悩みねこ
40代無職です。
もう死ぬしかないのでしょうか・・・
そんなことはありません。
無職でも強く?生きている女性の笑える「無職生活」漫画の紹介です。
私は22歳で大学中退した後、10年以上フリーターを経験し、理学療法士の資格を取るべく理学療法士養成校の大学を卒業&国家資格を取得し、なんとか37歳で初の就職をすることができました。
しかし、40歳でせっかく手に入れた職を解雇されて無職になってからは絶望の淵に立たされました。
なぜならば、初就職をはたしたときは、学校のコネで就職することができましたが、次は職歴が最悪の状態で自分の力で就職活動をしなければいけなかったからです。
こんな精神不安定な状態だった私ですが、この漫画を読んで、「まぁ無職だけど、なんとかなりそう・・・」と思わさせてくれました。
無職生活は不安で焦りもありましたが、この漫画に本当に救われたと思っています。
著書名は『思いつき無職生活 職なしガールの残念だけど悪くない日々』で著者は「いけだいけみさん」です。
私がこの本を読んだときに感じた「いけだいけみさん」の印象は『いい加減だな』です(笑)
私も結構いい加減に生きている方ですが私以上にのんびりしています。師匠と言いたいぐらい。
「40代無職で死ぬしかない」と自分を追い込んでいたとしても、一度この記事を読んでこの漫画を手に取ってもらいたいです。
無職になっても死ぬ必要なんてまったくなく、そんなに悩まなくてもいいのだなと教えてくれます。
無職期間に必死になったからといって就職できるわけでなく、むしろ必死になることで心に余裕がなくなり、就職できてもブラック企業なんてこともありえます。
不安と焦りがある状態ではまともな就職活動ができるわけありません。
無職を気楽に考えることで心に余裕を持ち、少しでも就職活動を有利にしてほしいです。
ではそんな「いけだいけみさん」の魅力?を紹介します。
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目次
40代無職は死ぬしかないのか?いや、そんなことはない!
退職理由は・・・なんとなく
いけだいけみさんが27歳のときに焦り始めます。
何かよくわからないけれど、何かしないといけない気がする・・・
普通ならば、仕事を頑張るとか、趣味を充実させるとか、生活スタイルを変えるとか、結婚するとかを思いつきそうですが・・・。
よし、会社をやめてみよう!
何かをしないといけないとしても「会社をやめる」という選択肢は普通ならでません(笑) 会社をやめるということは収入が途絶えるということですから、まさに生存本能に抗う行為です。 私なら不安で死にそうになってしまいますが・・・。 いけみさんは普通の人と思考回路が違うのでしょう。 だからこそ無職になってもそこまで真剣に悩む必要もなく、別の視点で「大丈夫だよ」と教えてくれます。 会社を辞めるときは、次の就職先を探してから辞めるのが一般的には常識になっています。 無職になるとお金の心配が増え、不安になり、妥協して会社を選んでしまうからです。 けれど・・・
まぁいいや。なんとかなるだろう。
いやいや、「なんとかならないだろう!」と思わず突っ込みたくなります。
私は無職期間の一か月はとても焦り不安でしょうがなかったです。
いけださんは、「テキトー」というか素敵すぎます。
ここまで自分の人生に「テキトー」に生きられるなら、悩みなんてなさそうです。
世界で主観的な評価で一番幸せと言われている国フィジーもかなり「テキトー」な国民性です。
フィジー人はテキトーなのでストレスフリー。自分にゆるく、他人にゆるく生きています。
レストランでオーダーしたメニューがその通り出てこなかったり、お会計の金額は間違っていたり・・・。
「幸せになるためには、『こうでなければならない』という縛りから自由になること」
世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論
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SNSや他人の目や本の読みすぎで自分で勝手に「こうでなければならない」という制約を作りすぎていないでしょうか? 「こうでなければならない」という制約を課せば課すほど、自分に厳しく他人にも厳しくなり、本当に生きづらくしてしまいます。 人生なんてものは「テキトーでいい」と思うぐらいがちょうどいいんですよ。
無職時代の生活費
いけだいけみさんの無職時代の支出は以下の通りです。
- 家賃(水道代込)・・・55000円
- 電気代・・・・・・・・3500円
- ガス代・・・・・・・・3500円
- ネット代・・・・・・・4535円
- 電話代・・・・・・・・7000円
- 食費・雑費・・・・・・30000円
- 国民年金・・・・・・・14980円
- 国民健康保険・・・・・6664円
- 住民税・・・・・・・・11834円
合計 137013円
何もしていなくても、一か月137013円かかるというのは凄いですね。 ちなみに私は実家に帰って、できるかぎり支出を抑えました。 といっても、私は一か月で無職期間が終わったのでそこまで痛手にはなりませんでしたが、いけみさんは7ヵ月ほど無職をしています。 失業保険があるので1日5,500円ぐらいもらっていたそうです。 しかし、7ヵ月も無職をしていたら空白期間が生まれるので普通なら焦りそうなものです。 転職活動はそれ以外することがないので、意外と時間を持て余します。 収入が入らないことへの恐怖感や就職先が決まらないと自分が社会に必要されいないのではないかという気分になります。 いけみさんぐらいのメンタルがあればいいですが、無職になったら実家に一度戻ることをお勧めします。 気持ちにリセットする意味もありますが、支出を抑えられると精神的な不安が少し減ります。 また、やはり親という存在は大きいです。自分の悩みを全て受け止めて聞いてくれます。 これを機会に実家暮らしを考えてもいいのではないでしょうか?
