しょんぼりねこ
理学療法士の仕事に疲れました・・・。
転職せずになんとかする方法はないでしょうか?
理学療法士になって働き始めてから6年目です。
個人的には大分理学療法士の仕事に慣れてきたと思いますが、理学療法士をしていると本気で「疲れた」と思う時があります。
理学療法士が仕事をしていて疲れるときは、どちらかといえば肉体的な疲労よりも精神的な疲労の方が多いように感じられます。
理学療法士がするリハビリは体力仕事なので、肉体的な疲れの方が多そうですが、どうして精神の方が先に疲れてしまうのでしょうか?
dodaの転職理由ランキングをみてみると、転職理由として『人間関係』は3位に入りますがはそれはすなわち、会社を辞めなければいけないほど人間関係による精神的な疲れが多いということです。
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肉体的な疲労は一時的なことで休めばすぐに回復しますが、人間関係は嫌な相手と顔を合わせるたびに精神がすり減るため、心が回復するよりもさらに疲労感が溜まりやすいのです。
理学療法士は職場の同僚だけでなく、客商売なため患者さんからのストレスも半端ありません。
しかし、同僚や患者さんを避けては通れない以上どうやって接していったらいいのでしょうか?
ここでは、理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法を紹介します。
目次
理学療法士が人間関係に疲れたと思う時
孤立感を味わうとき
人間にはどうしても相性がありますが、相性が良くないと話しかけられたりすることが少なくなり、さらに嫌われたりすると仕事の話以外まったくしなくなってしまいます。
周りが楽しそうに話しているのに自分だけのけ者にされてしまってはかなりの精神的な苦痛です。
下手をすると心の安らぎは患者さんとリハビリをしているときだけということになりかねません。
しかし、嫌われる人はどこにいっても嫌われるので中々人間関係を構築することが難しいでしょう。
変に人に好かれようとすると余計に精神をすり減らしてしまいます。
そうなると人間関係の距離を取り、当たり障りのない人間関係を作るのが一番の解決策になりそうです。
上司から理不尽なことを言われるとき
上司と部下という関係は上手くいっていないと仕事を疲れさせる原因になります。
上司は上に立つ以上部下に対して公平であってほしいと思いますが、どうしても人間なのでそうゆうわけでもありません。
男性の上司ならば、男性職員には厳しく、女性職員には優しいということが多々あります。
年功序列で上司である場合は最悪で、考え方が幼稚であっても従わなければいけません。
私が勤めた老健は、不正が当たり前でクリーンな職場ではありませんでした。
そのことに対して何度か上司に苦言を呈したことがありましたが、自分の論理で間違っていることも正当化されました。
そんなことがあれば、当然ながら上司のことは信用できません。
上司というのは立場上尊敬できる人物、信用できる人物であってほしいと思うものですが、そんな人間ができた人は中々いないのが現状です。
上司は自分の力ではどうしようもならない以上、理不尽なことを言われても「分かりました」と服従しておくのが一番人間関係が上手く回るでしょう。
自分の正義を振りかざしたところで、「お前は何様なんだ」と関係が良好になることはまずありません。
仕事ができない&しない同僚がいるとき
仕事ができるできないは人それぞれ能力が違うのでどうしようもないと私は思っています。
実際に人の能力は遺伝である程度決まっているので努力しても限界があることが科学的に分かっています。
努力は才能に勝てない。科学的に証明されている。
努力しても結果はでません・・・努力は才能に勝てないのでしょうか? 私は理学療法士の国家試験を最後に努力と呼ばれるものはまったくしていません。 昔は、スラムダン…
科学的に証明されていなくても、人には才能があることは誰でも気づいていることでしょう。
そう考えれば、仕事ができるできないもある種の才能であるので、どうしようもありません。
しかし、努力する態度があるかないかは大いに関わってきます。
仕事ができないのにまったく努力をしようとしないでは教えている方が疲れてしまいます。
理学療法士の中には一定数努力をしない人たちがいることは仕方ないと思いますが、こういった人たちばかりだと仕事が回らないので仕事の負担が倍に増えます。
同じ給料で働いているのに仕事が倍だと肉体的にも精神的にも疲れてしまいます。
完璧主義の同僚がいるとき
仕事ができない人と仕事をすることにも疲れますが、逆に完ぺき主義に仕事をこなす人と仕事をするのも疲れます。
理学療法士には書類業務がいくつかありますが、誤字脱字があったり、文章がおかしかったりと人間なので多少なりともミスはあります。
そういったことを逐一指摘してくる同僚には嫌気が差してしまいます。
自分の仕事だけ完璧にこなしていればいいと思いますが、完璧主義の人は他人を非難することに躊躇がありません。
