理学療法士がチャラいと思われがちな理由。実際はチャラくない。

理学療法士がチャラいと思われがちな理由。実際はチャラくない。
理学療法士といえば、医療職の中でもスタイルがよくかっこいい男性が多いと思います。

それもそのはずで、理学療法士になる人たちの中には学生時代にスポーツをしてた人が多いからです。

『スポーツ選手=かっこいい』わけではないですが、スポーツ選手は運動をしているおかげでスタイルがよく、体が引き締まった人が多いように感じられます。
なぜスポーツをしていた学生が理学療法士を志望するのかというと、スポーツで怪我をしてリハビリを受け、理学療法士に憧れるからです。

実際に統計を取っているわけではないのでわかりませんが、少なくとも私が通った学校の同期の男子学生はほとんどがそうでした。
しかし、そんな一部のイケメン理学療法士の中にはチャラいなと思う人が何人かいます。

イケメン=チャラいというわけではありませんが、イケメンであるほど女性慣れしているのかチャラい印象を与えてしまってもおかしくないでしょう。

チャラいとは、『物事を深く考えず、容姿や言動が軽い人』を指すと思いますが、実際に理学療法士はどうなのでしょうか?

結論だけいえば、『理学療法士は別にチャラくない』と思います。

ではなぜ理学療法士はチャラいと思われがちなのかそれについて説明していきます。
目次

理学療法士がチャラいと思われがちな理由

密着することが多い

腕のリハビリをする女性とチャラい理学療法士
リハビリはどうしても手で患者様の体に触れる必要があるため、かなり密着します。

イケメンの男性に近くにこられるだけでなく、体に触られてドキドキするなという方が無理な話です。

ここまで体を触られるのは医療職の職種が多いといっても理学療法士ぐらいでしょう。

移乗(ベッド⇔車いすへの移動)のときには抱き合ってるような体勢になるので尚のこと女性からしてみてみればドキドキして当然といえます。

したがって、理学療法士がチャラくみえてしまっても仕方ないような気がします。

理学療法士の先生の中には下心がある人もいるかもしれませんが、基本的には施術のためにやむなく触っているケースがほとんどです。

理学療法士は筋緊張と言って患者様の筋肉の状態を見る必要があります。

理解されにくい部分かもしれませんが、あくまで治療のためなのでご了承願いたいです。

イケメンなだけでなく、清潔感がある

杖での歩行のリハビリを受ける女性と理学療法士
ホストを想像してもらえばわかりますが、彼らはイケメンだけでなく清楚です。

医療職は当たり前ですが、患者さんからの印象を良くするために清潔に保たなければいけません。

医療職の制服が白が多いのも、清潔感を出すためだけでなく衛生面を配慮してのことでしょう。

イケメンな上、清潔感があると大人の色気を感じられないでしょうか?

