理学療法士が疲れたと思う時と転職せずに対処する方法

理学療法士が疲れたと思う時と転職せずに対処する方法
理学療法士になって働き始めてから早4年目です。

個人的には大分慣れてきたと思いますが、理学療法士をしていると本気で疲れたと思う時があります。

理学療法士が疲れたと思うときは、どちらかといえば肉体的な疲労よりも精神的な疲労の方が圧倒的に多いです。

理学療法士がするリハビリは体力仕事なので、肉体の方が疲れそうなものですがどうして精神が疲れてしまうのでしょうか?

転職理由の上位にくるのは『人間関係』ですが、会社を辞めなければいけないほど、精神的な疲れが多いということです。

肉体的な疲労は一時的なことであり休めばすぐに回復しますが、人間関係は嫌な相手と顔を合わせるたびに精神がすり減るため回復するよりもさらに疲労感が溜まりやすいのです。

理学療法士は職場の同僚だけでなく、客商売なため患者さんからのストレスも半端ありません。

しかし、同僚や患者さんを避けては通れない以上どうやって接していったらいいのでしょうか?

ここでは、理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法を紹介します。
目次

理学療法士が人間関係に疲れたと思う時

職場の同僚

人間関係は、人間が多ければ多いほどストレスが溜まります。

私の前の職場では療法士が8人いましたが、1人や2人は気が合わない人がいます。

私の職場には、
  • 毎日体調がすぐれないからと、ほとんどリハビリをしない先輩
  • 就職活動中に職場に黙って妊娠し、入ってすぐ妊婦になった同期
  • 自分の考えがすべて正しい上司
と有り得ないような人たちばかりの職場でした。

ほとんどリハビリをしない先輩

先輩に関しては、まさに給料泥棒です。

先輩がリハビリをしないしわ寄せはすべて他の同僚が仕事を肩代わりする羽目になりました。

しかも、働かないのに経験年数が長いので、私たちよりも給料を多く貰っています。

上司は女性だからか『リハビリをしないこと』を容認していました。

上司本人は会議が多く、ほとんどリハビリには関与しないので、どちらでもよかったのでしょう。

妊婦の同期

妊娠することはおめでたいことですが、同期がいけなかったのは、面接するときに「職場に黙っていたこと」です。

会社としては、新人が入ってすぐ妊娠して休まれることは損失でしかありません。

結局、会社からは許されましたが、妊婦がいれば、当然ながらフォローしなければいけません。

仲の良い同期ならば、協力したい気持ちになりますが、そのような形での妊娠だったので、腹が立つだけで協力してあげようという気分にはなれませんでした。

しかも、性格も問題児で完璧主義からか他人を非難することに躊躇がありません。

毎日顔を見るたびに苛立ちを覚えながらも仕事をしていました。

自分の考えがすべて正しい上司

前の職場は、詳しいことは伏せますが、クリーンな職場ではありませんでした。

そのことに対して何度か上司に苦言を呈したことがありましたが、自分の論理で間違っていることも正当化されました。

そんなことがあれば、当然ながら上司のことは信用できません。

口だけ達者の最低な野郎として話すのも嫌なぐらい嫌悪感を出だしていました。

患者様

患者様はたまに若い方もいますが、ほとんど80歳以上の高齢者でです。

ほとんど認知症でいい意味でボケていて可愛いご老人が多い印象です。

しかし、中には頑固ジジイ、頑固ババアが少なくとも1,2人います。

単なる頑固ならまだマシですが、中には超がつくぐらいの我儘な老人がいます。

暴言・暴力は当たり前、自分の意見が通らないと拗ねる暴れるモノを投げる。

言葉遣いも汚く、「よくこれで今まで生きてこれたな」と思う人もいます。

こうゆう人にも仕事である以上、リハビリはしないといけないので只々苦痛の時間です。

我儘に振り回されては精神をすり減らし、暴言を聞くと嫌気がさしてきます。

最高に理学療法士をやっていて疲れる瞬間です。

転職したからと言って、状況が変わるわけではない

転職すれば、人間関係がリセットされ嫌な人間関係から解放されると思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。

なぜなら、次の職場でも必ず1,2人は接しているだけで疲れる人がいるからです。

私は違う老健に転職しましたが、私のリハビリのやり方に口を出してくる人がいます。

介護士の方ですが、老害という言葉に納得するぐらい昔の考えに固執し、文句を言ってきます。

正直、めんどくさい人だなと思って距離を取っていましたが、相手が距離をつめてくる分はしょうがありません。

結局は、どの職場に行ってもいい人もいれば、嫌な人もいるということです。

嫌な人に出会えば疲れるし、職場を辞めたくなるでしょうが、転職したからといって改善するわけではないということです。

転職では転職エージェントを使う人が多いと思いますが、かなり注意が必要です。彼らの思う通りに動いてしまうと転職活動で必ず失敗します。

理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法

では、転職せずに人間関係で疲れた場合どうするべきでしょうか?

私が思うには次の3つです。
理学療法士が人間関係で疲れたときの対処法
  • 職場で自分の地位を確保する
  • 嫌いな人とは距離を取る
  • 自分の意見は言うが、相手の悪口は言わない

職場で自分の地位を確保する

1つ目は、職場で自分の地位を確保することです。

要するに、味方を作るということです。

もしあなたが周りから信用され、仕事ができると認められているなら文句言ってくる人の言うことをまともに聞くでしょうか?

