仕事にやりがいは不要ではない!仕事が充実すると人生も充実する

仕事にやりがいは不要ではない!仕事が充実すると人生も充実する
仕事を選ぶ基準は給料が高いほどよい、楽な方がいい、休みが欲しい、残業がない方がいい、人間関係が良いところがいい、やりがいがほしいなどみんな人それぞれです。

仕事をお金を稼ぐためと割り切れるならば、仕事にやりがいは不要になります。

しかし、人生の半分以上を占める仕事にやりがいがもてなければ人生そのものが退屈になってしまわないでしょうか?

働くうえで自分がやりたいことや好きなことを中々仕事にすることが難しいですが、ある程度やりがいがなければ続けることは難しいです。

極端な話になりますが、シールを付けて外すという何の意味のない仕事が8時間勤務で月給100万円だとして、仕事として続けられるか考えてみてください。

私ならば月給100万円だとしてもお断りです。

私と同じように感じるということは仕事の中にやりがいも求めている可能性があるということです。

また、仕事にやりがいが不要と思ってる人は最近では会社自体がやりがい搾取しているところが多いからかもしれません。

私は医療人として働いていますが、「働くのはお金のためではなく患者さんのためだろう」なんて言われた日にはかなりグーで殴りたくなります。

あくまで自分の生活のために働いているのであり、やりがいは二の次です。

こういった極端の考えもありますが、やはり一番よいのは給料もしっかりもらえ、やりがいがある仕事でしょう。

といっても、お金は必要だけど、そんなに働きたくないという人もいるので、働く理由は結局は人それぞれなのだなと感じさせられます。

私は少なくとも仕事にやりがいは必要だと思っているので「どうして仕事にやりがいが必要なのか」をご説明できたらと思います。
目次

仕事にやりがいは不要か?やりがいは必要だと思う理由

働いている時間は年収は関係ない

一生懸命に仕事をする美人のビジネスウーマン
働いている時間はお金を使う暇なんてないわけですから、年収が高かろうが低かろうが関係ありません。

そうなると仕事にとっての充実度は単位時間当たりの満足度になります。

何に対して面白いと思ったり、楽しいと思ったりするかは人それぞれですが、私の場合は勉強した分だけ成果が出た場合に充実感を感じやすいです。

私は医療職で働いているので患者さんから「ありがとう」と言われることもやりがいになりますが、やはり一時の感情にすぎず、そもそも患者さんがそんなに感謝の気持ちを伝えてくれるわけではありません。

患者さんにすがっていてはモチベーションは下がる一方ですから、結局は自分でやりがいを見つける必要があります。

仕事の成果を価値観に置くと、自分の努力次第で調整しやすいのでお勧めです

単位時間当たりの満足度を上げるためには仕事のやりがいが必要なのは言うまでもありません。

仕事をさぼっていても一生懸命に仕事をしていても時間は過ぎますが、単位時間当たりの満足度を上げるためには何が必要か考えていきましょう。

人生に後悔するようになる

人生に後悔しているビジネスマン
やりがいを持たず仕事をするということは言われたことをただやるだけで何の進歩もないわけですから、当然同じことの繰り返しです。

会社によってはそれでも十分給料がもらえるわけですから、合理的に考えればむしろ頑張った方が損することになります。

こういった頑張ったからと言って報われない(=昇給しない)会社はいくらでもありますが、だからといってやりがいもなく淡々と仕事をしていれば後悔するのはあなたです。
人生は一度きりという制約のもと、人生はやり直せないわけですから、ただ時間だけが過ぎていく毎日では何の成長もなく何も残らず、ただ生きたという事実があるだけです。

人生の最後を飾るならばどうせならば、「いい人生で楽しかった!」と言って死にたいものです。

いい人生というのは人それぞれ違うでしょうが、少なくとも私にとって怠惰な生活はいい人生とはいえません。
幸福な人生の条件もこれと同じで、みんなが思わず耳を傾け、感心したり、驚いたり、ときには涙を流すような魅力的な物語を持っていることだ。
人生は攻略できる
あなたの人生には他人に語れるだけの魅力的な物語があるでしょうか?