確かに正式書類である以上、完璧にこなす必要はあると思いますが、完璧にこなそうと思うと倍の時間がかかってしまいます。
病院や施設に公的な監査員が抜き打ちでくることがありますが、そこまで細かく書類をみたりしません。
まったくの努力の無駄としかいいようがないのが現実です。
我儘な患者を相手にするとき
患者様はたまに若い方もいますが、ほとんど80歳以上の高齢者でです。 ほとんど認知症でいい意味でボケていて可愛いご老人が多い印象です。 しかし、中には頑固ジジイ、頑固ババアが少なくとも1,2人います。 単なる頑固ならまだマシですが、中には超がつくぐらいの我儘な老人がいます。 暴言・暴力は当たり前、自分の意見が通らないと拗ねる暴れるモノを投げる。 言葉遣いも汚く、「よくこれで今まで生きてこれたな」と思う人もいます。 こうゆう人にも仕事である以上、リハビリはしないといけないので只々苦痛の時間です。 我儘に振り回されては精神をすり減らし、暴言を聞くと嫌気がさしてきます。 理学療法士にもリハビリ拒否があってもいいじゃないかと思いたくもなります。 最高に理学療法士をやっていて疲れる瞬間です。
理学療法士は転職したからと言って、人間関係が改善するわけではない
転職すれば、人間関係がリセットされ嫌な人間関係から解放されると思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。
なぜなら、次の職場でも必ず1,2人は接しているだけで疲れる人がいるからです。
私は違う老健に転職しましたが、私のリハビリのやり方に口を出してくる人がいます。
介護士の方ですが、老害という言葉に納得するぐらい昔の考えに固執し、文句を言ってきます。
正直、めんどくさい人だなと思って距離を取っていましたが、相手が距離をつめてくる分はしょうがありません。
結局は、どの職場に行っても、いい人もいれば嫌な人もいるということです。
嫌な人に出会えば疲れるし、職場を辞めたくなるでしょうが、転職したからといって必ず嫌な人はいるので人間関係が改善するわけではないということです。
そもそも100%満足できる職場を求める方が間違いなのです。みんな誰しも不平不満を抱えながら仕事をしています。
もちろん、完全に無視されるぐらい人間関係がこじれた場合は転職して一度リセットした方がいいでしょう。
転職では転職エージェントを使う人が多いと思いますが、かなり注意が必要です。彼らの思う通りに動いてしまうと転職活動で必ず失敗します。
転職しようと考えている方は下記の記事を参考にしてみてください。
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理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法
では、転職せずに人間関係で疲れた場合どうするべきでしょうか?
私が思うには次の9つです。
理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法
- 情をかけるのをやめる
- ストレス耐性をつけるために運動をする
- 恩を知らなければ、永遠に不満が溜まる
- 丁寧にゆっくりと仕事をする
- 職場で自分の地位を確保する
- 嫌いな人とは距離を取る
- 自分の意見は言うが、相手の悪口は言わない
- 他人に期待するのをやめる
- 郷に入っては郷に従え
情をかけるのをやめる
情というのは優しさのことですから一見良いモノとして世間では認識されてますが、本当にそうでしょうか。
私は42年生きてきて悟ったことは、情をかければかけるほど他人への執着が生まれるということです。
人はどうしても見返りを求める生き物です。
自分が情をかけた分だけ相手から反応がなければ、急に不平不満に変わります。
善意は必ずしも喜ばれるわけでもありませんし、行き過ぎた善意は悪意にもなりかねません。
極端な話になりますが、行き過ぎた善意は、ストーカーと変わりなく「俺がこれだけ君に尽くしたのだから、君も同じように俺に尽くすべきだ」という身勝手なモノです。
といっても、情がまったくなければ人間関係は殺伐としたものになってしまうので情がまったくないのも困りものです。
私としては無理に相手を助けようとするのではなく、頼ってきたときだけ助けるスタイルが一番良いのではないでしょうか。
頼まれてもいないのに、相手を気にしすぎて、優しくするふりはやめましょう。
人は、自分で立ち直らなければ永遠に自分の足で立って歩いていくことが出来ません。
そのことはリハビリをしている私たちが一番よく分かっているはずです。
リハビリでは、患者さんをすべて助けたりせず、ほんの少し上手くできるように我々セラピストが手助けする程度ですが、人間関係も同じようなモノなのです。
本当の優しさは相手が自立できるようにほんの少し手助けすることです。優しさをはき違えては相手の自立心を奪ってはいけません。
ストレス耐性をつけるために運動をする
