悩みねこ
ミニマリストが人間関係を断捨離すると生活はどうかわりますか?
こんなお悩みを解決します。
私は2021年6月からミニマリストを目指しました。
ミニマリストというとモノを断捨離するイメージの方が強いと思いますが、ミニマリストはモノだけでなく、人間関係も断捨離することがあります。
人間関係を断捨離すると聞くととても悪いように聞こえてしまいますが、それも世の中は友達が多い方がいいと思わされているからでしょう。
たくさんの人と関われば関わるほど、価値観が合わない知り合いが増えるだけでむしろストレスが溜まってしまうことの方が多くなってしまいます。
それならば、価値観の近い人と無理しないで付き合う方が人間関係のストレスを減らすことが出来ます。
断捨離をして、少ない必要最低限のモノで暮らせば、その分モノを大切にできるようになります。
少ないモノで暮らせば、1つのことに集中できるようになります。
少ないモノで暮らせば、心に余裕が出来るようになります。
これらのことは人間関係にもいえるのではないでしょうか?
元々ヒトの認知リソースは大勢の友人をさばくようにできていないため、5人前後としか親密な人間関係を築けないそうです。
実際に私が人間関係を断捨離して何が変わったのかというと、
人間関係を整理して変わったこと
- 人に依存しなくなった
- 余計な交際費が減った
- 時間が増えた
- 1人の時間を楽しめるようになった
- 人間関係が楽になった
- 見返りを求めなくなった
です。
現在(2024年)は単身世帯(一人暮らし世帯)の占める構成比は約35%にまで増えています。さらに未来の2040年では、単独世帯の割合は約40%に達すると予測されています。
(出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)2018(平成30)年推計」(2018))
つまりは、これからの社会は他人に依存することなく一人で生きていく時代となります。
たとえ家族がいたとしても、最近のお子さんは親とは一緒に住まないので伴侶が亡くなってしまえば最後には一人になります。
最終的に一人になることが分かり切っているならば、孤独にならないために一人で生きていく覚悟が必要です。
人に依存せず、一人で楽しめる力は、あなたを苦しめるモノではなく、人生を唯意義なものに変えてくれるでしょう。 では、順を追って説明していきます。
目次
ミニマリストの私が人間関係を断捨離して変わったこと
人に依存しなくなった
誰にでもよい顔をする人のことを八方美人といいますが、八方美人的な生き方はたくさんの仮面をつけていきなければいけないので疲れてしまいます。
人間関係を断捨離するということは付き合う人を限定するということです。
こうなると一人当たりに割く時間が増えるので、余計他人に依存していまいそうですが、そんなことはありません。
モノを断捨離して一つ一つのモノを大切にできるようになったように、人間関係も一人一人のことを大切に思えるようになります。
家族と一緒に笑いあえること、同僚と一緒に仕事が出来ること、友達と遊びに行けることを一つ一つに感謝できるようになってからむしろ依存することなく丁度良い距離感を保てるようになりました。
当たり前のことを当たり前だと思ってしまうとたとえ断捨離しても一生人間関係は上手くいきません。
人間関係には家族だろうと友達だろうと会社の同僚だろうと、出会いがあれば必ず別れがあります。
限られた時間の中で一緒にいられる時間を大切にしていきましょう。大切な人との思い出以上に大事なものはこの世にないと私は思っています。
一緒に過ごせる時間を大事にしていきたい
余計な交際費が減った
後輩と奢ったり、同僚とご飯食べに行ったりと月に5・6000円は出費がありました。 今は当り障りなく接しているので、月にかかるお金は月に1000円ほどで済んでいます。 奢っても、今の人達はほとんど感謝なんてせず、ただの社交辞令でお礼を言うだけです。 むしろ、内心は仕事での付き合いは仕事の延長でしかなく、先輩だし断れないから嫌々来ている場合がほとんどです。 私も上司に誘われたりしますが、仲の悪い上司だったので内心は奢ってもらっても嫌でしょうがなかったです。 人間関係を断捨離したおかげで、ただ人数合わせに呼ばれるだけの結婚式もなくなりました。 手取りが少ない今、交際費は結構な支出になるので、ストレスになってまで交際したくないのが本音です。
のんねこ君ご飯奢るからいこうよ
仕事終わってまで、一緒にいたくないな~
時間が増えた
断捨離したおかげで、余計な付き合いが減った分時間が増えました。
今はこうやってブログ書いたり、読書したりと、趣味の時間が充実しています。
仕事が終わってから寝るまでに4時間ほどありますが、寝る前の時間は明日の仕事ための凄く貴重な時間ではありませんか?
