40代独身ですが、断捨離で何を捨てた方がいいの?
全部捨てた方がいい?
全部捨てる必要はありませんが、モノだけでなくモノ以外を捨てると生きやすくなります。
モノ以外てどうゆうこと?
例えば、ストレスが溜まるだけの人間関係や、無駄な情報収集など無形なモノを指します。
私は40代独身ですが、ミニマリストとして断捨離を始めてから3年以上です。
無職になったのがきっかけでお金への不安が生まれ、なんとか支出を抑えられないかと思って始めたのが必要最低限で生きていくミニマムな生き方です。
お金の不安はなぜ起こるのかといえば、支出が多くなることで生活が出来なくなるからです。
ミニマリストになり、実用最低限のモノで生活するようになれば、当然買うモノが減り、支出は少なくなります。
支出が減れば、毎日の生活に怯えなくてすむので心に余裕が生まれます。
つまり、ミニマムに生きるとは、お金に頼らずに生きていく生き方とも言えそうです。
私は現在40代独身ですがミニマリストとして断捨離という言葉への適応範囲は最近増えてきており、有形のモノだけになく人間関係のような無形なモノまで及んでいます。
例えば、
- 仕事をしている気になれるが、成果に直結していないムダな仕事
- 常識ではあるけれど、現代では当てはまらない固定観念
- 1日中スマホを触り、情報を大量に集めているけれどまったく役に立たない情報
- X(旧twitter)をしているけれど、ヒトと繋がるどころか他人と比べて落ち込んでしまうSNS
がありますが、こういったことを好きにやっているならいいですが、これらの「無駄なコト」によって人生の貴重な時間を無駄に消費してしまう可能性があります。
モノだけでなく、無駄なコトをして時間を消費してることが多いな。
無駄なコトを断捨離することも大切だね。
「不要なモノやコト」を断捨離することで人生が輝きます。
40代独身ではモノだけでなく、無駄なコトを減らしていきましょう。
この記事で捨てる捨てないの基準は完全に私の主観によるモノと参考文献である成毛眞さんの著作である『一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」』によるものです。
40代独身が断捨離で捨てるべきモノ・コト
古いモノを捨てる
どうして古いモノを捨てなきゃいけないの?
もったいないじゃん!
新しいモノを積極的に取り入れていかなければ、仕事で新しいモノを使う場面になったときに躊躇するようになってしまいます。
これからの時代は、古いモノを積極的に捨てる意識をもたないといけません。
なぜなら、古いモノを積極的に捨て、新しいモノをどんどん使わなければ、トレンドの変化についていけないからです。
トレンドをつかむことは、ビジネスをするうえで非常に有効だ。今時の消費者の気持ちが分かれば、新しいサービスや商品のアイデアが発想できるようになるし、その顧客心理に合わせた顧客サービスができるようになる。しかし、意識的にトレンドの把握に努めないと、そうしたビジネスに対する感性は簡単に鈍ってしまう。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
私は前はアンドロイドのpixel3aを使っていましたが、iPhone12に変えたおかげで、iOSの互換性の良さに気付くことができました。
写真や動画の性能も素晴らしく、eSIMもオンライン上で手続きが完了するので、SIMが届くのをわざわざ待つ必要はなく便利です。5Gも使ってみましたが、使ったおかげで4Gで十分だということが分かりました。
iPad air4+Magic keyboardを買ったおかげで、iPadでもPCの代わりとしてなる程度は不自由なく使えることに気付きました。
スマホとPCの間の存在として、利便性も携帯性もいいので、今では私にとってなくてはならないモノになっています。
Airpods proを買って、ノイズキャンセリングの素晴らしさを知りました。
まったくの無音に近い状態になります。技術の凄さを改めて感じさせられます。
Apple watchも最初はお試しで買いましたが、今は健康管理で活躍してくれています。
1時間に一回立つように知らせてくれ、日中の活動量や心拍数、酸素飽和度を測ってくれています。
睡眠を改善するきっかけにもなりました。
古いモノを使っていては、最新のテクノロジーに触れることができません。
歳を取れば取るほど、固定観念に縛られ、新しいモノをどんどん面倒だといって、使わなくなります。
田舎に行くと、年寄りだけでなく、若者も現金で買い物しているのでびっくりすることがあります。
私の職場でも、いまだにFAXという言葉がでてくるから驚きです。
私からしてみればPDFにして、メールで送ればいいのではと思ってしまいます。
新しいモノを取り入れていないから、古いモノにこだわりすぎるのだと思っています。
でも新しいモノてお金かかるじゃん。それじゃ、お金の不安が生まれるようになるんじゃないの?