普段から運動習慣がない人は元々のストレス耐性が弱いです。
なぜならば、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌は運動習慣によって分泌量が変わってくるからです。
詳しく説明しますと、ストレスを発生させるような刺激が加わると副腎から「コルチゾール」を分泌します。
それによって身体が反応し、動悸が激しくなります。
コルチゾールの血中濃度が上がると、脳も体も厳戒態勢に入り、自分の命を守るため、筋肉がたくさんの血液を必要とするために、動悸が激しくなり、つまり心拍数が増加します。
脳は意識を集中させ、わずかな変化にも敏感になります。ストレスが溜まりすぎると、わずかな音にすら反応してしまうことはないでしょうか。
怖いのは、慢性的にコルチゾールが分泌されると海馬を委縮さえ、記憶力の低下を招きます。
ストレスがずっと長い期間続くと、認知機能が低下し、仕事のパフォーマンスが下がったという経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。
運動をするとコルチゾールの分泌が低下しますが、そのしくみは次の通りです。
ランニングやサイクリングなどの運動をするとその間はコルチゾールの分泌量が増えますが、運動を習慣化するとコルチゾールの分泌量が次第に増えなくなります。
定期的に運動を続けていると、運動以外のストレスがあるときでも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていきます。
運動によるストレスでも人間関係からくるストレスでも、ストレスに対する反応は、身体が運動によって鍛えられるにしたがって徐々に抑えられていきます。
つまりこれは、運動することによってストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が日常生活でストレスを受けても分泌されなくなるので、ストレスに対する反応が低下することを意味します。
私の体感として、運動量は低負荷よりも高負荷の運動の方が心拍数が上がるのでより効果が上がり、有酸素運動だけよりも筋トレなどの無酸素運動をするとさらに効果が上がります。
運動をすると、全能感に包まれ、細かいことは本当にどうでもよくなります。
気持ちが前向きになり、積極的に人間と関わっていけるようになるでしょう。
他人は裏切る可能性がありますが、培ってきた筋肉はあなたを裏切りません。
運動し、努力してきた結果は筋肉美として現れるので自尊心の向上にも繋がります。
恩を知らなければ、永遠に不満が溜まる
人間関係に不満がある人のほとんどが自己中心的な考えに陥っていると思っています。
なぜならな、他者への恩を完全に忘れてしまっているからです。
人には長所もあれば短所もあり、完璧な人間などいません。自分自身に照らし合わせてみればすぐわかることです。
人からしてもらったことを忘れ、やってもらって当たり前という態度をとっていれば傲慢になり他者と軋轢を生むのは当たり前です。
実際問題あなた一人で今の仕事ができるのか考えてみてください。
私自身も未熟であったため、自分一人で何でもやってきたつもりでいました。
上司から色々と理学療法士としての基礎知識を教わり、先輩から慣れない業務を手伝ってもらい、同僚には不平不満をいつも聞いてもらっていました。
そういった他者への恩を忘れて、ちょっと他人の嫌なところがあればそれについて言及し、嫌なところばかりみる癖がついていました。
他者への恩を忘れなければ、心が穏やかになってきます。
人間関係が上手くいかない人は自分が他人からしてもらったことを思い出してみてください。
丁寧にゆっくりと仕事をする
仕事が忙しすぎる場合疲れすぎてどうしても心に余裕がなくなります。
そんな時に同僚と会話をしても余計にイライラしてしまい、人間関係をこじらせるもとになります。
結局は精神的な余裕のなさからくるものであり、相手が悪いというよりは自分自身に問題があります。
ストレスが溜まれば溜まるほど人の能力は大幅に低下するので、余計に仕事が回らなくなりさらにイライラが募ります。
どれだけ忙しくても丁寧にゆっくりと仕事をし、自分のペースを崩さなければ心の余裕がなくなることはかなり減るはずです。
早くやれば仕事が早く終わるわけではありません。
イライラしているときほど丁寧にゆっくりと仕事をするようにしましょう。
特にあなたのデスク回りが散らかっていないかよく見てみてください。デスクが汚いと心まで汚くなります。
デスクの片付けが終わったら、コーヒーでも飲みながらボーっとする時間を必ず作ってください。
頭の中の情報が多すぎるとイライラするもとですので、頭を整理する時間を作るようにしましょう。
職場で自分の地位を確保する
職場で自分の地位を確保することも大切です。
要するに、味方を作るということです。
もしあなたが周りから信用され、仕事ができると認められているなら文句言ってくる人の言うことをまともに聞くでしょうか?
