理学療法士になるには大学がおすすめ!メリット・デメリットを紹介

理学療法士になるには大学がおすすめ!メリット・デメリットを紹介
のんねこ
理学療法士
現在は理学療法士という医療従事者として働いていますが、かなりの底辺な人生を歩んできました。
22歳で大学中退⇒フリーターを10年以上経験⇒医学部再受験失敗⇒33歳で理学療法士養成大学に進学⇒37歳で理学療法士として初就職しましたが、人間関係のトラブルで40歳で無職に逆戻り。なんとか転職先を見つけて現在働いています。
こういった経験からお金の大切さが身に沁みています。
失敗ばかりで成功体験なんてほとんどありませんが、私と同じように社会の底辺の方でも、なんとか人生を上手く生きていく方法をご紹介できたらと思います。
悩みねこ

理学療法士になるには大学の方がおすすめなの?メリット・デメリットを教えてください。

私の簡単な自己紹介をしておくと、22歳で大学中退後10年間以上フリーターをし、33歳で理学療法士養成学校である某私立大学に入学し、4年間在籍しました。

したがって、一般の大学と医療系の大学の違いの観点からも理学療法士になるための大学のメリット・デメリットをお話しできます。

理学療法士になるには大学の方がおすすめだと思っていますが、大学ごとに特色があるため、私が在籍した東海の某F私立大学での体験談の話になります。

理学療法士を目指す場合、大学と専門学校を両方考えると思いますが、申し訳ないですが専門学校がいいのかどうかは専門学校に入学していないので分かりません。

単純に考えれば専門学校の方が、入試が簡単で学校に通う年数も3年と短いので学費もその分少なくて済み、かなりメリットだらけのように感じられます。

これだけ聞けば「専門学校の方がいいのではないか?」と思いたくもなります。

といっても、私は専門学校には落ちました。理由は以下の記事に述べていますが、専門学校だろうと戦略を考えて受けないと普通に落ちるので気を付けてください。
人生をやり直すつもりで社会人を経験してから理学療法士を目指す人にとっては、専門学校の方が社会人入試枠があるので入試が楽な分簡単に入れると思います。

また、専門学校に行った方が社会人を経験した同じような年齢の人がいる可能性が高いです。私の家の近所の整形外科クリニックの理学療法士の先生は社会人経験者が多かったため専門学校卒ばかりでした。

大学はどうかというと、私が大学に入学したときは私一人しか30代はいませんでした・・・。浪人生はいましたが、ほぼ現役生ばかりです。

あなたが学生や社会人経験者ではなく、フリーターや無職で理学療法士を目指したい方は下記の記事の方が参考になります。
話を戻しますが、では何のメリットがあって理学療法士になるには大学がいいのでしょうか?

私なりの体験をもとに、理学療法士養成校の大学でのメリットとデメリットをお話しします。
目次

理学療法士養成大学のメリット

大学卒がつく

大卒のイメージ
大学を卒業すれば当たり前ですが、大卒がつきます。

大卒のメリットは、理学療法士をやめたいと思ったとき、大卒のため一般企業にも就職しやすいことがあります。

一般企業では専門卒よりも大卒の方が給料が上です。理学療法士であっても国立や公立の病院などは、大卒の方が給料が高い場合があります。

どれぐらい違うのかというと、男女を含めた専門卒と大卒の平均初任給では、大卒は210,200円で、専門卒は183,900円です。参照元:厚生労働省 令和元年の学歴別初任給

30代の年収では、専門卒は約350万円、大卒は450万円と大きな差が開きます。

理学療法士という専門職では、このような差はほとんどないでしょうが、一般の会社に転職をしようと思ったときに大きな差となります。

私の友達に在学中に上場企業のコンサルタント会社に就職した人がいます。

仮に在学中に理学療法士をやめたいと思っても、大卒の資格を持っていれば一般の会社に他の大学生と同じように就活ができます。


専門学校で理学療法士を目指し、途中で辞めたいと思っても、就職のときに聞いたことがないような専門学校の名前しかだすことができません。

20代は、沢山の情報や刺激に触れるので、考えや進路がころころ変わります。

選択肢を狭めないためにも、大卒は必ず手に入れましょう。

因みに私が転職活動したときに見た求人には一つも「大卒だからと給料が上」というような記載の求人票には出会えませんでした。

理学療法士は資格さえ持っていればいい職種なので、専門卒、大卒あまり関係ないのでしょう。

クラス制のため、友達ができやすい

仲の良い大学の友達3人組
大学は同じ学部に100人単位で人がいるため、中々友達を作ることが難しいです。

私は高校卒業後一般の大学に進学しましたが(私は再受験で33歳で理学療法士の大学に入学しています)、自分から積極的に声掛けを行ったのもに関わらず、友達を作るのに2カ月かかりました。

