勉強に疲れた! やりたくない時の気分転換の方法ランキング

勉強に疲れた! やりたくない時の気分転換の方法ランキング
悩みねこ

勉強していると疲れます、やりたくありません。
気分転換する方法教えてください。

こんなお悩みを解決します。

長時間、机に座って勉強していると疲れてきますし、疲れが溜まれば溜まるほどやりたくないと思うとは当然といえます。

長時間同じ姿勢による体の疲れもありますが、勉強に疲れてやりたくないと思う場合は、脳が疲れる、精神的に疲れるといった意味合いの方が強いのではないでしょうか。

私は長時間勉強できる人間ではありません。

その証拠に医学部再受験のときは長時間勉強に集中できなくて失敗しました。
長時間勉強に集中できなかった原因は分かっており、単純に私が努力できる才能(長時間集中できる才能)がなかったからです。

「努力が才能?」と思われるかもしれませんが「勉強できる時間=努力の量」は才能によって決まってしまっていることが科学的に明らかにされています。

詳しくは下記の記事で詳細に述べているので参考にしてみてください。
努力が才能で決まってしまうと言っても、勉強しなくていいという意味ではありません。

自分の才能の分だけ勉強しなければ、当然良い学校にいけませんし、将来の就職先もしくは年収額にかかわってきます。

ということは、才能がないとしても自分の才能の限界までは勉強しなければいけないということです。

私は現在は理学療法士というリハビリ職をしていますが、医療職である以上今でも勉強は必要です。

たとえ才能がなく勉強できない人でも効果的な気分転換方法をすることで勉強が続けられることがあります。

ここでは長年研究してきた結果効果があった勉強で疲れてやりたくない時の気分転換する方法をご紹介します。
目次

勉強に疲れてやりたくない時の気分転換の方法ランキング

1位 運動をする

散歩をする

自然の中をジョギングをする女性
散歩は軽い有酸素運動であることから血液の循環がよくなり、脳に新鮮な酸素が運び込まれます。

外の空気を吸うという行為は思った以上に効果が高いです。

さらに周りの風景を見ながらゆったり歩くことで脳がリフレッシュされ、ストレス解消になります。

散歩程度で集中力が上がるのかと思われるかもしれませんが、ランニングなどの激しい運動は、負荷量が高いので余計に疲れてしまい長続きしない可能性があります。

研究では集中力を上げるには毎日20分ぐらい歩くだけで十分だと考えられています。

集中力や注意力も、運動をしている人のほうが上まわっていた。その差は一目瞭然で、 運動をしている女性は脳が機能的に3年分若かった。つまり知的な能力が、生物学的におおむね3年若返っていたのである。 この場合も、やはり過酷な運動は必要ないとされ、 毎日 20 分ほど歩くだけで充分 だと考えられている。

運動脳
運動は何をするかよりも楽しく続けられる方が大事で、自分にとって心地よいと思える運動を選びましょう。

しかし、運動する時間帯はこだわる必要があります。

なぜならば、皆さんが一番勉強に集中したいのが午前中だと思うからです。
運動は朝にしよう。集中力を高めたければ、日中の早い時間、少なくとも午前中に行えば、その後もしばらくは効果が続く。運動してから数時間経つと、効果は徐々に薄れていく。一般的に集中力が必要なのは昼間であって、夜ではない。可能であれば30分続けてみよう。少なくとも20分は続けたいが、30分のほうが充分な効果が期待できる。
運動脳
できるだけ朝の早い時間に散歩をするようにしましょう。