自分が食べたいご飯を食べて、アニメを見ながらお菓子を食べたり、だらだらして明日仕事するための生気を養う。
仕事仲間といるとどうしても仕事の延長になってしまい、1日中仕事している気分になります。
といっても、私は20時に寝てしまうため仕事が終わってから2時間半ほどしか時間がありません。
そんなに早く寝て何をしているのかと言うと朝活です。
朝活の時間は脳が疲れていないので最高に働くゴールデンタイムです。
朝に資格の勉強なり、仕事の勉強なりすれば、夜の時間の倍勉強できます。
しかし、こうやって朝活の時間を作れるのは人間関係を断捨離して早く家に帰ることができるからです。
付き合いがあれば当然寝る時間が遅くなるので朝活ができなくなります。
心の余裕は、1人で過ごすゆったりした時間から生まれると思っています
1人の時間を楽しめるようになった
人間関係を断捨離する前は、遊ぶときはいつも友達を誘っていました。 他人に依存していたところがあり、一人で遊ぶのが寂しくてしょうがありませんでした。 他人への依存関係が減り、心にゆとりが生まれるようになったので1人でも遊べるブログや読書、登山に打ち込めるようになりました。 人生、歳を取れば取るほど、人は1人になっていきます。 配偶者がいても一緒に死ねるわけではない。出会いがあれば別れがある。 なら「今から1人でもいいんじゃないのか」と思います。 一人孤独に死ぬのも別に悪くないと思えるようになりました。
人間どうせ最後には一人だにゃ~
一人でもお金をかけずに遊ぶ方法を知りたい方は下記の記事をどうぞ!
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人間関係が楽になった
人間関係を断捨離するようになってから浅く付き合うようになりました。
今まで人に振り回されることが多かったですが、気にしなくなったおかげで心をかき乱されることがなくなりました。
今まで人に対して、「人としてこうしなければいけない」と思って付き合ってきました。
しかし、今は「人はそれぞれ価値観は違う。深く付き合って自分を考えを押し付けてもしょうがない」と思うようになりました。
人間関係は「水物」です。
ほんのちょっとしたことでひっつりたり離れたりするもんです。
人間は己の利のあるほうへすぐ流れるし、しばらく会わなくなると、縁もどんどん薄くなります。それが人間関係というものです。
人間関係はそうゆうものだと思って、付き合っていきましょう。
人の数だけ価値観があるから、深く考え込んでもどうしようもないよね
見返りを求めなくなった
人はどうゆうときに苦しむか分かりますか? 自分がした行為に対して見返りが返ってこない時です。 見返りなんていらないと思っていても、自分が思っていたのと違う反応が返ってくると人は不機嫌になります。 何かをしてあげても、お礼すらいわない。挨拶をしても返ってこない。 色々なところで人は見返りを求めています。 相手のために何かをしてあげると意識しただけで同時に見返りを求めます。 他人と距離を取り「相手のために何かをする」という行為をやめた方が、かえって人のために何かをしていることがあります。 これは意識していないため、見返りを求めることはありません。 自分がしていることがたまたま相手の役に立つことがあります。 私はそれぐらいで丁度いいと思っています。 「相手のために何かをする」という行為は相手の自立心を奪っていきます。 私は職業柄リハビリをしていますが、絶対にすべて手伝ったりしません。 手伝ってしまえばリハビリの意味がないからです。 自立できるように手助けするのがリハビリなのです。 これは一般的にもいえることではないでしょうか? 本人ができることをわざわざ手伝う必要はありません。自立心を奪ってしまいます。他人のことを考えてあえて手伝わないことも優しさだと私は思っています。
ミニマリストは面倒な人間関係はいっさい合切捨てる