無職のプロ
いけだいけみさん、毎日何をしているのかといえば
寝て~起きて~ご飯食べて~ネットして~また寝て~
典型的なダメ人間! そして、彼女の言うプロフェッショナル無職の定義は
何もしていない罪悪感と押し寄せる焦りを味わいながら昼寝できるようになったら無職のプロだよ
しかし、これに関しては私も無職生活のあまりの自由さに堪能していたろころがあるので、人のこといえません。
無職やってた人にはわかると思いますが、朝決まった時間に起きなくてもいいというのは本当に最高なんですよ。
おまけに就職活動してれば、一応さぼっていない!て気分になれるので、焦りも少しは和らぎます。
家族からも何も言われず、毎日日曜日です。まさにパラダイスでした~。といっても、不安の方が大きかったです。
話は変わりますが、面接でのお話。
面接でよく聞かれる質問に
『毎日何をされていますか?』というのがあります。
本来なら、転職活動していますとか、スキルを身につけていますとかいうところですが、いけだいけみさんは
のんびりしています
あなた神ですか!!!
いけださんの前向きな言葉
明日の私がきっと頑張る
終わらなくても死にはしない
毎日元気に生きてればそれでいいじゃないか
仕事だけがすべてじゃない
有名な言葉に『明日やろうは馬鹿野郎』がありますが、個人的にはいけださんの『明日の私がきっと頑張る』の方が好きです(笑) 元2ch管理人のひろゆきも『明日できることは今日するな』て言ってましたね。 昔は、格言みたいなものは無条件に信じてましたが、現代は多様化されているので、自分にあった考え方でいいと思います。 他人と環境も経験も違うのに、同じ考え方になるわけがありません。 それを1つの型にはめようとするから苦しくなります。 私は今の『自分の生き方』の方が楽で、人生楽しいです。 どうせ生きるならラクに生きましょう!
ダラダラするのも一つの生き方
目的もなく仕事辞めたけど、自分がどうしたいのかやっとわかったよ!
わたし・・・働きたくない!
そりゃそうだ(笑) ほとんどの人はそう思ってるよ。
日々健康で寝て食べて漫画読んでネットできるて幸せなことだと思うの。
意義とか目的とか難しくて考えるからわからなくなってくるけれど、ただダラダラしたいのも1つの目的じゃない?
人生て凄いことを何し遂げないといけないとか、夢をかなえないといけないとか、向上心を持って頑張らないといけないとかそんな雰囲気になってます。
それは人それぞれ。頑張らない人生を選んだって別にいいじゃないですか。
誰かの言葉を信じて、頑張って頑張って頑張って、けれど何も残らなくて、最後に後悔する方が嫌です。
私は後悔しない人生を送りたい。
だから、自分の生き方に生きることに満足しています。
生きがいがないと辛い、生きる意味て何だろうと思って苦しんでいる方は下記の記事を参考にしてください。
20代で生きがいがないのは当たり前?人生のムダを楽しもう!