私が入学した某F私立大学は理学療法士専攻で60人いましたが、それで1クラスになっていました。

最初は、「高校の延長か!」と驚きましたが、席も指定で決まっていたので、30代と中年であっても、友達は作りやすかったですが、それでも半年は友達ができませんでした。

仲良くなってから本人達に聞くと「怖くて近寄れなかった」と言っていました。

若者と混ざって勉強するには苦労しましたが(世代が違いすぎて、話題についていけない)、楽しい大学生活を送ることができました。

入学するにあたり、歳を気にする人が多いと思いますが、慣れてこれば特に気にする必要もないと思います。

理学療法士は実技練習があるので二人ペアを作る必要があり、誰かとペアは組めるので自然と親しくなっていきます。

学生らしい生活が送れる

大学生活を満喫する笑顔の大学生
専門学校卒の先輩の話を聞いたところ、専門学校は3年という短い期間で学ばなければいけないため、授業数が多いのは当たり前ですが、夏休みや冬休みなど長期休みは一切ありません。

大学生になれば大学生らしいサークル、バイト、長期休みを利用して遊びまくったりと最後の学生生活をENJOYしたいと思うものですが、専門学校ではそれが一切できません。

専門学校に比べれば大学に通った方がある程度大学生らしい生活が送れます。

といっても、一般の大学よりは授業数が多いため、どちらかといえば授業後にアルバイトはしにくいと思われます。

自宅と学校の場所が遠い場合、さらに自由時間がなくなる可能性があります。私自身も電車で2時間かけて大学に通っていました。

メリットと言いきれないほどのメリットではありますが、専門学校よりは自由時間が多いので学校生活をそれなりに楽しみたい方には大学の方がお勧めできます。

進級率99%

ガッツポーズをする若い女性
私の大学では、再試、特別再試とあり、特別再試で1個でも単位を落とすと進級できませんでした。

クラスの3/4は再試は1個以上あり、特別再試まで受ける人は4,5人でした。

特別再試まで行くと凄く焦りだすのですが、先生も甘くなるのでよほどのことがない限り特別再試で落ちません。

私の同期でも4年間で進級できなかったのは1人だけです。

まったく勉強しない友達でも進級できていたので、よほど勉強をさぼらなければ進級できます。

入学しても進級できなかったらどうしようと不安に思う必要はないと思います。

30代で記憶力の低下がある私ですら進級できているのですから、あなたが学生さんや20代の若者ならば何も心配することはありません。

理学療法士になるための大学の勉強については下記の記事を参考にしてみてください。

教育カリキュラムがしっかりしている

理学療法士の教育カリキュラムを見ている若い女性
私の学校は、理学療法士養成校の中でも医療系で有名な私立大学だったので教育カリキュラムはしっかりしていました。

なんといっても私の大学の一番良かったところは実習時間の多さですが、他にもOSCEという臨床技術を学ぶ授業が何回かあり、動画も含めて実習前に予習を何回もして実習に臨むことができました。

座学については、教科書というよりはレジメ(授業内容を要約したプリント)が事前に配られ、ノートをとる必要はないのですが、ノートを取らないということはただ受動的に受けるだけの授業になってしまい眠くて仕方ありませんでした。

したがって、座学については「可もなく不可もなく普通だった」というコメントがぴったりだと思います。

一番記憶に残っているのは、解剖実習です。解剖までさせてもらえる学校は限られていると思いますが、実際に献体の方の解剖をさせていただき、筋肉や神経、血管、骨、脂肪などを見ることができ大変勉強になりました。

この時学んだ解剖の知識は実際に働くようになってから身体のイメージがつくようになり、解剖実習があってよかったと今でも思っています。

本気で理学療法士を目指すならば学校選びも妥協せず、良い大学に進学しましょう。

豊富な実習時間

実習生に実技を教えるバイザーとメモをとる若い女学生
ほとんどの学生が地獄をみる実習ですが、先ほどお話ししたように、私の大学は専門学校の2倍ぐらいの実習時間があります。
厚生労働省指定規則が定めた基準時間は800時間ですがの私の大学では約2倍の約1600時間でした。

