お金をかけずに豊かに暮らすヒュッゲ

お金をかけずに豊かに暮らすヒュッゲの考え方
のんねこ
理学療法士
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。

22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金を大切に使うためにミニマムに生きることにしました。

失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、ミニマリストになることで人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
本記事は、お金がなくて生活に困ってる人、お金で幸せを感じられない人を対象に、お金をかけずに豊かに暮らす『ヒュッゲ』についてお伝えしていきます。

ヒュッゲという言葉をまったく聞いたことがない人が多いと思いますが、そもそもヒュッゲとは何でしょうか?

ヒュッゲはデンマーク語でデンマーク人のライフスタイルをあらわしています。
ヒュッゲとは?
この言葉は「満ち足りること」という意味のノルウェー語から来ています。一言で表すことは難しいのですが、「人との温かいつながりをつくる方法」「心のやすらぎ」「不安がないこと」「お気に入りのモノに囲まれて過ごす幸せ」「心地よい一体感」など、シンプルなしあわせを求めるライフスタイルです。
私が目指すミニマリストの形もこれに近いです。
まさに私のブログの目指すべき『お金をかけずにのんびり豊かに暮らす』ことを目指すライフスタイルです。

必要最低限のお気に入りのモノに囲まれて、ゆったりとした時間をのんびり過ごす。

ストレス社会ともいえる現代において一番必要な考え方ではないでしょうか。

人は元々他人と自分を比べる生き物ですが、インスタやXなどのSNSのせいで、さらに他人と自分を比べるようになってしまいました。

そのせいで、『もっと欲しいもっと欲しい』と永遠に満たされない欲望のとりこです。

私は22歳に大学中退後10年以上フリーターをしてきました。途中で医学部再受験を志すも失敗し、ランクを落として理学療法士養成校の大学に入り卒業し、なんとか37歳で初就職を果たしました。

これだけの経歴をみれば、私の年収の低さや貯金の無さ、将来的な年金額がいかに低いか分かってもらえると思います。

生活の不安、お金の不安、仕事の不安、健康の不安、不安をあげはじめたらキリがないですが、経歴や職歴の悪さから年収UPやキャリアアップを望めるわけもなく、どうやったら心の安穏が得られるか考えていたところにこのお金をかけずに豊かに暮らす『ヒュッゲ』の考え方に出会ったのです。

この考え方に出会って、43年間生きた私が一番求めているものは、最新のスマホや綺麗な新築、新車や年収の高い仕事などではなく、心を穏やかに暮らせることだと気付かされました。

心穏やかに生きられることはどれだけ幸せなことでしょうか。

今まで37年間職がなく、収入がほとんどなかったことからこそ、その価値の大切さが身に沁みて分かっています。

仕事があり収入があることで、衣食住が安定する。
衣食住が安定することで、初めて心に安心感と余裕が生まれます。

しかし、ここでお金をかけるような生活をしていては、お金をかけることでしか幸せを得ることができません。

そうなれば、稼ぐために無理に働き、心の余裕を失っていきます。

お金をかけずに豊かに暮らす方法はいくらでもあるはずです。

お金がない子供だった時の方が、大人より楽しく遊んでいます。

ここではデンマークの『ヒュッゲ』を参考にしながら、本当に豊かな暮らしとは何か考えていきましょう。
目次

お金をかけずに豊かに暮らす『ヒュッゲ』の考え方とは?

自分にとって心地よい部屋を作る

ヒュッゲ的な空間でくつろいでいる若い女性
一番最初に豊かに暮らすために必要なのは、自分にとって心地よいとヒュッゲ的なスペースを作りことです。

それには『余計なモノを取り除くこと』が必要になります。

モノで溢れれれば溢れるほど、部屋が散らかりやすくなりますが、モノが少なければシンプルに綺麗な部屋で生活しやすくなります。

綺麗な部屋で過ごすことと散らかった部屋で過ごすことのどちらが心地よい空間かは極端にして比べてみるとよく分かります。

下記の写真をみてみてください。
綺麗な部屋の写真
綺麗な部屋
散らかった部屋の写真
散らかった部屋
写真のような散らかった部屋で穏やかな生活ができるでしょうか?

私ならば散らかった部屋に住むだけで心が汚れそうですが、反対に綺麗な部屋で過ごせば穏やかな気持ちで過ごすことが出来そうです。

モノがない空白はこころの余白と一緒です。

一度部屋を綺麗にしてみてください。
心の中に気持ちよさが生まれてくるのが分かると思います。

まず、穏やかにのんびりとできる部屋を作りましょう。
一服ねこ

お気に入りのモノで囲まれた部屋で飲むお茶は最高だね

何を捨てたらいいのか分からないよという方は下記の記事を参考にしてみてください。

雰囲気

電球色で照らされたリビング
ヒュッゲではキャンドルを使うのが基本ですが、オシャレなキャンドルはそれなりにお金がかかりますし、お金をかけずに豊かに暮らすから離れてしまいます。

私は代わりにシーリングライトの電球色や明るさ調整でそれっぽい雰囲気をだしています。

最近のシーリングライトは、昼光色や電球色を切り替えるや細かい明るさ調節が簡単にできるようになりました。

私は、自分の好きな明るさを記録できるタキズミのシーリングライトを使っていますが、特にこだわらず自分が気に入ったシーリングライトでいいと思います。
夜に自分が落ち着ける電球色と明るさを調節すると、自分だけのリラックスした空間を作り出すことが出来ます。

