これだけ娯楽のある世界では、読書を習慣化させるのは至難の業です。 読書を習慣にしたいけれど、中々身につかない。 読書は本は活字のせいか、他の娯楽に比べるとどうしても疲れやすいため、忌避する傾向にあるようにも感じます。 しかし、これからの時代には読書は必須です。 なぜなら、これからの未曾有の世界で生き残るには知識が必要だからです。 超高齢化社会の影響で社会保険料は上がり、最近では物価も上がってきました。 昇給もほとんどなく、手取りを増やす方法がありません。 こんな世界でどうやって生きていったらいいのでしょうか? 情報だけならニュースからでも得られますが、体系化されていないためか、知識にはなりません。 読書というバックグラウンドがあってこそ、情報を活かしより良い選択をすることができます。 私の読書歴は10年になりますが、大人になってから読書を習慣化させるのは大変でした。 読書を習慣化させるために私が10年間模索しながらやってきた方法をここではご紹介します。 ぜひ参考になれば幸いです。
目次
読書を習慣化させるコツ ランキング
1位 毎日1文でいいから読む
読書を習慣化させるには時間が合ったら読もうとか週末だけ読もうとか考えてはいけません。
毎日少しでもいいので読むことをお勧めします。
本を開いて少しでも読めば、気になって1ページ2ページ、10ページと飽きるまで読むことができます。
本の面白さによって、読めるページ数は変わりますが、少しでも読めば作業興奮で10分は続くはずです。
私の場合は仕事から帰り後で読もうとアニメを観てしまうとそちらが気になってしまい、結局一度も読まずに1日が終わることが多いです。
私は、本を読むためにお風呂の時間は本を読むと決めています。(kindleは防水なのでお風呂の中でも読めます)
その後は、お風呂で本の内容が気になっているので、就寝まで読書することができます。
これだけで毎日1時間半は読書時間を確保できています。
2位 面白い本を読む
読書を習慣化させるには、役に立つ本や古典、ビジネス書のベストセラーを読まないといけないという固定観念を捨てましょう。 エリートビジネスマンが必ず読んでいようが、東大生が読んでいようが、有名起業家が読んでいようが関係ありません。 あなたにとって面白いと思える本を読むのがおススメです。 私の本選びは『直感』です。 表紙を見て、面白そうと思った本を手に取り、「はじめに」や「目次」が興味を引く内容だったら読むようにしています。 ジャンル関係なく、そこにあるのは自分が面白いと思うかどうかだけです。 何でもそうですが、無理をして続けることは長続きしません。 楽しいから面白いから続くのです。 あなたが面白いと思える一冊に出会えれば一気に読書習慣は加速します。 下記の本は私が読書をするきっかけになった本です。 この本に出会えたおかげで読書が好きになりました。
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3位 簡単な本を読む
読書家の読書論を読むと、「古典を読め」とどの本にも必ず書かれています。 時代の洗礼を受けて生き残ってきたものなので、それだけで価値があるというわけです。 これは正しいとは思いますが、読書を好きになるという点ではまったく正しくありません。 一時期無理に古典を読もうとして、読書が嫌いになりそうになりました。 古典は難しい言葉で書かれているので読みにくく、そして単調でつまらないです。 しかも、時代に合っていないこともあって、共感できないところが多い印象です。 わざわざ古典を読んで読書嫌いにさせて、まったく本を読まなくなるよりも、駄本でもいいので自分が面白いと思える本を読んだ方がよっぽど人生においては有意義です。 私たちは成功する必要も、歴史に名を遺す必要も、大起業家になる必要もありません。 我々一般人は日々の楽しさを追求する平凡な暮らしが人生において一番いいと思っています。
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4位 飽きたら違う本を読む&本を読むのをやめる
どんなに面白い本でも読んでれば飽きがきます。 私の本の読み方は多読です。一冊の本を最初から最後まで読むのがとても苦痛に感じます。 読んでいて飽きたなと思ったら、全然違う別のジャンルの本に変えます。 そうすると新鮮な気持ちでさらに読書が続くことが結構あります。 読書自体に飽きたら、アニメを観るなり、スポーツをするなり別のことをします。 読書は毎日読む必要がありますが、1日のすべての読書時間にする必要はありません。 凄い人だと1日10時間を読んでいるそうですが、私たち凡人にはそんなことはできません。 無理のない範囲で読むのが読書を習慣化させるコツです。
5位 アウトプット&記憶しようとしない
最近では、読書をしても記憶に残さないと意味がないということで、アウトプットすることが必須になっています。 私はこれが苦痛で苦痛でしょうがなかったです。 本を読んだ後に、レビューしようとしても全然記憶に残っていないので書くのが嫌でした。 どうしてこんな嫌な思いをしてまで、アウトプットしなければいけないのだろう。 どうして読書をしたら記憶に残さないといけないのだろうとずっと疑問でした。 人は忘れる生き物です。 興味のあることは記憶に残り、興味のないことはどれだけ頑張っても記憶に残りません。 興味のあることはさらに調べるので、わざわざアウトプットしなくても記憶に残ります。 受験勉強ならば、記憶に残す必要があるでしょうが、大人の読書に関しては別に試験があるわけではありません。 純粋に読書を楽しめばいいのにと思ってしまいます。 このことは下記の成毛眞さんの本『本は10冊同時に読め!―――本を読まない人はサルである!生き方に差がつく』に教えてもらいました。
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まとめ
読書に利害を求めるのはナンセンスですが、読書がない人生よりも読書がある人生の方が有意義だと私は思っています。 読書によって固定観念になってしまい人間関係に溝を作ってしまうこともありました。 その度に読み方を変え、今では読書があるおかげで多様性のある社会を受け入れるようになってきています。 色々な価値観を学べば他人に寛容になれます。 しかし、今は純粋に読書を楽しみましょう。読書は最高のエンターテイメントです。 といっても、読書のメリット・デメリットまだよくわからないというか方は下記の記事を参考にしてください。
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