ミニマリストが合ってる人合わない人の性格の特徴

ミニマリストが合ってる人合わない人の性格の特徴
悩みねこ

ミニマリストになりたいです!私の性格ではミニマリストになれますか?

ここ最近ミニマリストがブームですね。

ミニマリストの中ではしぶさんが一番有名でしょうが、そうでなくても、本やYoutubeなどでミニマリストが増えてきたように感じられます。

ミニマリストが増えてきたのは、「ミニマリストになると人生が良い方向にかわった!」という人が多いので、ミニマリストになってみたいなと思う方が増えてきたのが原因であると考えられます。

私がミニマリストになったのは、会社から解雇にあい、必要最低限の生活に変えていかないと暮らしていけなかったからです。

そのときに自分の身の回りのものを処分しましたが、メルカリで総額10万円にもなりました。

ミニマリストになろうとしても、モノ減らしは面倒であり、中々自分の持ち物に要不要を決めることが難しいです。

ミニマリストになろうと思って挫折する人はモノを減らす過程で諦めてしまう人が多いように感じます。

どうしてモノを減らす過程で諦めてしまうのでしょうか?

答えとしては、やはりミニマリストになるにも、性格によってはミニマリストに合ってる人と合っていない人がいます。

ミニマリストは「必要最低限のモノで豊かに暮らすこと」だと私の中では思っていますが、これはメリットもあればデメリットもあります。

モノを減らすということは、頻度は高くなくてもたまに使いたいときに「なくて不便だな」と感じてしまいます。

こういった人にはミニマリストは向いていないでしょうし、「多少不便でもまいいか」と考えられる人にはミニマリストに向いています。

ここでは、ミニマリストが合ってる人合わない人の性格の特徴について解説したいと思います。
目次

ミニマリストに合っている性格の特徴

モノが散らかっているのをみるとイラつく

床に置かれたゴミで散らかった部屋
散らかった部屋
シンプルな綺麗な部屋
シンプルな部屋
モノが散らかっているのをみるとイラつく人は一番ミニマリストに合っています。

私は理学療法士というリハビリ専門の医療職ですが、リハビリ室は大抵モノが多くて汚いです。
古いモノから新しいモノまで関係なくおいてあります。

大学在学中に実習で各病院にお世話になるのですが、リハビリ室に入るたびにあまりの汚さにいつもイライラしながら勉強していました。

モノが多い散らかった部屋をみるとイラつき、整頓されたシンプルな部屋を見ると気持ちが穏やかになる人は完全ミニマリスト向きです。

2枚の写真を見比べてみてどうでしょうか。私は散らかった部屋には絶対に住めません。

少ないモノでシンプルに綺麗な部屋に住みたいと思ってしまいます。

ミニマリストになるということは、モノが少なくなるので自然とシンプルで綺麗な部屋に近づきやすくなります。

もちろん、少ないモノでも床に置いてしまえば汚くみえてしまいますが、モノが少ないので片付けもしやすくなります。

片付けが終わらなく困っている方は下記の記事を参考にしてみてください。

めんどくさがり屋

寝ながらご飯を食べるめんどくさがり屋の女性
私はかなりのめんどくさがり屋です。

服を選ぶのがめんどくさい、掃除するのがめんどくさい、料理するのがめんどくさい。

ではどうしてめんどくさがり屋はミニマリストに向いているのでしょうか?

それは、モノを減らすことで選択肢が減るからです。

服が少なければ、着ていくコーディネートが限られるので選択肢が減ります。

部屋にモノが少なければ、掃除するのが楽になります。

調味料が少なければ、凝ったものを作らなくなり、早くて簡単に作れるものを作るようになります。
ゆったりねこ

モノが少ないから片付けしやすいわ~

このように選択肢を減らす生活は、人生をとても楽にしてくれます。

めんどくさがり屋にとっては、ミニマリストは最高に相性がいいのです。

断捨離するのも面倒くさくて挫折してしまった人は下記の記事を参考にしてください。

テキトー

適当に仕事をする女性
私はめんどくさがり屋な上、テキトーです。
めんどくさがり屋だからテキトーになるともいえますが・・・。

いつも100%は目指さす80%ぐらいで納得するようにしています。

実は100%にするのに残りの20%頑張ることが一番大変です。

テストの点数でも80点なら比較的簡単に取れますが、100点を取ろうと思うとさらに倍以上勉強する必要があります。

おまけに、複雑化すればするほど80%を目指すのも難しくなってきますが、シンプルにすればするほど簡単に80%に近づけやすくなります。

モノを減らすということは生活をシンプルにするということなので、簡単に80%を目指しやすくなります。

例えば、掃除ではモノが少なければすぐに80%まで綺麗にできます。
100%綺麗にするために窓を拭いたり、細かいところまで掃除したりするのはかなり大変です。

ぱっと見綺麗ならそれでよし!テキトーな人はこんな感覚です。
ちょこ~んねこ

生活をシンプルにするって、テキトー人間には最高だね!

