新しい2種類の新型Kindle Paperwhiteが発売されました。 『Kindle Paperwhite』と『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』です。 それぞれ発売されたのは、『Kindle Paperwhite』は2021年10月27日でシグネチャーエディションは2021年11月10日です。 では前世代の『Kindle Paperwhite』と何が変わったのでしょうか? 『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』とは何でしょうか? 前世代の『Kindle Paperwhite』と比較しながら、これを解説していきます! また、体験レビューも解説しています!
目次
前回のKindle Paperwhiteとの違い
画面の大きさ

6インチから6.8インチに変更されました。 画面がとても見やすくなりました。6インチというとスマホでもあるサイズです。(スマホは縦長が多いですが) 画面が小さいと文字が小さくなりやすいです。

文字を大きくすればいいんじゃないの?
文字を大きくすると1ページの文字量が減り、全体像をつかむことが難しく、読みにくくなります。
気になる重さは?
画面が大きくなったのだから、重くなったのでは?と思うところ。
旧 Kindle Paperwhite | 新 Kindle Paperwhite | |
重さ | 182g | 205g |
23gの違いですが、長時間使っているとどうしても僅かな重さの違いが手の疲れに繋がってくるので、なるべく軽い方がいい思います。 ちなみにiPhone12の重さは162gなので、新型Kindle Paperwhiteはかなり重量が増えましたね。
ページ送りの速さ
20%ページ送りが速くなりました。 ページ送りと書いてありますが、Kindleの悪いところは、本を選んだ時の起動の遅さです。 本の検索しようにも後について文字が入力される始末でしたが、全体的に操作速度が上がっています。 前は文字入力やページ送りがストレスでしたが、それが改善されました。
ディスプレイが明るく
E-inkスクリーンは前モデルに比べフロントライトのLEDが前世代の5個から17個へと増加しており、最大設定で10%明るくなる。
特に明るさに関しては不満がなかったので、あまり嬉しくないアップグレード。
NEW!色調調整


初搭載の色調調節ライトにより、スクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ24段階調節できるようになりました。 これは嬉しいニュースです。夜読むとき、白色だとどうしても、寝つきが悪くなっている気がしてました。
バッテリー駆動UP
バッテリー寿命を約65%アップし、1回の充電で最大10週間利用できます。 バッテリーに関しては、使用していると結構バッテリー残量の減りが早かったんで嬉しいところです。 毎日1時間はkindleを使っていますが、一週間使っても30%ほどしか減っていません。
充電端子がUSB type-cに
充電端子が最新のUSB Type-Cになりました。
これは嬉しいです。なぜかって、前のは端子のところが壊れてしまって充電できなくなり、ゴミとなりました。
マイクロUSBは小さいのでその分傷みやすいですよね。
Kindle Paperwhiteシグニチャー エディションとは?
一言でいうなら、先ほど紹介した『NEW Kindle Paperwhite』の上位機種。 値段も『Kindle Paperwhite』の広告なし16980円と『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』広告なし19980円と3,000円の違いがあります。 ちなみに私は、『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』を買いました。 3,000円値段が上がっても嬉しい、機能があったからです。
明るさ自動調整機
周囲の明るさを感知し、自動で画面の明るさを調整してくれます。 元々oasisなどの上位機種にはついていましたが、価格が高すぎて手に届きませんでした。 場所によって明るさを調節していたので、正直ありがたいところです。
大容量32GB
『Kindle Paperwhite』は8GBでしたが『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』は初めから32GB。 最近読む本が多くなってきたので、大量に本を入れておけるのは嬉しいです。 ていっても漫画はほとんど読まないので、一般書読むならここまでいらないかもしれません。
ワイヤレス充電対応
『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』はワイヤレス充電に対応しています。
私としては、なくてもよい機能ですが、スマホもタブレットもすべてワイヤレス充電でコンパクトになったらとは思ってます。
以上、『Kindle Paperwhite』と『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』の違いは3つの機能が搭載されているだけですが3,000円上がってもほしい機能だと思っています。
Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション体験レビュー
2021年11月11日遂に、『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』が届きました。 現在は2022年7月ですが、8カ月間『Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション』を使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
画面サイズ、見やすさ


前回のkindle paperwhiteと比べると、やはり6.8インチは大きく感じます。 画面が大きくなったことでかなり見やすくなりました。 明るさ自動調節はとても便利です。 明るい場所にいけば、少し暗くなり、暗い場所にいけば明るくなります。 今まで手動でやっていたので一々明るさを調整する必要がなく、本を読むのが楽になりました。 しかし、夜間になると明るさ自動調節は当たり前ですが、画面を明るくしようとします。 kindleの明るさで眠れなくなる可能性があるので、夜間は自動調節は切って使っています。
重さ




2つともカバー付きの重さです。
やはり、新しいKindle Paperwhiteシグニチャー エディションの方が重たいですね。
2つとも持った感じでは大差ないですが、新しいkindle paperwhiteの方が長時間では少し疲労感が溜まりそうです。
レスポンスの早さ
新しいkindle paperwhiteになって一番よくなったところは、完全にレスポンスの早さです。 公式では20%早くなったと書いてありますが、同時に起動してみるとはっきり分かります。
すべてにおいてレスポンスが早いので、ストレスなく本を読むことができます。 ページ送りも早くなりストレスなく読めるようになりました。



なんというスピードだ!
8カ月使用した感想
8カ月使用して一番よくなったと思ったのが、kindleのレスポンスの早さです。
これは上位機種を選ばなくても、アップデートされた機能ですが、今まで切り替えに秒単位で時間がかかっていましたが、本を選んで起動するとき、ページを送るときにまったくストレスを感じません。
画面としては、ビジネス書の単行本を読んでいるのと同じ大きさなので、読みやすくなりました。
明るさ調整も自分で切り替えることなく、見やすい明るさに自動でしてくれています。
しかし、結局夜間になると先ほど説明した通り自分で明るさ調節しなければいけません。
自分のしたい明るさをkindleが読み取って明るさ調節してくれているわけではないので、通常のkindle paperwhiteと差額3000円を考えた場合、なくても良かったと思っています。
32G増えても使用領域は今でさえ730MBしか使っていません。
要するに漫画をフルにダウンロードしない限り、あまり容量のメリットは感じられません。
活字だけの本を読み、夜間の読書が多い場合は、通常のkindle paperwhiteで十分だと思います。
まとめ
旧Kindle paperwhite | 新 Kindle paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | |
値段 | 15980円(広告なし,8GB) | 16980円 (広告なし,8GB) | 19980円 (広告なし,32GB) |
サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ |
重さ | 182g | 205g | 207g |
色調調節ライト | なし | あり | あり |
明るさ自動調整機能 | なし | なし | あり |
ワイヤレス充電対応 | なし | なし | あり |
画面の大きさとレスポンスの早さだけ求めるなら、『新 Kindle Paperwhite 』で十分です。 しかし、漫画を大量に読む場合や明るさ自動調節がほしいなら『 Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション 』がおススメです。
リンク
リンク