朝活で散歩をするメリットについては下記の記事を参考にしてみてください。

ストレッチをする

ストレッチをしている女性
長時間の勉強をした場合、同じ姿勢を続けることで身体の一部分に負荷がかかり続け、疲れが生じます。

理学療法士という専門家として言わせて頂ければ、よい姿勢をしていれば身体が疲れないのではなく、同じ姿勢をずっと続けることが体の疲れを生むもとになります。

ずっと座っていてもずっと立っていても疲れてくるのは同じ筋肉を長時間使い続けているのが原因です。

姿勢をかえることで筋肉を休ませなければいけません。

また、同じ姿勢で長時間勉強をしていると、呼吸が浅くなり、頭の中に入ってくる酸素の量が少なくなります。

ストレッチは、身体をほぐすことで疲れをやわらげ、深い呼吸ができる身体にする作用があります。

私は勉強に疲れてくると軽いストレッチと散歩をして脳と体を休ませます。

2位 お風呂に入る

バスタイムを楽しむ女性
心も体もすっきりさせてくれるのがお風呂です。

湯舟を入れるとお金がかかりますが、必要経費だと割り切りましょう。

長時間同じ姿勢で勉強をしていると腰や肩が痛くなってきたり、精神的にも落ち込みやすくなります。

そんなとき両方癒してくれるのがお風呂のいいところです。

お風呂に入るときには勉強道具などは持たずに、ただ何も考えずに20分ほど入りましょう。

何も考えずに無心で入ると今まで勉強したことが頭の中で整理され、勉強するやる気も生まれてきます。

どちらかといえばリセットするといった意味合いが強いので、もうこれ以上勉強できないと思ったときにお勧めです。

3位 目と脳を休ませる

ベッドで仮眠をとる女性
いい休息とは「脳を休ませる」ことです。
何もしないでボーとするのも脳を休ませていることになります。

私はパソコンの画面を見ていると、どうしても目が疲れてきます。

そこで、あずきのちからという目の疲労を回復させるアイマスクを利用しています。
あずきのちからを使い、10分ほど目を瞑って仮眠を取るだけで、目と脳がとてもリフレッシュされます。

ただ、あずきのチカラを使うのとただ目をつむるのと何が違うのかというと目が温かくなることで血行が良くなり、気持ちいいだけでなく目の疲労感がほとんどなくなります。

疲労感を少しでも早く取りたい受験生には必須といえます。
あずきのちからとは?
  • レンジでチンするだけで、あずきの天然蒸気が1日頑張った目をじんわり温めてくれる蒸気のホットアイマスクです。
  • あずきのチカラは繰り返し250 回使うことができ、毎日使う人にはとても経済的です。
  • あずきは水分量が多い豆類で、一 旦蒸気を放出しても約4時間放置すれば再び水分を蓄える性質があります

4位 シャワーを浴びる

シャワーを浴びる女性
本当はお風呂の方がリフレッシュ効果が高いですが、お風呂にはお金も時間もかかるので簡単に済ませたい場合は、シャワー浴の方がおススメです。

シャワーを浴びて汚れや汗を流した爽快感は、リラックス作用がある副交感神経の働きを高めることができます。

あまり温度が高いと交感神経の働きを高めてしまうため、朝などの集中したいときは熱いシャワーのほうがいいですが、リラックスしたいときは温度を低く設定してシャワーを浴びるようにしましょう。