私ならば仕事もせず悪口を言う人のことは無視し、仕事ができて信頼できる人を信用します。

会社でのステータスは結局は仕事ができるかできないかです。

しっかりと外堀を埋めていけば、いざ何かあった時に味方になってくれます。

理学療法士にとって仕事ができるできないかは、医療知識が豊富なこと、パソコンができること、患者さんから信用されていることです。

医療知識が豊富

逆の立場で考えてみてください。

あなたが頼みたいと思うのは知識と経験豊富な看護師か新米のおどおどしている看護師かどちらでしょう。

当然、知識と経験が豊富な看護師ですよね。

アドバイスを求められたときに的確に答えられると一目置かれる存在になれます。

「膝が痛いていってるけど、どうしたらいい?」「移乗はどうやったらいいの?」「ポジショニングはこれで合ってる?」などリハビリ関連で聞かれることは結構多いです。

必ず答えられるように勉強を続けましょう。勉強が習慣化されてない方には下記の記事がお勧めです。

パソコンができる

結構年配の方はパソコンができないもしくは触ったことすらない人達が多いです。

最近の介護保険ではLifeが始まりました。

Lifeは勉強していないと、提出することすら難しいですが、逆を言えば勉強しているとタイムリーにかなり頼られます。

私の職場では私以外にLifeを触れる人がいないため、かなり重要視されています。

リハビリ部署以外にも、ケアマネ、看護師、介護士の方に色々聞かれます。

まさに恩を売るチャンスです。

Lifeでなくても、パソコンのことで聞かれることはかなり多いです。

ぜひパソコンスキルは身に付けておいてください。

患者さんから信用される

患者さんと接するのは私たち理学療法士だけではなく、様々な職種が関わります。

よって、患者さんから私たちにクレームがあれば、ダイレクトに他の職種に伝わります。

患者さんのクレームを真に受けることはないでしょうが、他職種に悪印象は抱かせてしまいます。

逆を言えば、患者さんから「あの先生のおかげで痛みもなくなって良くなってきた」と言ってもらえれば、他職種に好印象を与えることになります。

必ず、患者さんの信用は得るようにしましょう。

嫌いな人とは距離を取る

苦手な人、嫌いな人とは距離を取って接することをお勧めします。

距離を取るのいうのは具体的には、仕事の最低限の話はするが、自分から話しかけたり、雑談は極力控えるということです。

仏頂面でいれば、相手はそれを読み取り、余程のことがない限り話しかけてくることはないでしょう。

考え方が合わない人とは、どれだけ頑張ろうと仲良くなれることはありません。

他人の考え方をかえようなんてムダなことは絶対にしないでください。

大人になって価値観は余程のことがない限りは変わりません。

私は他人の考え方を改めようとして徒労に終わったことがあります。

結局は相手との関係をこじらせただけで余計人間関係がめんどくさくなります。

たまに相手から近づいてくる場合がありますが、その場合も自分から距離をとりましょう。

相手も自分が避けられていると感じ取り、近寄ってこなくなると思います。

自分の意見は言うが、相手の悪口は言わない

友達や家族に悪口を喋り、ストレス発散している人は多いと思います。

しかし、効果は全くの逆で、悪口は、ストレスを増やし、あなたの脳を傷つけ、寿命を縮めています。

東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果になりました。※参照:ブレインメンタル強化大全
また、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されることも分かっています。

コルチゾールはストレスがかかったときに出るホルモンですが、つまり「悪口をいう」ことは、ストレス発散ではなく、ストレスを作っているということになります。

ストレスの問題だけでなく、悪口をいう人は人からの信用をなくします。

悪口をよく言ってる人は、陰で自分の悪口を言っている可能性が十分あるので、私なら信用できません。

最初に話した、職場での地位を確保するためにも悪口はやめましょう。百害あって一利なしです。

しかし、自分の意見は必ず言うようにしましょう。

嫌なモノは嫌だと言わないと、どんどん相手の要求を飲む羽目になり、ストレスが溜まっていきます。

理学療法士が肉体的に疲れた時の対処法

肉体的な疲労の場合は、楽な職場に転職することでほとんど改善することが多いです。

私は現在老人保健施設に勤めていますが、残業なしで1日の単位数はMAXで12単位です。

したがって、デスクワークをしている時間が結構ある上にコーヒータイムの休憩時間まであります。

申し訳ないぐらい楽に仕事が出来ています。

どれだけ仕事を効率化させようとも、人を新たに雇わない限り1日のリハビリの単位数は減らせませんから、結局はリハビリで体力を消耗することになります。

一度病院以外の職場を検討してみてもいいのではないでしょうか?

給料面は下がるかもしれませんが、人間らしい生活することで肉体や精神の疲れがなくなるはずです。

詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。きっと楽な職場が見つかるはずです。

まとめ:理学療法士が疲れたと思う時と転職せずに対処する方法

理学療法士をしていると、疲れたと思うことが多いです。

肉体的な疲労、人間関係による精神的疲労と人によってそれぞれ理由が違うと思います。

仕事は人生の中で時間を占める割合が多く、仕事が大変だと人生のほとんどが大変ということになります。

転職することでほとんどのことが解決することはありますが、人間関係だけはどこの職場でもトラブルがあると思った方がいいです。

転職は最後の手段として、まずやり方を変えてみてはどうでしょうか。

ここで紹介した対処法を試すだけでも大分人間関係は楽になるはずです。

あまりに辛すぎると、理学療法士を辞めたいと思う瞬間もあります。

もし、「理学療法士を辞めたい」とまで思ってしまった方は下記の記事を参考にしてみてください。
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