ミニマリストなのにお金が貯まらないのはなぜ!?

ミニマリストなのにお金が貯まらないのはなぜ!?
ミニマリストになれば、モノが減るわけですから当然お金が貯まるように思われるでしょう。

家電を減らせば、家電の買い替えサイクルから脱却し、お金を使う量は減ります。

服を減らせば、同じ服で使いまわしするわけですから、当然服を買う頻度は減ります。

コレクションをするのをやめれば、当然買わなくなるわけですからお金は使わなくなります。

ミニマリストはどちらかと言えばお金が貯まる考えなのに、どうして一定数はお金が貯まらない人がいるのでしょうか?

一番大きな要因として、『単価が高いモノを買いすぎること』に原因があります。

どうして単価が高いモノを買いすぎてしまうのでしょうか?

ミニマリストなのにお金が貯まらない原因は他になるがあるのでしょうか?

その原因について解説していきます。
目次

ミニマリストなのにお金が貯まらない理由

月に何にお金を使っているか把握していない

お金の計算をするミニマリストの主婦
クレジットカード、paypayなどの電子マネーと現金をもたなくても買い物できることが増えてきました。

今はスマホ一つあれば、アプリを通して詳細に何にお金を使ったか把握できます。

しかし、月にいくら支出があったかどうかは把握しているでしょうが、そのクレジットカードや電子マネーの買い物の履歴をわざわざ確認している人は少ないように感じられます。

月日が経てば記憶は薄れますから後から買い物履歴をみても、クレジットカードの情報はどこで使ったかと金額しか表示されないため、何に使ったかどうか分かりません。

つまりは思い出せなければ、不正にクレジットカードを使われていても気付かないことに繋がります。

お金を何に使ったか把握するだけで、無駄な買い物をしてしまったと気付くことが出来ますし、自分が何にお金を使うべきか見えてきます。

そういったお金の価値観を身に付けるためにも、何にお金を使ったか把握するようにしましょう。

最近ではレシートを受け取らない人が多いですが、レシートは取っておいた方がいいです。

ミニマリストでお金が貯まらない人は、まず自分のお金の使い道を辿ることから始めてみてください。

単価が高いモノを買いすぎる

紅葉と赤い自動車(クーペ、スポーツカー)
モノが少ない分、自分が気に入ったがん選されたモノを選ぶので、当然値段は気にしません。

自分が気に入ったモノならばどうせ長期間使うので、いくら高くても関係ないという思考が生まれてしまいます。

しかし、極端な話になりますが私たちがフェラーリを買えば破産するように天井知らずでモノ選びをしてしまうと、単価が高いモノばかり選びすぎてしまうので結局お金が貯まらない事になります。

お気に入りのモノは、どちらかと言えば高級品に多いので仕方ないとは思いますが、自分の中で限度額を決めておかないといくらお金があっても足りません。

モノを買うときは自分の身の丈に合ったモノを買うのがベストです。

これから買おうとしているモノが、自分の給料に見合っているのかどうか考えてみてください。
倹約の根本的な意義は、物を愛する気持、物を大切にする気持です。だから、何かを我慢することではないし、いわゆる「けち」でもありません。強いて言えば、何も考えなければ十必要なものを七で止める力、三必要なものを二で済まそうとする力、そうしようとして創意工夫する人間の叡智を倹約と呼ぶのです。
生命の理念Ⅰ
欲しいモノでも高価なものを買いすぎるのではなく、7割程度で我慢することが倹約に繋がります。