体をキレイにして、清潔な服に着替えるだけでも気分は大分違ってきます。

私の体感としては、シャワーを浴びると精神的疲れがリセットされ、また気分転換した気分で勉強をやり直せます。

個人的には精神的にも、脳の休息にもどちらにも役立っている印象です。

5位 コミュニケーション、雑談

ジムで雑談する女性たち
勉強とは関係のない脳を使うことが、結果として勉強に使う脳を休ませることになります。

勉強している人は、言語脳を酷使しているので、コミュニケーションにより感情脳を活性化させるのがおすすめです。

時間の無駄だと思われるかもしれませんが、くだらない話や笑い話をしたほうが休息効果が高いです。

誰でもいいわけではなく、友達や家族などの気心の知れた仲間と楽しい話題について話すのが効果的な休息法です。

幸せホルモンの一つとしてオキシトシンが有名ですが、心の通った友達との会話でオキシトシンが分泌されることが分かっています。
スキンシップがなかったとしても、アイコンタクトや会話など、心の通った交流によってもオキシトシンは出ます。したがって、友人や仲間を持ち、豊かな人間関係を維持することが大切です。あるいは、コミュニティやグループ、部活などに所属していると「安心感」があると思いますが、「帰属意識」でもオキシトシンが出ます。つまり、人と人とのポジティブな「交流」によって、オキシトシンが出る と覚えてください。 
精神科医が見つけた 3つの幸福
受験勉強をしていると「友達との会話は無駄な時間だ」と孤立しやすくなってしまいますが、それが逆効果なことを覚えておいてください。

私自身医学部再受験のときで、一人黙々と勉強していたせいで、孤立感を味わい、勉強していてもまったく集中できず、勉強時間はあっても勉強できない状態が続きました。

勉強に効率さを求めるならば、むしろ積極的に余暇の時間を作りましょう。勉強と休憩のメリハリが一番長時間勉強する秘訣です。

6位 掃除をする

綺麗な机とコーヒーの写真
掃除をすることは面倒ではありますが、体を使い(運動)、頭を使わないので脳を休ませることができます。

さらに、部屋が綺麗になるので、気持ちのよい空間で勉強することができます。

禅の世界では「一 掃除 二 信心」といって、仏様に手を合わせたり、坐禅をしたり、お経をあげたりすることよりも、掃除をすることが一番大事だという教えがあります。

なぜ仏教の根幹ともいえるお経や座禅などよりも掃除の方が大事なのでしょうか?
 塵 や 埃 がすっかり拭われて、身辺が整うことは、心を整えることに直結しています。心にも塵や埃がつもります。その代表的なものが悩みや迷い、不安や欲望といったもの。ひと言でいえば煩悩ということになりますが、美しい生き方を邪魔するのがこの煩悩なのです。
禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本
つまり、掃除をするということは自分の心を整理整頓し、綺麗にするという意味合いがあるのです。

勉強をしていると心が乱れ、自分自身を追い詰めてしまうことがありますが、そういった時に部屋を掃除し、部屋も心も綺麗にするとすっきりとした気分になります。

勉強しているとどうしても参考書類やノートで机の上が汚くなるので、見た目をキレイにして、心と脳を整頓しましょう。

部屋が散らかって片づけられない人は下記の記事を参考にしてください。

7位 出掛ける

勉強に疲れて遠くに出掛ける若い女性
勉強をする場所を変えることはよくある手ですが、場所を変えた先がうるさかったり、落ち着かなかったりとかえって家よりも集中できないことがあります。

