仕事が暇すぎる人には、元々の仕事量が少ない人と仕事をすることが早くすぐに仕事が終わってしまう人の2種類いると思われます。 どちらも暇を持て余してしまうわけですが、ヒマな時間を過ごすよりも苦痛なことはありません。 たまに警備員やお客の来ない店舗などボーッと突っ立ってる人を見かけますが、あんな暇な仕事を良く続けられるなとある意味感心してしまいます。 仕事がある程度忙しいからこそ、仕事にやりがいを感じることができ、仕事が早く終わるように感じられます。 暇では一分一秒がものすごく長く感じられるのです。 そうなると暇すぎる職場では仕事を辞めたいと思うのは当然でしょう。 職場で隠れて内職する手もありますが、人の目や罪悪感があるので中々他のことをすることはできません。 結局、本業の仕事をするしかないわけですが、その仕事が何もないわけですから困っているわけです。 仕事が暇すぎて困っているときどうすればよいのかの対処法をお伝えできたらと思います。
目次
仕事が暇すぎる辞めたいと感じる原因は何?
仕事にやりがいを感じない
仕事にやりがいを感じなければ、何をしてもただの作業になってしまいます。 人がやりがいを持つ理由は人それぞれ違うと思いますが、私は大きく分けて2つに分かれると思っています。 1つ目は仕事をしていて成長を感じられること。二つ目は、他者から直接感謝される仕事であることです。 スキルが上がらない単純作業の仕事では、何十年続けてもスキルが高まることはなく、成長を感じることはないので永遠に暇と感じるでしょう。 『暇=面白くない』ということですから、単純作業をしていてはいつまでたっても暇から抜け出すことはできません。
仕事にやりがいは不要ではない!仕事が充実すると人生も充実する
仕事を選ぶ基準は給料が高いほどよい、楽な方がいい、休みが欲しい、残業がない方がいい、人間関係が良いところがいい、やりがいがほしいなどみんな人それぞれです。 仕…
また、他者から直接感謝されない仕事は、自分が何のために仕事しているのか分からなくなる時がありますが、どんな職業であっても直接「ありがとう」と言ってもらえる機会は少ないので、成長を感じられることよりもやりがいは得られにくい部分があります。 私としては、やりがいを他者の評価から得るのではなく、自分が仕事に全力で取り組み、成長できていれば十分ではないかと思っています。 他者の評価は嬉しい反面、全く認められないと不平不満に変わってしまい、お客さんにご機嫌取り、同僚にご機嫌取り、上司にご機嫌取りで自分を見失ってしまうので要注意です。
仕事量が少ない
楽な職場というのは誰でも憧れではありますが、楽な職場というのはその分仕事量が少ない職場でもあります。
テクノロジーのおかげで書類業務がすべてパソコン業務に変わったことで、私たちの仕事は大分楽になりました。
そのおかげもあって、前に比べて仕事が早く終わるようになってきています。
効率化した分だけ他の仕事が与えられればいいですが、そうゆうわけでもなく、ただ効率しただけで大抵は暇を持て余すようになります。
ゆったりと同僚と雑談を交わしながらお茶を飲める職場ならいいですが、そういったこともできない職場だとパソコンとにらめっこしながら仕事をしているふりをしなければいけません。
大した仕事もしていないのに給料を貰うことに罪悪感すら生まれてしまいます。
仕事は与えられた仕事をするのが基本ですし、その与えられる仕事の全体量が減ってしまえば当然暇になってしまっても不思議ではありません。
仕事ができない
仕事ができすぎて早く終わってしまい暇になるケースもありますが、逆に仕事ができないために仕事が回ってこない場合も十分考えられます。
私自身も仕事ができない人に仕事をふったりしません。なぜならば、自分でやった方が早く済むからです。
人に頼むというのは伝えるだけでなく確認しなければいけないというコストが生まれます。
コミュニケーションというのは、働く場合必須ではありますが、思いのほかコミュニケーションを挟むと手間だと感じることが多いのです。
コミュニケーションの手間を補うほどの仕事をしてくれるならいいですが、自分がやった方が内容が良く、時間も早く終わる場合は大抵は人に頼まないことが多いです。
