執着が減る私の断捨離の体験談!こころが穏やかになる効果があります

執着が減る私の断捨離の体験談!こころが穏やかになる効果があります
のんねこ
理学療法士
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。

22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金を大切に使うためにミニマムに生きることにしました。

失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、ミニマリストになることで人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
悩みねこ

断捨離てどんな効果があるの?
体験談を教えてほしい!

この質問にお答えします。

断捨離をした一番の効果は『執着が減る』ことです。

私がここ最近買った高い買い物は電動歯ブラシだけです。

それ以外のモノを買ったりした支出は5,000円ぐらいで主に本(kindle本)しか買っていません。

新しい服、新しい雑貨、新しい趣味用品など何1つ買っていません。

お金がないから買ってないわけではなく、単に欲しくないから買っていないだけです。

私は以前は倹約家でもなんでもなく、散財しすぎて貯金がまったくできていませんでした。
好きなだけ欲しいモノを買い、クレジットカードの引き落としは毎月10万は当たり前にありました。

みなさんも経験あると思いますが、欲しいモノを買っても、まだ足りないまだ足りないと次々と新しいモノが欲しくなったりしないでしょうか?

浪費癖があると中々直りにくく、人の欲望には限りがありません。

現在、浪費癖が困っている方は下記の記事を参考にしてみてください。企業の商品の戦略を知ることで冷静に買い物ができるようになると思います。
いつまでたっても自分の心が満足することなく、永遠とモノを消費することで自分の心を満たそうとします。

所有欲は、心を満たしてくれることがあるのも事実ですが、いくらお金があっても足りません。

そもそもどうしてそれが欲しいのでしょうか?

役に立つから?オシャレだから?みんなが持っているから?

人は幸せを求める生き物だと思いますが、モノで幸せを得ようと思うとお金がいくらあっても足りず、そして本当の意味で満たされることはありません。

私は自分の断捨離の体験でそれがよく分かりました。

執着が減ることで、心が穏やかになり、幸せな気持ちで毎日を過ごすことができます。
目次

断捨離に目覚めた私の体験談

給料の全部を使い果たしていた時期

ショッピングで浪費する女性
一時期、モノへの執着が強いときがありました。

買ったものは、ロードバイク、アコースティックギター、デスク、本棚、Apple watch、iPad、iPhone、Airpods pro、Homepad mini、Apple Pencil、kindleなどなど。

これらを半年ぐらいで買いまくった結果、溜まるお金は0円。自分でも笑ってしまいました。

買っても買っても自分の欲望はなくならず、次から次へと新しいモノが欲しくなる毎日でした。

この中でほとんど使わなかったものは、ロードバイク、Airpods proです。

アコースティックギター、Apple Pencil、本棚は「どうして買ったの?」と思うぐらいまったく使っていません。

結局自分の欲望を満たしたいだけで買ったとしても精神的な満足を得ることもできず、欲望の渦の中に放り込まれたような感覚でした。

実質の解雇に将来が不安になった

会社を解雇された男性
私は22歳に大学を中退後33歳までフリーター生活で、その後なんとか理学療法士養成校の大学に入学し卒業でき、なんとか37歳で初就職をはたしました。

しかし、せっかく就職した職場も就職してから4年後に懲戒解雇ではありませんが、解雇を通達されました。

人間関係がうまくいかず、問題をおこしていた私は会社側からとっては辞めさせたい存在。

感情におぼれてしまった私は「じゃ辞めます!」と言ってしまい、後から撤回するも時すでに遅し。

解雇を通達されてから2か月後に正式に退職が決まり、経歴が悪く、職歴もなかったこともあり、さらに面接の経験がほとんどなかったので就職できるのか不安で仕方ありませんでした。

しかも、当時は奨学金の返済がまだ400万円以上残っており、月の支出が10万円ぐらいあったので、収入が途絶えれば貯金をあっという間に食いつぶすことは分かっていました。

今後、モノへの執着心をなくさなければ、3カ月もせずに年金暮らしの親に奨学金を背負わせ、40歳にもなって親に世話になるという最高の親不孝者になってしまいます。
しょんぼりねこ

毎日不安で辛かったです・・・

しかし、無職の時期に始めたブログ活動で僅かであっても収入源があると少し安心できました。

これからの時代、本業だけでなく副業で収入が得られれば、本業をやめるとなったとしても、安心感があります。

不用品を売って、お金にかえようと決意

フリマで物を売ろうとしている女性
不安を減らすためにはお金を増やすしかありません。

まずメルカリで不用品を限界まで減らしていきました。
私の断捨離はここから始まりました。

本を減らし、使っていないモノはなるべく売り、全部売っていないのに関わらず、総額10万円ほどになりました。

どれだけ要らないモノが多かったか分かりますね。

本などはbook offで売るとただ同然の値段でしか売れないので、面倒くさくてもメルカリで売ることをお勧めします。

塵も積もれば山となるですが、1冊につき100円の収益にならない本は、売るだけ時間の無駄なのでまとめてbookoffで売りましょう。

モノを減らして分かった断捨離の効果

不要品が多いことに気づく

物の多さに気づく女性
モノを減らした時に一番に気づくことは、『あまりに不要品が多い』ということです。

自分がどれだけ使っていないモノが多いか、普段生活していると気づきません。
驚きねこ

ゴミの山ではないかっ!