そういった医療職独特の雰囲気がチャラいと思われる原因だと思います。

別に行為でやっているわけではないのですが、勘違いされやすい部分でもあります。

言葉遣いが紳士的

言葉が紳士的な理学療法士
医療職はサービス業であるため、言葉遣いはかなり丁寧だと思います。

理学療法士は患者様と話すときは物腰が柔らかくし、患者さんの目を見て、とても低姿勢でお話します。

したがって、とても紳士的なのですが、「紳士的=チャラい」と言われると違和感を覚える人もいると思います。

その理由としては、紳士的であるからこそ、優しく、気遣いができるため、女性によってはチャラくみえてしまうそうです。

中には確かに女性を狙って優しい言葉遣いをする理学療法士もいると思いますが、デフォルトで言葉遣いが丁寧なのは勘違いしてほしくないところです。

私の同期にも普段は絵に描いたようなチャラさなのに、患者様の前に立つと、キリッとプロの顔になれるから不思議なものです。

筋肉質だと色っぽくみえる

両手にダンベルを持つ理学療法士の男性
先ほどお話ししたように理学療法士はスポーツ経験者が多いせいか、筋肉質が多いです。

私の大学にジムが併設していましたが、そこで常に鍛えている超人もいました。

上の写真の男性のように筋肉質なだけで、色っぽさを醸し出し、チャラくみえてしまってもしょうがないような気がします。

細マッチョだけでなくガタイがいい男性も多いですが、ガタイのいい理学療法士の方が男性として頼りがいがあります。

頼りがいのある男性の方が女性受けしやすいのは当然といえるでしょう。

モテるから女性慣れしている

女性と仲良くおしゃべりする理学療法士の男性
理学療法士のイケメンの男性はモテます。

なぜかというと、イケメンで専門職というのは患者さんからみたらかっこよくみえてしまうからです。

私のイケメンの同期は、とっかえひっかえ彼女を変えていました。

羨ましい限りですが、女性慣れしているせいかトークもうまく女性を喜ばせることに長けていました。

女性経験が多いと、それだけ女性に対して余裕をもって接することができるため、チャラい雰囲気をだしてしまいます。

根はまじめな子が多く悪気はないでしょうが、もはや習慣で女性に甘い言葉でささやいてしまうのかもしれません。

医療系でかっこいいと人によってはチャラく見える

理学療法を受ける若い女性
医療系の資格の持ち主は人によって違いはあるでしょうが、献身的で人の役に立つことに喜びを感じている人達が多いです。

要するに患者さんを喜ばせることに長けているので、どうしてもホストみたいな対応になってしまいます。

親身になって話を聞いてくれ、さらにかっこいい笑顔で始終いられたら、チャラくみえてしまってもしょうがない気がします。

もちろん本人は真面目に仕事をしていますし、親身な対応ができなければ医療職とはいえません。

医療職の喋り方にもよるでしょうが、決してよこしまな心があるわけではないことを分かってもらいたいです。

体育系のノリなので人懐っこい

体育系のノリの理学療法士
スポーツをやってきた人たちは体育系のノリなので、中には本当によくしゃべる人がいます。

良くも悪くも人懐っこいので話しやすい部分もありますが、言葉が軽いためどうしても軽薄に感じてしまいます。

私の大学の同期も「いえーい!やってやるぜぇ!」と明るく元気な学生が多かったと思います。

こういったノリはどうしてもチャラくみえてしまいますが、患者さんによっては元気をもらえる人もいるのではないかと思います。

人懐っこいことは決して悪いことだと思いません。

病院の緊張感、病気になったことへの悲壮感、リハビリを受ける不安などを和らげてくれるのでチャラく見えてしまっても理学療法士が元気であることは患者さんにとっては大切なことだと思っています。

そもそも髪型がチャラい

髪型がチャラい理学療法士の先生
医療人は髪の色では注意されますが、あまり奇抜でない限りは髪型まで注意させることはありません。

正式に医療人の髪型はこういった髪型と決まっていないので当たり前といえば当たり前ですが、そういったこともあり、理学療法士は髪型に関しては自由です。

そのためか、私が見てきた先生方にはソフトモヒカンや七三分け×オールバック×ベリーショートというツワモノもいました。

医療人にとっての基準は清潔に見えるか見えないかなので、髪が整っていれば特に問題にならないのだと思われます。

頭ごなしに怒鳴りつけるような指導は、指導員がパワハラで簡単に訴えられる時代なので年配の先生方も若者に強く当たったりしません。

つまりは、ある程度は仕事さえしっかりしていれば許されるということです。

チャラいかどうかは結局は外見が9割がたを占めるので、髪型がチャラければ当然チャラく見られてしまうのは当たり前だと思われます。

香水系のにおいがする

メンズコスメを使う男性
医療人で香水を使ってる人はほとんどいないと思いますが、中には鼻につく香水系の香りがする理学療法士もいます。

石鹸やシャンプー、制汗剤などの自然な香りならば特に気になりませんが、香水は明らかに香水だと分かります。

特に若い頃は香水などの人工的な香りに憧れるため20代の若手の理学療法士に多いように感じられます。

匂いに気を遣うのは医療人として当たり前ですが、度が過ぎた香りはどうしてもチャラくみえてしまいます。

匂いというのは慣れてしまうと自分では分からなくなってしまうので注意が必要です。

医療人ならば、清潔にしていれば特に香りにこだわる必要はないと思いますが本人は気付いていないのでしょうがありません。

度が過ぎる香りは逆に人を不快にさせるので、注意したいところですが、今の世の中何がパワハラに繋がるか分からないので気付いていても黙っていることが多いです。

自信たっぷりな人が多い

自信たっぷりな理学療法士
理学療法士という資格は国家資格である以上勉強しないとなれない資格です。

3,4年間学校でみっちりと勉強し、国家試験に受かって晴れて理学療法士になれます。

医師まではいかないまでもなるためにはそれなりの努力と苦労が必要になります。

そのためか、俺様系の理学療法士が多く、理学療法士であることに変なプライドがあるため、そういったタイプの男性が好きな女性にとってはチャラくみえてしまうでしょう。

しかし、理学療法士という資格は医療職の中でも取りやすい資格で、国家資格を取った後に勉強しない理学療法士がほとんどなのでどうしてそこまで偉そうにできるのか私からしたら不思議でなりません。

