人生にはいろいろあります。
私は現在42歳ですが、20~41歳まで人生いろいろあったなとつくづく思います。
普通に生きていれば綺麗な人生ルートを辿るでしょうが、どちらかといえば過酷な人生ルートを辿ってきました。
22歳で大学中退後フリーター生活を10年間、27歳から挑んだ医学部再受験には失敗し、32歳で2度目の大学進学、38歳で初就職そして40歳で転職活動とどちらかといえば波乱万丈の人生を歩んでいると自分では思っています。
もちろん自業自得なのは重々承知なのですが、もう少し上手く生きられなかったのかとつくづく思います。
こんな私ですが、人生が改善し、上手く生きられるようになったのは一概に読書をおかげだと断言できます。
読書によって新しい価値観を手に入れることで1つの考えに固執することなく生きれるようになりました。

今回紹介する本は、ぱやぱやくんの著作である『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る』です。
ぱやぱやくんとふざけた名前ですが元自衛隊員の方で、自衛隊で教わった人生を明るく生き抜くコツを教えてくれます。
人生いろいろあっても、私たちは生き抜いていかなければいけません。
国も他人も頼りにできないからこそ一人でも生きていく力をこの本を読んで身に付けていきましょう!
人生いろいろある。辛い世の中を生き抜く方法
本当に強い人間とは?

「本当に強い人間とはどうゆう人か?」と聞かれたら、私は次のように答えます。
自分の弱さを握りしめる勇気があり、回復術を知っている人だ、と。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
陸上自衛隊と言えば「心身ともに強い人」というイメージがあります。
しかし、いくら極限まで心と体を鍛えたとしても、一週間も寝ないと精神的に不安定になると元自衛隊のぱやぱやさんはいっています。
私は彼女にふられたのがきっかけで精神を病んでしまいうつ病になってしまいました。

そのせいもあって、強い男になろうと合気道をはじめ週5回の道場稽古に、毎日30分の筋トレをするようになりました。
これを4年間続けましたが結果どうなったかというと、まったく強くなりませんでした。
普通に嫌なことがあれば落ち込み、人前では緊張して上がってしまい何も変わりませんでした。
上の引用文にあるように、結局は人は強い生き物ではなく、弱い生き物なのです。
「強さ」とは「自分の弱さを知っていること」です。
弱さを握りしめていくていくほうが、しなやかな強さを得ることができる。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
私は嫌なことがあったり、イライラすることがあると態度にでてしまうので、すぐ寝るようにしています。 大体のことは1日寝れば心が落ち着くようになります。 要するに強くなろうとするよりも、人は傷つきやすく弱いの生き物なのだから、何をしたら心が回復できるのか自分なりの回復術を身に付けた方がいいのです。
実は、「自分はダメで弱い」を胸を張って言える人は強キャラです。そう思っていれば、失敗しても「まあ弱いからな」と考え、目標と自分の実力とのギャップから生じる「認知のゆがみ」を防げます。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
私は5年間医学部再受験に時間を費やしたにもかかわらず、結局夢は叶わなかったので後悔しかないのですが、1つだけ良いことがありました。

それは精一杯頑張ったからこそ自分の能力の限界がよく分かったからです。
人の能力は遺伝と環境で決まってしまいますが、勉強する環境において成績があがらなければそこまでの人間と割り切った方が楽に生きられます。
そう思うと学生時代に必死に勉強をして自分の能力の限界値を知っておくことは今後の人生を生きる上で大いに役に立ちます。

自分の実力は大したものではないと分かったからこそ、高望みすることなくできなくても仕方ないと思えるようになりました。 あまり求めすぎると私のように努力しているのに結果がついてこず苦しむ羽目になります。 自分の能力を知り、「自分はダメで弱い人間だ」と認めた方が大きすぎる目標で自分を追い詰めることもないため自分らしく生きることができます。 自分に合っていない目標を立てることはやめ、自分にできそうな小さな目標を立てて頑張るようにしましょう。