人間関係のストレスを退ける手段はただ1つだ。 その面倒な人間関係は捨てる。いっさい合切、断ち切る。それに尽きる。 それができれば苦労しない?いろいろしらがみがある? では、そのしがらみの正体はなんだろう。たんに「捨てられたくない」という怯えではないのか。 こうむる不利益を想像力たくましく膨らませて、勝手に怯えているだけだ。 大丈夫だ。万が一、なにか不利益をこうむったとしても、それはべつのだれかが埋め合わせてくれる。そのだれかと出会うために、いまの関係を捨てるのだ。最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術
リンク
嫌いな人間と対峙したときの対処法は巷では「良いところを見るようにする」「他人は変えられないから自分を変える」などの精神論が有名ですが、大抵はうまくいきません。 嫌いなものは嫌いですし、話をしなくても見ているだけでイライラしたりします。 そんなときにホリエモンの『面倒な人間関係はいっさい合切断ち切る』という考えはシンプルで分かりやすく、根本的な完結策になりそうです。 もちろん職場などではいっさい合切断ち切るのは難しいでしょうが、嫌いな人との人間関係を心の中でも一切捨てると決めてしまえば多少なりとも心が楽になるのではないでしょうか? 嫌いな人に無理に話す必要も挨拶する必要もありません。 関わりたくないのが本音でしょうから、できるだけ関わらないでいられるように努力しましょう。
特にミニマリストが断捨離すべきはSNSの人間関係
twitterの人間関係はとても浅く、顔を見たこともない人の繋がりがほとんどです。 そんな人達の一挙手一投足に気を配っていては、精神が疲れ果てます。 人は他人と比較する生き物ですが、SNSは特にその温床となりやすいです。 私は顔も見たことない人たちのキラキラしているツイートに憧れを抱きつつも劣等感に苛まれました。 他人と比較した途端今まで満たされてたとしても、「足りない」「羨ましい」「もっとほしい」と思うようになります。 twitterの人間関係は充実感を与えてくれるどころか、空虚感を感じるようになります。
X(旧twitter)やめた理由|自分らしさを取り戻すために
X(旧twitter)をやめるか悩んでいます。やめるべきでしょうか? 本記事は、X(旧twitter)をやめるかどうか悩んでいる方を対象に、私がX(旧twitter)をやめた理由をご紹介し…
これはインスタでも同じです。 インスタのインスタ映えする写真をみていれば、自分の世界とのあまりのギャップに驚かされるでしょう。 そうなれば、自分も美味しいごはんの写真を取らなきゃ、観光に行ってインスタ映えする写真を撮らなきゃと躍起になってしまいます。 SNSと適度な距離を取れない&SNSを見ていると落ち込む人は思い切ってSNSをやめましょう。
歳をとると友人を作りにくくなるので断捨離しすぎには注意
歳をとると、コミュニティがほとんど変わらないため、新しく友人を作ることが若い頃に比べ難しくなります。 本来ならば職場で新しい友人を作るべきでしょうが、現代人は職場の人達とプライベートではあまり関わりたくないと思ってる人が多いように感じられます。 となると、自分の都合で人間関係を断捨離しすぎると自分の周りに誰も人がいなくなる状態になってしまいます。
もちろん孤独は悪いことではなく、結局人間は一人なのだと割り切ることはとても大切です。
自分は結局一人なんやと開き直っていくと、他人さんに対して必要以上に執着しなくなってきます。
心に折り合いをつけて うまいことやる習慣
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ただちょっとした軋轢で人間関係を断捨離するのはやめましょう。
一人で生きていくことは大切ですが、一人で生きていけるわけではありません。
今日食べたご飯の材料もあなたが一人で一から作ったわけではないはずです。
