私は40代独身ですが、ミニマリストとして断捨離を始めてから1年以上です。 断捨離でいらないものは全部捨ててきました。 断捨離という言葉への適応範囲は最近増えてきており、モノだけになく様々なコトにまで及んでいます。 「不要なモノやコト」を捨てることは、1つのことに集中できるようになったり、心に余裕が生まれたりします。 それは人間関係にも当てはまり、人間関係を整理し、人との距離感を一定に保てば、余計な人間関係のしがらみを抱えることもなくなります。 ここで紹介する捨てるべきモノは、形のあるものだけでなく、人間関係のような無形のモノも指しています。 例えば、
- 仕事をしている気になれるが、成果に直結していないムダな仕事
- 常識ではあるけれど、現代では当てはまらない固定観念
- 1日中スマホを触り、情報を大量に集めているけれどまったく役に立たない情報
- twitterをしているけれど、ヒトと繋がるどころか他人と比べて落ち込んでしまうSNS
などなど。 こういったことを好きにやっているならいいですが、これらの「不要なモノやコト」によって、人生の貴重な時間を無駄にしたりしてないでしょうか? 「不要なモノやコト」を全部断捨離することで人生が輝きます。40代独身で捨てるべきはモノだけではありません。 ここで捨てる捨てないの基準は完全に私の主観によるモノと参考文献である成毛眞さんの著作である『一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」』によるものです。
40代独身は断捨離でいらないモノ・コトを全部捨てることで身軽になる
古いモノを捨てる

これからの時代は、古いモノを積極的に捨てる意識をもたないといけません。
なぜなら、古いモノを積極的に捨て、新しいモノをどんどん使わなければ、トレンドの変化についていけないからです。
ビジネスをする上で、
トレンドをつかむことは、ビジネスをするうえで非常に有効だ。今時の消費者の気持ちが分かれば、新しいサービスや商品のアイデアが発想できるようになるし、その顧客心理に合わせた顧客サービスができるようになる。しかし、意識的にトレンドの把握に努めないと、そうしたビジネスに対する感性は簡単に鈍ってしまう。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
pixel3aからiPhone12に変えたおかげで、iOSの互換性の良さに気付くことができました。 写真や動画の性能も素晴らしく、eSIMもオンライン上で手続きが完了するので、SIMが届くのをわざわざ待つ必要はなく便利です。5Gも使ってみましたが、使ったおかげで4Gで十分だということが分かりました。 iPad air4+Magic keyboardを買ったおかげで、iPadでもPCの代わりとして不自由なく使えることに気付きました。 スマホとPCの間の存在として、利便性も携帯性もいいので、今ではなくてはならないモノになっています。

Airpods proを買って、ノイズキャンセリングの素晴らしさを知りました。 まったくの無音に近い状態になります。技術の凄さを改めて感じさせられます。 Apple watchも最初はお試しで買いましたが、今は健康管理で活躍してくれています。 1時間に一回立つように知らせてくれ、日中の活動量や心拍数、酸素飽和度を測ってくれています。 睡眠を改善するきっかけにもなりました。


古いモノを使っていては、最新のテクノロジーに触れることができません。 歳を取れば取るほど、固定観念に縛られ、新しいモノをどんどん面倒だといって、使わなくなります。 田舎に行くと、年寄りだけでなく、若者も現金で買い物しているのでびっくりすることがあります。 私の職場でも、いまだにFAXという言葉がでてくるから驚きです。 私からしてみればPDFにして、メールで送ればいいのではと思ってしまいます。 新しいモノを取り入れていないから、古いモノにこだわりすぎるのだと思っています。 新しいモノを買うにはお金がかかるのも事実ですが、本当に必要なモノを見極めることができれば、むしろ支出は減ると思っています。 ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