満たされない方が喜びを得られる

訓練では、フル武装で猛暑の中を行軍したり、土砂降りの中で野宿をします。過酷な分、訓練が終わった後のお風呂や食事は涙がでるほど幸せでした。「どうして日常の幸せに気づけなかったんだろう」と強く思いました。そうした中で感じたことは、「人は満たされないでいるときのほうが本当の喜びがわかる」ということでした。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
お腹がすいているときに食べる食事がどんな高級料理よりおいしいことは誰もが知っていることだと思います。
意外と幸せでいる方が満たされているため、さらなる幸せを感じにくくなってしまいます。
悲しみや寂しさを感じているときの方が音楽や景色、小説などが心に感動を与えてくれます。
同じ本を読んでいたとしても、辛いときに読むのと元気な時に読むのとでは感じ方が全然違います。
一人孤立し、寂しく夜道を歩いているときに見た月の美しさが今でも忘れられません。
そう思えば、幸せをわざわざ求める必要はなくなります。
人は満たされないでいるときのほうが本当の喜びがわかる。
自分から幸せになろうとせず、不幸になろうともせず、ただあるがままに生きればいいのです。
そして一番大切なことは、今ある幸せに気付くことです。
家があることも、毎日ご飯が食べられることも、お風呂が入れることも当たり前ではありません。
すべてが当たり前だと思ってしまうと、感謝の気持ちがなくなり、人は傲慢になっていきます。
人は傲慢になると「もっと欲しい。もっと欲しい」と言い始めます。永遠と満たされないまま人生を生きていかなけばいけなくなります。
効果的な休み方

休みを取るときには、できる限り3日休むことをおすすめします。陸上自衛隊時代に心理幹部をされていた下園壮太先生の本によると、米軍では強いストレスを感じている兵士に、「暖かくして3日間休め」と指示して、体力の回復と心をリセットされるとかいてあります。
3日間の休み方ですが、次のことを意識してください。
1日目は、「ストレスからの解放」2日目は、「ひたすら休む」3日目は、「明日に備える」
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
休むと決めた場合でも中途半端に休むと体も心も休まりません。
心も体もボロボロの状態では、3日間は連続で休んだ方が効果が高いです。
私は同僚が体調不良でいきなり休み、少ない人数で職場まわさないといけなくなったときに朝6時半に出社し、20時に帰ることを毎日続けていたら心も体もボロボロになってしまいました。
限界に近かったので公休と有給をつかい三日間同じように休んだところ、完全回復に近い状態まで回復することができました。
ただ、体力が回復しても精神が完全に回復するわけではありません。
自分が好きな趣味を思いきり楽しんで「人生は楽しんだ!」と思える状態になって初めて体力も精神も全回復です。
したがって、休むときはとことん休みましょう。中途半端に休むと、回復しきらないまま、またストレスをためる羽目になります。
心を無にする

感受性の豊かな人ほど「心の防御力」が低いように感じられます。 他人の視線や表情や言動で一喜一憂してしまい感情の起伏が激しければ、毎日の生活は疲れてしまいます。
自分がコントロールできない不条理におちいったときは、「心を無にする」ことを覚えてください。現代社会では、自分を守るためにも「心を無にして働く技術」は必要だと思います。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
私は人間関係に苦しんでからは、完全に職場では心を無にする技術を身に付けました。 心を無にさせるには1つのことを集中して取り組むことです。 他の考えが浮かんだとしても、すぐに今取り組んでいることに意識を戻しましょう。 現代人は「ながら」行動が多く、複数のことを一変にしようとします。 特にスマホを触りながらご飯を食べることが多いのではないでしょうか? これではご飯に集中できないばかりか、ご飯が毎日食べられることに感謝することもできません。 いつも1つのことに全力で取り組むようにしましょう。
心のスイッチを切るこつとして、3人称を意識するといいでしょう。自分を彼・彼女と置き換えてみるのです。たとえば、自分が怒っているときには「彼は怒りを感じている」、不安を感じたら「彼女は不安だ」と、自分の感情を3人称で表してみるのです。こうすることによって自分の感情を客観的にとらえられて、スイッチをオフしやすくなります。ぜひ試してみてください。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
心を無にする方法は人それぞれでしょうが、自分なりの『心を無にする方法』を身に付けてみてください。 私としては、1つのことに全力で取り組んだ方が達成感を得やすいのでお勧めです。
ネガティブな情報を集めない

