40代になれば人生折り返し地点です。 世の中のことが大体分かり、努力しても夢は必ず叶うわけでもないということを悟る時期でもあります。 むしろ、仕事もプライベートもマンネリ化し、特に楽しみもなければ、不安もなく、なんとなく生きている人が多いのではないでしょうか。 40代で独身ともなれば、結婚を諦め一人で生きていく覚悟が出来上がる頃です。 そうなれば、一人の力で人生を楽しいものにしていかなければなりません。 特に今まで勝ち負けにこだわって生きてきた人にとっては余裕のない生き方をしてきたのではないでしょうか。 他人と比べ、少しでも年収を増やしたい良い職業につきたい。あいつに負けたくない。 こういった世界で生きていれば人生に疲れるのも無理ありません。 こういった人たちは勝ち負けのないところに、豊かな世界があることに気付くべきです。 趣味などの世界に勝ち負けはあるでしょうか。どれだけ凄かろうが趣味の世界です。 趣味で将棋がどれだけ強くても、プロには勝てません。 私も41歳となりました。体力や気力の衰えが目にみえて良く分かります。 そんな私ですが、年上の先輩方や本を読みながら創意工夫して人生の楽しみ方を模索中です。 ここでは私が参考にした「人生に疲れた40代独身の楽しみ方」をご紹介できたらと思います。 ※この記事は中谷彰宏の著作である『40代がもっと楽しくなる方法』を参考にしています。
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目次
人生に疲れた40代独身の楽しみ方
人生は平凡な毎日の繰り返しだと悟る

40代独身の楽しみ方といいつつ、楽しみ方を教えずに「人生は平凡な毎日の繰り返しとはなんだ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、自分以外の人達は、充実な毎日を過ごしており楽しく生活していると思われているのではないでしょうか。 断言します。一切そんなことはありません。 基本的に人生とは平凡な毎日の繰り返しの繰り返しであり、たまに楽しいことや嬉しいことがあったりする程度です。 人生に疲れている人はまずここを勘違いしているのではないでしょうか。 したがって、人生は平凡な毎日の繰り返しですが、少しでも楽しいことが増えるように下記では楽しいことを増やすための方法論を紹介しています。
楽しんでいる先輩を見つける

あなたの周りに年上で人生のENJOYしている人はいるでしょうか? 大切なのは「40代は楽しい」といってくれる人に出会うことです。 私の職場に52歳の女性の上司がいますが、40歳の私よりも遥かに元気でテンションは20代のノリです。 明るくて元気なのでこっちまで元気がもらえます。 彼女の元気の源がジムとダンスです。 週3回仕事終わりのダンスと筋トレにジムに通っているのですが、50歳とは思えないほどスタイルがいいです。 人生を謳歌する秘訣は「運動」にあるのだなとつくづくと感じさせられます。 40代となると気力も体力も低下してくるので、さらに運動しなくなり、負の連鎖が始まります。 ここで踏ん張って運動する習慣を身に付けるかが人生を楽しむコツです。 因みに私は、サイクリングとランニング、ウォーキングに登山をしています。 先ほど紹介した女性よりも体力面では劣っていますが自分なりに運動しているつもりです。

おしゃー!
のんちゃん!今日も頑張るぞー!



俺の方が年下なんだけどな・・・
まったく運動する習慣がない人には朝散歩をお勧めします。
散歩は心拍数が上がらないので大して疲れもなく、季節の移り変わりを十分に楽しむことができます。
興味のある方は下記の記事を参考にしてみてください。
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オヤジは「冷笑」し、大人は「大爆笑」する


私はオヤジです。最近はあまり笑ったことはありません。 心の底から物事を楽しめなくなっているのだろうなと自分で分かっています。 先ほど紹介した私の上司は何でも良く笑います。 本当に毎日が楽しそうです。 仕事中でも休みの日に出掛ける場所を探してはニヤニヤ笑っています。



仕事しろよ~(ぉぃ
しょうもないことでよく笑いますが、あれだけ馬鹿笑いしているのをみると人生楽しそうで羨ましくなります。 人の話に冷笑しているおじさんと大爆笑している上司どちらが大人でしょうか。 さらに、どんなことでも楽しく興味を持てる方は認知症にはなりにくいです。 パーセンテージでいうと認知症リスクの7%を回避することができます。 この7%を大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれでしょうが、自分が自分らしく生きるためには最後まで頭はしっかりと保っていきたいです。
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30代まではモノが多い方が豊か。40代からはモノが少ない方が豊か。