無知であることに自覚がないことが多く、大した知識もないのにいばるので、とてもやっかいな存在です。

俺様系の理学療法士には気を付けてください。

チャラい理学療法士と付き合っても大丈夫?

チャラそうに見えても、根は優しい

根は優しい理学療法士
私の同期に何人かチャラい人がいましたが、みんなよい子たちばかりでした。

確かにチャラくたくさんの女性をとっかひっかえで付き合っていましたが、自分にとって大切な人が見つかればとことん大事にしていました。

若いころにたくさんの人と付き合うのは人生経験としても必要なことだと自分では思っています。

口調や雰囲気でチャラそうだからといった理由で付き合わないのではなく、多少気になる相手ならば一度付き合ってみてもいいのではないでしょうか。

ダメなら別れればいいだけです。完璧だと思えた人でも欠点があり、別れることは十分あります。

表面上の情報だけでなく、内部も見てあげてください。

理学療法士はプライドが高い職種である

理学療法士とリハビリを受ける高齢者
チャラい理学療法士だけというわけではなく、理学療法士全般がプライドが高い傾向があります。

自分のリハビリに関して、他人に口出されることを極端に嫌います。

したがって、傲慢になりすぎるところがあり、謙虚に学ぼうとする人は稀です。

医療人であるがために専門知識を学んできた自負心と長年の経験がプライドを高くしてしまう傾向にあるようです。

もし、理学療法士と付き合うとなった場合、彼らの自負心を折るような発言をすると喧嘩の原因になることもあるでしょう。

理学療法士と付き合う場合は、彼らのプライドを傷つけないようにする必要があります。

ちょっとめんどくさいところもあると思いますが、それだけ仕事を熱心にやっていると思ってカンベンしてあげてください。

チャラい理学療法士に気を付けるために

一定の距離をとる

言葉遣いに気を付ける理学療法士
チャラくみえる理学療法士には一定の距離を取りましょう

リハビリはどうしても対面しなければいけないので、担当してくれている理学療法士に嫌われるとやりにくくなるかもしれませんが必要以上に近づくことはありません。

たとえ、相手がフランクな喋り方をしてきたとしても、一歩引いて接するようにしてください。

理学療法士との距離感は大切です。

自分と同世代の理学療法士だとどうしても話が合うため話が盛り上がってしまい、プライベートの話にまでなってしまう可能性があります。

理学療法士に必要以上に近づいて欲しいと思わないのならばプライべーなどの話は避けるようにしてください。

自分が担当の先生に惚れてしまった場合は仕方ないですが、自分を守ることは必要です。

必要以上に触られるようなら担当を変えてもらう

肩こりで理学療法をうける若い女性
担当の理学療法士の先生を傷つけたくないからと我慢してしまう場合もあると思います。

そうでなくても、中々はっきりと「変な風に触るのをやめてください」と言いにくいのも事実です。

そういったときはクリニックなどに通うのをやめるか電話で担当の理学療法士を変えてもらうようにしてください。

我々理学療法士も自分と患者さんの相性が合わないと他の先生に代わってもらうことがあります。

患者さんの中には「男が嫌い」「女が嫌い」「若造が嫌い」と色々いるのでしょうがないのです。

したがって、担当が代わっても気にする理学療法士は少ないでしょう。

私たちも多少「なぜ?」と思いますが、仕事なので仕方ありません。

患者さんはお金を払っている立場なので不愉快に感じるようでしたら、さっさと担当の理学療法士を代えてもらうことをお勧めします。

露出した色っぽい服を着ない

うつ伏せの女性患者に施術する理学療法士
私たち理学療法士も男なので若い女性が薄い肌の露出した服を着ていれば、患者としでではなく女性としてみてしまいます。

したがって、肌が露出しない服を着たり、ゆったり目の服をきれば体のラインがでないので変な目で見られることは少なくなります。

自分自身で身を守る努力も必要です。

リハビリを受ける際にはスカートは絶対にやめましょう。体のラインがでてしまうピチピチのズボンもやめた方がいいと思います。

下着の色がみえてしまう薄い服も要注意です。
「男は平均すると52秒にいちど性的なことを考える」との研究もある。女性はよく知らないだろうが(知りたくもないかもしれないが)、男はあらゆることを性的に解釈するのだ。
女と男 なぜわかりあえないのか
男性というのは言わないだけでどうしても性的なことを考えてしまう生き物です。

