医学部再受験は宅浪すべきか、予備校に行くべきか

医学部再受験は宅浪すべきか、予備校に行くべきか
悩みねこ

医学部再受験は宅浪にしたほうがいいのでしょうか?
それとも予備校に行くべきでしょうか?

この質問をお答えしていきたいと思います。

私は20代後半でフリーターから医学部再受験を志し、医学部再受験に失敗しています。

医学部再受験の失敗談なのでこれから医学部を再受験する人には『医学部再受験は宅浪すべきか、予備校に行くべきか』という問いに対してあまり参考にならないかもしれませんが、「なぜ医学部再受験に失敗したのか?」を学ぶことも大切だと思います。

私が医学部再受験に費やした時間は、宅浪で2年、予備校で2年、また宅浪で1年と合計で5年間で、宅浪も予備校もどちらも経験しているので両方のメリットを答えることが出来ます。

医学部再受験は『宅浪ですべきか、予備校に行くべきか』ですが結論だけ述べれば、宅浪で終わらせた方がいいです。

なぜなら、医学部再受験に失敗した場合、予備校に通ったお金をまるまる損することになり、ハイリスクハイリターンのギャンブルになってしまうからです。

医学部再受験は受験だけで終わるだけでなく、医学部に合格できた場合、医大に通うだけのお金が必要になるのでそういった金銭的な部分も含めて考えていかなければいけません。

医学部再受験は「俺は絶対受かる!大丈夫だ!」と思っていても、数年も医学部再受験をしていると、意欲が衰え、「どうして医学部再受験なんて志したのだろう」と後悔することになります。

少なくとも私は医学部を再受験して後悔しています。もっと早く医学部再受験を諦め、レベルを落として他の医療職を目指せばお金と時間を無駄にすることもありませんでした。

実際に私は医学部再受験後は理学療法士という医療職についていますが、理学療法士になるだけでしたら、2年もあれば十分だったと思います。

選択を間違えると20代や30代という貴重な世代の時間を奪うことになるので、自分の才能を見極めることが大切になってきます。

医学部再受験はごく一部の才能の持ったものが合格できるものであり、努力と根性とお金があれば受かるものではありません。

そのことは医学部再受験を失敗した私自身が一番よく知っています。

実際に努力すら才能であることが科学的に証明されています。詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
それでは医学部再受験は宅浪すべきか、予備校に行くべきかについて詳しく解説していきたいと思います。
目次

医学部再受験 宅浪のメリット

宅浪のメリット
  • お金がかからない
  • 自分のペースで学習ができる
  • 一人の方が気が楽な場合がある
  • 市販の参考書・問題集の方が予備校より分かりやすい

お金がかからない

コストがかからないことのイメージ
宅浪の最大のメリットは『お金がかからない』ことにつきるでしょう。

予備校に通えば、予備校費用だけでなく交通費も万単位でかかります。
※一応予備校は学校にあたるので学割はききますが、私は交通費に月15,000円ほどかかっていました。

私は河合塾の医進館に通っていましたが、入学金も合わせれば年間80万円ほど払っていました。

年間80万円を貯金することがいかに大変かは社会人の方なら分かると思います。

医学部再受験に失敗すれば、高校の知識以外何も残りません。

むしろ医学部再受験に費やした時間は再就職するときには空白の期間となり、さらに本来ならば稼げていたお金も手に入れることはできません。

年収400万円あったならば、2年医学部再受験に費やせば800万円をドブに捨てるのと一緒です。

つまりは、2年間予備校に通えば、予備校費用80万円×2=160万円、本来稼いでいたお金400万円×2=800万円で合計960万円なので、2年間医学部再受験に費やせば、1千万円近く損することになります。