仕事がなくて暇だという前に自分自身がしっかり仕事できているのか確認する必要があります。
仕事の質を考えずダラダラと言われたことだけをやる人間に仕事を頼む人はいません。
仕事は結果がすべてなので、一生懸命やればいいというわけでもありません。
仕事ができるようになるために何を学ぶ必要があるのか考えることが大切です。
仕事を選り好みしている
仕事には雑務と呼ばれる誰がやると決まっていない仕事があります。 物品の補充や掃除、ごみ捨て、コピーなどあまりやりたくない面白くない仕事ばかりですが、自分で仕事を選り好みしていては同僚からの評判はよくありません。 私から言わせてもらえれば、仕事を選ぶなんて「何様なんだ」と思ってしまいます。 必要最低限の仕事しかしていなければ、暇を持て余すのは当たり前といえるでしょう。 自分のことしか考えず人のために何かをするのが嫌いな人は、他者から嫌われます。 仕事の雑務はやってあげているという恩着せがましくするのではなく、無心で淡々とやりましょう。 そうすれば暇じゃなくなるどころか、同僚から感謝されるようになり、あなたの評価も見えないところで少しずつ上がっていきます。
単純作業である
単純作業は頭を使うことが少ないため、その分何かを考える余裕が生まれてしまいます。 例えば極端な話ですが工場でシールを貼るという単純作業だったらどうでしょうか。 人がやることに対して低負荷すぎるため、また同じ作業の繰り返しなため、暇を持て余すようになります。 自分のスペックに対して仕事が低レベルだと暇を感じてしまうので、自分の能力に見合った仕事を探す必要がでてきます。 人間関係が嫌いでわざとそういった工場勤務の単純作業を求めているなら別ですが、ある程度負荷のかかる仕事の方がやりがいが生まれやすくなります。 逆に自分に高負荷な仕事は、仕事が期限までにできず仕事が出来ないレッテルを貼られてしまうので、結局仕事がなくなる羽目になります。 自分に合った職場で自分に合った仕事をするというのは思いのほか大切です。
仕事が暇すぎる辞めたいときの対処法
仕事は自分で作るもの
雇われである以上与えられた仕事をするのは当たり前ですが、それにプラスαして自分で考えて行動できるかが仕事を暇にするのか面白いモノにするのか決まってきます。
プラスαで何をやっていいのか分からない人もいると思いますが、単純にお客さんに喜んでもらうためには何をしたらいいのだろうと考えるだけで十分です。
人は自分のためではなく、他人のためだけでもなく、自分のためであり他人のためになるときに一番よく働けます。
自分のスキルアップになり、お客さんが喜んでくれることは何だろうと考えていけば自ずとやることが見えてくるはずです。
与えられたい仕事だけをしていては、会社から評価もされませんし、ヒマな毎日を過ごすだけです。
仕事は自分で作るものという考えで働けば、暇すぎて辞めたいと思うことはなくなるでしょう。
自分の専門を極める
高度化した知識社会では、人的資本(高い専門性)をもたない者は、会社(労働市場)のなかで〝居場所〟を失い、うつ病など精神疾患のリスクが高くなる。人的資本を一極集中するエッセンシャル思考を勧める第一の理由は、金銭的な報酬が増えるからではなく、こころの健康維持なのだ。シンプルで合理的な人生設計
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職場で暇すぎて居場所を失っている理由は単純に高い専門性をもっていないからです。
仕事ができる人に仕事を頼むのは当たり前の話ですし、仕事ができるかの判断は高い専門性を持っているかどうかです。
仕事がなくて暇ということはあなた自身が会社から必要とされていない事と同義です。
仕事が暇だ辞めたいと嘆く前に自分の専門性を磨きましょう。
私は理学療法士という専門職で働いていますが、自分の専門性が上がれば上がるほど、仕事が楽しくなると実感しています。
勉強はすればするほど、同様の対価が返ってきます。金銭的には収入は上がらなくても、仕事のやりがいに繋がっていくでしょう。
