のんびり暮らす。ミニマリストのゆるっと1日ルーティン

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ミニマリストのルーティン
朝、目を覚ましてカーテンを少しだけ開けると、やわらかな光が差し込んできます。
慌てて時計を確認することもなく、布団の中でしばらくゴロゴロ。
「今日もゆっくり始めていいんだ」と思えるだけで、心がふわっと軽くなる気がします。

以前の私は、朝から“やることリスト”に追われて、バタバタと家を飛び出していました。
気持ちは常に急かされていて、せっかくの一日も慌ただしく過ぎていくだけ。
でも、ミニマリスト的に“必要なものだけを残す”暮らしを意識するようになってから、少しずつリズムが変わっていきました。

朝はコーヒーをゆっくり淹れて、窓の外を眺めながらぼんやりする。
夜はお気に入りの本をKindleで開き、眠くなるまでの時間をのほほんと過ごす。
そんな小さな習慣が積み重なって、毎日が穏やかに整っていくのを感じます。

ルーティンというと「完璧にこなさなければ」と思いがちですが、実際はゆるくていいんです。
今日はできなかったら明日すればいいし、気分で省いてしまっても構わない。
大切なのは“無理せず続けられること”。

ここでは、私が実際に続けている“のんびり暮らすためのゆるっと1日ルーティン”を、朝から夜まで少しずつご紹介していきます。
読んでくださる方の日常に、ちょっとした「余白」や「ほっとする時間」を取り入れるきっかけになれば嬉しいです。
この記事の伝えたいこと
  • 完璧なルーティンじゃなくてもいい できることだけをゆるく続けることで、毎日が自然に整っていく。
  • 自分のペースを大切にする 人と比べず、自分に合った心地よいリズムで暮らすのが一番の安心感につながる。
  • 小さな習慣が心を軽くする 朝の一杯や夜のひと休みなど、ちょっとした工夫が毎日ののんびり感をつくる。
目次

朝のルーティン

ヨガの瞑想をする女性

ゆっくり起きて、光と空気を感じる時間

朝、目覚ましの音に急かされるのではなく、自然と目が覚めたタイミングで布団から起き上がる。
そんなゆったりとしたスタートは、それだけで一日の空気をやわらかくしてくれます。

カーテンを開けて光を浴びると、体がふっと目覚める感じがして、気持ちも前向きになっていきます。
窓を少し開けて外の空気を取り込むと、ひんやりとした風や鳥の声が入り込み、「今日も一日が始まったんだな」と静かに実感できます。

以前は、起きてすぐにスマホを手に取ってニュースや通知を確認していましたが、
それをやめて光や空気を感じる時間を優先するようにしてから、気持ちの切り替えがうんと楽になりました。

「ただ起きて、光と空気を感じる」——たったそれだけのことですが、
心に小さな余白が生まれて、のんびりした気持ちで次の時間へ進むことができます。

お気に入りの一杯でのんびりスタート

光と空気を感じて体が少しずつ目覚めたら、次はコーヒーの時間。
豆を挽くときのゴリゴリという音や、ふわっと広がる香りが、朝の静けさの中にやさしく溶け込んでいきます。

淹れたてのコーヒーをマグに注いで、ひと口すする。
それだけで「ああ、今日も一日が始まったんだな」とほっとできる瞬間です。
特別な高級豆じゃなくても、自分の好きな味を選んで、丁寧に淹れることが大切なんだと思います。

以前は、時間に追われるようにインスタントで済ませていましたが、
あえてゆっくりとドリップする時間をつくると、不思議と気持ちまで落ち着いていきました。

カップを手に、窓辺に腰かけて景色を眺める。
そんな何気ない習慣が、朝をのんびりとした“自分のための時間”に変えてくれます。

仕事の勉強で少しずつ成長を積み重ねる

コーヒーを飲みながら、朝の静かな時間に少しだけ仕事の勉強をするのが習慣になっています。
頭がいちばんスッキリしている時間に取り組むと、難しい内容でも不思議とスーッと入ってくるんです。

私は理学療法士なので、最新のリハビリに関する論文を読んだり、臨床で役立ちそうな評価や運動療法のポイントを整理したりしています。
学んだことをノートやタブレットにまとめておくと、仕事中に「あ、ここで使えるかも」とひらめく瞬間があり、その小さな気づきがとても楽しいんです。

勉強というと「大変そう」と思われがちですが、少しずつ積み重ねることで仕事がだんだん面白くなってきます。
「昨日よりも自分は成長できているかも」という実感が、仕事に対する前向きな気持ちにつながっていくんですね。