予備校は100%合格を保証してくれるところではありません。所詮は金儲けです。

宅浪の方がまだ医学部再受験に失敗したとしても傷が少なくて済みます。

自分のペースで学習ができる

医学部再受験の勉強をがんばる女子生徒
予備校は良くも悪くも授業で1コマ1時間半とられます。

授業の内容を理解してなくても先生方は個人に合わせて説明してくれるわけではないので、あなたのレベルが授業のレベルに合っていないと時間を無駄にする羽目になります。

しかし、宅浪は自分に合った参考書で自分にあったペースで学習できるので、レベルが合わなくて時間を無駄にすることはないでしょう。

私は最初は薄くて読みやすい参考書から始めました。

例えば、馬場敬之先生の『元気が出る数学シリーズ』は、問題は少なめで解説も詳しく簡単に一冊を終えられるため達成感を得やすいです。

何でもそうですが、自分のレベルより少し難しいレベルで挑戦することで能力が向上します。

簡単すぎず難しすぎずが大切です。予備校はそういった調整はできないので宅浪の強みといえます。

一人の方が気が楽な場合がある

自宅で本を読む若い女性
医学部再受験する年齢にもよりますが、再受験者は浪人生と年齢が違うため予備校で友達が作りにくいです。

そうなると、予備校でも孤立しやすく、かえって一人宅浪として勉強している方が孤立感を感じなくて済みます。

集団の中で一人孤立というのは周りはワイワイ楽しそうにしているので、思った以上に孤立を感じやすく精神的に悪いのです。

私は予備校の1年目は友達がいたのですが、2年目では友達と離れてしまったのでひたすら孤独との闘いでした。

つまりは、予備校で友達ができたとしても、相手が医学部に合格してしまえば、次の年も再チャレンジする場合、余計に孤立感を味わうことになります。


勉強に集中できないばかりか、ただでさえ医学部再受験は精神を病みやすいので気を付けてください。

市販の参考書・問題集の方が予備校より分かりやすい

医学部再受験のたくさんの参考書
予備校に一度も通ったことがない人は、予備校に医学部再受験の相談にいったときに、予備校の問題集を見せてもらった方がいいです。

予備校オリジナルの問題集はまったく解説がなく、ただ問題が数問並んでいるだけで、勉強を楽しく学ばせようという気がまったくないのが特徴です。

予備校の先生が問題についての解説するからそれをメモしろということでしょうが、先生の解説は聞き取れない部分がある上に十分説明されていないのでかなり不満でした。

あとで復習しようにも私は自分の字が嫌いで見にくいと一気に勉強のモチベーションが下がります。

それを思えば、市販の参考書や問題集の方が解説も分かりやすく図解もあるので理解しやすいです。

どうして未だにあんなに分かりにくい予備校オリジナルの問題集を使っているのか不思議でなりません。

医学部再受験 宅浪のデメリット

宅浪のデメリット
  • 孤独になりやすい
  • モチベーションを上げずらい
  • マンネリ化しやすい
  • 1年もどこにも出かけずに勉強していると精神が壊れる

孤独になりやすい

公園のベンチで医学部再受験を後悔する男性
宅浪となると家族以外誰とも話す機会がありません。

基本一人で黙々と机に向かって勉強することになります。

私は当時お付き合いしている女性がいたので、孤独にならずに済みましたが、別れた後の孤独感は凄まじかったです。

別れたショックもあったでしょうが、誰とも話さずにいると普通に精神が病みます。

宅浪で医学部再受験をする場合精神が持って2年、長くて3年でしょうか。

予備校でも孤立しやすく、宅浪でも孤独になりやすいのならどうしたらいいんだと思われるでしょう。

個人的には会社員として働きつつ中学、高校中学の基礎はある程度押さえ大学共通テスト(旧センター試験)で8割取れるようになったら、会社を辞めて、医学部再受験を1年と決めて必死に勉強するのが一番モチベーションを保ちやすく、精神を病まずに済むと思います。

要するに期間を制限した方が孤独で精神を病む前に受験を終わらせることができます。

また、金銭的にも時間的にもハイリスクを取る必要がなくなります。

モチベーションを上げずらい

机に伏せているジャケット姿の女性
基本一人なので、周りにライバルとなる友人がいないだけでなく、やる気をあげてくれる面白い授業もないので中々医学部再受験の宅浪はモチベーションが上げずらいです。