夜遅くまで昼光色だとずっと覚醒状態でいつまでたっても心が休まりません。

ぜひキャンドルの代わりに電球色で試してもらいたいと思います。

「今」「ここ」に集中する

今に集中しながら読書をする男性
余計なモノを取り除き、認識するモノが減ると選択肢が減ります。

そうすると何が起こるのか。1つのことに集中できるようになります。

ヒュッゲで大切なのは携帯の電源も切り、「今」「ここ」に集中して、自分な好きな過ごし方を穏やかに楽しむことです。

暖かい光の中で読書するもよし、映画みるのもよし。集中して過ごした時間は充実感がとても味わえます。
ゆったりねこ

まったり映画でもみてすごそう

暖色系の光に包まれながら、kindleで読書して寝ることが私の日課ですが、この時間が1日の中で一番幸せです。

お気に入りのモノで囲まれる生活を

お気に入りのマグカップでコーヒーを飲む若い女性
十分モノを減らしたら、次にヒュッゲ的な空間を作るのに大切なことは、少しずつ『自分のお気に入りのアイテムを増やしていくこと』です。

「ミニマリストなのにモノ増やすの?」と思われるかもしれませんが、必要最低限のお気に入りのモノに囲まれて暮らすこと私が求める『ヒュッゲの形』です。

自分のこだわりのアイテムに囲まれていると毎日がおしゃれで楽しくなります。

お気に入りのカップで飲むコーヒーは格別です。

私はオリジナリティを求めて、できるだけ町の雑貨屋や道の駅で自分のお気に入りのアイテムを選ぶようにしています。

ネットにない商品なので、自分だけのオリジナル感が一層モノへの愛着を作ってくれます。

自分のジブリの中の主人公のようにオシャレに生活しましょう!
幸せ猫

お気に入りのマグカップで飲む、コーヒーは最高です!!!

BGM

目を閉じてヘッドフォンで音楽を聴く女性
ヒュッゲ的な空間には、自分が心地よいと思えるBGMも大切です。

ヒーリングソング、環境音などゆったりとした音楽をかけると心がとても落ち着いてきます。

ヒュッゲで大切なのは居心地の良い空間を作り出すこと。

ライトを暖色MAXにし、限界まで暗くした部屋で、何もせず音楽をじっくり堪能するのもいいのではないでしょうか。

じっくり音楽を味わう時間て中々ないですからね。

私は作業するときは必ず音楽をかけながらしています。
今こうしてブログの記事を書いている時も音楽を流しています。

音楽をかけると作業効率が下がり、記憶の邪魔になることはもはや定説になっています。
私にとってはそんなことはどうでもよく、心地よく作業ができればそれでいいのです。

1日の時間の中でどれだけ穏やかな時間を作れるかが、お金をかけずに豊かに暮らすためのコツです。

料理をする時間を楽しむ

自分が作ったデザートでティータイム
ヒュッゲ的な時間を作るためにお勧めしたいのが、料理です。

料理なんてめんどくさいと思う人もいるかもしれませんが、カフェのデザートのように丁寧にオシャレに盛り付けしている時間がなによりもヒュッゲ的な時間になります。

毎日の食事をすべてヒュッゲ的な時間にする必要はありませんが、休日ぐらいは、自分で作ったコーヒーとデザートをゆったり楽しむ時間を作ってみてもいいのではないでしょうか。

旬の果物を使ったデザートを作るだけで、季節を感じ、ゆったりとした時間をあじわうことが出来ます。

ヒュッゲな暮らしの道具

間接照明

間接照明であるランタン
本場のヒュッゲではキャンドルを使います
シーリングライト以外にキャンドルに近い間接照明を求めるならば、ランタンをお勧めします。

私が使っているのはバルミューダ ザ・ランタンです。アウトドアでも活躍できるので気に入っています。

バルミューダ ザ・ランタンはキャンドルのようなゆらぎのある光り方をし、柔らかい明るさで心がとても落ち着きます。

読書をするには少し暗すぎるのですが、音楽を聴きながら目を瞑りまったり過ごしたいときに重宝します。

お気に入りの本

部屋で読書をする女性
厳選したお気に入りの本をヒュッゲの空間で読んでみましょう。

読書に集中できる環境の方が物語の世界にはいりやすいです。

読書自体がリラックス効果が高いので、ヒュッゲの空間で読めばさらに癒されます。

本は必ず「好きな本」を読んでください。

読書は勉強ではありません。学ぶ意欲のないものを無理に読んだところでストレスが溜まるだけです。

本と本は繋がっているので、今読んでいる本が次に読む本を繋いでくれます。

興味から繋がっている次の興味に移った方が本は読みやすいです。

お金をかけずに穏やかに豊かに暮らす

お金をかけずに豊かに暮らしている若い女性
ミニマリストのヒュッゲとは、『厳選されたお気に入りのモノに囲まれて、満ち足りた時間を過ごすこと』です。

ミニマリストはモノを減らすことだけで終わってしまいますが、ヒュッゲは時間の過ごし方も視野に入れています。

私がミニマリストを目指すのは、シンプルな幸せな生活を求めているからです。
その生活の中に『お金をかけずに豊かに暮らす生活』が隠されていると思っています。

穏やかにのんびりできる時間を大切にしましょう。
詳しくヒュッゲについて知りたい方は下記の本を参考にしてみてください。
ヒュッゲの他にも穏やかに暮らすために『ひっそり暮らす』こともお勧めです。

ひっそり暮らせば、背伸びすることなく、静寂の中で暮らすことができます。
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