ミニマリストの私が車を持つ理由|断捨離できないものもある

ミニマリストの私が車を持つ理由|断捨離できないものもある
のんねこ
理学療法士
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。

22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金を大切に使うためにミニマムに生きることにしました。

失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、ミニマリストになることで人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
今回の記事は、ミニマリストなのに高額な車を持つ理由をお話しします。

まず、最初にミニマリストに対する誤解を正しておきます。

ミニマリストはモノをほとんど持っていない人ではなく、『ミニマリスト=必要最小限のモノで豊かに暮らすことを目的にしてる人』です。

ミニマリストの中には部屋にまったく何もモノがないような人がいるので、ミニマリストへの偏見が生まれていると思われます。

まったくモノを持たない生活をするあまり、我慢して不自由さを感じるようであれば、とてもじゃありませんが豊かな生活とはいえまえん。

私にとって車は我慢すれば不自由さを感じるモノであり、使用頻度が高く、毎日職場までの通勤で使っています。

休みの日も、趣味(ドライブ、旅、登山)のために利用しています。

仮に車をなくしてしまえば、1時間以上かけて職場まで歩いていかなければいけません。

私は前にミニマリストの買い物の基準を『使用頻度の高いモノ』にすると生活の充実度が劇的に上がる記事を書きました。
ミニマリストによっては「お金のかかる車なんて必要ない」という人もいますが、都会などで交通の便が良い人でしょう。

徒歩圏内に生活必需品が買え、病院や娯楽施設が近くにあるのならば車が必要でないと感じるのは当たり前です。

車を持てば購入費用だけでなく、維持費がかかるので車が贅沢品と思われても仕方がないことです。


しかし、地方暮らしの人達にとっては車は必需品ということは当たり前のことであり、誰よりも車がないと暮らしていけないことは分かっていると思います。

車がなくても不便に感じない場所に住んでいても自分にとって車が生活を豊かにしてくれるモノならばあなたにとっては必需品になるでしょう。

ミニマリストだから車を持たないと決めつけるのではなく、ミニマリストにとっては自分の要不要を見極めることが大切になります。

話が長くなりましたが、ミニマリストの私が車を所有している理由を説明します。
目次

ミニマリストなのに車を持つ理由は?

田舎だから

単純に『田舎』だからです。

私の家から最寄りのスーパーまで2.7km、職場まで7kmと自転車でもいけない距離ではありませんが、さすがに毎日往復14kmは疲れます。

田舎なので風を遮ることものもなく、山の方なので匂配がきついです。

電車やバスを使えばいいと思われるかもしれませんが、職場に近い駅なんでありません。

職場までの公共交通機関を調べてみましたが、バス停まで徒歩26分、バスの乗車時間14分、職場まで徒歩6分と合計1時間14分かかります。

車で15分で行ける距離を1時間以上かけていくのはバカバカしいですよね。

交通の便が悪いと移動に時間やお金のコストがかかりすぎてしまいます。

最近、都会暮らしをやめて田舎暮らしの人が増えていますが、田舎暮らしには車は必須といえます。

田舎暮らしは物価が安く、家賃が安いイメージですが、結局は車を持つ羽目になるので年間のランニングコストは上がってしまいます。

そういったことも視野に入れて移転を考えなければ、都会暮らしよりお金がかかることになりかねません。

趣味活動

私は趣味としてサイクリングとハイキングをしています。

いつもサイクリングロードを走るために、友達と特定の場所まで待ち合わせをしてそこからロードバイクで走ることが多いです。

サイクルトレイン(自転車を載せて運べる電車)が多ければいいのですが、大抵の電車はロードバイクを詰め込めません。

家からロードバイクで走れば問題ないかもしれませんが、片道50㎞あったりするので、サイクリングする前に疲れてしまいます。

また、ハイキングは山の中なのでバス停などなく、有名な山ならいいのですが、大抵は車は必須となります。

レンタカーを借りるという手ももちろんありますが、レンタカーのお店まで距離があり(私の最寄のレンタカーまでの距離は7km)、さらに朝早く出たい場合などレンタカーのお店がやっていないので困ってしまいます。