人には本能的に危機回避のためにネガティブな情報を集める特性があるようです。だから、毎日ネットで情報収集していると、ついついネガティブな知識ばかりに目が行き、「細かい知識をたくさん知っているネガティブな人」になりがちです。
ネガティブな情報は危険から逃れるためには必要なのですが、集めすぎるのも禁物です。そうなると世の中のアラばかりめについてしまうので、世界が狭くなりがちです。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
前はスマートニュースなどのアプリを使って、ニュースをよく見ていましたが、最近では全く見なくなりました。
理由としては、自分ではどうしようもないことで不安になってしまうからです。
ウクライナ戦争、物価高騰、増税、老後の不安など自分で考えてもどうしようもないことばかりです。
現在私は41歳ですが、老後である30年後先の未来のことなんかどうしていいのかさっぱりです。
今でも十分倹約して生きているつもりなのに不安でさらに節約するのは、今というこの時間を生きづらくしてしまい楽しめません。
しっかりとお金の使い方を学ぶだけで十分だと思います。

私にとってニュースの情報が役に立ったということはほとんどなく、役に立った知識はほとんど本ばかりです。 ニュースやyoutubeの情報などしか触れていない方はぜひ読書をお勧めします。しっかりと個人でできる解決策も書かれているので不安に駆られることはありません。
自分の機嫌は自分で取る

生きていれば必ずといっていいほど、イライラしたり、不安にかられることが多くなります。
しかし、気分が悪いからといって、不機嫌そうな顔をしていると、周りの人にも良い影響は与えません。
気分を回復させるために「場所を移動する」ということも意識してください。「同じ場所・方法で考える」と、たいていは似たようなネガティブな答えが出てきます。そうすると想像力にやられるので、場所やアプローチを変えて考えることが大切なアクションになります。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
私は気分が落ち込んだりしたときには、なるべく場所を変えるようにしています。 なぜなら、違う刺激をいれれば、違う思考になるので気分が晴れやすいからです。 特に休みの日に家ばかりにいる人は1日のうちに一回は外を出た方がいいでしょう。 なるべく自分が行ったことがない遠い場所へ行くのがお勧めです。 どこに行ったらいいのか分からない方は下記の記事を参考にしてみてください。

さらに体力と時間がある人は、トレッキングや登山をお勧めします。
日常の世界とかけ離れた景色をみると、気分が晴れやかになります。
また、適度な運動と大自然のパワーによって、感性がリセットされます。
トレッキングや登山となるとハードルが高い人は、自然の中を歩くだけでも効果があるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
私は遊歩道を探してはあちこち散歩しています。どこを歩いていいのか分からない方は下記の散歩本が発売されているので読んでみてください。
また、道の駅に行くとその町の観光パンプレットが結構おいてあるので、意外と穴場スポットを探せたりします。 毎日気分をリセットさせたいならば、朝の散歩を強くお勧めします。 朝の静かで空気が澄んだ時間は歩いているだけで感情がリセットされます。 詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。

メンタルが落ちているときにしてはいけないこと
ただメンタルが落ちているときにしてはいけないことがあります。 それは、ゲームやSNSです。こういったものは娯楽を感じやすいモノなのでついつい手を出してしまいますが、夢中になりすぎてしまいます。 はまりすぎて、クタクタになるまでゲームやSNSの画面の見つめてしまった経験はないでしょうか? こうなると他のことに対しては集中力が散漫になり、日常生活や仕事でも悪影響がでるので、さらにメンタルの不調が加速します。 どうしてもメンタルが落ちているときは、やはりとりあえず寝るが一番です。 睡眠不足は仕事の能力にも悪影響を及ぼします。