もちろん毎日長時間するわけではなく、10分でもいいからコツコツ。
完璧を目指さず、ゆるやかに続けることが、仕事を楽しむ一番の近道なのかもしれません。
のんねこ

朝に少し勉強しておくと、仕事が不思議と楽しくなるんですよね

軽い運動で体をほぐして一日を元気に

朝の空気はひんやりしていて気持ちがいいので、私はよく軽く体を動かします。
といっても本格的な運動ではなく、近所をのんびり散歩したり、自転車で少しだけサイクリングに出かけたりする程度。朝日を浴びながら歩いたりペダルを回したりしていると、体が目を覚ましていくのを感じます。

散歩なら道端の草花を眺めたり、サイクリングなら風を切る感覚を楽しんだり。どちらも気分転換になって、自然と背筋が伸びてきます。
短い時間でも外に出ると「今日も一日頑張ろうかな」と思えるから不思議です。

無理に距離を決めたり、毎日やろうと気負う必要はありません。
「今日は少しだけ歩こうかな」「気分がいいから自転車で回ってみようかな」くらいのゆるさで続けるのが、私にはちょうどいい。

こうした朝のサイクリングや散歩が、小さな習慣として積み重なり、一日のエネルギーをやさしく後押ししてくれている気がします。

副業に向き合う静かなひととき

朝の静けさは、副業にぴったりの時間です。
私はこの時間を使って、自分のブログに向き合うようにしています。

部屋はまだ穏やかで、外も静かな朝。
お気に入りの音楽を小さく流して、コーヒーを片手に机に向かうと、まるでカフェにいるような心地よさがあります。
“わざわざ出かけなくても、自分の部屋が小さなカフェみたいになる”――そんな時間が気に入っています。

リラックスした気分でキーボードをカタカタと打っていると、昨日感じた小さな気づきや、日常で試している工夫が自然と文章になっていきます。
たとえ30分でも、朝のクリアな頭で書いた記事は、思った以上に形になることが多いんです。

副業というと「頑張らなきゃ」と力が入ってしまいがちですが、私は“のんびりカフェ時間の延長”くらいに考えています。
だからこそ無理なく続けられて、「今日も自分の大事なことに時間を使えた」という満足感が、ゆったりと一日の始まりを支えてくれます。
一服ねこ

「副業=がんばる時間」じゃなくて、のんびり楽しむ時間でいいんだね♪

お昼のルーティン

パソコンを使う笑顔のビジネスウーマン

シンプル弁当でお腹も心も満たす

お昼ごはんといえば、以前は外食やコンビニに頼ることが多くて、気づけば余計な出費や食べすぎで午後は眠たくなることもしばしばありました。
でも、少しずつ「シンプルなお弁当」をつくるようになってから、お腹だけでなく気持ちまで落ち着くようになったんです。

私のお弁当は、本当に簡単なもの。
シソを混ぜたご飯に、カリッとした漬物をちょこんと添えて、作り置きのおかずを一品二品。
朝つくった味噌汁をスープジャーに入れて持っていけば、あたたかさもプラスされて心まで満たされます。
特別な料理を頑張らなくても、冷蔵庫から作り置きを少し詰めるだけで十分ごちそうになるんです。

忙しい朝でも「今日はちゃんと準備できた」と思える小さな達成感があるし、
お昼にふたを開けたときのシソの香りや、味噌汁の湯気にふっと癒されるのが楽しみになっています。

もちろん、毎日きっちり続ける必要はありません。
たまには外で食べたり、買ってきたおにぎりを詰めるだけでも十分。
大切なのは、“無理なく続けられる心地よさ”を自分のペースで感じられることだと思っています。

短い昼寝でのほほんとエネルギーを補充

お昼ごはんを食べると、どうしてもまぶたが重くなってきます。
そんなとき、私は無理に仕事を続けず、ほんの少し休憩をとるようにしています。

机に突っ伏したり、椅子に軽くもたれて目を閉じるだけでもOK。
ほんの10分〜15分の“のほほん昼寝”で、頭がすっきりして午後の作業がぐんとラクになります。

ポイントは、深く眠ろうとしないこと。
ちょっと目を閉じるだけで体がふわっと軽くなるので、同僚に気をつかう必要もありません。

以前は「眠いけど頑張らなきゃ」と無理をしていましたが、短い休息を入れる方が気持ちも落ち着いて、仕事にも余裕をもって取り組めるようになりました。

忙しい職場の中でも、ほんの少しの昼寝タイムを取り入れることで、午後がのほほんと心地よく過ごせるようになります。

席を離れてのんびりハーブティーを味わう

デスクにずっと座りっぱなしだと、気持ちまでカチカチに固まってしまうことがあります。
そんなときは、思い切って席を離れてハーブティーを淹れるのがお気に入りの習慣です。