生活をシンプルにして穏やかに暮らしたい人はデンマークのヒュッゲが参考になります。

デュアルタスクができない

集中してデザインの仕事をする女性
私は同時に複数のことができません。
1つのことに集中しないと、何をやっているのか分からなくなります。

モノが減り、選択肢が減り、余計なものに目がいかなくなると、その分1つのことに集中しやすくなります。

自分にとって必要でないモノを減らしていけばいくほど、自分がやりたいことが分かります。

そして、自分がやりたい一つのことに対して情熱がそそげるようになります。

そしてモノ以外のコトも減らしていけばさらに生活がシンプルになり、1つのことにさらに集中しやすくなります。

SNSをやめる、スマホをやめる、TVをやめるなどやめることが多ければ多いほど、自分の時間のリソースが増えていきます。

捨てるべきものはモノだけではありません!モノとコトを減らして、心にゆとりを持ちましょう。

憂鬱で塞ぎこみやすい

雨の日、窓際に座って読書をする女性
憂鬱で塞ぎこみやすい人はどうしてミニマリストに合っているのでしょうか?

憂鬱で塞ぎこみやすい人は心に隙間がないことが多く、あれこれと考えて過ぎてしまいます。

先ほど散らかった部屋とシンプルな部屋をお見せしましたが、散らかった部屋をみているだけで憂鬱になったり、塞ぎこみやすくなったりしないでしょうか?

私は環境次第である程度、心のケアができると思っています。

都会の狭い部屋で暮らすのと、周りが自然で囲まれた景観の良い場所で暮らすのとでは気分が違ってくるでしょう。

生活をシンプルにすることで、心にゆとりをもちやすくなります。

そうなれば、憂鬱な気持ちも少しは晴れてくるのではないでしょうか。

少なくとも私はうつ状態のときに断捨離したおかげで心にゆとりを持つことができました。

詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

モノへのこだわりがある

ハートを持つ手
「自分が気に入ったモノしか使いたくない」「人の同じものを使うのが嫌だ」などモノへのこだわりがある人には、ミニマリストにものすごく向いています。

ミニマリストはそもそもなるべくモノ減らし、必要最小限の生活を目指す生き方ですが、モノへのこだわりはとても強くなる傾向があります。

必要最小限の生活であるからこそ、自分のこだわりのあるモノを持ちたいと思うのは当然の帰結でしょう。

モノが減れば減るほど、買い替えサイクルがなくなりますから、金銭的余裕が生まれ、こだわりのモノもお金が高くても質がいいモノを買うことができるようになります。

大量生産大量消費の時代ではありますが、自分のこだわりを持つことでモノを大切にする気持ちを持ちたいものです。

モノを蔑ろにする気持ちは、人を蔑ろにするのと大差がありません。

話が少しずれましたが、モノへのこだわりがある人はミニマリストに向いていると思います。

シンプルに生活したい

シンプルなリビングとポスターのモック
シンプルに生活したい人は、なるべく選択肢を減らし、すっきりとした空間の中で思考をクリアにして生活したいという気持ちが強いのではないでしょうか?

人は選択するたびに脳のリソースを使いますが、モノの場所や毎日の服選びや食事、ルーティンワークなどなるべくどうでもいいことには時間を割きたくないモノです。

何よりも、シンプル生活をしていて一番良いことは何度も同じ話になりますが自分がやるべきことに集中できることです。

シンプルに生活するにあたって一番の障害になるのがモノの多さとルーティンワークの多さですが、これらを断捨離することでシンプルに心に余裕を持って生活できるようになります。

つまりはシンプル生活をしたいと思ってる人にとっては、ミニマリストになることはとても向いていると言えます。

逆に自分がやりたいことを見つけるためにはシンプルな生活を送ってみるのがいいです。

なぜなら、シンプルな生活をする過程で一番最後に残った譲れないモノがあなたにとって一番大事なことだからです。

シンプルな生活つまりはミニマリストを目指して自分のやりたいことを見つけるのもありです。

何も縛られずに生活したい

何も縛られずに自由に生きる女性
モノが増えれば増えるほど、移動に手間がかかるため、その場所に縛られるようになります。

引越しのことを考えればよく分かるでしょう。

住む場所に縛られると、働く場所にも縛られ、人間関係にも縛られるようになります。

荷物が少なければ、リモートワークができるIT系の仕事でなくても、ある程度どこでも働けるようになるので何も縛られたくない人にとっては身軽な方が都合がいいのです。

IT機器のおかげで、膨大な本や書類は簡単に持ち運びできますし、IT機器であらゆるものを代用できるので荷物も少なくて済むようになりました。
人間が生活する上で必要なものは本当に少ないです。しかし、マスコミの商業戦略で無駄に買い物をさせられてしまい、その場所に縛られるようになってしまいました。