他人は自分と考え方が違って当たり前、自分の思い通りならないのも当たり前です。
相手だってあなたを思い通りにできないのですから、同じように不満を抱いています。
ひとりひとりの出会いはとても大切です。出会うべくして出会ったのですから、ないがしろにせず縁を大事にしていきましょう。
これからの時代のミニマリスト流の人間関係の作り方
家族や地域、職場というったコミュニティは所属するものであり、帰属意識が人々に安心を提供してくれるものでした。 今でもその役割は残っている者の、地域や職場のコミュニティは徐々に消えつつあります。 それを一番感じているのは皆さんでしょう。 原点回帰して昔のコミュニティにすがろうとしても、従来のコミュニティを復活させることはもはや無理でしょう。 自分が望んでいても、他人が求めていないのです。 地域や職場のコミュニティがなくなれば、所属に依存しない分、一人ひとりに個人としての精神的自立が求められます。 これからの人間関係は、所属にこだわらず、接続することでのコミュニティを作ればいいのです。 趣味のコミュニティなら、趣味を行う時だけそのメンバーと接する。自己研鑽や学びなら、そのときだけ協力し合う。 イメージとしては下記のような感じです。
これからは、これまでのどの時代よりも、人が「弱い紐帯」をたくさん持つ必要がでてきます。その中で、複数のコミュニティに接続しながら、新しい刺激を得て、自分をアップデートする動きが主流になるでしょう。自分をアップデートするとは、自分を変えるということではなく、付け加えることです。これこそが自分の中の多様性を生みだすということです。
結婚滅亡
どこかのコミュニティに安心な居場所を求めるのではなく、安心なコミュニティは自分自身の内面に築くという視点を持つことが、精神的自立としての「ソロで生きる力」となります。
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しかし、いきなり「ソロで生きろ」と言われても難しいのも分かっています。 特に歳を取ればとるほど、あらゆることがマンネリ化してしまい、さらに意欲が衰えるため新しいことにチャレンジしたりすることができなくなります。 そんな方は下記の記事を参考にしてみてください。
生き方が分からない40代が上手く生きていく生き方
40代ですが、これから先どうやって生きていったらいいのか生き方が分からなくなっています・・・。 40代にもなると人生の折り返し地点と言われる年代であり、仕事に慣れ…
ミニマリストは人間関係を断捨離すべき!
- 人間関係を断捨離することで一人一人を大切にできるようになる
- 余計な人間関係が増えれば出費も増える。人間関係を減らせば出費とストレスが減らせる!
- 仕事が終わった後の時間は、こころに余裕を作る大切なゆとりな時間。人間関係を断捨離してゆとり時間を確保しよう!
- 依存心が減れば、こころのゆとりが生まれ一人の時間を楽しめるようになる!
- 他人に対して浅く付き合うことで、心をかき乱されることが少なくなる
- 見返りを求めると、人間関係が苦しくなる
- twitterの人間関係は充実感を与えてくれるどころか空虚感を感じてしまう
仕事をやめる一番の原因は人間関係です。
私は前の職場を人間関係が原因でやめました。
なら、人間関係をよくするためのコツさえ知っておけば人生ラクに生きられるということです。
職場は職場。所詮、赤の他人です。
人間関係を断捨離して、距離感を保って付き合っていきましょう。
これからの時代はコミュニティに所属する時代ではなく、接続する時代です。
他者に依存することなく、ソロで生きていく力を身に付けましょう。
モノや人以外にも断捨離するコトはまだまだたくさんあります。
断捨離で全部捨てるべき?40代独身で捨てるべきはモノだけではない!
ゴミ箱に捨てられた固定観念と書かれた紙
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