お気に入りのカップに、カモミールやレモングラスを入れてゆっくり蒸らす時間。
湯気と一緒にふわっと広がる香りを感じていると、さっきまで張り詰めていた気分が自然とゆるんでいきます。

一口飲むたびに、体の奥までじんわり落ち着くような感覚。
「ちょっと休もう」と思えるだけで、その後の作業も不思議とスムーズになるんです。

短い時間でも、ハーブティーをのんびり味わうことは小さなご褒美。
机にしがみついて頑張るより、少し離れてリセットすることで、心も体もやさしく整っていきます。

やることを減らして“ゆとりある仕事時間”に

以前は「今日のうちに全部終わらせなきゃ」と思って、机の上にタスクを山積みにしていました。
でも結局はどれも中途半端になってしまい、気持ちばかりが焦って一日が終わる…。そんなことがよくありました。

そこで意識するようになったのが「やることを減らす」というシンプルな工夫です。
朝のうちに「今日絶対にやること」を2〜3個だけ書き出して、それ以外は余裕があったら取り組む。
そう決めると、不思議と気持ちが落ち着いて、仕事にも集中しやすくなりました。

やることが少ない分、ひとつひとつを丁寧にこなせて、「あ、ちゃんと進んでるな」と実感できます。
それがまた安心感につながって、仕事の時間にゆとりが生まれるんです。

完璧にこなそうとしなくても大丈夫。
小さなことから減らしていくだけで、のんびりと心地よい仕事時間に変わっていきます。

気持ちを切り替える小さな休憩の工夫

職場にいると、気づかないうちにずっと同じ姿勢で仕事をしていたり、頭の中が仕事のことでいっぱいになったりしますよね。
私も以前は「昼休憩」と言いつつ、パソコンの前に座ったまま時間が過ぎてしまうことがありました。

そんな時に役立つのが、ちょっとした切り替えの工夫です。
たとえばコピーを取りに行くついでに、廊下を少し歩いてみる。
ほんの数分でも体を動かすことで、血の巡りがよくなって気持ちが軽くなります。

また、デスクの上をさっと整えるのもおすすめです。
資料をまとめ直したり、ペンを揃えたりするだけで、頭の中まで整理されたような感覚になれます。

外に出られる環境なら、建物の周りをぐるっと歩いて空を見上げてみるのもいいですね。
季節の風を感じるだけで、気分が切り替わって午後をまた頑張ろうと思えます。

大げさなことをしなくても、「歩く・整える・外の空気を吸う」といった小さな休憩で十分。
職場でも取り入れやすいちょっとした習慣が、毎日ののほほん時間につながっていくように思います。

夜のルーティン

ソファに寝転んでリラックスする女性

お風呂で一日の疲れを流してリセット

夜になってお風呂に入ると、じんわりと体がほぐれていくのを感じます。
お湯に浸かるだけで「今日も一日おつかれさま」と、自分をねぎらう時間になるんですよね。

私は以前、シャワーでサッと済ませることが多かったのですが、ミニマルな暮らしを意識するようになってからは、なるべく湯船に浸かるようにしています。何も考えずにぼーっとする時間は、頭の中のごちゃごちゃまで流してくれるような気がします。

特別な入浴剤を用意しなくても、シンプルにお湯に身をゆだねるだけで十分。
お気に入りの香りをちょっと加えると、それだけで小さなごほうび時間になります。

お風呂から上がった後は体も心もふわっと軽くなり、自然と眠りに入りやすくなります。
ミニマリストのルーティンとしても、お風呂は一日の切り替えにぴったりな“のほほん時間”なんだと思います。

ソファーでのんびりひと息

夕食やお風呂を終えて、一日の大きな用事がひと段落すると、ようやく気持ちが落ち着きます。
そんなとき、私はソファーに腰を下ろして、ただ「何もしない時間」を味わうようにしています。

お気に入りのクッションにもたれて、温かいお茶やハーブティーを片手にぼんやり。
テレビをつけることもあれば、音楽を流すだけのこともあります。
そのときの気分で過ごし方は変わりますが、共通しているのは“無理をしない”こと。

「今日はここまでできたから十分」
そう思ってソファーでのんびり過ごすと、心も体もやさしくゆるんでいきます。
一日の終わりにこうしてひと息つくことで、また明日を迎えるための余白が生まれるんだと思います。

本やKindleでのんびり読書タイム

夜の楽しみは、やっぱり読書です。
紙の本の手触りも好きですが、最近はベッドやソファでゴロゴロしながら読めるKindleを手に取ることが多くなりました。小さくて軽いので片手で持てて、眠くなったらそのまま閉じて枕元に置くだけ。気楽さがちょうどいいんです。

