の者と比較して自分の方がステイタスが高いとき、自尊心や自己肯定感が高まり、逆に自分のステイタスが低いと感じた時、劣等感を覚え自己肯定感が下がる。その意味でわたしたちはみな、ある状況では自尊心が高く、別の状況では自尊心が低い。
世界はなぜ地獄になるのか
ステイタスつまりは社会的地位や能力が高いとき、人は自己肯定感が上がります。

大学を中退し、誰も認めてくれる人がいなければ永遠と自己肯定感は下がり続けます。

どこにも属していない状態で自己肯定感を上げることははっきり言って至難の業です。

私の場合は、理学療法士という職業でしっかりと正社員として働けていることと、このブログのおかげで少しは劣等感をなくすことができました。

ブログは一から自分で企画して、運営しなければいけません。誰かに言われてやるものではなく、すべて能動的な結果の集大成です。

ブログ運営をし、このブログが認められる(PVが増える)ことで自己肯定感を上げることができました。
人に言われたことをやるのではなく、自分で考えて行動してみてください。

特に副業は私のブログのように一から自分で考えなければ稼ぐことができません。

雇われてとしてお金を稼ぐことと、個人事業主としてお金を稼ぐことは意味合いが全然違います。

自分一人でお金を稼ぐことはとても難しく、自分がいかに能力のない人間か思わされます。

先が見えず、やめてそのままフリーターになってしまった

フリーターとなって働く大学を中退した男性
大学に行っても、今後何をしたいのか分からず、今後の将来をどうするのか何も考えずにやめてしまいました。

大学をやめて人と接することや何かを体験することが極端減った状態では、余計に何をしたいのか思いつくわけがありません。

やりたいことが見つからないまま、そのままずるずるとフリーターを10年間も続けることになりました。

フリーター中やりたいことを探さなかったわけではありません。

探したけれども、どれもやる気が出ず「やりたい仕事が見つからない」とただ嘆いていました。

しかし、そもそもやりたい職業についている人が何人いるのでしょうか?

私は現在理学療法士という職業についていますが、絶対なりたかった職業というわけではありません。

やりたいことを探すというよりは、何でもいいからとにかくやってみることが大切だったんだと思います。

今の職業は先ほど言ったようにやりたい職業ではありませんが、自分に合っている職業だと思っています。

大学を中退になった場合、フリーターになる人が多いと思いますが、フリーターを続けていくことは本当に辛いです。

皆さんも私と同じような思いをしなくてもいいようにフリーターにならず大学はしっかり卒業しましょう。

就職が難しくなり、余計に社会にでるのが怖くなった

大学を中退して社会が怖くなった女性
留年おまけに大学中退。就職活動をするにもこれらのことを説明しないといけません。

大学在学中でも就職活動する自信がありませんでしたが、大学を辞めた状態では余計に就職活動する自信がなくなってしまいました。

こんな大学も続かない、何も能力がない自分に何ができるのだろう。

こんな情けない自分を雇ってくれるところなんてない。

そう思い込んでしまい完全に自信を失ってしまった私は、その後の人生は何をやっても上手くいきませんでした。

勇気を振り絞って、市が運営しているプログラミング学習を学べ就職への斡旋もしてくれる職業訓練所に応募したこともありましたが、それでさえ面接で落とされました。

その後は、面接に行くのが完全に怖くなり、だらだらとフリーターを続け、途中で医学部再受験を志しました。

正直に言ってしまえば、フリーターの最初は自由を謳歌できたので楽しかったですが、後半はただ焦りに苛まれました。

大学にいっていた時間がまったくのムダになってしまった

すべてが無駄に終わってしまった大学を中退した女性
大卒という肩書を貰えず、ろくに勉強もせず、4年間という時間はゲームをして費やした何もない空白の時間になってしまいました。