私は他人に語れるほど十分魅力的な人生を歩めているわけではありませんが、少なくともやりがいをもって一生懸命にやらなければ魅力的な人生にならないということだけは分かっています。

やりがりがあるからこそ一生懸命に頑張ることができ、楽しく仕事をすることができます。

そういった人生を見出さなければただ毎日が退屈に過ぎ去るだけです。

やりがいがない人は同僚から魅力に感じられない

ノートパソコンを使うビジネスウーマン
高度化した知識社会では、人的資本( 高い専門性)をもたない者は、会社( 労働市場)のなかで〝居場所〟を失い、うつ病など精神疾患のリスクが高くなる。人的資本を一極集中するエッセンシャル思考を勧める第一の理由は、金銭的な報酬が増えるからではなく、こころの健康維持なのだ。
シンプルで合理的な人生設計
やりがいがある人とやりがいのない人の目は全然違います。

惰性で仕事をしている人は、死んだ魚の目とまでは言いませんが覇気が感じられない顔をしています。

しかし、やりがいを持って仕事をしている人は元気はつらつとしており、目に力があります。

やりがいを持てば持つほど、自分の仕事に誇りを持つことになるので、常に勉強を続け向上心が生まれるので高い専門性をもつことができます。

そうすることで、会社の中であなたの居場所が生まれるようになります。

同僚から魅力的にうつるのは、仕事ができ、それをおごらない人です。

仕事が退屈

疲れた様子のビジネスウーマン
私は前の会社を解雇され、会社不信、人間不信に陥っていた時がありました。

再就職を果たした後も、最低限の仕事をし、給料だけもらえればいいという考えでまったくやる気がない状態で1年間過ごしていました。

精神的に回復し、ふと我に返ったときに仕事が退屈で退屈で仕方がないことに気付きました。

毎日退屈だった私は何度仕事を辞めたいと思ったか分かりません。
やりがいを求めない仕事はとても退屈です。

なぜならば、何の刺激もなく、成長も進歩もないからです。
幸福な人生の重要な条件がわかる。ひとつは、 いろんな障害を乗り越えながら、よい方に「変化」していくこと。それに比べて、なんの変化もない人生や、マイナス方向に変化する人生は幸福度が低い。 もうひとつ重要なのは、 最後がプラスになること。これをピークエンド効果といって、日本語では「終わりよければすべてよし」のことだ。
人生は攻略できる
何の成長もないということは変化がない人生ということですから人生の幸福度は低くなってしまいます。

いろいろな障害を乗り越えるうちに『やりがい』が生まれ、良い方向に変化していきます。それが幸せを生み出すのです。

また、人は自分から率先してやる場合はやる気が生まれますが、他人から命令されてやるのは逆にやる気がなくなってしまいます。

自分の意志で行動している場合のみ、自負心が生まれます。

話は戻りますが、毎日退屈だった私は、とにかく一生懸命仕事をしようと決めました。

一生懸命といってもがむしゃらという意味ではなく、自分で考えて率先してやっていくという意味です。

やりがいというのは人から感謝されるときだけ生まれるわけではなく、自分の仕事に対して自負心が生まれた場合でも生まれます。

本当のプロフェッショナルを目指すことが、最高のやりがいに繋がります。

これだけは誰にも負けないという武器を作りましょう。

人は成長を求める生き物

読書をするビジネスマンの男性
仕事のやりがいは色々ありますが、私は特に自己成長できたときにやりがいを感じます。

自己成長するためには、自己成長できる環境にいるか、独学で勉強し自分で考えて自己成長を目指すしかありません。

簡単に自己成長できる方はもちろん前者ですが、大きく成長させてくれる方は後者です。

人の能力には限界があり、努力でどうにもならないことが科学的に証明されていますが、人の能力は遺伝率が大体50%で周りの環境が残りの50%を占めています。

つまりは、周りが仕事ができる人たちばかりだと自分が成長しやすい環境であるといえます。

詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
といっても、周りのレベルが高いところに中々転職できないのが現実でしょうし、転職できたとしても周りが優秀すぎると自分の成長限界が低いと、役立たずの烙印を押されかねません。

そうなれば、自分のペースでゆったりと成長することが一番精神的にもよさそうです。

私としては読書を主体として、専門分野の勉強をすることをお勧めします。

専門分野の勉強ばかりしているとどうしても視野が狭くなってしまいますが、読書を通して専門分野に関連した本を読んでいけばより強固に専門分野を学ぶことができます。

自己成長という名のやりがいは、仕事のレベルを向上させるためには必須です。

やりがいにはお金がかからない

やりがいをもって働く会社員達
皆さんが休みの日に遊びに行くなどのレジャーをする理由は、楽しんで人生に充実感を感じたいからだと思います。

広告などに刷り込まされているせいか遊ぶとなるとほとんどのことは、お金のかかるものばかりです。

話がズレるのであまり詳しくはお話ししませんが、私はお金がかからない遊びで有意義に過ごすようにしています。
私たちはマスコミにより充実感を得るにはお金が必要とインプットされているので、中々この思考から抜け出すことはできません。