ページをめくるたびに、日中のあわただしさが少しずつ遠のいていきます。心が落ち着いていくのを感じながら、好きな小説やエッセイをのんびり読み進める時間は、まるで自分だけの小さなご褒美みたい。

もちろん、「今日は疲れすぎて本なんて開けないな」という日もあります。そんなときは無理せず、数ページだけ読んで夢の中へ。それくらいのゆるさが、むしろ心地いいリズムをつくってくれるように思います。

毎晩、たった15分でも本と向き合う時間を持つだけで、不思議と眠りが深くなり、翌朝も少しすっきり目覚められる気がします。
のんびり読書タイムは、私にとって“心を整える静かな習慣”になっています。

好きな音楽やストレッチで心身をゆるめる

一日の終わりは、気持ちをほっと解きほぐす時間にしています。
その日に感じた小さな疲れや緊張も、好きな音楽を流すだけでふわっとやわらいでいくような気がするんです。
リラックスできるジャズやピアノの音色を聴いたり、逆に昔から好きな曲を聴いて気持ちを整えたり。音楽はその日の気分に合わせて選ぶと、ちょっとしたご褒美時間になります。

そして、音楽に身をゆだねながら、ゆっくり体を伸ばすのも習慣にしています。
深呼吸しながら背伸びをしたり、肩や腰を軽く回したり。ほんの数分のストレッチでも、体のこわばりがほぐれて心まで落ち着いていくのを感じます。

「今日はがんばったな」と思えるように、音楽とストレッチで自分を労わる。
それだけで一日をやさしく締めくくれるので、翌朝もすっきりと目覚められるようになりました。

眠くなったらそのまま自然に夢の中へ

夜になると、無理に「そろそろ寝なきゃ」と思わずに、ただ体や心が「休みたいな」と感じたタイミングに身をゆだねています。
ベッドに入ってもスマホを見続けるのではなく、Kindleで本を少し読んだり、静かな音楽を流したりして、自然にまぶたが重くなるのを待つだけ。

「完璧に睡眠時間を確保しなきゃ」とか「早く寝なきゃ」と焦っていた頃は、かえって寝つきが悪くなっていました。
でも、今は眠くなったらそのまま布団にくるまって、ふわっと夢の世界へ。
それだけで、翌朝の目覚めがずいぶん楽になり、気持ちも軽やかに一日を始められます。

大切なのは、寝ることを“義務”にしないこと。
「眠くなったら眠る」──そんなシンプルな習慣が、のんびり暮らしの中でいちばん心地よいルーティンになっています。

まとめ

完璧じゃなくていい、できることだけ続ける

ミニマリストのルーティンというと、「毎日同じことをきっちりやる」イメージがあるかもしれません。
でも、私はそんなにきっちりできるタイプではなくて、気分によって抜けてしまうことも多いです。

たとえば、夜のストレッチ。やる日はすっきりするけれど、眠いときは「今日はもういいや」とそのまま寝てしまいます。

夜の片づけも、疲れている日は食器をそのままにして寝てしまうこともあります。

それでも不思議と、毎日が大きく乱れることはありません。
「続けられるときに、できることだけ続ける」くらいのゆるさのほうが、むしろ無理なく日常に馴染んでいく気がします。

大切なのは、続けるために気持ちを軽くしておくこと。
完璧じゃなくてもいいと思えると、ちょっと気楽に、自分らしいリズムで暮らせるようになります。

自分のペースでのんびり整えていけば十分

暮らしを整えるとき、つい人と比べて「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまうことがあります。
SNSでは朝から完璧なルーティンをこなす人や、きれいに片づいた部屋が並んでいて、焦ってしまうこともありますよね。

でも実際の生活は、人それぞれ。
朝はゆっくり寝たい日もあるし、夜は疲れて何もしたくない日だってある。
そんな時でも「自分のペースで少しずつ」で十分だと思うんです。

私自身も、毎日同じようにはできていません。
けれども、少しの片づけや、短い散歩、寝る前に深呼吸するだけでも気持ちはずいぶん落ち着きます。
大事なのは、“できる範囲”で、自分に合った心地よさを見つけていくこと。

のんびりとしたルーティンは、誰かに見せるためのものではなく、自分をやさしく整えるためのもの。
だからこそ、自分のリズムを大切にして、気楽に続けていけばそれで十分なのです。
のんねこ
ミニマリスト
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。

22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金を大切に使うためにミニマムに生きることにしました。

失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、ミニマリストになることで人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
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