私ならば仕事もせず悪口を言う人のことは無視し、仕事ができて信頼できる人を信用します。
会社でのステータスは結局は仕事ができるかできないかです。
しっかりと外堀を埋めていけば、いざ何かあった時に味方になってくれます。
理学療法士にとって仕事ができるできないかは、医療知識が豊富なこと、パソコンができること、患者さんから信用されていることです。
尚、医療知識が豊富であり仕事ができたとしても、言葉遣いが汚かったり、礼儀正しくないチャラい理学療法士は周りから信用されることは難しくなります。
仕事さえしていれば、信用されるわけではありません。医療人としての最低限の所作を身に付けていきましょう。
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医療知識が豊富
あなたは仕事をしていると色々と頼まれることが多いと思いますが、逆にあなたから相手に頼ろうとする場合、誰に頼るでしょうか。
あなたが頼みたいと思う相手は知識と経験豊富な看護師か新米のおどおどしている看護師かどちらでしょう。
当然、知識と経験が豊富な看護師ですよね。
アドバイスを求められたときに的確に答えられると一目置かれる存在になれます。
「膝が痛いていってるけど、どうしたらいい?」「移乗はどうやったらいいの?」「ポジショニングはこれで合ってる?」など他職種の方からリハビリ関連のことで聞かれることは結構多いです。
こういった一つ一つのことに的確に助言できると相手からあなたへの信用度がグッと上がり、とても仕事がしやすくなります。
必ず助言を求められたら答えられるように勉強を続けましょう。勉強が習慣化されてない方には下記の記事がお勧めです。
理学療法士で勉強しない人が勉強をしたくなるコツ
本記事は、「理学療法士になったけれど勉強する気が起きない」「勉強しても給料が上がらないから、勉強なんかしたくない」という人を対象に、必要最低限の勉強を続ける…
パソコンができる
結構年配の方はパソコンができないもしくは触ったことすらない人達が多いです。
介護保険ではLIFEが始まりました。
LIFEは勉強していないと、書類を提出することすら難しいですが、逆を言えば勉強しているとタイムリーにかなり頼られます。
私の職場では私以外にLIFEを触れる人がいないため、かなり重要視されています。
リハビリ部署以外にも、ケアマネ、看護師、介護士の方に色々聞かれます。
まさに恩を売るチャンスです。
LIFEでなくても、パソコンのことで聞かれることはかなり多いです。word、excel、powepointは最低限使えるようにしておきましょう。
ぜひパソコンスキルは身に付けておいてください。
患者さんから信用される
患者さんと接するのは私たち理学療法士だけではなく、様々な職種が関わります。 よって、患者さんから私たちにクレームがあれば、ダイレクトに他の職種に伝わります。 患者さんのクレームを真に受けることはないでしょうが、他職種に悪印象は抱かせてしまいます。 逆を言えば、患者さんから「あの先生のおかげで痛みもなくなって良くなってきた」と言ってもらえれば、他職種に好印象を与えることになります。 必ず、患者さんの信用は得るようにしましょう。
嫌いな人とは距離を取る
苦手な人、嫌いな人とは距離を取って接することをお勧めします。 距離を取るのいうのは具体的には、仕事の最低限の話はするが、自分から話しかけたり、雑談は極力控えるということです。 仏頂面でいれば、相手はそれを読み取り、余程のことがない限り話しかけてくることはないでしょう。 考え方が合わない人とは、どれだけ頑張ろうと仲良くなれることはありません。 他人の考え方をかえようなんてムダなことは絶対にしないでください。 大人になって価値観は余程のことがない限りは変わりません。 私は他人の考え方を改めようとして徒労に終わったことがあります。 結局は相手との関係をこじらせただけで余計人間関係がめんどくさくなります。 たまに相手から近づいてくる場合がありますが、その場合も自分から距離をとりましょう。 相手も自分が避けられていると感じ取り、近寄ってこなくなると思います。
自分の意見は言うが、相手の悪口は言わない
友達や家族に悪口を喋り、ストレス発散している人は多いと思います。
しかし、効果は全くの逆で、悪口は、ストレスを増やし、あなたの脳を傷つけ、寿命を縮めています。
東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果になりました。※参照:ブレインメンタル強化大全
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また、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されることも分かっています。 コルチゾールはストレスがかかったときに出るホルモンですが、つまり「悪口をいう」ことは、ストレス発散ではなく、ストレスを作っているということになります。 ストレスの問題だけでなく、悪口をいう人は人からの信用をなくします。 悪口をよく言ってる人は、陰で自分の悪口を言っている可能性が十分あるので、私なら信用できません。 最初に話した、職場での地位を確保するためにも悪口はやめましょう。百害あって一利なしです。 悪口を言い続けると、性格の悪い理学療法士と認定されてしまいます。
理学療法士が性格悪いのはプライドが高いせい!?