必要最低限のモノしかもたないとモノが減った分お金が余るようになるので、新しいモノであっても買うことが出来ます。
新しいモノを買うにはお金がかかるのも事実ですが、本当に必要なモノを見極めることができれば、むしろ支出は減ります。
ミニマリスト流の買い物方法を極めれば、必ずお金に余裕が生まれます。ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
1つのことに集中するために捨てる
頭のいい人にはかなわないんだよな。
凡人の生存戦略として、一つのモノを極める方法があります。
そのためには、何かを加えるよりも、減らして自分の時間を確保していきましょう。
自分がどうやったら勝てるかを考えた場合、何かを加えることよりも、むしろ何かを捨てて、一つに集中したほうが良い場合もある。一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
才能がある人にとってはそこまでの努力がなくても一流になれるかもしれませんが、我々凡人は一つのことを極めるだけでも膨大な時間を必要とします。
それは才能はほとんど遺伝子によるところが多く、努力すらも才能によって決まってしまうためです。
どれだけ頑張っても才能の範囲でしか伸びませんし、本物の一流の足元にも及ばないかもしれませんが、やれば全くやってない人よりはその分野に関しては秀でた存在になれます。
したがって、凡人の生存戦略として、すべてのことを捨てて1つのことを極めるために1つのことに集中するということが、一番良いでしょう。
高度化した知識社会では、人的資本(高い専門性)をもたない者は、会社(労働市場)のなかで〝居場所〟を失い、うつ病など精神疾患のリスクが高くなる。人的資本を一極集中するエッセンシャル思考を勧める第一の理由は、金銭的な報酬が増えるからではなく、こころの健康維持なのだ。シンプルで合理的な人生設計
1つのことに集中して凡人であっても高い専門性を持たなければ、会社から必要とされなくなるのは必然です。
誰からも必要とされなければ会社で居場所をなくし、メンタルを病む原因になります。
あれもこれも手を出す必要はありません。時間は才能の有無にかかわらず平等に限られているのですから、1つのことに集中するしか生きる道はないのです。
イノベーションは「捨てること」から生まれる
イノベーションは「捨てること」から生まれるてどうゆうこと?