どれだけ気に入ったとしても、あくまで身の丈に合った生活をするようにしましょう。

買い替えサイクルが早すぎる

ミニマリストはモノが少ない分、自分にとっての必需品は買い替えサイクルが早くても仕方ないと思ってしまうかもしれません。

その代表となるものがスマホですが、1年に一回iPhone Proの最新版を購入していては毎年15万円以上かかるので、お金が貯まるはずがないでしょう。

常に最新のものを持ちたい気持ちは分かりますが、必要最低限の持ち物しかもっていないとしてもすべてに常に最新のモノを求めていてはお金がいくらあっても足りません。

こだわりを1つぐらい持ってもいいと思いますが、こだわりの品が高ければ高いほど買い替えサイクルで財布にダメージを受けます。

そこまでして最新のモノを持たなければいけないのが考えましょう。

特にホリエモンをはじめとしたインフルエンサーは最新のiPhoneを持てと勧めてきます。

最新のモノを持たないと作業効率が下がるのが彼らの言い分ですが、ほとんどの人はスマホを仕事になんて使っていません。

また、最新のスマホで数分作業効率が上がったところで、15万円分の価値を生み出せるでしょうか。

なんでもインフルエンサーの言うことを鵜呑みにすることはやめましょう。

電化製品が多い

部屋を掃除する掃除機とソファで寝る女性
先ほどの『買い替えサイクルが早すぎる』ことの続きとなりますが、電化製品というのは買い替えサイクルが早いモノの代表格です。

机や椅子、ベッドなどの電化製品以外のモノは高価なモノを買っても何十年と使い続けることができますが、電化製品は6年ほどで大体寿命がきます。

大型家電ほど寿命が長い傾向にはありますが、余分な家電が多ければ多いほど買い替えが必要になり、お金が貯まらなくなります。

最近では、自動掃除機、電気圧力鍋、自動食洗器、ドラム式洗濯機、ホームベーカリーなど便利な家電が増え続けていますが、時短にはなりますが特になくても困らないモノばかりです。

家電は増やせば増やすほど買い替えサイクルが増えることなので、家電を月単位で割れば、サブスクリプションを増やしているのと変わりがありません。

家電はあればあるほど便利でついついほしくなってしまいますが、買えば買うほどお金の不安が増えてくることになるので便利さを取るか、生活の安心を取るか考えれば自ずと買う機会は減るのではないでしょうか。

私のおすすめとして、老後の年金で今の生活が維持できるのかを考えることが継続的な安心した生活を約束してくれます。

贅沢は覚えてしまうと中々生活の質を下げることはできません。今から自分の生活を老後に合わせておいた方がより健全な人生が送れます。

売ることを考えて買っていない

服をフリマアプリで出品する女性
モノを増やすときに大切なことは『売ることを考えて買うこと』です。

iPhoneなどはとても高価な品物ですが、人気があるおかげでうっても高値で売ることができます。

逆に買って売っても二束三文にしかならないモノもあります。

特に本は売るときには定価の1割にも満たないことがあります。

したがって、物を買うときにはメルカリでいくらで売れているのか把握した上で買った方が良いでしょう。

考え抜いて購入したものでも使ってるうちに使いにくいと気付いたり、ライフスタイルが変わってまったく使わない事は多々あります。

そういった場合にモノを手放すことになりますが、売ることを考えて買ったモノならば手放しても損をすることはほとんどありません。

けち臭い考えなのかもしれませんが、物価高になり、ますます使えるお金が減りつつあるので、そういった細かいところに気を遣い、お金を少しでも貯めていきましょう。

ポイントや割引にこだわりすぎる

クーポン券のダウンロード
マーケティング戦略で企業は顧客にどうしても買わせようとしてきます。

クーポン、ポイント、割引、限定品、送料無料、時間制限付きの買い物など枚挙にいとまがありません。

特にAmazonのブラックセールや楽天の『お買い物リレー』や『0と5の付く日』で買う人が多いのではないでしょうか?