私は自称ミニマリストなので持っているモノはかなり少ないと思っています。 モノもよほどのことがない限りは滅多に買いません。 30代の頃は、モノが沢山あった方が豊かだと思っていました。 何でも持っているということは、何不自由がないということです。 ではなぜ40代になってミニマリストになったかというと、何でも持っているということは選択肢が多いということです。 想像してみると分かりますが、毎日100種類の中から朝食が選べ、10000種類のコーディネートからあなたの好きなものをチョイスできるとします。さらに、1000種類の中から好きな車を選んで仕事に行けます。 あなたはこの生活が幸せでしょうか? 私なら選ぶことに疲れてしまいます。 モノが少なければ選択肢が減り、思考もシンプルになります。 選ぶことが少なければ、その分違うことにリソースを振ることができます。 たくさんのモノを持っていることが豊かではなく、いいモノを少なく持っていることが豊かなのです。 私は今持ち物は厳選したアイテムばかりです。 減らすことはあっても、これ以上増やすことはないでしょう。
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モノを少なくしたおかげで高くても質の良いモノを持てるようになりました。 最新のガジェットは仕事の効率も上げてくれるので、とても良い買い物をしたと思っています。 質のいい高いモノは少量持つだけでも人生の充実度が変わってきます。 人が自分に影響を与えるのは一時ですが、モノは24時間365日あなたに影響を与えてくれます。
知識を、体験することで、見識に変える


40代になれば、どんな話題でも最低限の会話ができるぐらいの知識はあるのではないでしょうか。 知識は本を読めば、いくらでも手に入りますが体験を伴わなければただの「ウンチク」です。 知識は、体験することによって「見識」になります。 「見識」にはさらに上の段階があり、覚悟がプラスされると「胆識」に変わります。 「胆識」とは、聞きなれない言葉ですが、一言でいうならば決断力・実行力をもった「見識」です。 好きなモノを買ったとき失敗したなという経験は誰にでもあるでしょう。 皆さんの中には、本を一冊読んで面白くなかったら二度と本は読まないという人もいるでしょう。 歌舞伎を1回見に行って面白くなかったら、二度と歌舞伎に行かないという人もいるでしょう。 こういった人たちには覚悟がありません。 せっかく知識が体験で見識になったのに、体験してうまくいかないからとやめてしまうと、胆識にはなりません。 「失敗して学ぶ」とよく言いますが、まさにこれが「胆識」でしょう。 失敗という苦い経験が、自分の中に確固たる価値観を作り上げていきます。
会話量を増やすことで、人との距離感を学ぶ


40代にもなると自慢話が話のネタになってしまう人もいるのではないでしょうか。 自慢話をする人はNGと聞くと、人によっては下ネタに話をもっていこうとします。 下ネタというのはあからさまなのではなく、「〇〇さんは彼氏はいるの?」「結婚はまだしないの?」と言った発言のことを指しています。 普段から会話量の多い人は、会話のネタがたくさんあります。 セクハラにとわれないためには、普段から会話量を増やしておくことが肝要です。 会話量を増やす1番のメリットは、人間と人間との距離感がわかることです。 相手は自分のこと好きなのだろうか、嫌いなのだろうか、仲良くしようと思ってくれているのだろうか。 会話の量を増やさなければ、それは分かりません。 憶測で相手は自分のこと嫌っていると思う人もいるかもしれませんが、大抵の人は他人に興味がないので大丈夫です。 仕事をやめる原因のほとんどが「人間関係」です。 人との距離感を掴めるようになれば、人間関係がこじれることはなくなるのではないでしょうか。
したいことが見つからない人は、子供の時にしたかったことをする


「したいこと」の探し方の基準は、一から何かを探すよりも、子供の時にしたかったことを考えた方が楽に見つかります。 子供の頃は、親に色々と連れて行ってもらいましたが、「自分で車を買って、あちこち旅をしていみたい!」とずっと思っていました。 大人になって車も手に入れ、やっとしたかったことができるようになりました。 今は愛車のアクアであちこちドライブに出掛けています。 皆さんの中にも1つはあるのではないでしょうか? お金をかけなくてもできることはたくさんあります。 ぜひ童心にかえったつもりで色々チャレンジしてみてください。
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定年や引退がないことをする