シンプルな方が使いやすいことがあります。
iPhoneが万人受けしたのも、シンプルなところが気に入られたからではないでしょうか。
急にアイデアを出せと言われてもなかなか出るものではないが、イノベーションを生み出すうえでも、「捨てる」ことは重要なヒントを与えてくれる。最たる例が、「組み合わせイノベーション」。特徴あるもの同士を組み合わせて斬新なものを生み出すという手法だ。組み合わせイノベーションを起すうえで、最も手っ取り早いのが、じつは「捨てる」ことである。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
ソニーのウォークマンは録音機能を「捨てて」、持ち運びできるよう軽量化したものです。
iPhoneはスティーブ・ジョブズが無駄を削ぎ落とし、徹底的にシンプルにする禅の美学からヒントを得て、いらないものをそぎ落としていった結果あのようなシンプルなスマートフォンができあがりました。
最近の家電は新しい機能が増えすぎているような気がしますが、私はシンプルな必要最低限の機能が備えられている方が好きです。
無駄を削ぎ落とし、徹底的にシンプルにすることで、「本当に大事なもの=本質」が浮き彫りになります。
断捨離は、そういった本当に大事なモノを見つけ出すため必要なことなのです。
何かを付け加えるよりも、何かを捨てるという発想を持っておくと、新しいイノベーションを作るきっかけになります。
「常識」を取り外して、要らない仕事を捨てる
会議を含め、いらない仕事て多いよね。
どうしてみんなあんな無駄が好きなんだろう。
会議をしているだけで仕事をしているふりはできますからね。
無駄を削れは効率化できることはいくらでもあります。
仕事のムダをなくし、生産性を高める最良の方法は何か。それは「仕事を捨てること」。
作業効率を改善するのではなく、作業全体を止めてしまうことだ。どういうことか。
自分の職場の仕事にどっぷりつかっていると、どんな仕事も欠くことができないと考えがちだ。しかし、誤った固定観念や常識を取り外して見ると、やらなくてもまったく困らない仕事が多く見つかる。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
仕事をしていると、仕事を増やすことは簡単にするけれど、減らすことに努力しないのはなぜなのだろうと思ってしまうことがあります。
特にムダだと感じるのが会社の利益に繋がらない生産性のない仕事です。
会議にその傾向が強く、大の大人が6~8人集まったところでロクな意見がでません。
一人時給を2,000円と考えればその会議に1時間で12,000~16,000円のお金がかかっていることになります。
それだけ費用対効果があるのならやるべきでしょうが、大抵は会議しなくてもいいようなどうでもいい内容が多いです。
といっても、会議などは上役にならなければ、なくすことは難しいです。
自分の手の届く範囲だけでも、無駄だと思う仕事を減らしていきましょう。
私はリハビリの仕事をしていますが、リハビリ部内であれば意見が通りやすいので、上司にいつも提案しています。
どうせ結果が同じなら、いらない仕事を捨ててラクしたほうがいいのにね。日本人が生産性が低いてのもうなずける話だよ。
バカとの付き合いは捨てる
バカとの付き合いは捨てるてひどくない?
人は環境によって左右されるので、バカと付き合っているとあなたもバカになりますが、頭の良い人と付き合っていると良い影響を受けます。
私は損得勘定を考えて人に会わなくなるわけではない。単に、自分の興味のある話題で、面白い会話をしたいだけなのだ。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
私は人間関係を断捨離してもいいと思っています。
合わない人やイヤな人とは距離を取り、楽しい人、ウマの合う人に意識と時間をできるだけ向けていると、それなりに人間関係は上手く進むようになります。
嫌いな人と付き合う時間はストレスにしかなりませんし、どれだけ認知を変えようとしても好きになることは難しいので、初めから付き合わなければ時間を無駄にすることもありません。
バカとは付き合うなと言わないまでも、知り合いや友人は日々変化していくものです。
全然知らない人と話した方が、自分の知らない世界を垣間見ることができます。
古い知り合いと過去の出来事を語り合うことは楽しい時間ではありますが、知り合いや友達は、時代と自分の年齢にあわせてどんどん変えていくべきでしょう。
このことは、中野善壽さんも『ぜんぶ、すてれば』の中で話しています。
会話一つとっても、顔見知りの知人友人と会って話すと心地よいのは当たり前。相手がどういう性格で、どういう話をしそうなものか、想像がつくので安心感がある。でも、いつも同じ面子と会って、同じような会話をしてばかりだと、どんどん頭が衰える。大事なのは、自分に”負荷”をかけ続けること。