都会ではカーシェアサービスが当たり前でしょうが、需要がない田舎にはサービス自体がないので視野に入れていません。

生活の質を上げるためにも、趣味活動は必須なので車は必需品となります。

サイクリングとハイキング以外にもソロ活をしているので、車で遊びに行くことが良くあります。

ソロ活をするのにも車がなければ選択肢が極端に減ってしまうので、やはり私にとって車は必須アイテムなのです。

車が自分にとって一番お金を掛けたいモノ

ミニマリストとは、自分の大切なモノのために、自分が大切でないモノを捨てる人のことだと私は理解しています。

私にとって一番大切なモノは車であり、もちろん人によって一番大切なモノは違ってきます。

普段から自分が一番大切なモノが分かっているということは自分を知るということに繋がります。

モノはピンキリで安いモノから高いモノまでいくらでもある時代ですが、自分が大切だと思えるものはできるならばお金のことは気にせずにを購入することをお勧めします。

車は値段が高すぎるので自分が気に入ったモノを選ぶことは難しいかもしれませんが、あなたの年収の範囲で良い車を購入しなるべく妥協してはいけません。

乗れればいいやと中古車を選ぶ人もいると思いますが、中古だからかぶつけてもいいやと雑に扱ってしまうのでできるだけ新車を買うようにしましょう。

私は少なくとも中古の車を買って失敗したと思っている一人です。

他人が乗った車はどうしても大事にできません。自分だけのオンリーワンの車を見つけましょう。

荷物を軽くし、旅に出掛けるのに必要不可欠

私がどうしてミニマリストを目指しているかと言えば、身軽になりいつでもどこでも行けるようにしたいからです。

これは、旅に出掛けるという意味だけでなく、いつでも引越しできるようにしておくという意味合いも含んでいます。

つまりは、フットワークを軽くすることで、場所に縛れず、人間関係に縛られず、自由に生きていくことが目的です。

そのためにモノを減らしていますし、車に積み込める範囲に荷物を抑えてしまえば、自分一人でいつでも引越しが簡単に可能になります。

今はまだそこまで荷物を減らせていませんが、将来的にはそれぐらいモノを厳選したいと考えています。

私は非日常を作り出すために、無性にどこかに行きたくなることがあります。そんなときに、すぐにどこかに出掛けられる車はなくてはならない存在です。

ミニマリストの車の選び方

ミニマリストの私の車選びの基準は、『運転していて楽しいかどうか』これにつきます。

大体車を選ぶときは、燃費や維持費などの機能性で決めてしまうことが多いと思いますが、私は車を運転していて楽しいと思える車を選んでほしいなと思います。

人生を充実させようと思った場合、単位時間当たりの満足度を上げなけばいけません。

人生はほとんど仕事で占められているので、仕事を充実させれば人生も充実することに繋がります。

人生において、車に乗っている時間は通勤と休日に出掛けたりする場合でしょうが、毎日往復1時間かかる距離の職場であれば週に1時間×5日分=5時間、休日に2時間運転すれば、2時間×2日分=4時間で合計週9時間ほど車の運転をしていることになります。

睡眠時間8時間を除けば、週16時間×7日分=112時間あるわけですから、そのうちの9時間は車の運転ということになるので、お気に入りの車に乗って車の運転が楽しいと思えるならばそれだけ人生は充実します。

もちろん年収との兼ね合いもあるので、分相応の車に乗る必要はありますが、予算の範囲内でできるだけ自分が一目惚れする車を選んでほしいと思います。

まとめ

ミニマリストで車を持たないというのは『都会』に住んでいる場合だけだと思います。

それぐらい田舎で車がない生活は不便です。

同じことを何度も話すようですが、ミニマリストは必要最小限のモノで豊かに暮らすことを目的にしてる人のことです。

決して、モノを減らすことだけを目的にしているわけではありません。

車は購入してからも、維持費がかかる金食い虫ですが、工夫次第でガソリン代込みでも月1万円に抑えることもできます。

田舎暮らしのミニマリストにとっては車は決して贅沢品ではありません。

私は一度車を手放して後悔しました。一度よく考えてみてください。
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