モノを出来るだけ減らして自由になりたい人にはミニマリストには向いていると思います。

ミニマリストに合わない性格の特徴

収集癖がある

本の収集をする若くて綺麗な女性
私は一時期本を買い漁っていた時期があったので収集癖がある人の気持ちがよく分かります。

当時住んでいた部屋は1ルームで9畳しかなかったので、本棚も増えていくたびにどんどん部屋が狭くなっていきました。

今では紙の本は、ほとんど電子書籍に変えたのでほとんど処分しました。

紙の本に慣れ親しんでる人にとっては電子書籍にかなりの抵抗があると思いますが、結局『慣れ』の問題だと思います。

私と同じように紙の本か電子書籍にするか悩んでいる方は下記の記事が参考になります。
話を戻しますが、収集癖があると際限がないので、無限大にモノが増える傾向にあります。

モノと同じように部屋も無限大に大きくなるならいいですが、部屋を大きくしようとすればそれだけコストがかかります。

といっても、収集がその人にとっての生きがいである場合があるので、ミニマリストには向いていないとしても生き方を否定するつもりはありません。

もったいないが口癖

フードロスのイメージ
うちの母親がそうなのですが、「もったいない」と言ってなんでも残しておきます。

田舎の家は都会に比べて広く押し入れがあるせいか、モノを貯めこみやすく、要らないモノで溢れかえっています。

「もったいない」は世界共通語で「MOTTAINAI」と取り上げられるほど有名になりました。

しかし、それをすべてのモノに適応していては何も捨てられません。

不必要になったものは、捨てずにまずメルカリで売れるかどうか考えれば、捨てているわけではないのでもったいないことはなくなります。

私はモノを処分するときはまずはメルカリに出品し、半年経っても売れない場合にはじめて捨てるようにしています。

『売れないモノ=価値がないモノ』なので仕方がありません。


ミニマリストは、モノが減った後は増やすことに対して凄くシビアになります。

長くてずっと使える厳選したものを選ぶので、その分捨てるという選択肢がなくなりやすくなります。

モノを購入するときは、『使用頻度の高いモノ』を選ぶとあまり失敗することはありません。

ぜひ下記の記事を参考にし、モノを買う時も厳選して買いましょう。
といっても、あくまで私の考えなので私の母親のように「もったいない」という人にはミニマリストは合わないと思います。

多趣味な人

多趣味な若い男性
多趣味な人は趣味が多い分あらゆるものに手を出すので、際限なくモノが増えていきます。

私はもともと多趣味で登山の道具やサイクリングの道具、読書のための本とモノであふれかえっていた時期がありましたが、登山は膝を痛めたこともあってやめており、登山道具はなくなりました。

実家暮らしならまだ収納スペースが多いでしょうが、一人暮らしの賃貸ではそれほど収納スペースが大きくありません。

つまりは、趣味を増やせば増やすほど生活空間が圧迫される恐れがあります。

一つの趣味にとことん追求できる人でしたら、そこまでモノが増えないでしょうが多趣味の人はどんどんモノが増えるので要注意です。

そもそも掃除をしない人

服などで散らかったソファー
そもそも掃除をしない人は頭の中に片づけて整理整頓をするという考えがないわけですからミニマリストに向いていません。

掃除をしない人はとことん掃除をしません。

私は掃除をしていると心まで綺麗になってくる感じがするので掃除が好きです。

散らかったり、汚い部屋にいるとイライラの原因になるので必ず掃除するようにしています。

しかし、汚い部屋にいても何も感じない人、掃除自体を億劫に感じてる人に「掃除をしろ」と言う方が無理な話です。

これはもう性格なので仕方ありません。

私の親父が汚くても平気な人で、「綺麗にしてよ」と注意しても「綺麗じゃないか」と返してきます。
要するに私と親父の綺麗の基準が違うのでもう諦めています。

無理に掃除をしようとするとストレスが溜まるので、自分のライフスタイルを身に付けていきましょう。

自分の性格を把握することがミニマリストへの第一歩!

机といすしかないシンプルなおしゃれな部屋
ミニマリストが合ってる性格
  • モノが散らかっているのをみるとイラつく
  • めんどくさがり屋
  • テキトー
  • デュアルタスクができない
  • 憂鬱で塞ぎこみやすい
  • モノへのこだわりがある
  • シンプルに生活したい
ミニマリストが合わない性格
  • 収集癖がある
  • もったいないが口癖
  • 多趣味な人
ミニマリストを目指そうにも人には性格によって向き不向きがあります。

ミニマリストになることで私は生きることが楽になると思っていますが、人によっては逆にミニマリストになることでストレスが溜まるかもしれません。

ミニマリストへの不信感があるのもそういった性格的なもので合わないからではないかと思っています。

私にとっては、ミニマリストの生き方があっていましたし、人生が良い方向に変わったと思っています。

生活がシンプルになったことで、思考もシンプルになり、やりたいことに全力を注げているので人生が楽しくなりました。

したがって、無理にミニマリストを目指すのではなく、まず自分に合っているのか合っていないのか考えてみてください。

ライフスタイルというものは人それぞれ違うので、自分に合ったものを探していくのが今後生きることを楽にしてくれると思っています。

私の断捨離の体験談については下記の記事を参考にしてください。
下の本は私がミニマリストになるきっかけになった本です。
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