ぜんぶ、すてれば
人の能力の半分は遺伝で決まってしまいますが、残り半分は環境要因で決ります。
つまり、付き合う人から良い影響を受ければ、あなたの能力を最大限引き出してます。
確かに仕事が出来る人たちと仕事した方が楽しいし、勉強になるよ。
人は周りの環境に影響を受けやすいので、頭の良い人たちと付き合った方が良い影響を受けやすいのです。
人間はバカとつるんでいるとバカが伝染るけれども、頭の良い人や気持ちの良い人と付き合っていると、良い影響を受ける。 とくに、40代以上の人たちにすすめたいのは、自分より10歳も20歳も若い世代の人たちと交流することだ。
一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
歳をとると、どうしても若い人たちと話が合わなくなるので、だんだんと敬遠して、同世代ばかりと付き合いがちになります。
しかし、若い人のみずみずしい感性や新しい時代のモノの見方に触れないと、どんどん頭が固くなってしまい、時代についていけなくなります。
私は2度大学に進学した経験がありますが、2回目の大学に33歳で入学し、15歳年下の若者と大学生活を送りました。
正直、彼らについていくのは大変でしたが、若者は本当に元気です。
考え方に幼い部分はありますが、理屈であまり考えない分、行動力が凄まじいのです。
大人になるとどうしてやる理由よりもやらない理由を考えてしまいます。
彼らにはできないことは考えずに「とりあえず、やってみよう!」という気概を学びました。
若者と付き合うと、固定観念というものを見事にぶち壊してくれます。
どうせ話なんて合わないと言ってないで、自分から積極的に付き合いを求めるべきです。
ただし、若者と話すときの注意点があります。なぜならば、おじさんはどうしても上から目線で偉そうに話してしまうからです。
若い人たちと話しているときに注意したいのは、上から目線で説教をしたり、たしなめたりしないことだ。そんなことをされて喜ぶ若者は一人もいないと言っていい。何かを教えようとしないで、流行や視点など若い人から何でも吸収しようとする謙虚な姿勢をもつべきだ。一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」
彼らの考えがおかしいと感じたとしても育ってきた時間軸や環境が違えば、当然違う考えに至ります。 それを頭ごなしに否定していては会話が成り立つはずがありません。あなた自身も年上からあなたの考えを否定されたら気分を悪くするでしょう。 「郷に入れば郷に従え」という諺があるように、あくまで若者と話すときは謙虚に学ぶべきでしょう。
「こだわり」を捨てる
こだわりを捨てるてどうゆうこと?
こだわりを持つことはその分野で第一人者になれるので大切なことです。
しかし、優先度の低いこだわりを捨てることで本当に必要なことに時間を注げるようになります。
定番の服を作る
アップルの故スティーブ・ジョブズはいつも黒のタートルネックとジーンズ。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグは、白いシャツとジーンズ。
アメリカの前大統領のバラク・オバマは、紺のスーツと白いワイシャツ。
同じ服と決めていれば、選ぶ手間がなくなります。
そういう意思決定を減らすことで脳のソースをムダづかいすることなく、時間を作ることができます。
私は下は黒のチノパン、上は紺のヒートテックと超極暖を着ているだけです。(下は黒、上は紺と決めています)
別に有名な人達のマネをしているわけでもなく、違う色の服を買うとそれと合わせるようにジャケットやコートも色別に買う必要があります。
お金のムダだけでなく、選択肢も増えるので外出するときに面倒くさいという気持ちがあります。
定番の食事を作る
食べ物に関しても、極力こだわりは捨てるべきです。 食事を作るときに何が一番手間かというとメニューを考えるのが一番大変です。 出来る限り1週間の食事ローテーションを作ることをお勧めします。 私は、朝は味噌汁、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、イワシの佃煮、梅干しと変わることはありません。 昼は職場の定食を食べます。 夜は、肉と魚を交互に作っています。(肉と魚料理も一週間分メニューが決まっています) 料理のこだわりを捨てて得られるのは時間だけです。 それで先ほど紹介した有名人になれるようになれるわけではありません。 しかし、高級ブランドを着ていようが、ユニクロを着ていようが、ランチがホテルのレストランでも駅前の牛丼屋でも、自分自身に何も影響を及ぼしません。 それならば、悩む時間を減らして、余暇の時間を増やした方が人生は充実します。
膨大はインプットを捨てる
今の世の中は情報だらけで疲れてしまうよ。
一体何で情報を得ることが一番いいんだろう?