これらは企業に購買を誘導されているだけで自分の欲しいタイミングで自分の意志で買っているわけではありません。

当たり前ですが、本当に必要なものはあなたが欲しいと思ったタイミングです。

こういったお得で買える方法を模索すれば安くは買えますが、結局使わないモノまで買いすぎてしまうことになりかねません。

私自身もそれで何度も失敗しているので、最近ではまったくセールを気にせずに自分が必要だと思ったタイミングで買うようにしています。

割高のように感じますが、トータルで見ると不必要なモノは買わなくなるのでお金が貯まるようになります。

お金を減らしているのは不必要なモノを買いすぎているからだという自覚を持ちましょう。

浪費癖が中々直らないという方は下記の記事を参考にしてみてください。企業が実際にどのような戦略を使っているのかわかると思います。

外出の頻度が高い

街中で自撮りする4人の女性達
ミニマリストになりモノを増やさくなったとしても、外出をして無形である外食費やレジャー費にお金を使っていてはお金が貯まるはずがありません。

休日はストレス発散もあって財布のひもが緩みがちですが、際限がないと簡単に5,000円以上を優に超えてしまいます。

お金を使わずに外出するのもまったく楽しめないので、一か月いくらまでと娯楽費を決めておいた方がいいでしょう。

私は給料が入る口座とは別に娯楽費にあてる口座作っています。

娯楽費にあてている口座は副業の収益が振り込まれる口座にもなっているので、気兼ねなく使うことができています。
楽しさや幸せを、「お金を使うことで感じる人」は、一生幸せになれません。
消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエーターになるという方法しかありません。モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね。
無敵の思考
しかし、そもそもお金を使うことでしか楽しさや幸せを感じることができない人は一生幸せになれないと思います。

私は友人や家族と談笑している時間が好きです。外食をしなくても誰かと一緒に食べた方が美味しく食べられます。

仕事を一生懸命やって、お客さんから「ありがとう」と言ってもらえることに幸せを感じますし、近所を歩きながら季節を感じることにも幸せを感じています。

また、私はこうやってブログを書いていますが、日々の思ったこと、考えたことを残しておくことは自分のためになりますし、結構楽しみながらやっています。

お金がかからないことで楽しめることはいくらでもあるので、なるべくお金がかからないモノで自分を楽しめる方法を模索してみてください。

下記の記事は私が実践しているお金がなくてもできることの有意義な過ごし方です。

お小遣いの金額を決めていない

財布を持ち困る女性
遊ぶお金を含め、自分が買いたいもの、欲しいモノのお金をお小遣いとして設定しているでしょうか?

お小遣いの金額はしっかりと決めておき、すべて自分が欲しいモノやりたいことをお小遣いから捻出することをおすすめします。

レジャー費は決めておいても、その他欲しいモノは際限なく買っていてはお金が貯まりません。

自分の欲に直結するものはすべて月の制限を決めておいた方がそれ以上買うことがなくなります。

欲しければ次の月に買えばいいのです。

我慢しているうちに欲しくなくなることが多いので、そうなった場合そもそもそんなに必要なかったことが分かります。

また、1つのモノを購入するとさらに他のモノを欲しくなるのが人間なので、際限がありません。

必ずお小遣いの金額を決めておく、その金額内でレジャーや欲しいモノを買って楽しみましょう。

ミニマリストなのにお金が貯まらない人は、お金の使い方を学ぼう!

収入と支出のイメージ
ミニマリストだからお金が貯まるのではなく、お金の使い方が上手い人がお金が貯まるのです。

必要なところにお金を使い、不必要なとこにはお金を使わない。

そんな当たり前のことができていない人が多いのでしょう。

セールやクーポンなど使わなくても、何も買わなければお金は減らないのです。

「そんなんじゃ何も楽しめない!」と言われてしまいそうですが、最近買ったモノで本当に必要だったものなんてほんの僅かではないでしょうか?

それならば月に使うお金の金額を決めておいた方が後悔なくお金を使うことができます。

お金の使い方に失敗したとしても、自分で決めたお金の範囲なのでお金は問題なく貯まっていくからです。

欲は際限がありません。必ず上限を決めておき、その範囲内で人生を楽しみましょう!

まだ、お金の使い方がイマイチ分からない人は下記の記事を参考にしてみてください。
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