ホリエモンやスティーブ・ジョブズは、大学在学中に仕事を大きくするのに大学に通っている時間がなくなり、大学を中退しました。

私の場合は、やりたいことが見つからず、勉強に身が入らなかったので大学を中退しました。

同じ大学中退でも大学での過ごし方が全然違います。

20代前半という人生において貴重な時間をゲームというロクでもないことで費やしてしまいました。

ゲームは本当に何のためにもなりません。

ホリエモンの『好きなことだけで生きていく』という本が一時期流行りましたが、好きなことだけで生きていける人は限られたごく一部の人だけです。

それに断言しますが、好きなことをやりすぎると最後は飽きます。

結局は、ほどほどに趣味として楽しむことが好きなことを1番楽しむことができます。

私は大学中退後フリーターをしながらひたすら好きなゲームをやって過ごしましたが、最終的には飽きてしまいました。

好きなことだからと言って永遠と続けられるわけではないことを身を持って体験したわけです。
大学中退という肩書きはその後の人生を考えても、マイナスにしかなりませんでした。
しょんぼりねこ

私の肩書は大学中退にフリーター・・・(涙)

20代はその後の人生を考えても特に貴重だったと思います。

若さは武器です。若いというだけで許してもらえることがあります。

歳を取れば働いていようがいなかろうが、歳相応の態度を求められます。

20代はやり直しがききやすいです。そして、20代の経験や貯金がその後の人生を大きく左右すると断言できます。

私は今42歳で、奨学金という借金がやっと終わりましたが、彼女なしの独身生活です。

独身生活を後悔しているわけではありませんが、20代で社会人として恋愛していたら今頃は結婚していたのだろうかと思ってしまいます。

40代独身男性を哀れだと思うかは人それぞれでしょうが、後悔しない人生を歩みたいものだとつくづく思います。

周りの目が厳しくなった

周りの目が厳しい大学を中退した男性
親からは毎日「これからどうしていくの?」と今後の将来について聞かれました。

少し時間が欲しいと言って2、3年たっても答えがでないままでした。

妹は自分をみてか同じようにフリーター状態になってしまいました。

親戚からは何も言われませんが、顔を合わすのがとても億劫になりました。

大学の友人とは最初の2,3年は同じように遊んでいましたが、どんどん私から離れていき、高校の友人からは完全に白い目でみられるようになりました。

このように私の周りの人間関係が少しずつおかしくなっていきました。

親の目、世間の目、何より自分の目が一番辛いです。

自分の人生は自分だけのものなので、誰も責任はとってくれません。

親は生きている間は助けてくれるかもしれませんが、親がいなくなった後は自分一人で生きていかなければなりません。

大学中退後はまともな人生を歩めませんから、結婚できず、一人でいる確率が高くなります。
女性が希望する相手の理想の年収は、500~700万円が 32・8%ともっとも多く、全体の72%が400万円以上を希望しています。
結婚滅亡
現に独身女性たちは年収の400万以上を求めているので、年収の低いフリーターや派遣ではいかに結婚できないかわかるのではないでしょうか。

大学中退=独り身で生きていく可能性が高くなるとだけ覚えておいてください。

といっても、変に孤独を恐れる必要はありませんが、孤独で生きていく覚悟は必要です。

自分だけでなく家族も地獄をみるようになった

子供のことを心配する親
親も自分の育て方が悪かったのではないかと気を病むことが多くなりました。

そのせいで精神病になってしまい、ずっと精神科に通って薬を飲んでいました。

妹も人生が上手くいかずリストカットするほど追い込まれていました。

親は自分の精神状態が悪いのに必死に働き、さらに妹を精神科に連れていき、心も体もボロボロの状態だったと思います。

子供がロクに働きもせず、フリーターで過ごしているのを見たらどれだけストレスでしょうか。

精神不安定なときに頼りになるのが宗教です。一時期のめり込んでしまい、ひたすらお祈りを続けるという状態を続けていました。お祈りしないと精神を保てないのだと思います。

今では私も妹も生活が安定しているので宗教をやめていますが、もし今でもフリーターのままだったら、さらにのめり込んでいたと思うとゾッとします。

親には本当に迷惑を掛けました。反省してもしきれません。

面接時には大学中退時の理由を聞かれる

面接を受ける大学を中退した男性
大学を中退してしまうと、最終学歴は高卒ですが経歴欄には必ず大学中退を書く必要があります。

なぜなら、空白の期間に何をしていたか聞かれるため大学中退を言わざるを得ないのです。

あなたが面接官なら大学中退についてどう思うでしょうか?