3年制の専門学校とは違い、1年多い4年制大学では実習時間にどうしても差がつきます。

実習先の指導してくれる先生が、「専門学生と違い君らは実習時間が長いこともあって質が高い」と褒めてくれました。

しかし、私が思う理学療法士の質は、就職した後にどれだけ勉強したかによって変わるので、実習時間が長くても理学療法士の質の差は学生時代には特に生まれないと思っています。

ただ、たくさんの病院や施設に回り、たくさんの理学療法士の先生に出会えることは今後の理学療法士を目指す上で参考になるでしょう。

良い先生に出会えれば、理学療法士という職に誇りが持てるはずです。

患者さんとの出会いも理学療法士としてのやりがいに繋がります。

学生であっても、患者さんによっては、孫のように大事にしてくれます。
患者さんに「ありがとう」と言ってもらえれば、理学療法士という職の素晴らしさに気づくはずです。

世の中には直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事が少ないので、理学療法士はの仕事の魅力はやりがいを得られやすいことだと私は思っています。

実習時間が多ければ多いほど、こういった良い出会いが増えます。

逆に理学療法士として嫌な面も見ることもでき、今後本当に理学療法士に向いているかどうかの判断材料になるはずです。

結局、仕事というのは長い時間やってみなければ分かりません。たくさんの職場を見て、たくさんの先生に出会うことが何よりも学生時代には大切だと思います。

国試の合格率が100%

理学療法士の国家試験の勉強をする女性
私の大学は、私の代も先輩や後輩の代も国試の合格率は100%でした。

専門学校卒の先輩の話では、専門学校では合格率を上げるために受かる可能性のない学生は単位を与えず、国試を受けさせてもらえないそうです。(私の大学ではそういったことはなく、全員単位を与えられ合格しました)

よく学校のパンフレットに『理学療法士国家試験合格率99%!』とありますがはこういったからくりで生まれています。

国家試験の合格率を上げるためには仕方ないのかもしれませんが、少し卑劣ですね。

専門学生が国家試験を合格圏内にもっていけない理由としては、専門学校は1年短い分短縮して勉強しないといけないので、病院実習と国試対策、卒論に就職活動を同時にする必要があり国試対策をする時間がどうしても少なくなってしまうからです。

私の大学では4年次の9月にはすべての実習が終わり、10月から翌年の2月までの4カ月間、卒論と就職活動がありましたが、ほとんどの時間は国試の過去問ばかり解いていました。

もちろん、国家試験の点数が合格ラインギリギリと危ない学生もいましたが、全員合格できるということは、それなりに大学の教育カリキュラムが良かったのだと思います。(大学に受かるぐらいだから地頭がいい可能性もありますが)

ネームバリューがあるため就職が楽

理学療法士の面接を受ける女性達
私の大学は、系列の病院や施設ととても太いパイプを持っているため、就職は笑ってしまうぐらい楽でした。

どれぐらい楽だったかというと、面接というよりは顔をみせだけで、面接で聞かれた内容も「高校時代、部活は何してましたか?」だけです。

大学のネームバリューは、転職時にも大いに役に立ちます。

私の大学は私立では有名な医療学校だったので、転職時の面接ではいつも驚かれました。

大きい病院ほどネームバリューが効きますので、なるべくなら偏差値の良い大学に進学をお勧めします。

しかし、私の場合は経歴があまりにも悪かったため、残念ながら転職時にはあまりプラスには作用しませんでしたが、転職では学校名、年齢、経験年数、経験してきた仕事内容で左右されます。

1つでもプラス要因を持っておくことは転職活動では優位に働くはずです。

色々と就職に関してメリットがある私の大学でしたが、もちろんデメリットもいくつかありました。

デメリット①雇用条件を見せてもらえない

雇用条件を見せてもらえず、給与がどれぐらいなのか、休みがどれぐらいなのかさっぱり分かりませんでした。

実際に雇用条件が分かったのは就職してからです。

私が就職した施設は、休みが多かったですが(年間休日125日)、給与が手取りで20万ほどで、賞与は2.6カ月でした。

理学療法士の初任給としては悪い条件ではありませんが、雇用条件を見せてもらえないのはやはり怖いです。
(※しつこい学生には見せてくれるらしいです。私は先生がしぶったため諦めました)