何のために生きているのか分からない・・・毎日が辛いです・・・ 今回はこんなお悩みを解決する本の紹介です。 人間は、生きることに「意味」が感じられないと、生きて…
テキトーな方が、人生は上手くいく
いけだいけみさんに学んだ一番のことは、タイトルにあるように『テキトーな方が、人生は上手くいく』という事実です。
私はそれを面接という就職の一番の難関で感じることが出来ました。
就職にするにあたり面接は必須ですが、書類選考以外にも面接の占める割合が多く、面接で就職が決まってしまうといっても過言ではありません。
面接が得意または面接が好きならばいいですが、大抵の人は万全の準備をして、緊張をしながら面接に臨むと思います。
今までの私も同じで万全の準備をして、かなり緊張して面接に臨むのですが、緊張しすぎて何を喋っているか分からない、まともに答えられないと面接はいつも失敗してばかりいました。
しかし、いけだいけみさんの漫画を読んでからは、「どうせ落ちるしテキトーでいいか~」「失敗しても次があるからいいか~」と気軽に考えるようになってからは、逆に面接で緊張することがなくなり、上手く喋ることができるようになりました。
このことは学生時代のセンター試験のときでも感じたことです。
時間制限付きの試験は、時間との勝負なのでどうしても焦ってしまい、ひとつ答えが合わないと余計に慌ててミスを連発するという悪循環に陥ってしまいます。
しかし、間違えてもいいからゆっくりと確実に1つ1つ丁寧にやろうと決めてからは逆に焦らずに問題を解くことが出来ました。
大抵の人は一生懸命と聞くと、全力で力を出し切ってしまいますが、私の場合は、心の余裕を残した状態でそこそこ頑張るが私の中の一生懸命です。
つまりは、100%の力を出し切れば100%の力を出せるのではなく、60~80%ぐらいの力が私にとっての100%の力なのです。
無職になると逆に頑張りすぎてしまうところがありますが、むしろテキトーだと思えるぐらいが心に余裕を持った状態で就職活動できます。
仕事で自分を追い込みすぎている人も下記の記事を参考にしてみて、心に余裕を持って生きてほしいなと思います。
仕事なんて適当でいい!必死になれば、能力が落ちる
仕事を頑張っても報われないよ。仕事なんて適当でいいよね? 適当でいいですが、適当といってもいい加減にやってはいけません。『仕事を適当にやる』というのは、心に余…
40代無職は死ぬしかないと思っていても貯金があれば、冷静になれる
40代で無職になったときに何が一番困るかと言えば毎日の生活費でしょう。 生活のレベルを落とすのはもちろんのこと、生活を切り詰めるところまでいかないと生きていくことすら厳しくなります。 私はもとより元2chのひろゆきさんの考えに共感しており、生活レベルを上げないようにしています。 『年収90万円で東京ハッピーライフ』の著者で有名な大原 扁理さんの1カ月の生活費は、家賃28000円+共益費1500円、固定費15000円、食費1万円、その他15000円、合計69500円だそうです。 あまりケチると食生活が悪くなりそうですが、
- 朝・自作のスコーン、紅茶
- 昼・麺類(うどんかそば)と常備菜
- 夜・無農薬玄米、みそ汁、つけもの
粗食ではあるものの非常に栄養価の高い献立になっているので特に問題ないようです。 高級品=栄養価が高いわけではないので、お金がなくても食生活を意識すればいくらでも健康な生活を送ることができます。
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私自身も生活費は一人暮らし時代の生活費は7万円とかなり質素な生活をしており、手取り17万で毎月10万貯金できていました。
ミニマリストの貯金術:シンプルな生活で無駄を省き、効率的に貯める方法
ミニマリズムとは、物質的な所有を最小限に抑え、本当に大切なものにフォーカスするライフスタイルです。 このシンプルな生活哲学は、単に持ち物を減らすことにとどまら…
人は追い詰められればいくらでも生活レベルを下げることができますが、貯金がなければそもそも生活することすら困難になります。
いけださんの無職期間の支出を紹介させていただきましたが、無職であろうと無慈悲に国民年金、国民健康保険、住民税が取られます。
失業保険は解雇の場合は退職した翌日から失業手当を受け取れますが、自己都合による退職だと給付支給開始が退職から2か月後になるのでまったく貯金がなければ生きていけません。
どこまで貯金があれば安心できるのかと聞かれれば、100万円以上あっても安心できない人は安心できませんし、いけださんみたいにお金がなくても平気な人はいます。
私としては1年間過ごせるだけの金額があれば、不安は残るものの十分冷静になって就職活動できると思います。
といっても、お金があるからといって安心せず(散財してしまう)ミニマリスト思考で少しでも倹約に務めましょう。
ミニマリスト生活で経済的自由を手に入れる:貧乏からの脱却法
多くの人々が日々の生活において経済的なプレッシャーを感じ、支出の多さに悩んでいます。家賃やローンの支払い、生活必需品の購入、さらには娯楽や贅沢品にかかるコス…
40代無職は死ぬしかないと思ってる人には、副業がおすすめ
久々に笑えた漫画でした。
いけだいけみさんみたいな考え方だったら、「無職で死ぬしかない」と思っていたとしても、無職生活を楽しくやっていけるかもしれません。
自分には無理ですが(笑)
しかし、現状無職で不安でしょうがない方には心の負担が大分減ると思います。
自分も無職期間中に読んで、大分救われました。
ぜひ読んでみてください!
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といっても、無職やフリーターだとやはり毎日不安です。少しでも不安を和らげるためには副業をお勧めします。 少しでも収入が入ってくるだけで精神的な負担がかなり減ります。仮に10万あればなんとか生活費は賄えるので貯金が減っていくのは防げそうです。 私は無職時代に副業を行い、僅かながらでも収入を手に入れることで精神的な安心感を得られたことを記憶しています。
私が副業を勧める理由は2つあります。 一つ目は無職生活は長ければ長いほど、無収入と社会とのつながりがないことから不安感が増すようになります。 二つ目は就職活動をしていたとしても、無職でいるとかなり時間が余るようになり、暇を持て余すようになります。 したがって、副業をすることは暇な時間を有効活用することができ、「副業という仕事をしているんだ」と思えることとで社会と繋がっている安心感が得られ、僅かでも収入があれば不安感を多少なりとも取り除くことができます。 無職期間にぜひ副業にチャレンジしてみてください。
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