私ならば「やる気がない」「続かない」「問題解決能力がない」とマイナスなイメージしか湧きません。

つまりは、大学中退について誤解がないようにしっかり説明する必要がありますが、ほとんどの場合私のように「やる気がなかった」が原因でしょうから難しいところです。

大学中退後何度か面接に行ったことがありますが、もちろん大学中退の理由を聞かれ、まったくいい顔されませんでした。

大学を卒業していても就職が難しいぐらいですから、大学中退ではますます就職は難しくなります。

最終学歴は高校卒であるため、雇用条件が悪くなる

工事現場で作業をする作業服姿の男性達
日本の社会は今でもれっきとした学歴社会です。

大卒ならば大卒の給料、高卒ならば高卒の給料しか貰えません。

さらに学歴がよくないと雇用条件だけでなく、選べる職種も極端に狭くなります。

学歴のない人が体力のいらない楽な仕事を探そうにも無理な話です。

大学中退の高卒ならば、「単純作業しかできない」「社会性がない」「仕事ができない」と思われてもしょうがないと思います。

学歴というのは短い面接時間でその人の能力をはかる1つの指標です。

学歴があるということは、大学に行くだけの努力をすることができ、大学を卒業するだけの知識を持っているということになります。

有名大学であればあるほど、評価が上がるのは当然といえるでしょう。

面接時の受け答えは訓練次第である程度こなせますから、学歴を重視するのは当たり前です。

私の場合は32歳でもう一度大学に入りなおしました。大学中退後はフリーター生活10年ともうまともに就職できるとは思えなかったからです。

医療系の資格は素晴らしいです。

私のように大学中退とフリーターという黒歴史があり経歴が悪くても、ある程度は条件のいいところに就職することができます。

私の現在の年収は360万ほどで年間休日120日以上定時上がりで体力的にも疲れることはありません。

皆さんがこれをみて条件がいいか悪いかどう判断をするかは分かりませんが、フリーターの身で十分優遇されていると私は思っています。

人生をやり直したいならば医療系の資格は挽回できるチャンスです。

詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

何も行動ができなくなる

体育座りをする引きこもりの女性
大学を中退してしまうと、新しいことを始めることが難しくなります。

大学中退は自信を喪失させてしまい、自分が何者であるのか何がしたいのかさっぱりわからない状態です。

特に20代は生きがいについて考える時期ではありますが、考える過ぎると何も行動に移せなくなります。
先ほどご説明した通り大学を中退してしまえば、最終学歴は高卒です。

おまけに大学中退という負のレッテルつきであると、自由に自分のやりたいことを選択するどころか自分にやりたいことがあっても学歴がなくてなれない状況に追いやってしまいます。

そうなると就職活動がさらに億劫になり、就職活動は人生においてかなりハードルが高い挑戦ですが、「就職活動しなきゃしなきゃ」と思うだけで行動に移せなくなります。

何もしない状況が何年も続くと、就職活動どころか「外に出るのも怖い」「人と話すが怖い」とプラスどころかマイナスの成長をしていくようになります。

こうなると、何も行動に移せません。

自分の能力に自信があるから前向きの発言ができ、前向きに就職活動ができるのです。

就職できた後の人生も苦労する

悩む40代のビジネスマン
20代という貴重な時間に社会性を身に付けられないとその後の人生も苦労します。

私は大学中退後にフリーター生活10年を送り、医療系の大学に進学し、38歳で初めての就職できましたが、その間まったく社会性がついていないので子供のまま働き始めたようなものです。