デメリット②就職先の選択肢がない

私の大学では成績順に就職先の希望が通りやすく、成績が悪いと先生から指定された場所にしか就職できません。

拒否すれば、他の場所を紹介されますが、自分の希望はまず通りません。(実家から近いところがいい、病院がいいなど)

自分である程度、理学療法士としてやりたいことが決まっている場合、希望は通らないので、自分で就職先を探すことになります。
※学校に頼らず自分で就職活動した人たちは大学のネームバリューがあるので、みんな内定をもらっていました。

デメリット③就職先に同じ大学の先生しかいない

パイプが強いということは、病院や施設は求人を大学に任せているため、同じ大学出身の先生しかいません。

これは一見やりやすいと思うかもしれませんが、同じ大学出身では、同じ考えの理学療法士が多いため、勉強の面ではあまり学ぶことがありません。

みんな同じような考えで同じようなリハビリをしています。

セミナーに行くと分かりますが、向上心のある先生方は色々なリハビリを学ぶため、1つのやり方に固執しません。

多様性の面では、系列の病院や施設は、完全にアウトです。

系列の病院に行く場合は、転職を視野に入れて学ぶべきことだけさっさと学んでしまいましょう。

大学院に進むことができる

大学院で勉強をする若い女学生
大卒の資格がないと大学院には進むことができないわけではありませんが、『大学院が行う個別の事前審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた方は、大学院受験が可能』となっています。

といっても、あまり前例がないようで、やはり大学を卒業をした後に大学院を目指した方が楽に進学できるでしょう。

理学療法士は飽和状態なっていますが、少しでも差別化したい、研究がしたい、将来教員になりたいと思ったときに大学院は優位です。

私の同期でも一人だけ大学院に進んだ人がいました。

教員になるには大学院修了(修士または博士)が必要です。

調べてみたところ、コネが必要な上、卒業生の方が優遇されているところを見ると、あまり良い道のようには思えませんが・・・。(私の大学の教員は私の大学院卒ばかりです)

といっても、選択肢は多い方がいいので、大学院を考えているならば大卒の方が専門卒よりも楽に進学できるでしょう。

理学療法士養成大学のデメリット

4年制なので3年制の専門学校より学費が高くなる

学費のイメージ
3年制の専門学校の学費は、大体410万円です。
私の大学の学費は、630万円でした。ここからさらに、交通費、教科書代、実習服代、昼食代など+200~300万円はかかります。

200万円の学費の差はとても大きいですが、生涯年収を考えるなら、大学に+200万円投資するとは決して損だとは思いません。

人生何があるのか分かりませんので、長期スパンでリスクを最小限に抑えましょう。

ちなみに、私は奨学金を借りましたが、バイトをしたり実家から通うなどしてできるだけ借りないことをお勧めします。

私は奨学金を500万円ほど借りましたが、手取り20万円から奨学金の毎月の返済額である2万7千円引かれると17万円で暮らさないといけませんでした。

一人暮らしをすると手取り17万円で生活する辛さが良く分かります。
理学療法士は昇給がほとんどなく、民間病院や介護施設における一般的な理学療法士の昇給はほとんどないに等しく年に3,000~5,000円昇給すれば良いほうで全くない場合もあります。

因みに私の勤めている老人保健施設では、昇給はほとんどなく年に1000円あるかないかです。

私の友達は民間病院に勤めていますが、ほぼ私と変わらないみたいです。

「理学療法士になるのなんてそもそもやめとけ」と言われる理由はここにあります。

理学療法士という仕事に魅力を感じているのではなく、年収が気になるようでしたらそもそも理学療法士になるのはやめた方が無難です。

もし私が人生をやり直せるとしたら理学療法士は目指していないと思います。
理由としては理学療法士の仕事に魅力は感じているものの、結局生活していくにはお金が必要になるからです。