旅行に行く、遊園地に行く、おいしいモノを食べる、温泉に行く、キャンプをするなどどれもお金のかかるものばかりです。

人生は幸福を手に入れるつまりは充実感を得るために働いていると言えますが、仕事にやりがいを得ることができればレジャーと同じように充実感を得ることができます。

仕事でやりがいを得ることにはお金がかかりませんし、やりがいを得るにはこれまでのことをまとめると、ほどほどに勉強をしながら一生懸命に能動的に働くだけです。

人は変化さえあれば退屈することはないので、仕事の中で変化を作っていきましょう。

やりがいが没頭を生む

ガッツポーズをする笑顔のビジネスウーマン
生きているという感覚の欠如、生きていることの意味の不在、何をしてもいいが何もすることがないという欠落感、そうしたなかに生きているとき、人は「打ち込む」こと、「没頭する」ことを 渇望する。大義のために死ぬとは、この羨望の先にある極限の形態である。
暇と退屈の倫理学
現代人は生きることにすべての時間を費やす必要はなくなりつつあります。

といっても、収入が低ければ毎日生きることに必死になるでしょうが、ほとんどの現代人は暇を持て余し、娯楽を楽しむ余裕があります。

といっても、自分がやりたいことが何か分からず他人から与えられたコンテンツを楽しむだけで、没頭するほど楽しむことが中々できません。

私たちは何かに打ち込みたい、没頭したいと思いながらもそれができず、困り果てているわけです。

ですが、やりがいというのは感情の起伏があるためか、勉強意欲や仕事への意欲を掻き立て、一時の没頭を生み出します。

やりがいを持てなければ、そこまで仕事に熱心に取り組むことは難しいでしょう。

やりがいは仕事への熱意を生み出すための起爆剤といえます。

仕事にやりがいを生み出すために天職をみつけだす

作業服のビジネスマン
たくさんの仕事のなかには、君に向いているものと、向いていないものがある。向いている仕事のなかで、君がどれを選ぶかはほとんど偶然に決まる。そして、その仕事を一生懸命やっているうちにどんどん「好き」になって、やがて「天職」と思えるようになるのだ。
人生は攻略できる
天職をみつけだすには、自分が向いていると思った仕事をただ一生懸命にやるだけです。

好きな仕事を探そうと思うとかなり苦労しますが、好きというわけではないけれど自分には向いているなという仕事は結構多いです。

最近では好きなことを仕事にする風潮がありますが、好きなことはまず稼げませんし、好きなことでも仕事にしてしまうと途端につまらなくなってしまいます。

好きなことは趣味で楽しむぐらいが丁度いいのです。

長年生きていれば、人付き合いが好きなのか嫌いなのか、単純作業に向いているのか向いていないのか、営業の仕事があっているのか合っていないのか分かるようになってくるので、職選びが簡単になるはずです。

天職が見つかれば当然ながらやりがいも生まれます。

そうすれば、あなたに合っているから始めた仕事が、いつのまにか好きな仕事に変わっています。

好きな仕事を探すよりも、仕事を好きになる方が簡単に好きなことを仕事にできるようになります。

仕事にやりがいを求めすぎることは危険か?

やりがいがないと愚痴を言うようになる

部下に愚痴を言う上司
仕事にやりがいだけを求めすぎると「やりがいがないから、仕事がつまらない」と言うようになります。

そうなると考えることは転職でしょうが、転職したところで自分で変わろうとしなければ変わることはないと思っています。

やりがいを見つけるのも、仕事を作るのも、成果を出すのも自分であり、他人から与えてもらうものではありません。

つまりは、自分から行動を起こさなければいつまでたっても毎日同じことの繰り返しです。

私のおすすめとしては、何度も同じ話になりますが、仕事にやりがいが欲しいと考えずに、ただひたすら一生懸命に仕事をしてみてください。

一生懸命にやれば、やりがいは後からついてくるものです。

少なくとも私は怠惰に仕事をいい加減にしていた時期もありましたが、あまりにも毎日の仕事がつまらなかったので、ただ「人に頼られるような存在になろう」と一生懸命にやった結果、人から頼られるようになり、やりがいを感じています。

やりがいを求めないことも危険ですが、求めすぎることも危険です。

結局はやりがいが不要なのではなく、やりがいを考えてないことが一番のベストだと思っています。

自分を100%満足させてくれる職場は存在しない

職場に不満足なビジネスマン
結局、どこに行っても一緒なんやなあ。100%満足できる環境はないんです。
だから大事なのは、「今いる場所で、どうしたら己が快適に過ごせるのか」を中心に考えることやと思います。
他人さんを変えて快適にするのではなく、「自分がどう動けば快適になるやろうか」「ここで気持ちよく過ごせるようになるやろうか」なんです。
心に折り合いをつけてうまいことやる習慣
やりがいを求めて転職をする人もいるみたいですが、職歴を汚すだけでどこで働いても同じになる可能性があります。

人間は何にでもすぐに慣れる生き物です。最初は新しい人間関係、新しい仕事に刺激を受けるかもしれませんが、すぐに慣れてしまいます。

そうなれば必然とやりがいを求めて新しい職場を探すことになってしまいキリがありません。

結局は環境を変えるのではなく、自分を変える必要があります。

自分が成長できていないからやりがいがないことに気付かなければいけません。

そもそも成長するための努力をしているのでしょうか?