理学療法士て性格悪い人多くない?なんで? 専門職というだけでプライドが高くなってしまいますが、理学療法士は患者さんから『先生』と呼ばれるため、プライドが他の職…
しかし、自分の意見は必ず言うようにしましょう。 嫌なモノは嫌だと言わないと、どんどん相手の要求を飲む羽目になり、ストレスが溜まっていきます。
他人に期待するのをやめる
人間関係でイライラしてしまう原因の一つが、他人に期待してしまうことです。
同僚と一緒に仕事をしていれば「こうしてほしいな」や「こうあるべき」という期待をしてしまうことがありますが、同僚がその期待に応えてくれないとイライラしてしまいます。
ここで一番言いたいことは、他人は絶対にコントロールできないし、だれもが自分が一番可愛いので、あなたの期待通りに動くことなんてないという事実です。人間は誰でも自分のために動きます。
あなたも同じではないでしょうか?
同僚が思い通りならないのと同時に、同僚もあなたが思い通りにならないと思い悩んでいるかもしれません。
あなたも相手の期待に応えるような行動をとっていないのですから、他人に期待をするのはやめましょう。
郷に入っては郷に従え
人間同士であれば必ず価値観の衝突に出合います。
そんなときにいくら自分を言ってることが正しいからと相手を否定したり、非難してはいけません。
たとえその場は解決をしたとしてもわだかまりを残します。
基本的に上司が言うことには素直に従っておくことが一番です。
自分の意見を通して、自分のリハビリをやりたいのならばリハビリ内でトップに立つか、独立してやるしかありません。
あくまで組織に属している以上、組織に従うのは当たり前です。
変に逆らわず、誰とでも適度な距離を保ち、波風立てないことが結局は一番うまくいきます。
自分の我をだせばだすほど疲れるだけです。そして、何も変わらず人間関係だけ悪くなるのならば、我なんて出すだけ損ということです。
理学療法士が肉体的に疲れた時の対処法
肉体的な疲労の場合は、楽な職場に転職することでほとんど改善することが多いです。 病院ではリハビリの単位数は21単位であるため、時間にして8時間労働のうち7時間ほどリハビリをしなければなりません。 私は現在老人保健施設に勤めていますが、残業なしで1日の単位数はMAXで12単位です。 したがって、デスクワークをしている時間が結構ある上にコーヒータイムの休憩時間まであります。 申し訳ないぐらい肉体的に楽に仕事が出来ています。 どれだけ仕事を効率化させようとも、人を新たに雇わない限り1日のリハビリの単位数は減らせませんから、結局はリハビリで体力を消耗することになります。 一度病院以外の職場を検討してみてもいいのではないでしょうか? 給料面は下がるかもしれませんが、人間らしい生活することで肉体や精神の疲れがなくなるはずです。 詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。きっと楽な職場が見つかるはずです。
理学療法士にとって楽な職場はどこ?ずばり老健です!
理学療法士が楽に働ける職場を教えてほしいです。 本記事は、多忙な職場で働いてきた理学療法士の方を対象に、理学療法士として楽に働ける職場をご紹介します。理学療法…
転職は最後の手段。理学療法士が疲れたときは、やり方をかえてみよう!
理学療法士をしていると、疲れたと思うことが多いです。
肉体的な疲労、人間関係による精神的疲労と人によってそれぞれ理由が違うと思います。
仕事は人生の中で時間を占める割合が多く、仕事が大変だと人生のほとんどが大変ということになります。
転職という手段は、人間関係が悪化しすぎて改善不能まで陥った場合にすると人間関係がリセットされ人間関係からの疲れが一気になくなりますが、結局あなたに原因がある場合、同じように人間関係の悩む羽目になります。
最初は良い職場だと思っていても長年付き合いが長くなると遠慮がなくなり、不躾な言葉を投げかけてくる人もいます。
結局は、人間関係の問題はどこの職場あると思った方が無難です。
転職は本当に困ったときの最後の手段として、まずあなた自身のやり方を変えてみてはどうでしょうか。
ここで紹介した対処法を試すだけでも大分人間関係は楽になるはずです。
あまりに辛すぎると、理学療法士を辞めたいと思う瞬間もあります。
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