断捨離しているときに気付いたことですが、1年を通して使用しなかったものは今後もほぼ100%使用しません。

特に服がその傾向が強いなという感じです。
本も一回読んだら2度と読まないことが多く、紙の本はたまる一方なので出来る限りは物理的にたまらない電子書籍の方がお勧めできます。
kindle本は売ることはできませんが、紙の本よりも元々安い値段で買うことができ、セールなどを利用すればさらに半額以下で買えることが多いです。

何よりも場所を取らないことが嬉しいです。

kindle本でも読み返さない本は読み返すことはありませんが、ふっとアイデアが浮かんだ時にあの本をもう1度読んでみようと思ったときに便利なんです。

デジタル製品は本を検索しやすいので詳しく知りたい、調べものをしたいときに利用できます。

Aamazonの電子書籍であるkindleには本読み放題放題サービスであるkindle unlimitedがありますが、本を大量に読む人にはお勧めできるサービスです。

電子書籍がいくら安かろうと、一度しか読まないのであればレンタルの方がお得ですし、大量に本を読む人にとっては出費がばかりなりません。

kindle unlimitedならば定額月980円で200万冊以上の本がレンタルできるので、新刊は中々ないですが十分に読みたい本が見つかるはずです。

しかし、個人出版の本も増えているのでkindle unlimitedにはゴミ本が多いのも事実ですが、図書館で月に何十冊と借りる人には図書館までに行く手間が省けるのでかなりお勧めできるサービスです。

大きいものは売りにくい

捨てにくい大きなソファ
ロードバイク、本棚、アコースティックギター、など大きなモノは本当に売りにくいです。

大幅な送料がかかるので気軽にメルカリに出品するわけにもいかず、現在も放置されています。

こういったことがあってから、大きい家具やモノを買うときはとても慎重になりました。

先ほど話した通り、断捨離を始めてからほとんどモノを購入していません。

買うときには常に売ることを前提にして買っています。

そうすると不思議とモノを買わなくなりました。


買っても高値がつかないモノ、売りにくいモノ、売れないモノを買うときは購入に慎重になった方がいいです。

特に引越しがあると大きいモノは処分しにくいので、引越し先に持っていく羽目になり、引っ越し代金が上がってしまいます。

モノが増えれば、その分大きい部屋を借りなければいけませんし、賃貸暮らしの人にとってモノを増やすことは死活問題です。
私は引越しが大変になることや、またどうしても「もったいない」と思ってしまう性格なので、自然と「捨てることがしにくいモノ」は買うことがなくなりました。

あらゆるものに感謝できる

家で食事をする夫婦・カップル
欲しいモノがさらに欲しいモノを呼び永遠と欲望を満たそうとする毎日になってしまいますが、どこかで歯止めをかけてしまえば欲望がストップします。

結局私は、断捨離でモノを増やすのではなく、モノを減らしていったのでモノを増やすことよりも減らすことへの欲求が強くなりました。

もちろん、今でも欲しいモノはありますし、欲しいモノは買うようにしていますが、以前に比べかなり慎重になって買うようになりました。

老子の言葉に、「足るを知る」がありますが、正式には「足るを知る者は富む」という言葉で、「今の生活が十分に満たされていると感じることで、精神的に豊かになり、感謝の気持ちで生きていける」と私は解釈しています。

毎日ご飯を食べれること、雨風を防ぐ家があること、少しの贅沢ができること、家族がいてくれること、会社の同僚と仕事ができることなど、断捨離をして「足るを知る」ようになってからあらゆるものに感謝できるようになりました。

色々なモノに感謝できると、心がとても穏やかになり、世界が美しく感じます。

現代人は中々「足るを知る」を深く理解することは難しいですが、断捨離を実行することで「足るを知る」ことのきっかけにはなると思います。

モノへの執着が減っていく

リラックスした表情の男女
断捨離をしてミニマリストを目指した人ならわかると思いますが、モノを減らすとモノからの解放感からとても穏やかな気分になります。

ランニングコストが減れば、毎月の支出が減るので、お金の不安から解放され、安心感を得やすいのです。

モノへの執着でお金を減らし、永遠と続く高額な支出を目の当たりにしていれば、将来に対して不安になるのもあたりまえです。

生活を安定させる一番の方法は、収入を増やし、支出を減らすのが1番ですがこれが難しい。

しかし、収入を増やすよりも、支出を減らす方が簡単にできます。

現在私は収入は多くないですが、支出を最低限まで抑え、最小限の自分のお気に入りのアイテムに囲まれて穏やかに暮らせています。

もともとこのブログを作った理由がお金をかけずに穏やかに豊かに暮らすことが目的だったからです。
のんねこ

人生において、穏やかに暮らせることがどれだけ大切か・・・解雇をきっかけにそのことを学んだよ・・・

お金をかけずに豊かに暮らす方法としてデンマークの「ヒュッゲ」の考え方をご紹介しています。

断捨離は私に心の安定を与えてくれた貴重な体験談

部屋の観葉植物に水をあげる女性
私には突然の解雇があったように、人生何があるか分かりません。

人は毎日安心に生活できるからこそ、不安もなく、幸せに穏やかに暮らせます。

そのために必要なことの1つとして、『断捨離』が大切です。

モノへの執着が強ければ、支出が増え、その分生活が不安定になります。

断捨離をすれば、自然とモノへの執着心は減っていきます。

断捨離をして、穏やかな安心した生活を手に入れましょう。

それがしあわせへの一歩だと私は信じています。
ゆったりねこ

毎日のんびり暮らせるのってしあわせだなぁ~

ヒュッゲはデンマークのしあわせになるライフスタイルです。

断捨離を考えるきっかけにもなりますので参考にどうぞ~。
断捨離しようと思ったけど上手くいかない、途中でめんどくさくなって挫折してしまう人は以下の記事を参考にしてください。大丈夫です。私も超がつくぐらいめんどくさがり屋です。
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