やる気がないときはやめる

本当に「今日はやる気が出ない」かどうか、まずはやってみて判断しましょう。20~30分やってもやる気が出ない時は、「少し疲れている」ときなので、簡単な仕事をやるか、早く帰って寝た方がいいでしょう。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
やる気が出ない時に無理にやろうとすると、その事自体を嫌いになってしまう可能性があります。 私は好きでブログをしていますが、やはり2時間もすると嫌になってきます。 嫌になったときはやめ時で、他のことをするか、場所を変えるなりにして気分転換します。

自分がやろうと思ったことを習慣化できない一番の理由は、嫌なことを続けてやっているからです。
気分が乗りその日は1日続けられたとしても心や体に負担がかかることは、習慣化することはできません。
といっても、人生には嫌なことでもやらなければいけないことはいくらでもあります。
そのうちの一つが勉強でしょう。
嫌なことを習慣化するコツは、朝にやることです。
朝は睡眠によって心も体もリフレッシュしているので、少なくとも最初の30分は負の感情を抱きにくいです。
嫌になるまで続け、嫌になったらやめる。これを毎日続けていると習慣化できます。
ぜひ朝活にチャレンジしてみてください。

自分が咲きやすいところで咲く

「置かれた場所で咲きなさい」は名言なのですが、「人間は鉢植えと違って移動できる」という名言もあります。つまり、「自分が咲きやすいところで咲きなさい」が今の時代にあった考え方なのではないでしょうか。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
同じ職場にこだわりすぎると損をするのが今の時代です。 昔は滅私奉公で身を挺にして会社に尽くすことが当然だったのかもしれませんが、今の時代は笑えるぐらい会社は簡単に社員を解雇にします。 私もそのうちの一人なのですが、散々尽くしてきたのにかかわらずあっさり解雇にあいました。 したがって、会社に固執するのはばかげていると思います。 また、周りの能力値が高く自分に能力がない場合、その職場に固執しても辛い思いをするのはあなたです。 他の場所に転職してみると、今まで全然活躍できていなくても周りの人達が仕事ができなすぎて、相対的に自分が1番になれることがあります。 自分が活躍できる場所で仕事を頑張った方が周りに認められやすく、生きやすくなるでしょう。 私の例でいくと、私はパソコンができる方ですが詳しいわけではありません。しかし、田舎の会社にいくと「ダブルクリックて何?」というレベルのおじさんおばさん連中が多く、自分のパソコン知識でも教える側にまわれています。 人に頼られた方が人は嬉しいものなので、自分が咲きやすいところで咲きましょう!
本当のコミュニケーション能力とは?

世の中ではコミュニケーション力のある人が求められますが、それは「よくしゃべるけど何を言っているのか分からない人」ではなくて、「口数が少なくても話を理解して、しっかりと伝えようとする人」だと思います。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
よく話題が途切れずひたすら喋る人がいますが、会話のキャッチボールができなければ、コミュニケーション上手とはいえません。
一方的に話されると不愉快に感じるのはほとんどの人だと思います。
自分の話を真剣に聞いてくれる人は、私ならば口下手でも誠実さを感じます。
なめらかに話すだけが「コミュ力」ではありません。
特に最近ではスマホをしながら話を聞く癖がついてる人が圧倒的に多いのではないでしょうか。相手は口には出さなくても、不快感は感じているはずです。
まず、コミュニケーションが下手な人は、相手の話を真剣に聞くことから始めてみましょう。
といっても、何を話しているのか分からない会話は相手から嫌われます。
口数は少なくてもいいので、話のつじつまがあうようにしっかりと伝えるようにしましょう。
最初に結論を持っていくと、「この人結局何が言いたいんだろう?」と思われることが少なくなると思います。
生きる軸をぶらさないために