読書をせず、専門の勉強もせず、何も考えずに仕事をするだけでは成長なんてするわけありません。

やりがいを求めすぎると自己中心的になりやすい

自己中心的な男性とそれに困っている女性
どうせ仕事をするならばやりがいのある仕事をしたいと思うのは当然のことですが、やりがいを求めることが極端すぎると『やりがいのある仕事はする』『やりがいの感じられない仕事はしない』と自分の中で二極化が進んでしまいます。

当然仕事の中には雑用と変わりのないたわいのない仕事はいくらでもあるので、上からの業務命令とあれば、会社員としてはやるしかありません。

自分がやりがいを感じられない仕事はしないと決め、雑用を同僚や部下に押し付けてしまえば周りからは自己中心的な人物とレッテルを貼られてしまうでしょう。

やりがいを感じられる時間は仕事の中のほんの一部分だけであり、常に感じることがそもそも無理があるのです。

それでも給料を貰っている以上黙って働くしかありません。

仕事全てにやりがいを感じたいのであれば、副業として個人でやればいいのです。

仕事にやりがいを求めるなら副業をお勧めする理由

副業としてyoutubeをする男性
本業はどうしても会社から与えられた仕事をしなければいけないので、自分が好きでもないことをする羽目になります。

これはたとえ好きなことを仕事にしたとしても顧客のニーズに合わせてやっていかなければ食ってはいけなくなります。

自分が好きなことを顧客に提供するのではなく、顧客が求めているモノを提供するのが本業の仕事です。

これではやりがいを見つけることが難しい場合もあるでしょう。

しかし、副業は本業というメインの収入源があるので、自分が好きなことを顧客に提供することができます。

副業が第2の収入源であれば最高でしょうが、副業はわざわざ仕事以外の時間にやる必要があるため、楽しんでやることができなければ、何のために休日をつぶしているのか分からなくなります。

私はこうして副業としてブログを続けていますが、自分が書きたいことを書いているだけで、特に収入に関しては気にしていません。(といっても内心では少しは稼ぎたいと思っています)

本業と違い与えられた仕事ではないので、一から自分で考えて副業をやる必要がありますが、私はその試行錯誤が楽しくてしょうがありません。

本業でやりがいを感じていないわけではありませんが、副業でも十分やりがいを感じることができています。

収益のことは考えずに自分の好きなことを副業としてやってみてはどうでしょうか?

副業=趣味にしてしまえば、大いにやりがいを感じることができると思います。

仕事にやりがいは不要ではない!仕事で充実感を味わおう!

打ち合わせをする男女のビジネスマン
最初にも話しましたが、人生の半分が仕事である以上いくらプライベートの時間が充実していようとも人生が充実することはありません。

やはりどうせ目指すならば、仕事もプライベートも充実させることでしょう。

一度ここの記事に書いてある方法をためしてもらうことでやりがいを見つけられる仕事なのか判断してほしいと思います。

しかし、仕事の内容によってはやりがいを感じにくい職種があるのも事実あり、例えば警備員のようなただ立っているだけの仕事でやりがいを見つけろという方が無理な話です。

そうなると転職しかありませんが、経歴&職歴が良ければ転職も良い条件のところに転職可能でしょうが、元々そこまで優秀でない場合転職するのは難しいのが現状です。

この記事に書いてあることをためしてみても、今の職場がまったくやりがいを感じることが難しいようであれば、医療系の資格を取ることをお勧めします。

医療系の資格を取る人の中には脱サラして社会人経験がある人もいますが、それは今の会社に夢を持てないから医療系の道でやりがいを見つけたい人が多いからでしょう。

医療系の資格は患者さんに直接「ありがとう」と言ってもらえる数少ない職種です。

私は32歳と高年齢で医療系の大学に入りましたが、フリーターの身から医療系の資格を取れているので社会人である皆さんはもっと楽に資格が取れると思われます。

ただし、学費の問題がどうしても発生するので、残りの人生を考えた場合お金を取るのか、やりがいを取るのか十分に考えたうえで選んでほしいと思います。

私の場合はフリーターという社会の底辺だったので、選ぶ余地がなかったから決心できたとも言い切れます。
私は後悔のない人生を送りたいと思っているので、仕事もプライベートも充実させる努力を怠ることはありません。

他者の意見の鵜呑みにすることなく、自分の人生なので自分で考えて行動してもらいたいと思います。
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