仕事に関係することを調べる&勉強をする
仕事ないときの有意義な過ごし方として、仕事に関することを調べる&勉強することが周りの目を気にすることなく、上手に時間をつぶせると思います。 仕事を頼まれないのもそれだけの知識と能力がないからなので、知識がないのならば空いている時間で身に付けていきましょう。 さらに調べたこと&勉強したことで自分にできる仕事はないか考えましょう。 先ほど述べましたが、仕事は作るものであり、与えてもらうばかりのモノではありません。 言われたことしかできない人ははっきり言っていりません。自分で考え行動できることが何よりも重要視されます。 具体的な答えがあるわけではありませんが、知識を身に付けその都度考えていけば、自ずと自分がやるべきことが分かってくると思います。
仕事を辞める
根本的に仕事量が少ない、単純作業である場合は仕事を辞めるという選択肢もありだと思います。 また、自分の能力に今の職場が合っていない、周りが優秀すぎる場合も転職をして自分が輝ける場所で働いた方が活き活きと働けます。
自分の能力に合った道に進んで、十分に能力を発揮して、充実した人生を送る方が幸せだと私は言っているのです。それは怠けることを「よし」とするものではありません。人間は、自分に合っている「生きる場所」が、その人間に生命の幸福をもたらし、またそのような場所では、楽々と努力をし自己の生命が燃焼し続けることができるのだと言っているのです。生命の理念Ⅱ
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人の才能は決まっており、能力にはどうしても限界があるので、自分の能力に合っていないと苦しむ羽目になるのはあなた自身です。
努力は才能に勝てない。科学的に証明されている。
努力しても結果はでません・・・努力は才能に勝てないのでしょうか? 私は理学療法士の国家試験を最後に努力と呼ばれるものはまったくしていません。 昔は、スラムダン…
自分の能力を見極め、自分の実力に合った職場で働くようにしましょう。 仕事を辞めなくてもすむ方法をお伝えしてきましたが、環境が変わらないと自分がいつまでも活き活きと働けないのも事実なので、年齢が若いうちにさっさと転職してしまいましょう。 なぜそういうのかといえば、40代になれば転職活動はどうしても年齢がネックになるからです。 私は一度40歳で転職活動をしましたが、年齢ではじかれることが多く、就職できたのは結局急募で募集していたところだけでした。 それぐらい40代で何かすごい実績か能力がないと、ただ働いてきたリーマンを必要としてくれる職場ははっきり言って少ないです。 若いうちはある程度融通が利きますが、歳を取れば取るほど、どこの会社からも必要とされなくなります。 そう考えれば、今いる会社でもがくよりもさっさと転職した方が賢い選択でしょう。 働きながらならば、心に余裕を持って転職活動できます。 のんびりと転職活動をすすめていきましょう。
仕事が暇すぎる辞めたいときにやってはいけないこと
他事をする
暇になれば、仕事をさぼって他事をすることを思いつくかもしれませんが、バレるバレない以前に自分に罪悪感を生んでしまうので他事をすることはお勧めしません。
私もあまりも暇で職場で漫画を読んでいた時もありましたが、びくびくしながら読む漫画は面白くなく、「自分はいったい何しているんだろう」と空しさだけが残りました。
本業と違うことをするというのは本業へのやる気を失ってしまうばかりか、仕事に対する自負心もなくしてしまいます。
したがって、ヒマがあったとしても他事には決して手を出さず、まず自分に与えられた仕事を確実にしっかりとこなすことが必要です。
先ほどお話ししたように仕事が出来ない人に仕事は回ってきません。
自分に与えられた仕事を他者から評価されるぐらいにしっかりとこなすことが必要です。
暇を堪能して何もしない