周りからは当然30代後半の大人の対応を求められます。

社会人スキルは働く場所にもよるでしょうが、田舎のアルバイトなどでは身につきません。

私は現在42歳になりますが、今でも周りと衝突し、軋轢を生み、人間関係が上手くいかないことが多々あります。

責任を持って仕事をこなすことよりも感情を優先してしまうことも多く、毎度自分の幼さを痛感させられます。

大学中退後によほどの経験を積んでいれば別かもしれませんが、家にひきこもり何もしなかった時間は何も成長もなくむしろ後退していくので、マイナス要因にしかなりません。

空白期間を作らず働くというのは大人になるためにも必要なことです。

親もいつかいなくなるので、いつまでも子供のままではいられません。

大学中退という形で逃げ出すと、今後も逃げ続ける人生になる

落ち込む女性
大学中退というのは一種の逃げですが、嫌なこと、苦しいことから一度でも逃げ出してしまうと何をしても逃げ出す人生になってしまいます。

そもそも人生は楽しくて幸せになるために生きているという前提が余計に人を苦しめていると思います。

人生とは不合理であり、理不尽であり、苦しいことや辛いことばかりであり、自分の思い通りにならないものです。

マスコミが『幸せになるために人生はある』『幸せになろう』というような風潮を広めたせいで、人生は明るいものだと勘違いさせられています。

長年生きれば生きるほど、人生とはどうしようもならないことだと気付きます。

苦労もあるし、落ち込むこともあるけれど、そのときのあなた自身の行動が今後の人生を決めるといってもいいでしょう。
不仕合せの時、 草臥るる者は益に立たざるなり。

「草臥るる」は「くたぶるる」と読みます。不幸せのときこそが、人間の生命の価値が問われているときなのです。だから、不幸せになってがっくり落ち込んでしまうようではダメだ、ということです。

不幸に向かって体当たりをする。それが生命の燃焼です。 不幸に押しつぶされてしまう人は、生命を燃やすことができない弱い人間 だということです。

成功に価値は無い!
私は将来やりたいことが見つからず、大学に通う意義がなくなり、毎日の不安や苦しみから逃げたくてとりあえず大学を中退するという形をとってしまいました。

大学から逃げたからといって、人生がひらくわけでもなく、結局ゲーム依存症にフリーター10年という人生から逃げ続ける人生になってしまいました。

それも人生とは楽しく自分の思い通りになるものだと思っていたからです。

正社員として働くようになればすべてが解決すると思っていましたが、そうではありませんでした。

正社員として働けるようになっても、仕事の悩みが増え、不安や孤独感に苛まれることがあります。

人間関係が辛くて逃げ出すように転職しましたが、結果的に今でも思い悩むことが多いのが現実です。

結局、自分を100%満足させてくれるような理想郷などなく、理不尽に耐えながら生きていくのが人生だと悟りました。

一番やってはいけないことは、『逃げる』という行為です。逃げれば、自分で自分を許せなくなってしまいます。

最後に力を振り絞らせてくれるのは、自分の中の自負心だけです。

自分の信念を決して曲げないことが、あなたを今後強くしてくれるでしょう。

大学中退で後悔するならば、どうすればよかったのか?

公園でパソコン作業をする日本人女性
自分にとって興味のないことを勉強することは苦痛でしかありませんが、大学を変えたからといって状況が変わるわけでもありません。

私は結果的に2度大学に行っていますが、二つ目の大学でも興味を持って勉強できず、苦痛で仕方ありませんでした。

二つ目の大学は理学療法士という医療職になるための大学だったのですが、実習先で「理学療法士という仕事に興味を持てません」と指導してくれる先生に言ったぐらいにやめたくて仕方ありませんでした。