若い人に言いたいのですが、生きる軸に「人からすごいと思われたい」があると、生き方がブレブレになります。人生の行く先々で、自分よりすごい人に出会うたびに、「周りから認められない」という劣等感がつきまとい、辛くなるからです。こういうデバフは持たないほうがいいですね。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
※デバフ=負のステータス 自分の評価が他者の評価だと他者に見放されるたびに劣等感に苛まれます。 特に顕著なのが恋愛でしょう。他者から「好き」と言ってもらえるのは、自分が認められた何よりの証です。 しかし、それに依存してしまうと相手から振られれば自分の評価が元に戻るところか「自分にはダメなところがあるから振られたんだ」と逆に劣等感に抱いてしまいます。 私がそうだったので他者からの評価を自分の軸にしてしまうとあっさりと崩壊してしまうことを覚えておいてください。

自分の生きる軸は自分自身で作るものです。 生きる軸の作り方は、1つめはたくさんの本を読んで考えることです。 本を読めば色々な他者の意見を聞くことができるわけですが、その中に私もそのように生きたいと思えるフレーズがでてきます。 この記事で度々でてくる引用も私が共感したところをご紹介させていただいています。 そういった自分が納得する考え方にたくさん出会うことで自分の生きる軸が少しずつできてきます。 本を読んで自分が共感したところだけ自分の軸となるので、他者と同じ軸になることはありません。
生きる軸の作り方の2つめは一人で考えて行動することです。 あなたは遊びに行くときに一人で遊ぶことができますか? 大体は友人や家族と遊ぶ人が多いのではないでしょうか。 ソロ活という言葉が流行りましたが、ソロ活で自分一人で楽しめる人ほど自立した人はいません。 自分を幸せにするのに他人が必要ないのですから、他者に依存することもありません。 一人で行動することが増えてこれば、一人で何でもできるということですから、どんどん自信が生まれ、生きる軸が作られていきます。 一人で行動するには勇気がいりますが、ぜひソロ活にチャレンジしてみてください。

最後に生きる軸の作り方の3つめが、小さな目標でいいので自分ができることを1つ1つ達成していくことです。
小さな目標を達成していくと自分はやればできる人間なんだと自分で自分を認められるようになります。
他人からやさしくされる方法

他人からやさしくされたかったら、ちゃんと勉強したほうがいいです。勉強してオンリーワンのスキルや知識を身につけると、周りがやさしくしてくれます。でも、そうした「武器」がないといつまでもひどい扱いを受けます。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
だれでも自分にやさしくしてほしいと思うのですが、自分に何の魅力もないのにやさしくされようとしても無理です。
自分の容姿に自信があるのならば別でしょうが、ないならば自分なりの武器をもたないと人にとって必要な人間になれません。
相手にとって必要な人間だから、やさしくしてもらえるのです。
全然仕事ができないおじさんとパソコンに詳しく聞けば何でも分かるおじさんとでは、どちらに優しくしようと思うでしょうか?
人を自分にとってメリットあるかないかで選ぶのは、当たり前の話であり、皆さんも気づかないだけで無意識でしていることでしょう。
悲しい話ではありますが、ただのおっさんにとっては朗報でもあります。
つまりは、勉強して一芸に秀でてればやさしくしてもらえるわけです。
自分の努力次第で何とかなる問題なので、ぜひ頑張って勉強をしましょう。
といっても、需要がないことに詳しくても必要とはされませんので、相手にとって必要なものな何なのか考えて勉強をするといいです。
因みに私の場合は、パソコンが人より詳しいのでやさしくしてもらえます。