勉強をするために出掛けるのではなく、ただリフレッシュするために勉強以外のことで出掛けることをお勧めします。

私の場合は、買い物したり、外食をしたり、行ったことのない場所に行ってみたりとまちまちです。

出掛けることの良いところは、180度勉強から離れて気分転換することができ、勉強の閉塞感をリフレッシュしてくれます。

本当に勉強に煮詰まったときは遠い場所にただ行くだけでも十分です。

何もするでもなく、ただボォーと電車に乗りながら外を眺めているだけでまた勉強への活力が生まれてきます。

受験をしていると特にうつになりやすいので必要なことだと割り切って、たまには遠くに出掛けたりしましょう。

何度も言いますが集中できる量がはじめから才能によって決まっています。

もちろんコンディションによって上下はしますが、長時間勉強できなくても「自分の限界はここなんだ」と認めることが大切です。

8位 アニメを観る

アニメを観る子供たち
アニメじゃなくてもいいのですが、私はアニメを観ています。

アニメは何も考えなくてもいいものが多く、ぼーと放心状態でみれるからです。

長時間にアニメを観ていると、逆に飽きてきてそろそろ勉強してもいいかな~と思う瞬間がきます。

脳の疲れが取れてきている証拠なので、そうなったら頑張って勉強してください。

9位 遊ぶ

ラムネを飲む子供
ここまで紹介した気分転換の方法を試しても勉強ができない時があります。

私が思うには、無理に勉強しようとしてもできないときはできません。

諦めましょう。最初に紹介しましたが、ここがあなたの限界であり、才能です。

一部の人が長時間勉強できるから一部の人たちだけ東大に行けるのです。

勉強できないが人は逆立ちしても東大には入れません。

こうゆうときは遊びましょう。

「勉強できない。どうしよう。」と自分を卑下している時間が一番もったいないです。

遊んだ方が心も体も気分転換でき、「10分ぐらいなら勉強してみようかな」と始めて30分以上勉強していることなんてザラにあります。

私は医学部再受験のとき勉強できないことへの罪悪感から机に向かうだけで勉強せず、無駄な時間を過ごしてしまった苦い経験があります。

私もそうですが、あなたは勉強ができない人間なんです。それをさっさと見極めましょう。

勉強の疲れを加速させるやってはいけない気分転換方法

1位 スマホを見る

ソファーに寝そべってスマホを触る若い女性
休憩時間といえば、ほとんどの人は、スマホでLINEやニュース、ゲームをしたりするのではないでしょうか。
多くの人にとっては「休息=スマホ」といっても過言ではないでしょう。

しかし、休憩時間にスマホをみるのは「最悪の気分転換方法」です。

なぜならば、脳は視覚情報の処理に、そのリソースの80%も使っているからです。

つまり、「目を使う」=「脳を酷使する」ということです。

休んでいるはずに、全然休んだ気にならない人はスマホを見てしまっていないでしょうか?

2位 座り続ける

勉強に疲れてパソコンの前で座り続ける若い女性
中には机に座ったまま休憩する人がいます。

あまりに疲れていると机に座ったまま仮眠をとる場合もあるでしょう。

しかし、座り続けることはとても健康に悪く、座り続けるだけで脳のパフォーマンスが下がります。
詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
立つだけで、前頭葉が活性化し、集中力やワーキングメモリを高めるという研究があります。

せめて、休憩時間くらいは立って歩きましょう。

3位 疲れてから休憩する

ノートに書いて勉強をし続ける女性
調子が良いと、休憩を取らずに何時間も連続で勉強をしてしまう人がいますが、これはよくありません。

アメリカの・米ラー大学の休憩頻度の研究によると、「頻繁に休憩をとれば、休憩時間は短くても効果がある」「休憩の回数が少ないと、1回の休憩に長い時間をかけなければ回復効果が得られない」ことがわかりました。

疲れる前に「短時間の休憩」をはさむのが、効果的なリフレッシュ方法です。

勉強に疲れてやりたくない時は気分転換をしよう!

気分転換をしている女性の写真
気分転換の方法ランキング
  1. 運動
  2. お風呂に入る
  3. 目と脳を休ませる
  4. シャワーを浴びる
  5. コミュニケーション、雑談
  6. 掃除をする
  7. 出掛ける
  8. アニメをみる
  9. 遊ぶ
やってはいけない気分転換の方法
  1. スマホを見る
  2. 座り続ける
  3. 疲れてから休憩する
勉強に疲れてやりたくなくてもやらなければいけないことがあります。

特に学生時代は試験が決められているため半ば強制的に勉強させられます。

そんな時に必要になってくるのが効果的な気分転換の方法です。

何度も話してきたように勉強できる時間は才能で決まっていますが、効果的な気分転換の方法をすることでそれを最大限に上げることができます。

無理をせず、自分のペースで勉強を頑張ってください。
のんねこ

時間を区切ってしっかりやすんでね

音楽を聴くのもよい気分転換になります。
勉強に疲れているのではなく、受験勉強そのものに疲れを感じている人は下記の記事を参考にしてください。
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