イノベーションは「捨てること」から生まれる

急にアイデアを出せと言われてもなかなか出るものではないが、イノベーションを生み出すうえでも、「捨てる」ことは重要なヒントを与えてくれる。最たる例が、「組み合わせイノベーション」。特徴あるもの同士を組み合わせて斬新なものを生み出すという手法だ。組み合わせイノベーションを起すうえで、最も手っ取り早いのが、じつは「捨てる」ことである。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
ソニーのウォークマンは録音機能を「捨てて」、持ち運びできるよう軽量化したものです。 iPhoneもスティーブ・ジョブズが禅からヒントを得て、そぎ落としていった結果あのようなシンプルなスマートフォンができあがりました。 最近の家電は新しい機能が増えすぎているような気がしますが、私はシンプルな必要最低限の機能が備えられている方が好きです。 何かを付け加えるよりも、何かを捨てるという発想を持っておくと、新しいイノベーションを作るきっかけになります。
「常識」を取り外して、要らない仕事を見つける

仕事のムダをなくし、生産性を高める最良の方法は何か。それは「仕事を捨てること」。
作業効率を改善するのではなく、作業全体を止めてしまうことだ。どういうことか。
自分の職場の仕事にどっぷりつかっていると、どんな仕事も欠くことができないと考えがちだ。しかし、誤った固定観念や常識を取り外して見ると、やらなくてもまったく困らない仕事が多く見つかる。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
仕事をしていると、仕事を増やすことは簡単にするけれど、減らすことに努力しないのはなぜなのだろうと思ってしまうことがあります。 特にムダだと感じるのが会社の利益に繋がらない生産性のない仕事です。 会議にその傾向が強く、大の大人が6~8人集まってもロクな意見がでません。 一人時給を2,000円と考えればその会議に1時間で12,000~16,000円のお金がかかっていることになります。 それだけ費用対効果があるのならやるべきでしょうが、大抵は会議しなくてもいいようなどうでもいい内容が多いです。 といっても、会議などは上役にならなければ、なくすことは難しいです。 自分の手の届く範囲だけでも、無駄だと思う仕事を減らしていきましょう。 私はリハビリの仕事をしていますが、リハビリ部内であれば意見が通りやすいので、上司にいつも提案しています。
バカとの付き合いは捨てる

私は損得勘定を考えて人に会わなくなるわけではない。単に、自分の興味のある話題で、面白い会話をしたいだけなのだ。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
私は人間関係は断捨離してもいいと思っています。
実際に人間関係を断捨離してとても生きやすくなりました。
嫌いな人と距離を取ることで、その人に気遣う必要がなくなるため、心が軽くなります。

バカとは付き合うなと言わないまでも、知り合いや友人は日々変化していくものだと思っています。
全然違う人と話した方が、自分の知らない世界を垣間見ることができます。
古い知り合いと過去を語り合っても意味があるのでしょうか。明日を語る知り合いや友達は、時代と自分の年齢にあわせてどんどん変えていくべきでしょう。
このことは、中野善壽さんも『ぜんぶ、すてれば』の中で話しています。
会話一つとっても、顔見知りの知人友人と会って話すと心地よいのは当たり前。相手がどういう性格で、どういう話をしそうなものか、想像がつくので安心感がある。でも、いつも同じ面子と会って、同じような会話をしてばかりだと、どんどん頭が衰える。大事なのは、自分に”負荷”をかけ続けること。
ぜんぶ、すてれば
特に付き合うならば、打算的と言われそうですが、頭の良い人や気持ちの良い人でしょう。
人の能力の半分は遺伝で決まってしまいますが、残り半分は環境要因です。
付き合う人によって良い影響を受ければ、あなたの能力を最大限引き出してくれるでしょう。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。

とくに、40代以上の人たちにすすめたいのは、自分より10歳も20歳も若い世代の人たちと交流することだ。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
歳をとると、どうしても若い人たちと話が合わなくなるので、だんだんと敬遠して、同世代ばかりと付き合いがちになります。 しかし、若い人のみずみずしい感性や新しい時代のモノの見方に触れないと、どんどん頭が固くなってしまい、時代についていけなくなります。 私は2回目の大学の時に33歳で15歳年下と同期として学生生活を送りました。 正直、彼らについていくのは大変でしたが、若者は本当に元気です。 考え方に幼い部分はありますが、理屈であまり考えない分、行動力が凄まじいです。 大人になるとどうしてやる理由よりもやらない理由を考えてしまいます。 彼らには「とりあえず、やってみよう!」という気概を学びました。 若者と付き合うと、固定観念というものを見事にぶち壊してくれます。 どうせ話なんて合わないと言ってないで、自分から積極的に付き合いを求めるべきです。
「こだわり」を捨てる
定番の服を作る