自分にとって興味が持てる記事が転載されているニュースサイトを2つほどに限定すれば、そこまで情報過多になることはありません。
- 隙間時間があれば、スマホのニュースアプリをチェック
- 毎朝、「日本経済新聞」や「日経MJ」「日経産業新聞」を読む
- フェイスブック、X(旧Twitter)などのSNSをチェック
- 経済番組は欠かさずみる
- 話題になっているビジネス書を読む
現在はインプットする情報元が多いです。しかし、インプットすることが目的化してしまい、情報収集で満足してしまっていることはないでしょうか。
特にX(旧Twitter)はフォロワーが増えてくるとつまらない投稿でタイムラインが増えるようになります。
SNSで価値のない情報を投稿し続けるフォロワーはミュートしましょう。
時間は有限であり、情報収集する脳のキャパシティーにも限界があります。
私は、X(旧Twitter)をやめました。
情報の質も悪く、勧誘目的のインフルエンサーに影響されやすいからです。
最近の私の場合は、ヤフーニュースとMicrosoft edgeのニュースを読むだけで、あとの情報源はほとんど本です。
本の方が体系化されており、深い知識が身に付きます。
ニュースを見ても分からないことが多いのは、体系化した知識がないからです。
SNSやニュースの情報は流し読みしてしまう傾向があるので、知識として身につくことはあまりありませんが、時事ネタを知るためにもある程度はニュースを見るようにしています。
脳のキャパシティは人によって決まっているので、情報は取捨選択しないとそれだけで脳が疲れ切ってしまいます。
自分にとって必要な情報は何か見極めることが大切です。
自分が幸福になろうとする考え方を捨てる
誰もが自分の幸福を一番に考えていると思います。 幸せになるために勉強し、働き、お金を稼いでいるわけですから当たり前と言えば当たり前です。 しかし、足元にある幸福に気付かないかぎり延々に幸福になることはありません。 健康であり、ご飯が毎日食べられ、住む場所があり、仕事があり、家族がいることは当たり前ではないのです。
幸福はそれに気がつかなければならないものです。ですから、幸福に気づかない人には幸福はないのです。
現代の考察
本来の幸福とは自分以外のものに感じて思う概念なのです。
自分が好きな人、自分が愛する人が幸福になってほしいと願うのが、幸福の哲学的な概念と言えます。ところが、幸福ということが自己に当てはめられた場合、それは即刻エゴイズム以外の何物でもなくなってしまいます。その点を現代という時代は忘れさせてしまった。
現代の考察
自分が幸せにならない限り人を幸せにできないとよく聞きます。 自分の精神状態がよくなければ、他者のためになにかしようと思わないので当然と言えば当然でしょう。 しかし、自分の幸せを願っている限り永遠に自分の幸せは訪れることはありません。 自分の幸福を求めることの空しさを分かっている人が多いのではないでしょうか? 私としては、自分と相手が一緒に幸せになるのが本来の形であると思っています。一人で笑っているよりも、誰かと一緒に笑っている方が私は好きです。 今、病気をしていようが生活保護を受けていようが、何をしていようが、メーテルランクの『青い鳥』が示す通り、もともと幸福というのは死ぬ日まで足元にあることを忘れないでください。
固定観念を捨てる
固定観念は本当に捨てた方がいいです。声を大にして言っておきます。
どうして?