最初の志がどれだけ凄かったとしても、人はその志すら忘れてしまう生き物で、そして慣れる生き物です。

私は、彼女の病気がきっかけで医学部再受験を志しましたが、その気持ちも1年もすれば色褪せてしまいました。

他にも医療系ドラマを見たり漫画や小説を読んだりしましたが、もってせいぜい一か月程度。

人の気持ちはそれぐらい熱しやすく冷めやすいのです。

1番のモチベーションの作り方は、勉強自体に楽しみを見出すことです。

逆を言えば、勉強が楽しくないと思ってる人には医学部再受験は不向きといえます。

私は自分が好きなことを1時間程度なら楽しく勉強できますが、自分が勉強したくないことや長時間の勉強はできません。

したがって、現在理学療法士という医学部より2、3ランクしたの職業にしかつけていません。

それもう人に生まれ持った能力です。

努力や根性でなんとかなるという考えはやめましょう。

マンネリ化しやすい

ノートに字を書く女性の手元
毎日同じ参考書、同じ問題集、同じ机で同じ椅子に座って勉強する。

医学部再受験はたまに模試があるぐらいで何の変化もなく、何の刺激もありません。しいていうならば、これが医学部再受験です。

予備校ならばある程度先生次第で授業に面白みがありますが、宅浪はそんなことはありません。

先ほどのモチベーションのところでも話しましたが、そもそも勉強が好きでないのなら続けるべきではないのです。

それがあなたの実力であり、能力です。

あなたに勉強の才能があり、努力できる能力があるのか見極めができないと私のように何年も医学部再受験をすることになり、結果後悔します。

1年もどこにも出かけずに勉強していると精神が壊れる

自宅浪人で落ち込む女性
宅浪となると金銭的事情から一人暮らしではなく、実家暮らしになると思います。

そうなると、気になるのは親の視線です。

仕事を辞めて、夢を追いかけるわけですから当然ながら親としては「遊んでいないで勉強しろ!」と言いたくなるのは当たり前でしょう。

自分自身も「遊んでいる場合ではない。少しでも多く勉強しないと」と自分で自分を縛ってしまいます。

時間は貴重で、勉強できる時間は限られているのですから当たり前ですが、どこにも出掛けずにひたすら勉強する生活は思いのほか辛いです。

孤独感だけでなく勉強しても成績が上がってこないと焦り、それによって毎日イライラしていきます。

そうやって気付かないうちに少しずつ精神が壊れていきます。

人には必ず心のゆとりが必要です。

私たちは、ご飯、睡眠、排せつを当たり前にしていますが、これらのモノを削って何かをすることはありません。

そうしないと生きていけないからです。

同じように人には心のゆとりを作るために隙間時間は必要なのです。

必ず勉強しない時間を作りましょう。トータル的に見て、それが一番受験ストレスを回避できる方法です。

詳しくは下記の記事で述べている方法でリフレッシュするのが一番体も脳も心も回復できると思います。
親には、「医学部再受験は〇年だけする。それで叶わなかったら諦める。だから好きにやらせてほしい」誓約書を交わしましょう。

親にとっては医学部再受験がいつ終わるのか分からないから心配になるのです。

誓約書を交わす方法は自分自身にも『やる気』と『医学部再受験の諦め』をもたらしてくれるのでかなりおススメです。

私は親と誓約書を交わしました。

医学部再受験 予備校のメリット

予備校のメリット
  • 受験仲間を作りやすい
  • 授業が面白いと勉強を好きになれる
  • 場所を変えて勉強することはいい気分転換になる
  • 通学の電車の中での勉強は集中力が上がる
  • 分からないところを先生に質問できる

