
ゲームで人生が狂うて本当ですか?
子供にゲームをやらせない方がいいのかな?
こんなお悩みを解決します。
実は私は、高校時代にネットゲームにはまったのが原因で大学中退⇒フリーターになり人生が狂ったといっても過言ではありません。
高校時代から、昼夜逆転生活。夜は散々ゲームをやり、睡眠は授業中にするというとんでもない生活をしていました。
成績はどんどん落ちましたが、なんとかぎりぎりで私立のFランク大学に合格しました。
そして、その大学の寮で1年間下宿する事になりました。
最初は真面目に授業にでていましたが、また新しいネットゲームにはまってしまいゲームの世界へ。
ゲームの世界では最強になれましたが、現実世界では最弱でした。
ゲームばかりの人生だったので、2年次に留年、3年次にやりたいことも見つからず、大学中退になりました。
大学中退になって後悔したことは下記の記事を見てください。
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- ゲームをやりつくして飽きてしまった
- ゲームのパラメータをどれだけ上げても自分の人生のパラメータが上がるわけではないことに気づいた
- 今ゲームから離れないと人生後戻りできないということに気づいた
しかし、ゲームをやめれたといっても人生が改善するわけではありません。 大学中退した理由が人生にやりたいことがなかったからで、その後もやりたいことがなかったからだらだらゲームを続けていたわけです。 ですが、こんな私にも転機が訪れました。 それが当時付き合っていた彼女が病気で倒れ、一週間ほど入院することになったことです。 自分が何もできないことにただ悔しくて情けなくて、今のままではいけないと思いました。 そして、彼女を助けられる医者になろうと医学部再受験を志しました。 詳しくは下記の記事を読んでください。
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目次
ゲーム依存症になるとどうなる?
ゲーム依存症の特徴
- 昼夜逆転し、昼に寝るようになる
- ゲームに夢中になりすぎて、ご飯を食べないし、お風呂にもろくに入らない
- 途中で中断させられると烈火のごとく怒る怒鳴る
- 死んだ魚のような目をしている
- 常にイライラするようになる
昼夜逆転し、昼に寝るようになる
ネットゲームで一番活発な時間帯は仕事が終わった後の19~23時ぐらいまでです。 社会人の方であれば、仕事があるからとやめることができますが、私はフリーターだったのでほぼ無制限に時間がありました。 そうなると自ずとずるずると朝までゲームをし、疲労のピークとなる朝日が出る頃に眠るという生活をすることになります。
ゲームに夢中になりすぎて、ご飯を食べないし、お風呂にもろくに入らない
ゲームに夢中になってしまう原因はみなさんに分かりますか?
理由は脳内にドーパミンが大量にでてしまうからです。
このドーパミンは厄介でさらにドーパミンを求める傾向にあります。
ゲーム依存症だけでなく、他の依存症も同じしくみです。
ドーパミンがほしくてほしくて仕方なくなるので、ご飯やお風呂など生活する上でしなければいけないことを後回しにしてしまいます。
この時の心情は他の人には分かりにくいと思いますが、何かに夢中になったことがある人なら途中で邪魔されることがどれだけイライラするか分かると思います。
途中で中断させられると烈火のごとく怒る怒鳴る
私がゲーム依存症の時に、一番ひどい状態だと思ったのが、ゲームを中断させられそうになると親にものすごい勢いで怒鳴っていたことです。 今思えば、最高の親不孝者ですが、当時はそんなことにまったく気づきませんでした。 ゲームの世界が現実で、現実が仮想世界だったわけです。 ゲーム依存症になると人が変わったようになります。
死んだ魚のような目をしている
ゲームをしているときは、いきいきとしていますが、ゲーム以外は死んだ魚の目のような状態になります。 人生において夢中になれることは素晴らしいことですが、ゲームは夢中になりすぎて現実世界を後回しにしてしまいます。 ゲームをしていない時間は本人にとっては現実世界ではありません。 ゲームの中の仮想世界こそ現実世界なのです。 現実世界では底辺ですが、仮想世界ではヒーローであり、必要とされる優秀な人材なのです。 こうなるとどちらが本人にとって都合の良い世界かは考えなくても分かりますね。
常にイライラするようになる
ろくに眠らず、ろくにご飯も食べてない状態ならば精神状態がおかしくなるのも分かると思います。
しかも、常に家族からはないがしろにされ、怒鳴られて、家に居場所はありません。
こんな状況ならばイライラしないほうがおかしいでしょう。
最近では夢中になれるものを探すことが良い傾向に思われていますが、仕事以外のことで夢中になりすぎると、人生を壊す可能性が十分でてきます。
分別がつけばいいですが、分別をつけられない状態になることが夢中になっている状態です。
私は趣味はそこそこ楽しいなと思える程度の嗜み方で十分だと思っています。
ゲーム依存症の子供に親ができること
ではどうすれば良かったのでしょうか? ゲーム依存症の子供に親ができることは次の4つだと思っています。
- ゲームの時間を制限する
- 可能ならば親の収入、子供にかけているお金を教える
- 生活費にいくらかかっているのか教える
- 将来どうなるか現実を教える
ゲームの時間を制限する
今の時代に、子供にゲームをさせないことは難しいです。
しかし、高学年になってからゲームを制限してもゲームをやめることはできないと思います。
なぜなら私が無理だったからです。
親には何度も注意されましたが、反抗期もあって余計に反発していました。
ゲームをやりだすのは小学生ぐらいだと思いますが、その頃からゲームは制限させましょう。
私の甥っ子は、兄が私がゲームにはまったことを知っているので、かなり厳しくゲームを制限し、決まった時間しかやらないみたいです。
怒ってでも、いけないことはいけないとしつけをするのが親の役目です。嫌な役ですが、子供の将来のためでに心を鬼にしましょう。