理学療法士の給料ではまともな人生設計ができません。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

授業が5限まである

5限まで理学療法士の大学で勉強する女性達
大学のメリットのところで、学生らしい生活が送れるとご紹介させていただきましたが、あくまで専門学校に比べてです。

みなさんは大学に入ったら遊んだり、サークルに入ったり、合コンしたりと「大学生活をエンジョイするぞ!」と意気込むと思います。

しかし、医療系の大学は一般の大学に比べて、授業数が多いのが特徴です。

理学療法士養成大学は残念ながら5限まで授業があります。(終わるのが17:50)

たまに授業が4限で終わる日もありますが、週に1回程度です。

一般の大学は2限で終わったり、3限で終わったりと、ほとんど授業がなく、自由時間が多いです。

さらに学年が上がるほど、授業が全くない日もあるため、なんのために学費を払っているのか分からないときもあります。

一般の大学の4年生は大体研究室に入るため、さらに授業数が少なくなり、卒業論文を書くための準備に入るので自由時間が増えます。(といっても、就職活動が大変なので遊んでいる場合ではありませんが・・・)

理学療法士の養成大学には夏休みや冬休み、春休みはありますが一般の大学並みの自由時間を求めている人にとってはそもそも理学療法士というか医療系の大学に行くことをおすすめしません。

といっても、授業が終わった後にサークル活動をしていたり、バイトをしている同期もいたので時間は短いですが大学生活らしいことは一通りできます。

大学特有の授業カリキュラムがある

理学療法士の大学で勉強をする2人の若い女学生
大学は専門の勉強だけでなく、教養も学ぶところです。
したがって、私の大学では、理学療法の勉強だけでなく、化学や生物、中国語など教養科目がありました。

このせいで、授業数が多かったのですが、あまり興味のないことを勉強させられるので、ただ単位を取るためだけに頑張っていました。

しかし、これはどこの大学も同じです。

一番最初の大学の時は、工学部でしたが法律の授業がありました。

時間の無駄だと思いましたが、単位を取るためなので仕方ありません。

他にも他の学科の人達と一緒に自分が選択した授業を受けたりすることがあり、他学科の人達の話を聞く、良い機会にはなります。

通学に時間がかかる

駅のホームでスマホを使う学生の若い女性
理学療法士の専門学校は数が多いため、比較的実家から通える範囲で学校を探しやすいです。

しかし、理学療法士養成大学は、数が限られているため、通学に時間がかかる場合があります。

因みに私は実家から大学まで2時間ほど通学に時間がかかっていました。

1日の内の4時間も通学に時間を取られる計算になるので、学校があるときはサークル活動をしたり、バイトをしたりする時間はまずないと思ってください。

一人暮らしをすれば解決するでしょうが、一人暮らしは月に8~10万かかります。

奨学金でまかなえる範囲ですが、先ほど学費のところで説明した通り、奨学金を借りることはお勧めしません。

たとえ時間がかかったとしても、実家から通うようにしましょう。

奨学金を借りる金額が少なければ少ないほど、社会人になった後にラクに生きられます。

大学は4年間なので就職するのが遅くなる

友達とキャンパスを歩く女子大生
当たり前ですが大学は専門学校と違い4年間通う必要があります。

就職するのが1年遅くなるということは、働いていれば得られたであろう1年分の年収360万円と1年分の大学の授業料150万円を足し合わせてれば、約500万円ほど大学に行くだけで損することになります。

500万円といえば数字上でみればかなりの大金です。

大学を選ぶということは、500万円分の専門学校よりも優位に立てる価値がなければいけません。

大学とメリットは散々紹介してきましたが、結局は大卒や学歴が一番のメリットだと私は思っています。

自分への他者からの評価は色々とあるでしょうが、評価のほとんどが地位や経済力にゆだねられますので、良い大学を出た、大きな病院に就職できたことは世間体ではかなりのプラスになると思っています。

何よりもあなたの自尊心を大きく向上させてくれることでしょう。

学歴や地位や経済力をくだらないと思うか思わないかは人それぞれでしょうが、社会はそういったもので判断するのであなたがいくらくだらないと一蹴しようとしょうがありません。

大学に4年間行くことは500万円というディスアドバンテージがありますが、それを踏まえても十分行く価値はあります。

就職しても大卒と専門卒で給料に差がつかないことがほとんど

給料袋と賞与袋
大企業ならば大卒と専門卒とで給料に差がつくことがほとんどですが、理学療法士の働く職場である小さな病院やクリニックや施設は中小企業にあたるからか、大卒と専門卒で給料に差がつきません。