受験仲間を作りやすい

予備校で一緒に勉強する様子
高卒生で予備校にくる人達はほとんどが浪人生です。

したがって、18,19歳の若い子達と一緒に勉強することになりますが、中には自分と同じように医学部再受験を志している人がいます。

人数でいったら私も含め3/60ぐらいでしょうか。

同じ医学部再受験者どうしなので仲間意識ができやすく、自分一人だけではないと思えるだけで心の励みになります。

結局、医学部再受験は一人でするものなのでそこまで話すこともないですが、情報交換や医学部再受験ならではの悩みを打ち明けれたりととても頼もしい仲間になると思います。

歳があまり離れておらず、相手の受け答えも大丈夫なら積極的に友達は作りましょう。

先ほどお話ししたように自分が友達がいないと孤立しますが、逆に友達の輪に入れば孤立せずに済みます。

授業が面白いと勉強を好きになれる

予備校の授業風景
予備校というだけあって、中には面白い授業をしてくれる先生もいらっしゃいます。

面白いというのは勉強が好きになれるように興味のある話をしてくれるということです。

その教科を好きになるきっかけになります。

しかし、あくまで余談であって受験の役に立つ知識ではありません。

そういった授業ばかり受けているとまったく問題を解けるようにならないことも十分ありえます。

問題の解答の解説は話が単調でつまらなくなりやすいのできっと難しいところなんでしょう。

場所を変えて勉強することはいい気分転換になる

青空に両手を広げて気分転換をする女性
宅浪となると自分の部屋以外移動する必要がなく、毎日同じ空間にいることになります。

しかし、予備校に通えば自宅と電車の中、予備校の自習室が新たに勉強する場所として追加されます。

人間不思議なモノで周りの環境が変わるだけでリフレッシュでき、またその場所で集中できるようになります。

特に自習室は周りがみんな勉強しているので、自分も触発されて勉強のやる気がみなぎってきます。

予備校の全員がライバルともいえるでしょう。

通学の電車の中での勉強は集中力が上がる

電車に乗って勉強をする女性
通学時間は時間制限が限られているからか、私は物凄く集中して勉強することができました。

宅浪であるとそもそも移動する意味がないので、ひたすら部屋から移動しません。

要するにメリハリをつけて勉強つけることが難しいと言えます。

予備校の場合は、『朝は自宅で勉強➡通学の電車の中で勉強➡予備校で勉強➡帰宅の電車の中で勉強➡自宅で勉強』と少なくとも、5つの時間に区切って勉強できます。

時間に区切りがあると自然に集中できるのは、人の集中力の時間を考えた場合でも分かるでしょう。

家でも1時間勉強したら休憩すると時間を測ってしていましたが、場所を変えて勉強するという新鮮さがないので結局だらけてしまいました。

分からないところを先生に質問できる

先生に教えてもらう女子高生
暗記科目ならいいのですが、数学などの思考力を問われる科目だとどうしても分からないところがでてきます。

そんなときに、受験のプロである先生に質問できるのはかなり大きいです。

私がどれだけ考えて分からなかった問題でも先生に聞くと、すんなり理解できたことを覚えています。

しかし、やはり質問にくる生徒が多く、待ち時間がどうしても発生してしまいます。

意外と質問の待ち時間で時間を取られることが多く、効率的とは言えません。

また、市販の問題集を予備校の先生のところに持っていくとぶち切られたことがあります。「市販の問題集のことまで質問してくんな」ということなのでしょうか。

何度も質問されると嫌がる先生もいます。中々使い勝手が難しいところです。

医学部再受験 予備校のデメリット

予備校のデメリット
  • お金がかかりすぎる
  • 自分のレベルに合っていないとただムダな時間になる
  • 予習と復習で自分の苦手分野を勉強する時間がなくなる
  • 予備校に入っただけで合格できた気分になる