私自身も男性なので、「男は平均すると52秒にいちど性的なことを考える」というのはとても納得してしまいます。

といっても、考えるのはほんの一瞬ですぐに仕事モードに切り替わります。でないと仕事どころではないからです。

男性の理学療法士も最大限に気を遣っていますが、多少ムラムラしてしまう生き物だということを理解して、自分を守るための対策はしていってください。

仕事ができる人か見極める

肩のリハビリを受ける若い女性
実力のある理学療法士かどうかを判別する方法は、きちんとリハビリについて説明してくれるかどうかです。

どこに原因があり、今何をしているのかはっきりと説明してくれる先生は、多少言葉遣いがチャラくても真面目に仕事に取り組んでいると思います。

しかし、しっかり説明してもらえてもまったく治療効果がでない先生には要注意です。

患者さんは専門用語で説明されても分からないところがあると思うのでいくらでも誤魔化されてしまいます。

したがって、しっかり説明してくれた上で治療効果がしっかりだせる理学療法士は仕事に熱心であると判断しても大丈夫です。

口だけのチャラい理学療法士が担当にならないように気を付けたいものです

チャラい理学療法士と注意されたらすべきこと

髪型には気を付ける

椅子に腰かけたロン毛の男性
髪型一つでも大分印象が変わります。

茶髪に長い髪はどうしても軽い印象を与えてしまいますが、逆に黒髪で短髪(坊主ではありません)であれば好青年のイメージを与えてくれます。

若い世代ならば、働いていてもどうしてもオシャレをしたいと思うかもしれませんが、目上の者が何も言わなくても周囲の目からはチャラく見えてしまうのでなるべく黒髪に短髪に近づけましょう。

今は容姿に関して発言するとすぐにパワハラやセクハラを言われてしまう時代なので、あまりにきちがいな髪型でなければ見て見ぬふりです。

したがって、裸の王様になりやすいので自分で気を付けていかないと恥をかくのはあなた自身です。

チャラい印象は一部の患者さんからは受けがいいでしょうが、ご年配の患者さんからの受けはよくありません。

出来る限り、好青年のイメージを持ってもらえるよう努力しましょう。

言葉遣いは若者言葉よりは丁寧な方がよい

若者の中には友達感覚でため口で話す人がいますが、余計にチャラくみられます。

そもそも医療人としてため口は完全NGなのですが、敬語がまったくできなかったり、患者さんに対して慣れてきたりするとどうしてもなめた口を聞いてしまいます。

もちろんお互いに信頼してこれば、ある程度言葉を崩すこともありますが、初対面からため口ではいけません。

敬語でゆっくりと丁寧に話せばある程度、チャラさは誤魔化せるはずです。

チャラくないと思われたくないのでしたら、まず言葉遣いから直しましょう。

チャラい理学療法士は誤解されやすい

屋外で散歩をする理学療法士と高齢者
若いイケメンの理学療法士はかなり誤解されやすい立場にあると思います。

20代といえば、元気と人懐こさですから、普通に話していてもチャラく思われる傾向にあります。

先ほど説明した通り、口か軽いだけなのか仕事ができる人なのかの見極めは『リハビリの説明がしっかりあることと治療効果がだせるかどうか』です。

20代なのでまだ経験不足なところはあると思いますが、実力がなくても熱心にリハビリをしてくれているかどうかは肌で感じ取れると思います。

明らかにチャラいだけの理学療法士は、担当を変えてもらうようにしてください。

お金を払って嫌な思いをするのは本当にあほくさいです。

また、理学療法士は良くも悪くもプライドが高い生き物なので、上から目線で話されることもあると思います。

その時もただプライドが高いだけなのか、実力がちゃんと伴っているか判断するようにしてください。
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