大卒と専門卒で差がつくのは先ほどお話ししたように、国公立の病院に就職する場合のみです。

求人情報を見れば分かりますが、ほとんどが大卒と専門卒の記載はなく、ただ月給でいくらもらえるか書いてあるだけです。

給料に差がつくのはほとんどが経験年数で、理学療法士のスペシャリスト資格である認定・専門理学療法士の資格があろうとなかろうと世間的に認知が低いために、給料に反映されることはほぼありません。

合理的に考えるならば、資格さえあれば給料が変わらないのであれば専門学校に行った方が学費を抑えることができ、早く働きにでれるのが有利のように感じますが、大卒の方が今後の人生の選択肢が増えるので私ならば大卒をお勧めします。

何度も言いますが、人生どうなるかなんて分かりません。

あることがきっかけで理学療法士を辞めることになるかもしれないので、リスクを考えた上で人生設計することは必要だと思われます。

理学療法士になるには大学がおすすめ!メリットデメリットを考えて選ぼう!

高齢者と歩行練習する理学療法士
私が感じた大学のメリット
  • 大学卒がつく
  • クラス制のため友達ができやすい
  • 進級率99%
  • 教育カリキュラムがしっかりしている
  • 豊富な実習時間
  • 国試の合格率100%(私がいた大学は先輩も後輩も100%を達成していました)
  • ネームバリューがあるため就職が楽
  • 大学院に進むことができる
私が感じた大学のデメリット
  • 4年制なので3年制の専門学校より学費が高くなる
  • 授業が5限まである(自由時間なんてまったくありません)
  • 大学特有の授業カリキュラムがある(このせいで授業数が多かった)
  • 通学に時間がかかる
  • 大学は4年間なので就職するのが遅くなる
  • 就職しても大卒と専門卒で給料に差がつかないことがほとんど
理学療法士になるには専門学校と大学の2つの道がありますが、どちらもメリット・デメリットがあります。

私は理学療法士の大学にしか行っていないので、大学のメリット・デメリットしかお話しすることができません。

一度進路先を選択してしまうと、あとで道を変えようにも多額のお金と時間を無駄にすることになります。

私としては大学を確実にお勧めします。学費は高くても、大卒がつくことは今後の人生を考えても代えがききます。

20代は本当に考えがころころと変わります。

最終的に必要なことは進級率が高いことや就職がしやすいこととかではなく、いかに理学療法士として年収が高いところに就職できるかどうかです。

お金のことだけ考えて就職先を決めるのは間違っているのかもしれませんが、どれだけ仕事にやりがいがあろうと年収が低ければ仕事する上で必ず思い悩むようになります。

人はどうしても他人と比較してしまう生き物なので、同世代に比べ自分の給料が低ければ、どうしてもモチベーションが下がってしまいます。

なるべくネームバリューがいい大学を卒業し、学校に頼ることなく自分で就職活動しましょう。

それが一番自分の価値を上げる最適解です。

しかし、理学療法士という仕事は収入の面ではそもそもまったくお勧めできませんが、やりがいは十分にあります。

リハビリで患者さんが良くなったり、患者さんから「ありがとう」と言ってもらえることは人としてとても嬉しいモノです。

詳しくは下記の記事を読んでみてください。
私は理学療法士になって5年目になりますが、最初はまったくやる気がなかった私でもどんどん理学療法士の魅力に気付くことができました。

今では給料面では満足していないものの、「理学療法士になってよかった」とすら思っています。

今はネットで色々調べられる時代ですので理学療法士になることに不安になる学生もいるでしょう。

そんなときにお金のことだけではなく、理学療法士の魅力を知ることで少しでも理学療法士になりたい気持ちを強くしてもらえたらと思います。
他の道を選ぶほどの気力がなく、理学療法士を頑張りたいと思えるほどのやる気がないのであれば、理学療法士は安定した職業ではあるので、ライフワークバランスを目指してはどうでしょうか?

というのも、私は何度も言うように理学療法士の給料面には満足していませんが、年間休日が多く、定時上がりで、仕事が楽な職場で現在働いています。

とりあえず安定した収入が入ってこればいいと思っており、休みを充実させたい人には意外に理学療法士という職業は合っていると思います。

人生仕事だけがすべてではないので、自分の性格に合った仕事のスタイルがベストだと私は思っています。
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