アップルの故スティーブ・ジョブズはいつも黒のタートルネックとジーンズ。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは、白いシャツとジーンズ。
アメリカの前大統領のバラク・オバマは、紺のスーツと白いワイシャツ。
同じ服と決めていれば、選ぶ手間がなくなります。
そういう意思決定を減らすことで脳のソースをムダづかいすることなく、時間を作ることができます。
私は下は黒のチノパン、上は紺のヒートテックと超極暖を着ているだけです。(下は黒、上は紺と決めています)
別に有名な人達のマネをしているわけでもなく、違う色の服を買うとそれと合わせるようにジャケットやコートも色別に買う必要があります。
お金のムダだけでなく、選択肢も増えるので外出するときに面倒くさいという気持ちがあります。
定番の食事を作る

食べ物に関しても、極力こだわりは捨てるべきです。 食事を作るときに何が一番手間かというとメニューを考えるのが一番大変です。 出来る限り1週間の食事ローテーションを作ることをお勧めします。 私は、朝は味噌汁、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、イワシの佃煮、梅干しと変わることはありません。 昼は職場の定食を食べます。 夜は、肉と魚を交互に作っています。(肉と魚料理も一週間分メニューが決まっています) 料理のこだわりを捨てて得られるのは時間だけです。 それで先ほど紹介した有名人になれるようになれるわけではありません。 しかし、高級ブランドを着ていようが、ユニクロを着ていようが、ランチがホテルのレストランでも駅前の牛丼屋でも、自分自身に何も影響を及ぼしません。 それならば、悩む時間を減らして、余暇の時間を増やした方が人生は充実します。
膨大はインプットを捨てる

- 隙間時間があれば、スマホのニュースアプリをチェック
- 毎朝、「日本経済新聞」や「日経MJ」「日経産業新聞」を読む
- フェイスブック、TwitterなどのSNSをチェック
- 経済番組は欠かさずみる
- 話題になっているビジネス書を読む
現在はインプットする情報元が多いです。しかし、インプットすることが目的化してしまい、情報収集で満足してしまっていることはないでしょうか。
特にTwitterはフォローが増えてい来るとつまらない投稿でタイムラインが増えるようになります。
SNSで価値のない情報を投稿し続けるフォロワーはミュートしましょう。
時間は有限であり、情報収集する脳のキャパシティーにも限界があります。
私は、twitterはやめました。
情報の質も悪く、勧誘目的のインフルエンサーに影響されやすいからです。

最近の私の場合は、スマートニュースのトップニュースだけを見て、あとの情報源はほとんど本です。 本の方が体系化されており、深い知識が身に付きます。 それにSNSやニュースの情報は流し読みしてしまう傾向があるので、知識として身につくことはありません。

読書がまだ習慣化されていない方は下記の記事を参考にしてみてください。
私は読書を習慣化することで副業のブログで収入が増え、とても生きやすくなりました。
本を読んでいれば、ブログの記事を書くにもネタに困ることはありません。

自分が幸福になろうとする考え方を捨てる

誰もが自分の幸福を一番に考えていると思います。 幸せになるために勉強し、働き、お金を稼いでいるわけですから当たり前と言えば当たり前です。 しかし、足元にある幸福に気付かないかぎり延々に幸福になることはありません。 健康であり、ご飯が毎日食べられ、住む場所があり、仕事があり、家族がいることは当たり前ではないのです。
幸福はそれに気がつかなければならないものです。ですから、幸福に気づかない人には幸福はないのです。
現代の考察
本来の幸福とは自分以外のものに感じて思う概念なのです。
自分が好きな人、自分が愛する人が幸福になってほしいと願うのが、幸福の哲学的な概念と言えます。ところが、幸福ということが自己に当てはめられた場合、それは即刻エゴイズム以外の何物でもなくなってしまいます。その点を現代という時代は忘れさせてしまった。
現代の考察
自分が幸せにならない限り人を幸せにできないとよく聞きます。 自分の精神状態がよくなければ、他者のためになにかしようと思わないので当然と言えば当然でしょう。 しかし、自分の幸せを願っている限り永遠に自分の幸せは訪れることはありません。 自分の幸福を求めることの空しさを分かっている人が多いのではないでしょうか? 私としては、自分と相手が一緒に幸せになるのが本来の形であると思っています。一人で笑っているよりも、誰かと一緒に笑っている方が私は好きです。 今、病気をしていようが生活保護を受けていようが、何をしていようが、メーテルランクの『青い鳥』が示す通り、もともと幸福というのは死ぬ日まで足元にあることを忘れないでください。
固定観念を捨てる