ゲームは1日1時間まで!!!
可能ならば親の収入、子供にかけているお金を教える
親の収入は手取りでいくら貰っているのか教えた方がいいです。
その少ない手取りから子供の教育費にいくらかかっているのか教えてあげてください。
お金をかせぐために親がどれだけ働かなければいけないのか知る必要があります。
高校生は授業にお金の勉強もないため、自分にいくら掛かっているのかさっぱりわかっていないのです。
勉強しなければ、親のお金をドブに捨てていることになります。
大学の授業が1コマ3000円だと知った時はびっくりしました。それを簡単にドブに捨てていたということになります。
生活費にいくらかかっているのか教える
私の家は持ち家でしたが、ローンがいくらあり、光熱費、修繕費、固定資産税ここに住むのにいくらかかっているのかしっかり教える必要があります。
さらに通信費、食費など最低限生きるためにいくらかかっているのか教えることが大切です。
本人はずっと親がだしてくれるものだと思っています。
私はそういった現実を知らず、家があるので安心していました。
生きるのに必要なお金が分かれば、最低限いくら稼がなければ生活できないのかが分かります。



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将来どうなるか現実を教える
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- このままいくとお前は生活保護に頼らないといけない。月〇〇円ほどしか貰えず、今のような生活はできなくなること。
- 年齢な何歳以上いくと就職が難しくなり、非正規雇用で低収入で生きていかなければいけないこと。
- 働いたとしても、年金はこれぐらい掛けてあっても、そんなに貰えないということ。
1つ1つ現実を教えましょう。



ゲームの世界がすべてで、本当に何も分かってなかったよ・・・
現実を聞くと、焦りが生まれるので何かしら行動に移すはずです。
私はきっぱりゲームを26歳でやめました。
それから1度もゲームをしていません。
ゲームをやめたいけれど、やめれないときは?
ゲームをやめたいと思っていてもやめれないときがあります。
タバコと一緒です。やめたいと思っているけれど、依存症になると中々やめられません。
私の場合は、ゲームのアカウントを完全に消去しました。
手元にないわけですから、ゲームをしようと思ってもできないのです。
ゲームをやめるにはそれぐらいの覚悟が必要です。
ゲームの時間を制限するぐらいではやめることはできません。
やめるなら完全にゲームを断ちましょう。
まとめ
ゲーム依存症の子供に親ができること
- ゲームの時間を制限する
- 可能ならば親の収入、子供にかけているお金を教える
- 生活費にいくらかかっているのか教える
- 将来どうなるか現実を教える
ゲーム依存症は人生が狂うほどの魔力をもっています。 そして、子供のうちはまったく現実を分かっていません。 私がゲームをやめるきっかけになったのも現実を知ったからでした。 しかし、30歳にもなるとやり直しがきかなくなります。 私は親のおかげでフリーターを脱出することができました。 私がフリーターを抜け出した詳しい体験記の記事は下記を参考にしてください。
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