40代からは、一生続けられるライフワークを持つことが大切です。仕事は定年がありますが、趣味や勉強には定年も引退もありません。定年や引退がないものを持てばいいのです。 「そういうものは時間がかかるから」と先へまわすのではありません。時間がかかるものから先に始める必要があるのです。もちろん、いくつになっても始めることはできます。人生を楽しんでいる人は、時間がかかるものを何かしています。40代がもっと楽しくなる方法
仕事が趣味で、休みの日も仕事をしている人は結構多いのではないでしょうか?
仕事には定年があるため、定年を過ぎれば何もすることがなくなってしまいます。
私は職業柄、認知症の60代の男性に出会うことがあります。定年を過ぎ、何もしなくなることが原因なのではないかと思ってしまいます。
40代からは一生続けられるライフワークを持つことが大切です。
人生を楽しんでいる人は、時間がかかるものを何かしらしています。
私の場合はアウトドアの趣味ではサイクリング、登山、ドライブをしています。
インドアの趣味では、読書、ブログ、アニメをしています。
どれも一生続けられるライフワークです。
私は仕事には、定時上がりで120日の年間休日があり、そこそこ充実感を持って楽しく仕事できるところを選びました。
その代わり、収入は低くのでお金のかかる色々なことを妥協しなければいけませんが、趣味活動を充実させて人生を満喫しています。
そんな生き方があってもいいのではないでしょうか?
仕事だけを生きがいにしてはいけません。
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「折り返す」とは、今までのやり方とまったく違うやり方をすることです。40歳を境に、若返る人と一気に歳をとる人との2通りにわかれます。 いつまでも若々しい人は、男性にも女性にもいます。老ける人は、崖を落ちていくように、一気に老けていきます。同窓会に行くと、その差が一目瞭然です。 「こんな先生いたかな」と思われる同級生と、昔とまったく変わらない、むしろ昔より若返っている同級生の2通りにわかれるのです。40代で、生き方の方向性をきちんと折り返したかどうかの差です。反転には覚悟がいり ます。40代がもっと楽しくなる方法
40代ともなると人生にとって折り返しの地点ですが、ある程度のことを経験しているからかどうしてもマンネリ化になってしまいます。 新しいことにチャレンジすることが億劫になり、やる理由よりもやらない理由を探し始めます。 失敗することを恐れ、自分の経験から同じことを選択しやすくなります。 同じことを繰り返していては、何も変化がないばかりか、どんどん考え方が固執していき、見た目だけでなく考え方も年老いて感じます。 経験から次の行動を決めることは大切なのかもしれませんが、そうなると方向性を反転させることができません。 同じことをしていてもつまらない人生です。どうせならば、第2の人生の始まりだと思って、思い切って違うことをしてみてはどうでしょうか。 それが40代を楽しむための方法です。
自己研鑽をほどほどにして、自分の楽しみにお金を使う


最近では「自分の成長のために自己投資しろ!」が定説になっています。
でもここで皆さんに聞きたいのが、「いつまで続けるつもりですか?」ということです。
精神科医でもある中村 恒子先生は次のことをおっしゃっています。
外来に来る患者さんと話していると、「今の会社では成長できない」とか「働く目標を見失った」と真剣に悩んでいる人がいますが、ちょっと難しく考えすぎやないかと思います。
なんというか、力が入りすぎてるんですわ。
仕事人生は、長~く続いていくものです。
あんまり大きな期待や思い入れを持ちすぎていると、失望したりイラつく原因になります。
心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
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22歳で働き始め65歳で定年退職するとしても、43年間働き続けなければいけません。 43年間も自己成長のために頑張っていたらどこかで疲れてしまいます。 40代になれば、ある程度仕事での地位も定まり、自分の限界も分かってくるでしょう。 「自己投資をするな」と言っているわけではありません。自己投資は有意義なお金の使い方だと思っています。 私が言いたいのは40代になったら、自己投資はほどほどにして、そろそろ自分の楽しみのためにお金を使ってもいいのではないかということです。 私は自分の心の中の「やりたい」を大事にしています。 逆に自分の中の「やりたくない」は無視しています。 自分のやりたいことにお金を使った方が人生楽しんで生きられるはずです。
人生に疲れた40代独身でもまだまだ楽しめる!


皆さんは最近思いっきり笑ったりしたことがありますか?
大人になると物事に対して冷静になり、感情を表に出すことがなくなります。
40代で一番怖いのがマンネリ化です。知識があるので、ある程度何でも予測ができてしまいます。
そんなことしても無駄だとか面倒だと言って何もしなくなるのが40代ともいえます。
今更何かをするにあたってメリット・デメリットを考えたところで有名人にも成功者にもなれません。
無駄だと分かっていることでも大いに人生を楽しむために挑戦すればいいじゃないですか。
人生に疲れた40代独身でもまだまだ楽しめます。
人生とは所詮「壮大な暇つぶし」です。
40代をもっと楽しくなる方法をさらに詳しく知りたい方は下記の本をぜひ読んでみてください。
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40代ともなるとあなたの会社が昇給があり、給料が上がりやすいかどうか分かると思います。
給料が上がらないのに私たちは頑張る必要があるのでしょうか?
人生に疲れた方は、給料が変わらない仕事で限界を超えて頑張りすぎていないでしょうか。
仕事は一生懸命にやる必要はありますが、40代を楽しむためにはある程度割り切りが必要になります。
仕事は限界を超えない程度に一生懸命にやる、趣味活動も一生懸命に楽しむことがこれからの一般庶民のライフスタイルです。
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