努力の方向性

社会で生き抜くためにはいろいろと苦労が絶えないですが、「たいした努力をしなくても勝てる場所で、誰よりも努力をする」という言葉を覚えておいてください。それがオンリーワンへの道ですよ。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
よくTVや漫画などでは努力さえすれば夢は叶うモノが多いです。
努力しなければ夢が叶わないのは事実ですが、現実世界では努力したからといって夢が叶うわけではありません。
私の場合は、先ほど紹介したように医学部再受験を5年もかけて追いかけたのに夢が叶いませんでした。
人それぞれ能力が違います。自分の能力を見誤ると努力しても何も手に入らずに終わることを忘れてはいけません。
やみくもに努力してもダメなのです。
「夢をかなえるためには、正しい方向性で適切な努力をしよう」という言葉を思い出します。努力する方向性がズレていると何も進まないってことを理解すると、物事がはかどりますよ。
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
私は副業でブログをする前に、「これからの時代はAIだからAIでお金を稼ごう!」とAIの勉強をしていた時期がありました。
しかし、この努力は完全に無駄に終わりました。なぜかというと、AIでマネタイズする方法を何も考えていなかったからです。
ブログの場合は、広告でお金を得るというお金を稼ぐための構想を練ることができますが、私にはAIでお金を稼ぐ構想がまったく浮かびませんでした。
私のように「何とかなるだろう」と何も考えずに努力しても無駄に終わる可能性が高いです。
しっかりとフローチャート式にマネタイズできるよう構想を練るといいと思います。
私のブログの場合は、日記を書いて文章に慣れる⇒無料ブログで記事を書いてみる⇒WordPress(有料ブログ)を試してみる⇒記事数を増やす⇒検索上位の記事を5~10つ作る⇒広告を張り付けると自分なりに構想を練って始めました。
こういった作業を省くと努力しても何も実らなくなります。
しっかりと考えてから行動に移しましょう。
重要なことは機嫌がいいときに決める

「機嫌が悪いとき」や「落ち込んでいるとき」の選択は感情任せになるので、将来的に後悔しがちです
飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る
職場などで嫌なことがあると落ち込んでしまいそんな時に他者とコミュニケーションを取ると、機嫌が悪く上手くいかないことが多いのではないでしょうか? 私は、職場で嫌なことがあり、感情に任せて同僚に当たってしまったことがあり人間関係をこじらせました。 もちろん、同僚に当たってしまったことを後悔しました。 ほとんどの嫌なことは、一晩寝ればほとんど心が落ち着きます。 次の日になると「どうしてあんなことでイラついていたのだろう」と自分でも不思議に思います。 機嫌が悪いときや落ち込んでいるときは大抵冷静な判断ができなくなります。 感情的に話さないためにどれだけイラついてもグッとこらえて一晩置くことをお勧めします。 さらに、落ち込みやすい人の傾向として頑張りすぎていることがあるようです。 人生何でも「まぁ、いいか」という気持ちでいれば、よほどのことがない限り、機嫌が悪くなったり、落ち込んだりすることはありません。 私は何でも「テキトーでいいや」という気持ちでやっています。 そうしないと、自分にも他人にも厳しくなりすぎてしまい、自分だけでなく他人の行動にもイラつくようになります。 何でもそうですが、一生懸命にやるから結果がでるわけではありません。 私がいつも最高の結果が出せるのは、リラックスして物事に取り組めたときです。 100%の力をだすために、全力でやる(100%以上の力を出す)という考えを捨てましょう。ほどほどにやることが一番100%に近い力をだすことができます。

人生はいろいろあるが、方法論を学べば上手く生き抜ける!

理想の職場に就職したと思っていても、長い人生を生きていれば良いことも悪いこともいろいろあります。
結局は、自分を100%満足させてくれる人生なんてなく、辛い苦しいこともあっても生き抜いていかなければなりません。
ただ解決策を知っているのと知っていないのとでは、山や谷を越える時間が全然違ってきます。
私は悩みがあればまず本を読むようにしています。
他人に相談するのも1つの手ですが、どうしても説教くさく聞こえてしまい素直に聞くことができないからです。
本は自分で選んで読んでいるのでたとえ自分の考えと真逆のことが書かれていたとしても変に抵抗したりすることはありません。
本を読んだとしても、すべてが解決するわけではありませんが、自分なりに考えるきっかけにはなるでしょう。
自分の知識と経験だけで考えていては、解決策が見つかるとは到底思えません。
ぜひこの機会に読書を習慣にしてもらいたいと思います。

今回は『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る』の一部分をご紹介させていただきましたが、ぜひ手に取って読んでみてください。自衛隊という特殊な仕事だからこそ、違う視点でのモノの見方を教えてくれます。