仕事がなく暇だからと何もせずボーッとするのも良くありません。 周りは忙しそうにしているのに、自分だけ何もしていなければ周囲の目がきつくなります。 かといって手伝える仕事ならばいいですが、本人にしかできない仕事もしくは能力不足で任せたくない場合は手伝ってもらうわけにはいきません。 「じゃどうしたらいいんだ」と思われるかもしれませんが、結局は自分で仕事を探すしかありません。 日本人は同調圧力が強いので一人からサボっているように思われると、周り全体に波及し職場に居づらくなります。 そうならないためにも仕事をするフリだけでもするようにしましょう。
「仕事をください」とお願いをする
「仕事をください」と他人にねだる人は間違いなく嫌われます。 仕事を手伝ってあげるのだからいいのではないかと思うかもしれませんが、大体はその人のために仕事を作らなければいけません。 逆を言えば、『他人の仕事を作る』という仕事をする必要が生まれてくるのです。 自分の仕事に手一杯なのに、暇を持て余している能力の低い人にわざわざ仕事を作る手間がどれだけめんどくさいか分かってもらえるでしょうか。 自分で会社のためにどういった仕事をしたらいいのか考えられないからこそ、誰からも仕事がふられない自覚が足らなすぎです。 仕事と言うのは他力本願ではいつまでたっても成長しません。自分で考え行動するからこそ成長できるのです。 優秀な人は何度もトライ&エラーで失敗を重ねながら、仕事が出来るようになったのです。 初めから仕事が出来る人はいませんから、結局は自分の努力不足ということになります。 仕事が出来なく暇を持て余している人で、「私は十分失敗を重ねてきた!」という人もいるかもしれませんが、失敗を他人のせいにしていないでしょうか。
失敗を失敗として認め、その失敗を次に生かすということです。仕事は、ある意味で失敗の連続です。失敗なくして、次の成功はあり得ません。だから失敗を隠したり、言い訳をしている人間は、自分でも気付かないうちに前向きにやっている人間との差が開いていくことになります。自己正当化というものが、仕事の上達を停滞させる最大の要因なのです。失敗はそのまま受け止めて、反省するものです。生命の理念Ⅰ
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私は失敗したときには必ず自分を責めます。自分の言動に対して、悔しくて眠れないこともあります。 「教え方が悪いからできないんだ」「たまたま失敗しただけだから、今度はうまくやれる」と反省しない人はいつまでたっても成長できません。 常に自分の言動は自己責任という自覚を持ちましょう。
仕事が暇すぎる辞めたいと思ったときは、専門を極めよう!
仕事が暇すぎる根本的な原因はあなたの能力不足だと言えます。
仕事ができる人はやりがいのある仕事を頼まれますし、退屈な単純作業な仕事しか回ってこないのはあなたに能力がないからです。
確かに人には能力の限界があり、伸びしろは決まっていますが『努力の限界効用逓減の法則』があるので20%の努力で80%の達成度まで到達できることが分かっています。
つまりは、凡人だろうと80%の達成度まで到達できますが、残りの20%を目指すには才能が必要というわけです。
たった20%の努力で80%の達成度まで到達できるのですから、凡人はここを目指しましょう。到達度が82%になるのか85%になるのかは分かりませんが、80%を超えていれば十分人から必要とされます。
仮に会社を辞めることになっても専門性があればあるほど転職しやすくなりますし、自分への自信にも繋がります。
仕事が暇だとして周りに文句言っても何も始まりません。結局自分で行動を起こさなければ、改善されることは永遠にありません。
どうせ行動を起こすならば、自分にとってプラスになるように動きましょう。
決して同僚を攻撃するようなことはないようにしてください。職場に余計に居づらくなり、ますます仕事がなくなります。
仕事に対して一番求めているのは充実感だと思うので、充実感を得られるように日々の行動が今後に繋がっていくことを肝に銘じておきましょう。
仕事で充実感がない人はどうしたらいい?一生懸命は美しい
『仕事で充実感がない』というのは『人生に充実感がない』のと同意義だといっても過言ではないでしょう。 なぜならば、1日8時間仕事をするとして週に40時間が仕事の時間…