歳を取れば取るほど、自分の中に哲学ができ、固定観念に縛られやすくなります。 信念といえば聞こえはいいですが、大抵他人と軋轢を生むのは自分の考えを押し付ける場合です。 同じ人間であろうとも遺伝子が違えば、育った環境も違い、まったく違う経験をしているので、同じ価値観になることはまずありえません。 人と話していると本当に人間はまったく違う思考パターンをするのだなと感心させられるほどです。 禅の言葉に柔軟心(にゅうなんしん)があります。 柔軟心とは物事にとらわれない心、何にでも柔軟に調和する心のことです。 この世に絶対の正解はありません。それは長く生きていれば誰でも分かることです。 明らかに自分が正しく相手が間違っているとそれを押し付ければ相手の心の逃げ場所がなくなります。 「まぁ、いいか」と気楽に考えることが物事にとらわれないためにいいのではないでしょうか。
ルーティンワークを捨てる

人間は生きていればどうしても同じことを繰り返しやすく、行動がルーティン化されやすくなります。
その方が脳のリソースを使わなくていいのですから、楽をしたい脳にとっては当然の行為といえます。
しかし、同じことの繰り返しは退屈を覚えるのも事実で、同じことを繰り返せば繰り返すほど、新しいことに挑戦できなくなります。
毎度同じ店でご飯を食べ、同じ服を着て、同じ場所で散髪し、同じ場所に遊びに行っていないでしょうか?
40代になると毎日が退屈に感じやすくなりますが、同じことをしていて退屈にならない方がおかしいのです。
歳を取れば取るほど、違うことをすることに意識を向けなければ、どんどん考え方も固執していきます。
思い切って違うことに挑戦してみましょう。最初は些細なことからでも大丈夫です。
毎度同じ店にご飯を食べに行っているのならば、違う店にご飯を食べに行ってみましょう。
そういった小さな積み重ねが大きくあなたを変化させます。
40代独身にとって断捨離で全部捨てることは意味がある

今回の「40代が断捨離で全部捨てるべきモノ・コト」はモノだけでなく、人、事にまで焦点を当てています。 最初に述べた通り、ここに書いてあることは、私の主観であり、成毛さんの考えを参考にさせてもらっています。 私にとって「捨てるべきモノ」でも、あなたにとっては「捨てるべきではないモノ」ももちろんあります。 ただ、捨てて身軽にしておかなければ、どんどん貯まる一方です。 色々なモノやコトを背負えば背負うほど、時間が無くなり、生きづらく、心に余裕がなくなります。 何も考えずにぼーとする時間が1日のうちにありますか? 情報のインプットばかりにとらわれて、常に何かをしていないと落ち着かない状態が続いていないでしょうか? 何もせずにぼーと景色を眺めてみてください。 「空白の時間」の大切さが分かるはずです。 捨てることで人生が輝くことを実感できます。捨てるべきはモノだけではありません。
途中で、『ぜんぶ、すてれば』の著者の中野善壽さんの言葉を引用させて頂きましたが、中野善壽さんもモノだけでなく、色々なモノを捨てていらっしゃいます。 捨てすぎてほとんど何も持っていないぐらいですが、彼の人生は身軽でとても生きやすそうです。 全てを真似する事はできないでしょうが、下記の記事は「何を捨てるべきか」の参考にはなると思います。