お金がかかりすぎる

お金がかかりすぎるイメージ
はっきり言ってしまえば、お金に余裕があるのならば予備校で勉強した方が圧倒的に有利です。

トップの先生方、同じ受験仲間、集中できる場所の提供などメリットはたくさんあります。

しかし、最初に説明した通り授業料と1年あたり交通費も含めれば100万円近くかかる計算になります。

1年で済めばいいですが、2年も通えば200万円です。収入がない中での200万円の損失がでかすぎます。

医学部再受験で学んだ高校の知識はムダにはならないかもしれませんが、直接今後の人生に影響を及ぼしてくれることはないでしょう。

それならば、ひたすら読書に力を注いだ方がよっぽど生きるための知識が身に付きます。

といっても、私はその医学部再受験で学んだ知識のおかげで理学療法士の私立大学に合格することができました。

ランクを下げてでも医療系の仕事に就きたいと思っているならば、医学部再受験でまったくの無駄になることはありません。

検討できるならば一度理学療法士という仕事についても考えてみてください。医者より圧倒的に簡単に理学療法士になることができます。

自分のレベルに合っていないとただムダな時間になる

勉強中に寝てしまった女性イメージ
予備校と授業はあくまで高校の授業である程度の基礎は学んできていることを前提として授業しています。

したがって、基礎的な授業はせず、応用問題を解く授業形式になります。

医学部再受験は高校の知識を忘れた状態ですると思うので、知識がなければまったく授業についていけず、時間を無駄にすることになります。

私は文系科目の知識がほとんどなく、まったく授業についていけなかったので授業には出ず、自習室で市販の基礎問題集をしていました。

授業1コマ2千円以上のお金がかかっていると思いますが、時間の無駄にするわけにはいけません。

授業を選択しで出る必要がでてくると思います。

予習と復習で自分の苦手分野を勉強する時間がなくなる

忙しさに頭を抱える女性
予備校は1日に4コマも5コマも授業があるので、まともに1日にある授業の予習・復習をしているとどれだけ時間があっても足りません。

すべて得意科目ならば、ある程度ついていけるでしょうが、不得意科目があれば、予習の段階でさっぱり分からず、ただ時間だけが取られます。

もちろん、予習してない状態で授業を聞いてもあまり意味がないので不得意科目は不得意科目のままになります。

それならば自分が受けたい授業を絞って、不得意科目は基礎から市販の参考書・問題集でやったほうが効率的だと私は思っています。

予備校の授業は1時間半と長いです。ついていけない授業を無理に受けるような時間の無駄遣いだけは避けましょう。

予備校に入っただけで合格できた気分になる

橋の上でガッポーズする男性
一番怖いのが、予備校のハイクラスに入れただけで医学部合格が確定された気分になることです。

予備校のハイクラスには段階が分かれていますが、それぞれクラスごとに試験があり、受かった場合だけそのハイクラスに入ることができます。

したがって、「私はハイクラスに入れるぐらいの実力があるのだから、予備校通りにやっていれば医学部に合格できる」と錯覚してしまいます。

実際には、トップのハイクラスならともかく、下の方のハイクラスだとせいぜい合格率はクラス60人いれば1,2人いれば御の字でしょう。

予備校のカリュキュラム通りにやったとしても受かりません。

そこには、努力だけでなく必ず能力の差があるからです。

何かが達成できないと努力が足りないからだと思いがちですが、そんなことはありません。

医学部は『一部の能力の高いモノが努力して入れる学部』です。

自分は能力がないと認めたくない気持ちは分かりますが、医学部再受験を機会に自分の能力を知ることは今後の人生を生きるのに大いに役立ちます。

40年生きてきて思うことは、自分の得意分野で頑張ること凡人は自分の能力値の最大まで努力し決して無理をしないことが一番人生を楽に生きられるということです。

医学部再受験で自分の能力の限界を知り、自分の能力値の範囲で頑張るようにしましょう。

医学部再受験は宅浪一択!

ガッツポーズをする笑顔の女子学生
何度も言いますが、医学部再受験をして失敗すると得るモノよりも失うモノが多いです。

今の世の中、実家暮らしならともかく一人暮らしで20代で200万円を貯金することは相当難しいでしょう。

医学部再受験に失敗して再就職しようにも、医学部再受験のことは空白期間を埋める言い訳にはなりますが、採用する側にとってプラスになることは1つもありません。

少しでもリスクを減らすために、やはり医学部再受験は予備校よりも宅浪で短期間で済ますべきです。

一番いいのは先ほどもお話ししましたが社会人をしながらセンター試験を8割取れるぐらいまで勉強し、1年間と決めて会社を辞めて予備校で必死に9割まで持っていく方法です。

才能ある人は働きながらでも十分効率よく勉強できるでしょう。

凡人が勉強時間をどれだけ増やしたところで、丸1日も勉強できませんし、成績が勉強時間と比例して上がることもありません。

医学部再受験合格記という本がありますが、一部の合格者の下には何十倍の不合格者の医学部再受験者がいることを忘れないでください。

私もその医学部再受験不合格者の一人です。

私の医学部再受験時代の失敗については下記の記事に詳細に書いているのでぜひ参考にしてみてください。
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