歳を取れば取るほど、自分の考えに縛られるようになってしまい新しいモノを吸収できなくなります。
時代とともに考え方も変わっていきますが、そういったことを受け入れていかなければ、老害と呼ばれる存在になるでしょう。
歳を取れば取るほど、自分の中に哲学ができ、固定観念に縛られやすくなります。
信念といえば聞こえはいいですが、大抵他人と軋轢を生むのは自分の考えを押し付ける場合です。
40代独身にもなるとそういった固定観念にとらわれやすくなり、老害と呼ばれる説教ばかりする嫌なおじさんのレッテルを貼られかねません。
40代独身でクズと呼ばれるのも、思考に柔軟性がないからです。
同じ人間であろうとも遺伝子が違えば、育った環境も違い、まったく違う経験をしているので、同じ価値観になることはまずありえません。
人と話していると本当に人間はまったく違う思考パターンをするのだなと感心させられるほどです。
禅の言葉に柔軟心(にゅうなんしん)があります。
柔軟心とは物事にとらわれない心、何にでも柔軟に調和する心のことです。
この世に絶対の正解はありません。それは長く生きていれば誰でも分かることです。
明らかに自分が正しく相手が間違っているとそれを押し付ければ相手の心の逃げ場所がなくなります。
「まぁ、いいか」と気楽に考えることが物事にとらわれないためにいいのではないでしょうか。
特に他人の意見を否定する人は要注意です。自分の考えが正しいと思い込み、寛容さがまったくありません。
いつも自分の考えを否定してくる人いるよ。
本当に嫌になっちゃう。
寛容さを手に入れるには、常に新しい刺激を受けることです。
自分の好きなことばかりしていては寛容さは生まれません。
ルーティンワークを捨てる
ルーティンワークを捨てるというのは、さっきの『固定観念を捨てる』話と繋がるのかな。
そうです。
固定観念を捨てるためにも、ルーティンワークを捨てなければいけません。
人間は生きていればどうしても同じことを繰り返しやすく、行動がルーティン化されやすくなります。
その方が脳のリソースを使わなくていいのですから、楽をしたい脳にとっては当然の行為といえます。
しかし、同じことの繰り返しは退屈を覚えるのも事実で、同じことを繰り返せば繰り返すほど、新しいことに挑戦できなくなります。
毎度同じ店でご飯を食べ、同じ服を着て、同じ場所で散髪し、同じ場所に遊びに行っていないでしょうか?
先ほどの『定番を作る』話とは矛盾するかもしれませんが、ルーティンワークの中にたまに変化を作った方がいいというのが私の主張です。
40代独身となると毎日が退屈に感じやすくなりますが、同じことをして退屈にならない方がおかしいのです。
歳を取れば取るほど、違うことをすることに意識を向けなければ、どんどん考え方も固執していきます。
思い切って違うことに挑戦してみましょう。最初は些細なことからでも大丈夫です。
毎度同じ店にご飯を食べに行っているのならば、違う店にご飯を食べに行ってみましょう。
そういった小さな積み重ねが大きくあなたを変化させます。
40代独身は断捨離で全部捨てる必要はないが、身軽になろう
40代独身が断捨離するべきものが何かよく分かりました!
増やすのではなく、捨てることで自分にとって何が大切なのか分かるようになります。自分がどう生きたいのか考えるきっかけになるでしょう。
今回の「40代が断捨離で全部捨てるべきモノ・コト」はモノだけでなく、人、事にまで焦点を当てています。 最初に述べた通り、ここに書いてあることは、私の主観であり、成毛さんの考えを参考にさせてもらっています。 私にとって「捨てるべきモノ」でも、あなたにとっては「捨てるべきではないモノ」ももちろんあります。 ただ、捨てて身軽にしておかなければ、どんどん貯まる一方です。 色々なモノやコトを背負えば背負うほど、時間が無くなり、生きづらく、心に余裕がなくなります。 何も考えずにぼーとする時間が1日のうちにありますか? 情報のインプットばかりにとらわれて、常に何かをしていないと落ち着かない状態が続いていないでしょうか? 何もせずにぼーと景色を眺めてみてください。 「空白の時間」の大切さが分かるはずです。 捨てることで人生が輝くことを実感できます。捨てるべきはモノだけではありません。
途中で、『ぜんぶ、すてれば』の著者の中野善壽さんの言葉を引用させて頂きましたが、中野善壽さんもモノだけでなく、色々なモノを捨てていらっしゃいます。 捨てすぎてほとんど何も持っていないぐらいですが、彼の人生は身軽でとても生きやすそうです。 全てを真似する事はできないでしょうが、下記の記事は「何を捨てるべきか」の参考にはなると思います。
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