ただ、あとがなかったので結局頑張って卒業し、理学療法士という仕事で満足して今では仕事しています。

何が言いたいかというと、大学を変わったとしても自分を満足させてくれる大学なんてそうそうないということです。

結局は自分自身の生き方の問題であり、私自身一番いけなかったのが、どちらの大学も真剣に勉強に取り組んでいなかったことです。

真剣に勉強しなければ興味なんてわくわけありませんし、勉強に面白みが生まれるわけありません。

自分の中にこれだけは極めるという専門を作っておくと楽しく勉強できるはずです。

といっても、日本の社会の仕組みは転職してしまえば、前職とまったく違う仕事をすることがあるようにあまり専門職として働かない傾向にあります。

仕事を面白くするには専門職として専門を極めることだと思っていますが、それが中々できません。

したがって、大学を入りなおす際にもなるべく資格がある専門職になれるところをお勧めします。

理学療法士という仕事にも大学時代は興味が持てませんでしたが、理学療法士は専門職であるので勉強すればするほど理学療法士という仕事にとても魅力を感じるようになってきました。
ただし、仕事に魅力を感じるには条件があって、その仕事に対して自分がどれだけ真剣に向き合っているかが大切になります。

年収や労働環境にこだわり、仕事にのめりこめていないのならばどんな仕事をしても退屈に感じるでしょう。

仕事というのは人生の大半を占めるので、仕事が充実すればするほど人生が充実すると言えます。
大学を中退して失敗だらけの人生でしたが、ただ人生を一生懸命に生きるだけで道が開けるのです。

人は他者に認めてもらいたいと願い、年収を増やして楽に生活にしたいと思い、自分の欲望をすべてかなえたいと願う生き物ではありますが、それが人生を失敗にさせる元です。

失敗してもいいから、他者に認められなくてもいいから、ただ自分が自分を認められるように真剣に生きることだけが大切だと気付くことができました。


私自身副業も進めていますが、本業に真剣に取り組むようになれば副業も必要でなくなると思っています。

副業をすれば副収入として生活は安定し、安心して暮らすことができます。

しかし、副業をすればそれだけ時間を取られますし、本業に集中できなくなるというデメリットもあります。

私としても本業に本腰を入れたいと思っているのでブログ運営をいつになるかは分かりませんが頃合いを見て、やめるつもりではあります。

大学中退で後悔するならば、「どうすればよかったのか?」の答えとしては、大学の勉強を真剣に取り組むべきだったと今では思います。

人生を真剣に生きることだけが活路を見出すと思ってください。

大学中退は必ず後悔する

大学中退を後悔する男性
しっかりとした理由があり、大学を前向きにやめるのはいいと思います。

しかし、大学を中退した後に何をしていいのか分からない状態でやめても、その後の人生はフリーターかニートで一生過ごす確率が高くなります。

そうすると、必ず大学中退を後悔する日がきます。

では大学を中退するか悩んでいる人は、これだけは極めるという自分の中の専門を作り、真剣に勉強に取り組んでみてください。

大学を中退する理由は、「自分のやりたいことが見つからない。大学が面白くない。就職するのが怖い。」など人それぞれ違うと思いますが、どれだけ年月を重ねようがやりたいことなんてみつかりません。

私が結果的にやりたいことが見つかったのも当時付き合っていた彼女が入院したからです。

彼女のために何もしてあげれない劣等感から医学部を目指すことになりました。

人生でそういったきっかけが起きなければ一生フリーターで何もないままずるずるといっていたと思います。

勉強のやる気が出ない、人生に意味を感じないという20代の若者が多いと思いますが、甘えられた環境では当然そういった考えに陥るのも当然といえます。

そういった考えに陥るのは、あなたが無知すぎるからです。

悩んで苦しんで絶望を味わっていないからこそ、活路が見いだせないのです。

もし、あなたが無知で生きる活力さえ見いだせないのならば、『読書』を死ぬ気でするようにしてください。

先人たちがどのように生き、どのようなことで悩み、どのようなことで苦しんできたのかを知ることが大切です。

最近の本は、金儲けだけの本が多いので心に響かない本が多いので、読書案内として最初の一冊に執行草舟先生の『生くる』をお勧めします。
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